最近またワテのオーディオ熱が復活してきた。
部屋の中にある使っていないオーディオ機器を放置したままでは気分が落ち着かない。
故障品は修理して活用するとか、不要ならヤフオクで売るなどすべきだ。
故障して放置していた金田式A級15W DCパワーアンプのレストアプロジェクトは大詰めに近づいている。
さて、今回は以前にリサイクル屋で1500円で買ったまま放置していたONKYOのスピーカーを修理した。
破れていたエッジを自分で交換したのだ。
当記事はその作業過程の備忘録。
では本題に入ろう。
ONKYO D-102AXスピーカーについて
下写真がワテが三年ほど前にリサイクルショップで1500円で買ってきたONKYOのD-102AXと言うスピーカーだ。
写真 今回スピーカーエッジを修理交換するONKYO D-102AX
上写真のONKYOスピーカーはエッジがパリパリに固まっていてプラスチックみたいになっている。
ワテが知る限り、スピーカーエッジはウレタンエッジ、ラバーエッジ、クロスエッジ(布製)などがある。
ONKYO D-102AXのエッジはこの三つのどれとも異なるようだ。
古いオーディオ機器の情報で有名な「オーディオの足跡」さんからONKYO D-102AXの説明を以下に引用させて頂く。
リアルウッド仕上げを施した102シリーズのスピーカーシステム。
低域には13cmバイオクロスコーン・ウーファーを搭載しており、高域には2.5cmソフトドーム・トゥイーターを搭載しています。
エンクロージャーは、素材にMDFを使用したバスレフ型となっています。
また、リアルウッドによる光沢仕上げを施しています。ネジ式のスピーカーターミナルを採用しています。
付属品としてモンスター社製スピーカーケーブルXPが付属しています。
ONKYO D-102AX ¥48,000(2台1組、1998年頃)
引用元 https://audio-heritage.jp/ONKYO/speaker/d-102ax.html
2台1組で定価48,000円なので小型スピーカーとしては高級機の部類に入るだろう。
「リアルウッド仕上げ」との事だが、確かに綺麗な突板仕上げがされていて無垢材かのような美しさだ。
DIY作品にこのような突板を貼ると高級感が出るのでワテも一度は突板を使ってみたいと思っている。
以下にONKYO D-102AXの仕様を引用させて頂く。
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ ブックシェルフ型・防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | 低域用:13cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 45Hz~35000Hz |
最大入力 | 80W |
インピーダンス | 4Ω |
出力音圧レベル | 89dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 1.7kHz |
キャビネット内容積 | 9.3L |
外形寸法 | 幅172x高さ295x奥行276mm (サランネット含む) |
重量 | 4.9kg |
付属 | スピーカーケーブル モンスターケーブルXP(1.8mx2) |
表 ONKYO D-102AXスピーカーの仕様
引用元 https://audio-heritage.jp/ONKYO/speaker/d-102ax.html
出力音圧レベルは89dB/W/mなので、それほど高くは無いがほぼ90dBなので問題ないだろう。
ワテの経験では出力音圧レベルが80dB台前半の能率の悪いスピーカーは、アンプで大音量で鳴らしても音の躍動感みたいなのが感じられないので好きではない。
やはりスピーカーは出力音圧レベルは90dB台は欲しい。
このエッジが破れたスピーカーは、エッジは破れてはいるけれど音は鳴るので、ワテの木工作業部屋でタブレットで受信するRadikoのラジオ音声をBGMで鳴らす用途に普段使っている。
でもエッジが破れたままでは気分が悪いので、エッジ交換を決意したのだ。
ワテの場合、今までに2種類のスピーカーのエッジ交換の経験がある。
以下の記事でエッジ交換作業の手順を紹介している。
今回のONKYOスピーカーで3台目のエッジ交換になるが、過去の経験があるので作業に関しては特に不安はない。
では早速エッジ交換作業を開始しよう。
ONKYO D-102AXスピーカーの破れたエッジを除去する
さて、先程も述べたようにエッジはパリパリに固まってて、所々がひび割れているので、まずそのエッジの除去作業から始める。
写真 パリパリに固まっていて至る所に亀裂があるエッジ
なんでこんなにパリパリなんだろう?
