ワテの場合、サンハヤトのミニドリル D-3を長年使っている。
下図にサンハヤトさんのWEBサイトにあるミニドリル D-3の写真を紹介する。
残念ながら現在では販売終了になっている。
図 サンハヤト ミニドリル D-3の写真(引用元 サンハヤトのサイト)
ワテの場合は、ドリル本体だけを持っている。
写真の別売りスタンドは持っていない。
さて、そのミニドリルのスライドスイッチ式の電源ボタンが壊れたのだ。
この記事では、その故障したスイッチをワテがこの週末を利用して無事に修理したので、その全過程を克明に紹介したい。
全国のサンハヤト ミニドリル D-3愛好家の方々の参考になれば幸いである。
では、本題に入ろう。
サンハヤト ミニドリル D-3の紹介
サンハヤトさんのサイトから引用すると、ミニドリルD-3の情報は以下の通り。
ミニドリル D-3
販売終了
- 品番 : D-3
- 税抜価格 : ¥6,800
- 用途 : 基板製作装置
製品説明
乾電池とACアダプター(AD-1000B)の2電源に対応で作業場所を選ばないドリルです。
主な仕様
- 外形寸法 : 42φ×186(mm)
- 重量 : 200g
- 回転数 : 2,500rpm
- 使用可能軸径 : 0.6~1.5φ:Aチャック使用時
- 1.6~2.6φ:Bチャック使用時(別売)
- 付属品 : 半月ドリル針1.0φ×1本、単三乾電池×4本、Aチャック
関連商品
ACアダプター AD-1000B
- 入力電源 : AC100V 50/60Hz
- 定格出力 : DC6V 1000mA
まあ要するに、プリント基板用の小型ドリルだ。
この記事を書いている2017年10月1日現在、このミニドリルD-3は販売終了している。
残念!
サンハヤトの社名の由来は
ワテの場合、中学生くらいの頃からサンハヤトの名前は知っている。
でも、その社名の由来は今日まで知らなんだ。
気になったので調べてみたらすぐに判明した。
サンハヤトの社名の由来は『薩摩隼人』に日の出の勢いって意味で『SUN』を足したんだって。
引用元 http://silicon.kyohritsu.com/tips.html
日本最大級の電子部品専門店、共立電子産業株式会社が運営するシリコンハウスのサイトに記載されているので、間違いでは無いだろう。
そう言う事か!
伊東温泉 ホテル サンハトヤとの関係
伊東温泉 ホテル サンハトヤとプリント基板で有名なサンハヤト株式会社(Sunhayato Corp.)の関係は未確認だ。
多分、関係無いと思うが、あくまでワテの推測である。
今後調査したい。
ホテル サンハトヤ
〒414-0002 静岡県伊東市湯川堅岩572-12
TEL. 0557-36-4126
「伊東に行くならハトヤ 電話は4126(よい風呂)…」のCMソング(野坂昭如作詞、いずみたく作曲)で全国的に有名なホテルだ。
ちなみに、ワテはハトヤホテルさんには泊った事は多分無い。
さて、ワテのそんな個人的な話題に興味ある人は居ないと思うので本題に戻ろう。
ワテの持っているD-3の電源スイッチが壊れてしまったのだ。
どんな風に壊れたのかと言うと以下の通り。
ワテのミニドリル D-3のスイッチが壊れた
サンハヤト ミニドリルD-3の電源スイッチは下図に示すようにスライドスイッチだ。
黒い凸型の突起が出ていて、それをスライドさせてON-OFFを切り替えると言うごく普通のスライドスイッチだ。
黒っぽい突起(ノブ)の部分の材質は、ゴム系の素材かな?
プラスチックかもしれない。
でも硬いプラスチックと言うよりも、若干柔らかめの素材の感じ。
なので、指でスライドさせる時にもソフトで適度に肌ざわりが良い。
それが、長年の使用と経年変化による劣化でボロボロになって来た。
で、ある日使おうとして指でスライドさせたら、ボロッと取れそうになった(下図)。
図 サンハヤト ミニドリル D-3のスライドスイッチの突起が取れかけている!
