記事内に広告が含まれています

【ワレコのIIS】無償の簡易 Web 負荷ツール WCAT って言うのを使ってみた

この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

ワテの場合、Windows VPSサーバーをレンタルサーバー契約して借りた。

その環境に

  • Windows Server 2012R2
  • MySQL
  • SQL Server Express 2016
  • IIS
  • WordPress

などをインストールして、自分のWEBサイトを立ち上げたのだ。

ところがIISサーバーを動かし始めて一週間くらい経つのだが、なんだかサーバーの反応が鈍いような気がする。

気のせいかもしれないが、体感的には何となくもたついた感じで、パッパパッパと画面が切り替わらない。

定量的に評価する方法が無いものかと調べたところ、Microsoft 提供の

Web 負荷ツール WCAT

って言うのが有る事が分かった。

この記事では、ワテがWCATを使ってみた手順を備忘録として記事にした。

では本題に入ろう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

Web 負荷ツール WCAT

IISの公式サイト

Home : The Official Microsoft IIS Site

には、各種の情報があり、多数の便利ツールもダウンロード出来る。WCATのx64版をダウンロードしてみた。

WCat 6.3 (x64)

WCat 6.3 (x86)

拡張子msi のインストーラー形式なのでインストールは簡単だが使い方が分からないぞ。

 

検索して、

Microsoft TechNet: IT Pro 道場 自主トレシリーズ – 負荷テストの実施

と言うサイトを見つけた。上記サイトの説明図を引用させてもらうとこんな仕組みらしい。と言っても、ワテには良く分からんが取りあえず使ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引用元 https://technet.microsoft.com/ja-jp/dd696125.aspx

 

上記サイトの説明によると、下記の設定をしないとサンプルが動かないらしい。

C:\Program Files\wcat\samples\scripts にある setting.ubr の下記の設定を有効にします。 

clients = 10; 
virtualclients = 100;

C:\Program Files\wcat\samples\scripts にある home.ubr の下記の設定を適度な長さにします。

duration = 120; → 試すだけなら 30 秒にするなど

ワテもその通りに設定を変更してみた。

それで、Windows Server 2012R2 のPowerShell (DOS窓の高級な奴なのか?) の画面を開いて、以下のコマンドを実行してみた。

cd でディレクトリを移る

C:\Program Files\wcat>     ここで以下のコマンドを実行した。

初期化実行例

※ 一回目の実行ではマシン再起動を要求されますので他のプログラムは起動していない状態で実行しましょう。
./Wcat.wsf -terminate -update -clients localhost

そうすると、何かわからんが画面に文字が数行表示されて何かが実行されて、最後に説明に有る通りWindowsが自動的に再起動した。

再起動後に、再びPowerShellを起動してcd でディレクトリを移動して、以下のコマンドを実行した。

負荷実行例

./Wcat.wsf -terminate -run -clients localhost -t .\samples\scripts\home.ubr -f .\samples\scripts\settings.ubr -s "localhost" -singleip –x

※改行して表示されるかもしれませんが1行の命令です

そしたら

Invalid parameter ?x specified.

って出た。何でやねん?理由は後で調べるとして、 -x を取って実行してみた。

./Wcat.wsf -terminate -run -clients localhost -t .\samples\scripts\home.ubr -f .\samples\scripts\settings.ubr -s "localhost" -singleip

そしたら、今度は上手く行ったみたいで、

01-wcat-VM2012R2-localhost

なんやら計測結果らしきものが10秒ごとに3回、それが二回で約60秒で計測が終わったようだ。

良く分からんがこのあたりの数値が転送速度を表しているのかな?

 Bytes Received =                135613172 (                13561317/sec)

02-wcat-VM2012R2-localhost

計測結果の意味は後で調べるとして、

この計測では

client: localhost
server: localhost

なので自分自身でデータを送受信して計測したようだ。だから速いのかな?

まとめ

マイクロソフト社が無料で提供しているWeb負荷ツールWCATと言うのを試してみた。

一応、動く事は確認出来た。

多数の設定パラメータがあるので、使いこなすのは難しそう。

ネットワークエンジニアやWEBサーバーエンジニアなどの上級者の人は、こう言うツールを使いこなして、日々、サーバーのチューニングをしているのかも知れない。

今回は取り敢えず動かす事だけは出来たと言う感じなので、測定結果の意味はまた別の機会に調べたい。

なお、ワテ自身、このあたりは全くの素人なので上記wcatの使い方や結果の解釈など、間違っている可能性が有ります。

詳しい人教えて。

何かお気付きの点がありましたら、下のほうにあるコメント欄からお知らせ下さい。

スポンサーリンク
コメント募集

この記事に関して何か質問とか補足など有りましたら、このページ下部にあるコメント欄からお知らせ下さい。

IISWindows Server
スポンサーリンク
シェアする
warekoをフォローする
スポンサーリンク

コメント