ワレコ
人間、スランプに陥った時は身の回りを整理整頓するのが良いと思う。
そうすると気分がスッキリして気持ちが上向く。
ワテもこの所、何だか気分が滅入っていたのだが、最近徐々にヤル気が出て来た。
まあ単に気温が寒くて動きたくなかったと言うのが真実なのかも知れないが。
と言う訳で、コロナウイルスの検査で有名なPCR検査装置でワテのDNAを分析すると冬場に冬眠する熊や栗鼠(リス)さんなどのDNAと共通部分が多いと思う。
確かにワテは熊さんみたいにハチミツが大好きだし、栗鼠さんみたいに胡桃(くるみ)が大好きなのだ。
あるいは肉好きな人はライオンや虎のDNAと共通部分が多いだろう。
ベジタリアンな人は、草食動物のDNAが多いはずだ。
さて、そんなワテが今年も趣味の電子工作で色んなヘンテコな作品を作りたいと思っているので、便利グッズを購入してみたので読者の皆さんに紹介したい。
では本題に入ろう。
ワイヤーストリップゲージを買った
ワテが買ったのは下写真の製品だ。
写真 最近購入した電子工作の便利ツール
上のHOZANのハンダコテ用スポンジは当記事とは無関係だ。
上写真のワイヤーストリップゲージ(ENGINEER製 PA-90)は、本来はエンジニア社のワイヤーストリッパーPA-05/06/07/14用 だ。
例えばエンジニア ワイヤーストリッパー 細線用・圧着機能付 PA-05はこちら↴
一方、ワテが使っているワイヤーストリッパーはVESSEL製 3500E-2だ↴
アマゾンでENGINEER製ワイヤーストリップゲージPA-90のカスタマーレビューを読むと、このVESSELのストリッパーにも使えるようなので買ってみたのだ。
ストリップゲージをワイヤーストリッパーに取り付ける
さっそくストリップゲージをVESSEL製のワイヤーストリッパーに取り付ける。
写真 ワテお勧めのVESSELワイヤーストリッパーとENGINEERストリップゲージ
ちなみにVESSELワイヤーストリッパーには赤い持ち手のやつもある↴
黄色持ち手(3500E-2)のやつに比べて赤い持ち手(3500E-1)のやつは電気工事士技能試験対応との事で、太線に対応している。
両者を比較すると以下の通り。
3500E-2 |
線芯直径 0.25~1mm ※AWG 18/20/22/24/26/28/30 |
|
3500E-1
電気工事士技能試験対応 |
線芯直径 0.5~2mm ※AWG 12/14/16/18/20/22/24 |
表 VESSEL定番ワイヤーストリッパーの2製品の比較(※注 AWGは数字が大きいほうが細線)
さて、この定番中の定番と言っても良いVESSELワイヤーストリッパー3500E-2にENGINEER製PA-90ワイヤーストリップゲージを取り付けた(下写真)。
写真 VESSELワイヤーストリッパー3500E-2にENGINEER製PA-90ワイヤーストリップゲージを取り付けた
取り付け方は簡単で、VESSELワイヤーストリッパー3500E-2の刃の部分にはM3ネジが通る穴が二箇所に開いているので、その穴にENGINEER製PA-90ワイヤーストリップゲージを挿し込んで付属のM3ネジで固定すれば完了だ。
あとは下写真の白いツマミを回して弛めると、刃に平行に動く金属板の位置を上下に動かせる。
写真 被覆を剥く長さを決める金属板の位置を希望位置に動かして白ネジで固定
金属板を自分の好きな位置に動かしたら白色固定ネジを締めて完了だ。
ENGINEER P-90 ワイヤーストリップゲージを使ってみる
下写真に示すように金属板が刃に対して平行になっているので、いつも通りに被覆電線を挿し込んで金属板に当たるまで差し込んで被覆を剥けば良い。
写真 金属板が刃先に対して平行になっているので被覆電線が金属板に当たるまで差し込む
下写真では実際に赤色被覆電線の被覆を剥く作業を示す。
写真 赤色被覆電線をストリップゲージの金属板に当たるまで差し込む
ENGINEER P-90 ワイヤーストリップゲージは左利き仕様なのか?
ちなみにワテの場合は右利きなので上写真のように右手でワイヤーストリッパーを持って左手で被覆電線を持って作業する。
そうすると上写真のように金属板は上の刃に固定されている位置関係になる。
まあこれでも被覆を剥く作業は問題無く出来るのだが、ワテが思うには、金属板は下の刃に付いているほうが良さそうに思うのだが。
なぜなら、もし金属板が下の刃に付いていると、差し込んだ電線が金属板に突き当たる様子が見易いから。
でもなぜか現状はそう言う設計にはなっていない。
なので、左利きの人なら左手でワイヤーストリッパーを持って右手で被覆電線を持って作業すると思うので、その場合には、金属板と刃はワテが希望する位置関係になる。
ストリップゲージにはスケール目盛などは付いていない
なお、下写真のようにENGINEER P-90ストリップゲージは白ネジを緩めると金属棒から外す事が出来る。
写真 ENGINEER P-90ストリップゲージは白ネジを緩めると金属棒から外す事が出来る
写真で分かるようにストリップゲージの金属棒表面にはギザギザの加工がされていている。このギザギザにどんな効果があるのかは不明だ。白ネジが緩みにくい設計になっているのか?
さて、アマゾンでカスタマー評価などを読んでいると、この金属棒に寸法目盛が付いているほうが使い易いと思うなどと言った若干の不評コメントも見受けられる。
ワテも当初は目盛があるほうが、ピッタリと5ミリだけ被覆を剥きたいと言った精度良い作業が可能なのになぜ目盛を付けないのかな?と思っていた。
でも実際に使ってみると、目盛などは無くても全く困らないし、目盛が有っても多分目盛に合わせて金属板位置を固定するなどの作業はやらないと思う。
何故なら、ビニール被覆電線を剥く場合、一本だけ剥くよりも複数本剥く場合が多いだろう。
その場合、先ずは目分量で金属板位置を決めて一本目を剥く。
次に二本目の被覆を剥く場合に、一本目と同じ長さに揃えたい訳なので、金属板に突き当てて剥けば同じになるのだ。
なので、厳密に何ミリ剥きたいと言った状況は少なくともワテの電子工作では想定しなくても良いのだ。
まとめ
ワレコ
このワイヤーストリッパーゲージは前々から気になっていた製品である。
何度か購入を検討していたのだが、もし実際に使ってみてあまり使い勝手が良くないと無駄になるので、数年に渡り慎重に検討していたのだ。
長過ぎるわw
で、遂に買ってみた。
実売価格で500円前後なので、仮に失敗してもまあええわと言う気持ちで。
実際に使ってみると、いい感じで被覆を剥く長さを揃えられるのだ。
皆さんにもお勧めしたい。
ワテお勧めストリッパー関連商品
ワテが買ったのはこれ↴
本来はこのエンジニア製ワイヤーストリッパーなどに取り付ける↴
でも定番のベッセルワイヤーストリッパーにも問題無く取り付けられた↴
ストリッパーで有名な人↴
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