今日はワテの愛用品を紹介しよう。
それは
ふんどし
漢字で書くと
褌
だ。
そして「♪かつお風味のふんどし~」は確かこちら↓
さて、本題に戻って、皆さんにふんどしの良さをお伝えしたい。
ふんどしの種類
ワテの場合、ふんどしを着用したのは去年からなので、今のところふんどし初心者レベルだ。
将棋で言えば10級くらいか(自己申告で)。
一方、Wikipediaの「ふんどし」の説明を見るとこんなに沢山のふんどしの種類があるらしい。
- 種類
- 六尺褌
- 越中褌
- 畚(もっこ)褌
- 割褌
- 黒猫褌
- 廻し
- 締め込み
- 晒一反
- 九尺褌
- サイジ
- 下がり
- 半タコ
- 六越褌
一体全体、この「ふんどし」のWikipediaを書いた人はふんどしの達人かも知れない。
日本ふんどし協会なんてのも有るようなので、その協会の人がこのWikipediaを書いたのかも知れない。
さて、興味ある人はWikipediaを見て頂くとして、普段、着用するなら越中ふんどしがお勧めだ。
越中褌(えっちゅうふんどし)がお勧め
越中褌(えっちゅうふんどし・越中ふんどし)
とは、ふんどしの一種。長さ100cm程度(3尺)、幅34cm程度(1尺)の布の端を筒に縫い、その筒に紐を通した下着である。一部ではクラシックパンツ、サムライパンツとも呼ばれている。医療用の下着であるT字帯も越中褌の一種。禊(水行)の時に使われる場合が多い他、一部の裸祭りでは六尺褌に代って、こちらが使われる場合がある。
引用元 越中褌のWikipedia
典型的な越中褌はこんなタイプだ。
長さは約100cm前後、素材は綿が基本だ。
色は好みだが、上図のような真っ白と言うのは、ワテのような褌初心者レベルには中々着こなすのが難しい。
白褌を着こなせるようになれば、ふんどし上級者だろう。
その辺りの色の選択に関しては以下で解説したい。
褌の長さ、色、素材の選び方
褌初心者のワテであるが、数枚の褌を所有している。
色や長さ、そして素材が異なる。
まずは、褌の基礎知識を紹介しよう。
以下の知識は、あくまでワテの実体験に基づくものであり、日本ふんどし協会などの公認情報ではない。
褌の着用方法
褌の着用方法であるが、まず、紐が付いている側を背中に回して背中に当てる。その状態で二本の紐を腹の前に持って来て紐をヘソの辺りで結ぶ。
その際は、紐無し側は床に垂れている。
紐を結んだら、紐無し側を手で掴んでヘソの辺りの紐に挟み込むと完了だ。
もし床が濡れているなどの理由で紐無し側を床に垂らしたくない場合には、顎で挟んで保持する場合もある。
ちょっと無理な姿勢だが、その状態で紐を結ぶ。
そして挟み込めば完了だ。
なお、お祭りで神輿を担ぐ人たちは白い褌を着用している。その場合、褌を捩じってお尻の辺りはTバックスタイルになっている。
あの着用方法はそう言う場面では似合うが、普段着用する褌なら捩じる必要は無いと思う。でも、ワテの場合は初心者なので詳しい事は知らない。
褌の長さの選択
下図はワテが持っている褌の一つだ。
紐の長さ
ワテの場合、ウエストは90cm弱なのだが、腰紐の長さは154cmあれば問題無く蝶々結びが出来る。
ワテの調査では市販の褌の多くは、紐の長さは大体150~160cmが多い。
初めて褌を買う人は、身の回りにあるナイロン紐などを使って同じくらいの長さの紐を腰回りに結んでみると良いだろう。
蝶々結びをした時にどれくらいのゆとりが有るのかなど、確認出来る。
ちなみに、紐の幅は、2cmくらいが多いようだ。
まあ、褌上級者になると、紐の長さや幅には何らかの拘り(こだわり)を持つ人もいるに違いないが、ワテの場合はあくまで初心者なのでその辺りの知識は全く無い。
垂れ長さ
前垂れの長さと幅の選択は重要だ。
ワテの経験では、成人男子なら前垂れは90cm以上は有るほうが使い易いと思う。
ワテの場合、95cm、105cmなどを使っているが、これくらいの長さが有れば実用上は全く問題ない。
あとは、長めが好きか短めが好きかの好みの問題だろう。
まあ、例えて言えば、加藤一二三九段がネクタイを長く結んでダラ~とさせているが、逆に、短く結ぶ人もいるので、好き好きの問題だとは思う。
ワテの場合は、どちらかと言えば長めが好き。
105cmくらいが好みかな。深い理由は無い。
でももしかすると、ふんどし通の人は、短めのふんどしをキリッと締め込むのが粋だったりするのかも知れない。
つまりまあ、
石松 :江戸っ子だってねぇ?
