表 カーシャンプーで洗ってボディにコーティング剤を塗ってガラスもクリーニングする
上表のような洗剤・コーティング剤を使って必死で車を洗っている人はまさに洗車初心者!
ワテのような洗車上級者になるとそんな物は一切使わない。
ワレコ
当ブログの読者の皆さんは薄々気付いているとは思うが、ワテの場合、物凄く変人である。
目付きも悪いw
尚且つ、最近ではコロナウイルス対策で大きなマスクをしているので顔の上半分しか露出していない。
つまり他人からはワテの目しか見えないのだ。
その結果、大抵の人はワテと目が合うと、目を反らすとか関わらないように避けて通るw
と言う事で、ワテは超危険人物のように世間の人には見えているのかも知れない。
アンタッチャブル(Untouchable)ワレコか!
そんな変人のワテであるが、気になる事はトコトン突き詰めて納得が行くまでやってみるタイプだ。
当記事では、自動車の洗車に関してワテが現在やっている方法を紹介したい。
まあカー用品店で色んな洗車グッズを買っている人には目から鱗の超シンプルカーメンテナンステクニックを紹介したい。
では、本題に入ろう。
ワレコ流の自動車洗車のやり方
洗車機は使わない
ワテの場合、洗車機は使わない。
理由は単に、お金がもったいないのでw
洗車すると一回当たり数百円の費用が掛かる。まあ小遣いに余裕がある人は洗車機で洗うのも良いだろう。
尚、車好きの人の中には洗車機を通すと塗装に細かい傷が付くなどの迷信?を信じて、決して洗車機で洗わない人もいる。
まあそう言う人は手洗いのお店に行くとか、あるいは自分で手洗いすると良いだろう。
でもまあ、ワテの経験で言うと、人生、車の塗装に少しくらい傷が付いても付かなくてもそんな事を真剣に悩むくらいなら、もう少し別の事を考えるほうが楽しいだろうと思う。
なお、ワテの場合は、ディラーで車検を受ける時に無料で洗車機で洗ってもらえるので、二年に一回は洗車機で洗っている。あと、必要なら十二カ月点検の時にも頼めば無料で洗ってもらえるかも知れない(=>無料ではなくて千円くらい掛かるようだった。残念)。
と言う事で、洗車機を使う・使わないは自由だが、兎に角、月に一回くらいの頻度で何らかの手段で車を洗車するのが良い。
何か月も洗わずに放置していると、泥や埃、虫の死骸、鳥の糞などいろんなものが付着するので、兎に角、最低でも月に一回は洗うべき。
ワテの場合は、自宅のガレージでケルヒャー高圧洗浄機を使って二週間に一回くらいは水洗いしている。
洗車を効率良く行えるように、下記事で示す作品をDIYで自作した。
高圧洗浄機が無ければ、バケツに水と雑巾で十分だ。
洗剤を使わない
ワテの場合は、自宅の駐車場でケルヒャー高圧洗浄機を使って車を洗う。
その時には、洗剤系は滅多に使わない。
その理由は、月に一回くらいの頻度で軽く水洗いしていれば、スポンジに洗剤を付けてゴシゴシ洗う必要があるほど車は汚れないからだ。
ケルヒャー高圧洗浄機で水洗いするだけで、殆どの泥や埃、虫の死骸、鳥の糞などは除去出来る。
ケルヒャーで水洗いした後、手のひらでボディをなぞってみると良い。
もし泥や埃が残っていると手のひらは非常に敏感な検出機器なので、直径数ミクロンの異物でも検出できる。もし手のひらにザラザラした感触があれば、それはまだ泥や埃が完全には除去出来ていない。
そんな時には、ケルヒャー高圧洗浄機で繰り返し洗えば良い。あるいは水バケツと雑巾で軽く擦れば良い。
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あるいは何らかの油汚れなどが有れば、ケルヒャー高圧洗浄機といえども除去するのは困難だ。
その場合には、バケツに水と洗剤を入れて、スポンジや雑巾で洗うと良いだろう。
洗剤もスポンジ(あるいは雑巾)は、一つ百円くらいの安っすい奴で十分だ。
そんな感じでボディの泥や埃を洗い落とす。
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高い製品を買えば、より車が綺麗になると思う人は高いカーシャンプーを買うと良い。