その拡大図(下図)。
図 サンハヤト ミニドリル D-3のスライドスイッチの突起が取れかけている!(拡大図)
もう殆ど千切れている感じ。かろうじて皮一枚くっ付いているかな。
早速分解してみた。
サンハヤト ミニドリル D-3を分解する
サンハヤト ミニドリル D-3の場合、乾電池(単三乾電池×4本)でも駆動出来るし、ACアダプター(DC6V 1000mA)でも駆動出来る。
胴体の筒の部分を回すと乾電池ホルダーがある。
そこまでは簡単に分解出来るのだが、モーターを覆っているカバーの部分の分解方法が分からない。
図 サンハヤトのミニドリル D-3を分解した
暫く眺めていたら、閃いた。
ON-OFFと印刷されている銀色のアルミプレートが二つのカバーをくっ付けているのだ。
そのアルミプレートは両面テープで貼りついている。
それを剥がしたら、上図のように、モーター部分を覆っている二つのカバーがパカッと簡単に分離出来た。
壊れたスライドスイッチの状態
このスライドスイッチは構造的に見て、何度もスライドを繰り返していると絶縁板の部分がすり減る構造だ。
図 ミニドリル D-3の壊れたスライドスイッチの状態
その拡大図を以下に示す。
図 ミニドリル D-3の壊れたスライドスイッチの状態(拡大図)
上図ではスイッチの構造が分かりにくいと思うので、下図にワテが図解してみた。
図 サンハヤト ミニドリル D-3のスライドスイッチの構造(ワテ独自の図解)
上図に示すように、黒いプラスチック製の絶縁板が、紫色で示す金属板を押し上げる構造だ。
これでスイッチの接点をON・OFFを切り替えている。
まあ、この構造を見ても分るように、長年使っていると黒いプラスチック素材がすり減って劣化する構造だ。
あまり良い設計とは言えない。
はっきり言って悪い設計だ。
ワテだったら決してこんな構造にはしないなあ。
使用部品が少ないので、コストの点では安いとは思うが。
さて、構造は理解出来た。
あとは、どうやって修理するかだ。
試しにサンハヤトさんに修理の費用を質問してみた。
ミニドリルD-3のスイッチをサンハヤトさんで修理依頼した場合の料金
まず、スライドスイッチの黒い部品さえあれば自分で交換できる。
この部品を単体で販売して貰えれば有難いのだが。
その辺りをサンハヤトさんの問い合わせ先に質問してみた。
すぐに回答を頂いた。
その回答の内容を要約すると以下の通り。
保守部品の販売は行っておりません。
お手数ですが、”修理見積依頼”をして下さい。
現品をお送り頂ければ、弊社工場にて確認し、見積回答致します。
との主旨の回答を頂いた。
う~ん、どうするか?
現品を送るにしても宅急便で送れば数百円掛かる。
修理代金は安くても1,000円以上はするだろう(ワテの勝手な推測)。
となると、修理すると安く見積もっても総額2,000~3,000円は掛かりそう。
ヤフオクで中古のミニドリルD-3を買う
それならヤフオクで中古のD-3を買う方が安いかも(下図)。
図 ヤフオクでミニドリルD-3の落札相場を調べる
いつからか知らないが、最近のヤフオクでは過去の落札価格を調べる機能がある。
そこにキーワード『ミニドリル D-3』で検索してみたところ、
検索結果(終了120日分)約7件
落札価格 最安1,000円
平均3,277円
最高9,800円
と表示された。
う~ん、やはり3,000円前後で中古のミニドリルD-3が買える。
新品時の定価は6,800円だが、ワテが買った価格はもう忘れたが5,000円くらいだったかな?
中古で3,000円で買ったとしても今持っているヤツどうするか迷うし。
ワテはなかなか捨てられない性格だ。
断捨離の対極にある
蓄える
拾う
持つ
みないなもんだ。
蓄拾持 ちくじゅうじ
と名付けている。
よっしゃ、自分で修理しよう。
サンハヤト ミニドリルD-3を自分で修理する事にした
どうやって修理するか?
秋葉原や大阪日本橋の電気街を探してもこんなスイッチは売っていないだろう。
では、自分でプラ板でも加工してこんな部品を作るか?
まあ、それも難しい。
と言うのは、下図に示すように、黒いプラスチック部品の二カ所の棒状部分が、茶色の本体にある溝に嵌る構造なのだ。
その溝に沿ってスライドする構造である。
図 スライドスイッチの構造は意外に複雑
なので、もし自分で作成するとなると、かなり精度よく寸法を測定して作らなくてはならない。
プラ板などを加工して手作りするのは困難だ。
3Dプリンタでもあれば無料CADでモデリングして光造形する事も可能であるが、ワテは3Dプリンタを持っていないし。
壊れたスライドスイッチを修理するのは諦める事にした。
代替となるスイッチを取り付ける案で行く事にした。
代替となるスイッチを取り付ける案で行く
ワテのパーツボックスをゴソゴソと探すと、幾つかのスイッチが見付かった。
図 ワテ所有のスイッチ
当初は、上図の左から二番目のスライドスイッチを、ON-OFFアルミプレートが貼ってあった部分に貼り付けて配線する作戦を思い付いた。
まあそれでも行けそうな感じ。
でも見た目が悪い。
どうするか?