江戸っ子:神田の生まれよ!
石松 :寿司食いねえ
の世界だ。なんのこっちゃ。
今後、ワテもふんどし道を追究したい。
垂れ幅
垂れ幅は30~35センチくらいが多いように思う。
普通の手拭いのサイズは大体 90×33~34くらいが多いので、自宅にある手拭いを使って褌の着用練習をしてみると良い。
普段着超しているブリーフやトランクスタイプの下着とは一味違う、褌の股間へのフィット感、包み込む感触などが分るだろう。
下図のタオルはちょっと長めのサイズなので、紐を付ければ自作の褌を作れる。
今度ミシンで縫ってDIYでマイフンドシを作ってみるかな。
タオル地の褌って言うのも良いかも知れない。
と思ったら、既に有った。
タオルの名産地で有名な今治タオル製らしい。
確かに高級タオルだけあって良い値段だ。
普段使いにはちょっと高めかも。
勝負褌だな。なんのこっちゃ。
ワテも褌を自作したい。
褌の色の選択
褌の色の選択は難しい。
ワテの場合、白の褌は持っていない。
白褌
当初は、白い下着に倣って白褌が良いかなあとも思ったのだ。
でも男性ファッションの世界では、白のスーツを着こなすのは難しい。
あるいは白い帽子をダンディに被るのも難しい。
ボルサリーノが似合う麻生太郎氏なら白いボルサリーノも似合うかも知れないが。
つまりまあ、白っていうのはファッションの世界では素人がスタイリッシュに着こなすのは難しい色なのだ。
例えば銭湯とか温泉に行った場合、褌姿が他人の目に入る。
そう言う状況で白褌を違和感なく着こなす自信がワテには未だ無いのだ。
あくまでワテの単なる思い込みかも知れないが、白褌は褌上級者になって初めて着用をすべき色だと考えている。
赤色
赤色の褌は、白褌を長年に渡り着用して来た褌10段くらいの人が還暦を迎えたら着用を許される色だとワテは考えている。
何故なら、柔道、ブラジリアン柔術、その他の武道に於いて九段または十段の最高位の者のみが着用を許されるのが赤帯だが、赤色とはそれくらいの重みがある色なのだ。
こんな紅色の赤フンをさりげなく着こなせる人は、褌名人の境地だろう。
今のワテには、到底着用する自信が無い憧れの赤色だ。
濃い目の無地
ワテが着用するのは、濃い目の無地。
ワテの場合は、濃い目の紺色の褌や明るめの青色の褌など数種類を持っている。
ワテの経験では、褌初心者は濃い目の紺色とか茶色、黒色など、無地で濃い目の色がお勧めだと思う。あくまで褌初心者のワテの感想であるが。
何故かと言うと、今まで説明したように、白は素人が着こなすのは難しい。
明るめの青色(水色など)褌を着用している姿は、ちょっと他人には見せられない感じ。何と言うか、締まりが無いと言うか、子供っぽいと言うか、やっぱり日本の伝統的な褌は、褌本来の伝統的な色を選択するのが無難だろう。
水色とかピンクとか黄緑とか、そんな褌は初心者は避けた方が良い。
なので、最初の一枚を買うなら、ワテとしては濃紺をお勧めする。まあ会社訪問する学生にお勧めするのも濃紺のスーツなので、そう言う意味でも濃紺が無難だ。ほんまかいな!