でもたぶん、シャンプーの値段よりも、洗車の頻度を増やすほうが確実に車は綺麗になる。
間違いない。
水を拭き取る
水を拭き取るグッズはカー用品店へ行くとアホみたいに沢山売っている。
ワテの経験で言うと、セーム革は水を良く吸うが値段が高い。
化学繊維系の洗車タオルも水を良く吸い取るし値段も安いので、お勧めだ。
なお、ディラーで洗車して貰う時には、ディラーの作業員の人は普通のバスタオル(綿100%)を使っていた。その理由を聞いてみたら、「水を良く吸うから」との回答だった。
ただし、水を吸った綿のタオルは水を絞るのは力がいるので、沢山のタオルを使って拭き取り作業をして使ったタオルは専用の洗濯乾燥機でクリーニングするやり方をしていた。つまり拭き取り作業中にはタオルは絞らないのだ。
ワテのハイゼットカーゴの拭き取り作業だけでも十枚以上のバスタオルを使っていた。
と言う訳で、もし自宅ガレージにそんな専用の洗濯機を置ける人は、洗車タオルの洗濯専用洗濯機を置いても良いだろう。
ワテが現在使っているのは下写真のエステー化学のやつだ。
まあ、このPVA発砲クロスと言う素材は確かに水を良く吸う。
でも、たっぷりと水を吸い込んだ厚さ1cmくらいのPVA発砲クロス(550mm x 360mm)を手で絞るのは、かなりの力が必要だ。
ワテの場合は、軽く絞る程度なので、一回では完全には水は拭き取れないので、ニ~三回くらい拭き取っている。
初めてこのエステーのやつを使った時には、100均で三枚セットの綿の雑巾のほうが水を良く吸い取るぞ、このエステーのやつは拭き取っても水滴が残るぞ!と思っていたのだが、確かに拭き取っても水滴は残るが、大部分の水滴は拭き取れているので、二回、三回と拭けばほぼ完全に水滴は除去出来る。
まあ、どんな拭き取り素材を使うかは自由なので、細かい事は気にせずにボディ表面の水滴をざざっと拭き取ってしまう。少々の水滴が残っていても気にしない。放っておけば乾くし。
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ワックス・コーティング剤系は一切使わない
水を拭き取ったら次は何をするか?
ワテの場合は、ワックスやコーティング剤系の化学物質は一切使わない。
別にそれらの商品が嫌いなのでは無くて、単に、使わなくても水洗いだけでそこそこ綺麗になるからだ。
なので、車ボディの塗装をピッカピカに維持したい人は、カー用品店で売っている各種のコーティング剤系を試すと良いだろう。
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ワテも昔は、炎天下で車をピッカピカに洗車した後で、この手のコーティング剤を塗った経験がある。
その結果、確かに車のボディは素晴らしい光沢が出て、数カ月はコーティング剤の効果が維持されて、ボディに付いた汚れは軽く拭く程度で簡単に落ちた。
なので、最近の高性能なコーティング剤なら、昔以上に汚れ防止の効果はあるだろう。
ガラスはクリーナーを使わない
さて、多くのドライバーが悩むのはガラスクリーナーを付けてガラスを必死で磨いても、何故か拭き残しが出来てしまう問題だろう。
ガラスクリーニングあるあるだ。
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多くの皆さんは上表のようなガラスクリーナーを使っているに違いない。
まあこの手の商品も悪くはないが。
フロントガラスにガラスクリーナーをスプレーして、専用の拭き取りクロスで必死で磨く。
そうすると、確かに綺麗には成るのだが、良く見ると筋が残っている。
それでまたスプレーして再び拭き取る。でも、何度もやっていると拭き取りクロスも汚れて来るので、中々綺麗にはならない。
と言う訳で、物凄く神経質で細かいワテの場合、そんなガラスクリーナーは大嫌いなのだw
そんな超変人のワテがガラスクリーニングに使うのは無水エタノールとキッチンペーパー(キッチンタオル)なのだ!