理想的にはオルタネイト型の小型の押しボタンスイッチが有れば良い。
かつ、電極が下側では無くて横に出ていれば使い易い。
そうすると、押しボタンスイッチをON-OFFアルミプレートを剥がした位置に貼り付けて固定する事が可能だ。
そんなスイッチがあるのか?
今の時代、何でもある。
探せば必ずあるのだ。
で、発見した。
理想的な押しボタンスイッチを発見!
自称、スイッチ検索の達人のワテが、アマゾンで理想的なスイッチを発見した。
これだ!
図 アマゾンで見付けた押しボタンスイッチ
オルタネイト型の小型の押し釦スイッチだ。
オルタネイト型とは、一回押すと凹んで回路がONしてその状態を保持(ロック)する。
もう一回押すと凸に戻り回路がOFFして再びロックされる構造のスイッチだ。
一方、そう言うロック機構が付いていないスイッチをモーメンタリー型と呼ぶ。
要するに押している間だけONになるスイッチだ。
今回使うのはオルタネイト型のプッシュボタンスイッチだ。
図 アマゾンで見付けたプッシュボタンスイッチをこんな風に固定する予定
下写真のスイッチはワテが買ったやつとは少し大きさが違うがこれもラッチタイプなので使えるかな。
早速注文した。
でも本日現在、ワテが買ったスイッチはアマゾンでは売り切れている。
その場合は、以下のキーワードでアマゾン検索すれば似たようなスイッチが沢山ヒットする。
ちなみに「トーチ」とは英語で「torch」だ。
オリンピックの聖火リレーで火を灯すやつだ。
たぶんボタンの突起が出っ張っているので、トーチに似ているから「トーチプッシュボタンスイッチ」と呼ばれるのかな。ワテの推測だ。
なお、押しボタンスイッチにはモーメンタリー型、オルタネイト型の二種類がある。
ワテの場合は、オルタネイト型を購入した。つまり一度押すとその状態でロックされるスイッチだ。
もう一回押すと、ロックが解除される。
オルタネイト型は、別名でラッチスイッチ、ラッチ型、ラッチアクションなどとも呼ばれるようなので、アマゾンで検索する場合にはそのようなキーワードも含めると良いだろう。
さて、本題に戻って、兎に角このボタンを発注した。
10月10日までにお届け予定
発送済み
uxcell トーチプッシュボタンスイッチ プラスチック製メタル製ブラックシルバートン パネルマウント 回路制御 AC 250V
販売: uxcell Japan (日本ウェアハウスからの出荷商品以外、お届けまで10ー15日かかります) 商品についての質問は こちら
¥ 321
数千円の修理代金に比べれば、スイッチが2個で321円ならまあいいかと思って早速注文して、すぐに届いた。
図 スイッチは20個入りだった!
袋を開けてみたら、20個入っていた。
アマゾンの商品説明を見たら写真は二個だが、
パッケージの内容:20×トーチの押しボタンスイッチ
と記載されているので20個で321円は正しいのだ。
まあ、残りの19個は将来何かに使う機会もあるかな。
またガラクタを溜め込んでしまったかもしれない。
電極の通る切れ込みを加工する
さっそく加工だ。
図 ノコギリで電極の通る切れ込みを加工した
図 加工に使ったのは有名なピラニア鋸、金属でも木でも何でもよく切れる
無事に加工は済んだのだが、スイッチの横幅が僅かに大きくて取り付け予定位置に綺麗に収まらない。
下図のアルミプレートが収まっていた部分の楕円形の部分の淵が少し高いのが原因だ。
図 アルミプレートも再利用した
なので、スイッチの台座を削ることも考えたが、それはやめて、元々あったアルミプレートを台座に使う作戦にした。
なおこのアルミプレートは当然ながら電気を通すので、両側の電極に触れるとスイッチと関係なく導通してしまう。なので、短めに切った。
それを両面テープで貼りつけて、さらにその上にスイッチを両面テープで貼りつけた(下図)。
図 スイッチを貼り付けた状態
そして電線を半田付けする。
図 スイッチに電線を半田付けした
電線の両端をモーター本体に半田付けした。
図 モーター本体に電線を半田付けする
スイッチを取り付けて修理完成したワテのミニドリルD-3
見よ!
この完璧な修理を!!!
図 修理完了後のミニドリルD-3(正面から撮影)
まさに完璧に仕上がった。
斜め横から見ても美しい仕上がりだ。
真横から見ても違和感がない(下図)。
元々こういう構造で有るかの如く、サンハヤトミニドリルD-3に馴染んでいるアマゾンのスイッチ!