それに濃い目の色だと汚れも目立たないし。
柄入り、模様入り
う~ん、マレーグマ褌を着用する場面はどんなTPOなのか。それは分からない。
一方、矢羽模様、青海波模様、唐草文様などの日本の伝統的文様の褌も多い。
褌初心者のワテには、そんな褌はどんな場面で着用すれば良いのか全く知らない。
少なくとも一つ言える事は、かなりの褌上級者にならないと、そんな伝統模様のふんどしは着用出来ないだろうなあと言う事だ。
ワテも、今後、褌をますます締め込んで、日々、褌が似合う日本男児に成りたいと思っている。
ダブルガーゼ(二重ガーゼがお勧め)
褌の素材は綿が多い。中には麻とか毛(ウール)なんてのもある。
まあ靴下やパンツでも麻やウールはあるので、そう言う意味では綿以外の素材の褌が有っても不思議ではない。
なお、ワテの場合は、麻や麻混のYシャツは首回りがチクチクするので苦手だ。
まずは、綿素材が良いだろう。
そんな綿素材でも、ダブルガーゼと言うのがある。
綿のガーゼを二重にして縫製した褌だ。
ガーゼはソフトで柔らかいので肌触りが良い。でも一枚だと薄いので二重にしている。それをダブルガーゼとか二重ガーゼと呼んでいる。
そのダブルガーゼで縫製した褌がワテ好みだ。
まあ、実際に着用してみないとその感触は伝えづらいのだが、股間をソフトに包み込む感触が心地良い。暑い日に汗を掻いてもブリーフのような密着感が無くて通気性が良いので蒸れない。
それに、褌の構造自体が程よく肌と生地の間に所々に隙間が生じるので、そう言う点でも通気性は良いのだ。
なお、ワテの場合は所有しているフンドシは全てダブルガーゼ縫製のタイプだ。
何故かと言うと、最初に買ったのが偶々ダブルガーゼだったのだが、それがいい感じだったので、二枚目以降もダブルガーゼにした。
シングルの一枚ものの褌の場合、注意事項としては、水に濡れると透けて肌が見えるものが有る。特に白色の褌で薄手の生地だと肌がスケスケになる。
例えばふんどし姿の修行僧が水行を行うニュースなどを見る機会が有ると思うが、お尻の辺りが透けて見える。
なので、人前で水に濡れる可能性がある場所、例えば水行、海水浴、神輿で水が掛るなどの場面では、薄手の生地は透けやすい点や良く覚えておく必要がある。
ワテ推薦のダブルガーゼ越中褌
子供用や女性用のふんどしもある。
ふんどしは、何時の時代にも一定の利用者がいる隠れた名品だ。
使っている人は使っているんだろうなあ。百貨店やデパートでも売っているし。
ワテも偶々使ってみて、その心地良さに感激したのだ。
やっぱり日本人が長年に渡り着用して来た着物とか褌は、実際に使ってみるとその形や構造に合理性があると思う。
例えば、衣服を作るとして、普通に発想すればYシャツやズボンのような人体の形にピッタリとフィットする西洋風の衣類を考えるのは、誰にでも出来る発想だ。
ところが、日本人はそんな構造の衣類を着用し始めたのは昭和になってからかな?
浮世絵などの芸術や文化が発展した江戸時代ですら、皆さん褌に着物。
つまりまあ、それは、西洋風のYシャツやズボンのような構造の衣類よりも心地良いから、使い勝手が良いからだとワテは最近思うようになったのだ。
さて、こんな褌もある。
ワイルドなデニムの色合いとソフトなダブルガーゼを融合した褌だ。
う~ん、ワテも着用してみたい。
褌のメリット
ワテが約一年間、褌を着用して感じた褌のメリットは以下の通り。
- ブリーフに比べて格段に通気性が良い。
- トランクスと比較しても、通気性が良い。
- トランクスは腰回りがゴムで密着しているので暖かい空気が籠り易いが、褌なら適度に生地と肌の間に隙間が出来るのでそこから外気が股間を冷やす。
- 頭に巻けば手拭いを鉢巻きにしているように見えるので応用が広い。
- 銭湯や温泉で手拭代わり使えば体も褌も洗えるので一石二鳥(洗濯禁止の場所は除く)
まとめ
褌初心者のワテが、皆さんに褌の良さを紹介した。
価格的には数百円から数千円くらいまでの製品がある。
ネット通販で手軽に買えるので、まずは一着買ってみて着用してみると良い。
ワテのお勧めは、
- 紐長さは150cm程度
- 前垂れの長さは105cmくらい
- 前垂れ幅は33cmくらい
- 濃紺、黒、茶などの濃い目の色
- ダブルガーゼが心地良い肌触り
かな。
純白の褌や、紅の褌は、今後、ワテが褌上級者に成れたら挑戦したいと思っている。
憧れの色だ。
褌を買う(ふんどしショッピング)
アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピングで褌を買おう。
アマゾンで、メンズ和装下着の売れ筋ランキングの人気上位三番までを調べてみた。
ちなみに「越中ふんどし」はフランス語では「パンドルショーツ」と言うらしい。
パンドルはフランス語で「垂れる」という意味。
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ワテ一押しのダブルガーゼ褌 紳士用
自称、褌初心者のワテが一押しするのがこの商品だ。
前垂れの長さは 95cmか 105cmが選べる。
色は、黒、ネイビー、白、ピンク、ミントブルーの五色から選べる。
初めての褌ならワテの一押しは、ネイビーの105cmだ。
女性用ふんどし
ワテは試していないのだが、女性向けに「癒されねむりふんどし」と言う商品がある。
この褌を着用すると快適なのかな?
「冷え」や「むくみ」などの対策にもなるらしいのだが、ワテは試していないので詳しい事は良く分からない。
値段的には、下着にしてはちょっと高めなので、購入は慎重にすると良いだろう。
でも男のパンツなら安いのなら200円くらいで売っているが、女性物の高級下着は数千円なら普通なのかも知れない。
と言う事で、ワテの場合、この一年、褌を着用してとっても快適。
男性でも女性でも、皆さんにお勧めしたい。
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