ガラスの水気は出来るだけ拭き取っておくほうが良い。でもまあ多少の水滴が残っていても気にしなくても良い。
ワテの場合には無水エタノール99.5%の500ミリリットル容器を一つ買って、それをスプレーボトルに数センチくらい小分けしている。
この手のスプレー容器を買う場合には、上製品のように「アルコール対応」と明記されているものを選ぶと良い。
アルコール対応の容器なら、アルコール成分が蒸発しにくいように密閉性も良く、アルコールに溶けるような物質は使っていないので安心だからだ。
ワテの場合は、キッチンペーパーを数センチ角に折り畳んで、ガラスに無水エタノールをシュッシュして、キッチンペーパーで拭き取る。
そうすると、ガラス表面の油汚れはほぼ完ぺきに除去出来て、ガラスはピッカピカの透明になるのだ。
必要なら車内側からもガラスを磨くと良い。
クリーナー系の洗剤を使ってもガラスの油汚れは溶けるが、拭き取り作業を完璧に行わないと拭き残しが出来る。
一方、無水エタノールなら洗剤成分はゼロなので、そもそも拭き取らなくてもアルコールなので勝手に蒸発してくれる。
例えばフロントガラスにワイパーのゴムが擦れた部分が汚れる事が多いが、そう言う場所に無水エタノールをシュッシュしてキッチンペーパーで数回擦れば汚れは取れるし、勝手に乾燥してくれる。
その結果、ゴムの汚れはほぼ完全に無くなるのだ。快感!
と言う訳で、ワテお勧めは無水エタノール!
無水エタノールよりも精製水のほうが良く落ちる?
なお、YouTube動画やネット記事などで無水エタノールよりも精製水のほうが汚れが良く落ちると主張しているものを見掛ける。
ワテの場合も精製水でフロントガラスを拭いてみたが、洗浄能力では無水エタノールが圧勝だ。
まあ、無水エタノールは99.5%がアルコール成分なので、それはつまり強力な有機溶剤な訳だから、油汚れなどを溶かす効果は高いのは当然だ。
それに精製水でガラスを拭いても、それはあくまで水なので、完全に拭き取らないと水滴が残る。その拭き取り作業が結構めんどくさい。
一方、無水エタノールならキッチンペーパーでニ、三往復するだけで殆ど蒸発して消えてしまう。
なので、拭き取り作業が超楽ちんなのも無水エタノールをお勧めする理由なのだ。
まあ必要なら、イソプロピルアルコールとかアセトンなどの有機溶剤を使えば、より強力な洗浄が可能だろう。
その場合には、車の部品が溶けないように事前に確認しておく必要があるが。
なお、無水エタノールなどの有機溶剤系を使ってキッチンペーパーで擦れば汚れはほぼ無くなるが、超神経質な人が見れば多少は溶けた汚れがガラス表面に残る。
そう言う場合には、最後の仕上げとして精製水と綺麗なキッチンペーパーや雑巾などを使って拭き取れば完璧だ。ワテの場合、そこまはやらない。面倒なので。
精製水を買うなら下製品のような加湿器、スチーマー、呼吸器マスク、減菌器、衛生器具類の洗浄用のやつや、あるいはバッテリー補充液として売っているやつがお勧めだ。大容量で値段が安いので。
消毒用エタノールでもOK
なお、無水エタノールってのは薬局でも売っているしネット通販でも売っていはいるが、一般の人にはあまり馴染みは無いので、無水エタノールを使う手法は躊躇する人がいるかも知れない。
そう言う人は、手軽に入手出来る消毒用エタノールスプレーを買うと良い。
一本でも良いが上写真の二本セットの方が割安なのでお勧めだ。
【原材料・成分】
エタノール(C2H6O)76.9~81.4vol%を含有します。添加物としてイソプロパノールを含有します。
引用元 アマゾン商品説明
上写真で紹介した健栄製薬さんの消毒用エタノールIPAは、まあ要するに無水エタノールに20%程度の精製水を混ぜて薄めたやつみたいなもんだ。あと、イソプロピルアルコール(IPA)もごく少量混ぜてある。
なので、この消毒用エタノールIPA スプレー式を使って窓を拭けば、無水エタノールほどは強力な洗浄力では無いけれど、それでも十分な油汚れ除去能力はあるし、かつ、精製水も含んでいるので無水エタノールほど急激に蒸発する事はない。
だから、窓ガラスに消毒用エタノールを噴射してキッチンペーパー、ウエス、タオルで入念に拭き取れば、窓ガラスは驚くほど透明になるのだ。ワテが実践済なのだ。
上写真のようなペーパータオルと消毒用エタノールを車に積んでおいて、車を運転する前にフロントガラスやサイドミラーをちょちょっと掃除すれば、視界もクリアになり安全運転が出来る。