図 アマゾンのスイッチを取り付けて修理完了したワテのD-3
ここにサンハヤトD-3とアマゾンスイッチのコラボレーションが実現したのだ!
ちなみに、ホテルサンハトヤにアマゾンジャングル露天風呂があるのかどうかは知らない。
なんのこっちゃ。
兎に角、いい感じで完成した。
操作性も抜群に向上した
従来は、スライドスイッチをずらす操作が必要であったが、新しいスイッチは押しボタンスイッチなので、押すだけで良い。
ドリルを鉛筆を持つように持つと人差し指が押しボタンスイッチを操作するのに丁度良い位置に来るので、物凄く使い易い。
完璧や!
象印マホービン 押すだけポットに勝るとも劣らない手軽な操作性を実現する事が出来た。
ミニドリル D-3の付属品について
ミニドリルD-3には標準でAチャック(0.6~1.5φ)が付いている。
Bチャック(1.6~2.6φ)は別売だ。
また、半月ドリル針(1.0φ×1本)も付属している。
それと、チャックを回す時に使う金属棒も一本付属していたと思う(下図)。
図 ミニドリル D-3の付属品一式
それと、ドリル刃のカバーも付いている(下図)。
図 D-3の付属品一式
ところが、これらの小物を良く見失うのだ。
幸い、今でも紛失せずに持っているのだが、良く見失う。
刃を交換しようと思っても鉄棒が無い。
そんな時には精密ドライバーの軸で代用しているが、純正品を無くすと気分悪いし。
それで、今回、良い対策を閃いた。
図 ミニドリルD-3の付属品を無くさない画期的な対策(ワテ流)
上図のように無くしそうな付属品は本体に固定しておくのだ。
セロテープで貼れば良い。
完璧や!!
修理で残った残骸
図 修理で残ったミニドリルの部品の残骸
断捨離の対極にある蓄拾持なワテであるが、この残骸は捨てた。
アマゾンで買ったもの
スイッチだけだと商品は安くても、商品価格以上の送料が掛る。
なので、ワテの場合には、年に数回程度アマゾンで買い物するが、その時には送料無料になるように、日常必需品、買おうと思っていた小物・パーツなどをまとめ買いするようにしている。
今回もスイッチ以外に幾つかのパーツ、小物を買ったので紹介しよう。
図 アマゾンでスイッチと一緒に買った電子部品
まあ、どこにでも売っているものばかりだ。
でも、日本製の有名ブランドでこれらのものを買うと結構高い。
でもアマゾンなら安い。
全部中国製だが。
図 スピーカー接続用にバナナプラグを買った
二百数十円で20個入りなんて、信じられないくらい安い。一個10円だ。
このバナナプラグの同等品を秋葉原で探しても安くて一個30円、有名ブランドだと一個200円くらいする。それも金メッキ無しで。
それが金メッキ有りで20個でこの価格ならお買い得だ。
これで5組のスピーカーやアンプの接続に利用出来る。
高級スピーカープラグだと胴体も接点も全部金属製だが、ワテの買ったのは胴体がプラスチックの普通のバナナプラグ。見た目は安っぽい(価格も安い)が、実用性と言う観点では理想的だ。
なぜなら、アンプやスピーカーのRとLの端子間隔が狭くてプラグが密集していても、接触してショートする危険性が少ない。
それと、ねじ止めせずに半田付けで固定してしまっても良いからケーブルとプラグ間の接触抵抗も限りなくゼロに出来る。
ぶっといケーブル、ゴツイ端子、巨大スピーカーシステム!
ピュアオーディオマニヤな人の場合、アホみたいにぶっといスピーカーケーブルを使ったり、アホみたいにゴツイ大型のスピーカー端子を使わないと音が悪くなると信じている人も多い。
例えばこんなぶっとい電力線用のVCTケーブルをスピーカーケーブルに使う人もいる。
中には、このVCT2芯を並列接続して一本のケーブルに加工して、そのVCTケーブル2本でスピーカー接続をするという人までいる。合計4芯だ。ぶっといケーブル好きにも程があるがまあ、好き好きなのでそれでも良いとは思うが。
でもなあ、そんな事をすると確かに直流抵抗はゼロに近づけられるとは思うけれど、ケーブル自体が変な容量成分(キャパシタンス)を持つと思うんだが。
普通の赤白2芯ケーブルでも数メートルに渡り導体が平行になるから、かなりの容量を持つ。メータ当たり100pF程度かな?
それが、VCT2芯並列接続なんてすると、合計4芯ケーブルが数メートルも並行になる。もう訳分からんくらいの静電容量なんじゃないのか?
まあ、それが影響してスピーカーの音も変わるだろうから、
「このケーブルは凄い!、今まで使っていたスピーカーケーブルの音とは全く違う!」
と感動するんだろうなあ。
それがオーディオマニヤと言う物だ。
ワテの場合、プアオーディオ派なのでメーター辺り数十円の赤白ケーブルだ。まあ、それしか買えないと言う懐具合と言うのが正しい。
ちなみに、ぶっといスピーカーケーブル、ごついスピーカー端子を使う人は、スピーカーも38cmとか46cmのものを使い、巨大スピーカーシステムを構築する場合が多い。それもダブルウーハーなどで。
ワテのお勧めスピーカーは小型2ウェイシステム
まあ、広々とした30畳以上くらいのオーディオルームで大音量で聴くにはそんなシステムでも良いかもしれないが、4.5~8畳くらいの部屋だと20~30cmくらいのフルレンジかウーハーの2Wayシステムが適していると思う。
3Wayならまだしも4Wayや5Wayのマルチアンプシステムなんて、素人が簡単に組み上げるのは難しいだろう。理想的には一台のフルレンジスピーカーで20Hz~100KHzを再生出来れば良いが、それが難しいから複数のスピーカーで個々の周波数帯域を再生する。
だからと言って、スピーカーを沢山使えば使うほど良い音がすると言う訳では無い。全部のスピーカーから出る音が自然につながれば良いが、スピーカーなんてコイル(インダクタンス)だし、周波数帯域を分割するネットワークとかチャンネルデバイダーはフィルターだし、位相もインピーダンスも音圧もピッタリ合わせて各スピーカーを自然に鳴らすなんて言うのは、至難の業だ。
まあ、整形手術みたいなものか。一箇所をいじると他も気になるのでいじる。そうすると別の場所が気になるのいじる。どんどん顔かたちが変わるのと同じく、オーディオの場合は弄ればいじるほど音が変って行く。まあ、それを道楽として楽しむ人も多い訳なので、一概には批判するつもりはないが。
と言う事で、ワテの場合、2Wayシステムが好きだ。
まあ、即席のワテのオーディオ談義のコーナーはこれくらいにして次に進もう。
次に買ったのがこれだ。
図 ICテストリード(50cm)も買った
この手のケーブルは何本か持っているのだが、片側は写真のICテストクリップ、もう一端はミノムシクリップとかバナナプラグになっていると便利な場合がある。
写真のヤツは両端がICテストクリップなのだがケーブルが50cmあるので例えば真ん中でちょん切って、ミノムシクリップとかバナナプラグを取り付けても良い。
個々の部品を自分で買って電線を半田付けして自作しても良いが、結構手間が掛かる。
それなら上図のような製品を買ってそれを応用して自作するほうが手っ取り早いし、安上がりだ。
皆さんにもお勧めしたい。
おまけ。
タカチケース検索専用サイト TakachiPara
自作好きな人の為に、ヘンテコなWEBサービスを作ってみた。
タカチの全ケース約16000種類を寸法を指定して検索する便利機能だ。
縦 x 横 x 高さ を指定すれば一瞬で探しているサイズのタカチシャーシが見付かる。
まさに、自作派待望の超便利WEBサービスだ。
しかも無料。
まあ、そんなの誰が使う!?
かも知れないが、是非ご活用下さい。
まとめ
サンハヤトのミニドリルD-3の修理に最適な押しボタンスイッチをアマゾンで見付ける事に成功した。
そのスイッチの交換作業を、この週末を利用して行った。
その結果、無事に押しボタンスイッチの取り付けに成功した。
修理後のミニドリルD-3の操作性は、オリジナルのスライドスイッチの操作性よりも遥かに良い。
もし、ワテと同じくサンハヤトのミニドリルD-3を使っている人がいたら、アマゾンでこのスイッチを購入して付け替えると良いだろう。
完璧や!
アマゾンでパーツ、工具を買う
サンハヤトのミニドリルD-3は残念ながら販売終了だ。
なので、似たような物をアマゾンで探すならこういうのが良さそう。価格的にも安いし。
あるいは、もう少し高価だが、プロクソンは有名だ。
これならミニドリルだけでなく、ミニルーターとして使えるので、木や金属、プラスチックなどを手軽に削り取る事が出来る。
手動のドリルもある。
あるいは、下図のようなチャックセットを買って、
さらにマブチモーターを買えばミニドリルを自作出来る。
このマブチモーターのシャフト径 2.30mmなので、上のミニチャックにピッタリだ。
おわり
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