このように普段からこまめにガラス掃除をしていれば、消毒用エタノールで軽く汚れを拭き取るだけでかなり綺麗になるのだ。使ったペーパータオルは捨てずにナイロン袋などに保管しておいて、次回の洗車時にエンジンの油汚れなどの拭き取りに使うのだ。
なお、注意事項としては、消毒用エタノールの中にはグリセリンなどのジェル状の物質を混ぜてあるタイプもある(下写真)。
エタノールやIPAは揮発性が高いので自然に蒸発するが、グリセリンなどは揮発性は高く無いので、拭き取り作業が面倒なのだ。なのでそういう製品は窓ガラス掃除にはお勧めしない。
上で紹介した健栄製薬さんの消毒用エタノールIPA スプレー式は、成分はエタノール、IPA、水なので窓ガラス掃除にはお勧め出来る。
実はワテはこの健栄製薬さんの消毒用エタノールIPA スプレー式も一本車に積んでいるのだ。
窓ガラス掃除だけでなく、手の消毒、ハンドルが汗でベト付くなど感じたら清掃するなど、各種の用途に使っている。
使ったキッチンペーパーを再利用する
さて、無水エタノールを付けてガラスを拭き取ったキッチンペーパーには殆ど汚れは付かない。
ワテの場合は、そのキッチンペーパーは以下のように再利用する。
まずは、車内のコンソールの辺りの清掃に使う。カーナビの画面なども無水エタノールが染み込んでいるキッチンペーパーで拭き取ると綺麗になるのだ。
それでもまだキッチンペーパーは捨てない。
つまり、洗車し終わった車は、ボディ表面は水を拭き取っても、例えばエンジンルームの中とか、あるいはスライドドアのレール部分や鍵のロック機構の部分などは水分が残っている。
ところがその辺りはオイルで汚れたり、あるいは、グリスが付着したりしているので、ボディ拭き取り用の雑巾やクロスで拭くと、汚れが付いてしまう。
なので、ガラス清掃に使ったキッチンペーパーはここで使うのだ。
その時には、キッチンペーパーに無水エタノールが染み込んでいても問題は無い。逆に、そのほうが良く油汚れを拭き取れるのでお勧めだ。
そのようにして、キッチンペーパーを使ってエンジンルームやスライドドアレール、ドアロック金具の辺りの油汚れを拭き取って使い切ったらそのキッチンペーパーは廃棄する。
これでボディのクリーニングも完了するし、ガラスの汚れも除去出来てピッカピカになる。かつ、エンジンルームも綺麗になり、錆びやすいスライドドアレールの水気も拭き取れるのだ。
その後、防錆対策として呉工業のCRC 5-56をスプレーしておくのだ。
完璧や!
エタノールの発火の危険性について
エタノールの自然発火温度は、下の厚生労働省のサイトによれば自然発火温度 363℃との事だ。
なので車に積んだ無水エタノールや消毒用エタノールが自然発火する可能性は低い。
しかしながら、ダッシュボードなどの直射日光が当たる場所に無水エタノールや消毒用エタノールの容器を放置すると、温められたエタノールが容器から漏れ出して車内に充満する可能性はある。
もしそれに気づかずにタバコに火を付けた瞬間にエタノールに点火して、最悪、火災が発生したり、あるいは爆発する可能性は有り得るだろう。
なので、車にアルコール類を搭載する場合には、直射日光の当たらない場所に収納するようにして下さい。
まとめ
ワレコ
カークリーニングの世界的達人、いや変人のワテがカークリーニングで悩める皆さんの為に、ワテお勧めのメンテナンス方法を紹介した。
ワテが車の洗車に使うのは、以下の四点のみ。
- ケルヒャー高圧洗浄機(バケツと水でも代用可能)
- 水拭き取り雑巾・クロス類
- 無水エタノール
- キッチンペーパー
これで十分に綺麗に車を維持出来る。
この手法のメリットは汚れ物はキッチンペーパーのみなので、それは廃棄するだけで良いのだ。
もし世間の初心者がやっているような洗車の手法だと、ボディやガラスの拭き取りクロスには汚れが溜まって行くので、毎回洗剤などで洗う必要がある。
ワテの場合、そんな作業は面倒なのでやってられない。
なおワテ方式でも、水拭き取りに使う雑巾などは徐々に汚れが蓄積するが、その場合には、数回に一度、洗剤で洗車する時にその雑巾を使えば雑巾も綺麗になるのだ。
どう!この完璧な洗車方法。
自称カークリーニングの世界的権威のワテにしか思いつかない完璧な手法なのだ。
なお、洗車にはケルヒャー高圧洗浄機が有れば望ましいが、持っていない人はバケツに水で十分だ。
カー用品店に売っているアホみたいに沢山のカー洗車関連グッズなんて、殆ど必要ないのだ!
(完)
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