ゴムエッジに何らかの物質を塗布した結果、固まってしまったのかも知れない。
一部のマニアな人はスピーカーエッジの柔軟剤として自動車用ブレーキオイルを塗るのはワテも知っている。
紙エッジや布エッジならこのブレーキオイルを塗布すれば軟化出来そうに思うが、ゴムエッジに塗るとどうなるんだろう?
パリパリに固まったのはそれが原因かも知れない。
コーン紙に貼ってあるエッジを除去する
さて、ウレタンエッジならピンセットなどで引っ張れば簡単に除去出来るが、このONKYOスピーカーのエッジは手で引っ張っても千切れにくい。
そこで下写真のようにハサミを使って切り取った。
写真 破れたエッジはハサミで切り取ると綺麗に除去出来た
DIYを成功させる秘訣は、作業の途中途中で作業台を清掃することだ。
写真 ダスター刷毛(TRUSCO製)を使って作業台を清掃
ダスター刷毛は作業台の掃除だけでなく、ボール盤作業で切り屑を払ったり、木工作業の切り屑や大鋸屑を払ったりするのに活躍するのでワテは二本持っている。
作業台の正面に釘を打ってその釘にダスター刷毛を引っ掛けている。もう一つはボール盤の脇に引っ掛けている。
下写真のように2台のスピーカーユニットのエッジが除去出来た。
写真 2台のスピーカーユニットのエッジが除去出来た
金属フレーム側のエッジ残骸は除去しなかった
上写真で、スピーカー金属フレームの外周リング部分にもエッジが残っている。
過去にJBL Control 1XtremeのウレタンエッジやCORAL 4F-1Bフルレンジスピーカーのウレタンエッジを自分で交換した時には、それらの金属フレーム部に残っているエッジもカッターナイフを使って剥ぎ取るようにして除去した。
このONKYO D-102AXの低域用13cmコーン型スピーカーの場合も、同様にカッターナイフで金属フレームに残っているエッジを削ぎ取ろうとしたのだが、中止した。
その理由は、上写真の黒い円形部分にはエッジだけでなくその下に2ミリほどの厚みの紙製のガスケットが貼ってあるのだ。
そのガスケットまで剥がしてしまうとスピーカーユニットをキャビネットに固定した時に隙間が開いてしまうので空気が漏れると思われる。
かと言って、ガスケットは残してその上の薄いエッジの残骸のみを剥ぎ取る事は困難だ。
という事で、ガスケットに貼り付いているエッジの残骸はそのままにしておいた。
ONKYO D-102AXスピーカーにクロスエッジを貼る
ネット通販でクロスエッジを購入した
過去にJBL Control 1Xtremeのエッジ交換した時には下図に示すA~Dの四箇所の寸法に合致するエッジを見つけてネット通販で購入して自分で交換した。
図 JBL Control 1Xtremeのエッジの寸法(ワテの実測)
今回もネット通販でONKYO D-102AXスピーカーに合うエッジを探したのだが、汎用品では見つからなかった。
B 90mm ロール内径(エッジ山内側)
C 110mm ロール外径(エッジ山外側)
D 124mm エッジ外径
表 ONKYO D-102AXスピーカー(低音用)のエッジの寸法実測値
引き続きネット検索していたらONKYO D-102AXスピーカー専用エッジを販売しているサイトが有ったので、予算より高かったが思い切って購入した。
クロスエッジで2枚セットで1500円+送料210円なので二千円近くした。
ワテの予算は安いラバーエッジで千円以内(送料込み)を予定していたのだが、まあ、予算オーバーだがONKYO D-102AXスピーカー専用と言う事だしこれを使えば間違いないだろう。
それに丈夫なクロスエッジでこの価格なら逆に割安感もある。
という事で購入した(下写真)。
写真 交換用クロスエッジ、低音用13cmスピーカー、セメダインスーパーX透明
接着剤はエッジ交換で良く使われているセメダインスーパーX(クリア)を使った。
このクロスエッジを購入したお店もこのセメダインスーパーX(クリア)を推奨との事だ。
このスーパーXは固まるとゴム状になり適度な弾力性があるのでスピーカーエッジ接着には確かに適していると思う。
エッジ内周部分に接着剤を塗布する
まずは下写真のように接着剤を塗る前にエッジをスピーカーに嵌めてみた。
写真 接着剤を塗る前にエッジをスピーカーに嵌めてみた
上写真のようにONKYO D-102AX専用のエッジなので、確かにピッタリとサイズが合っている。
下写真のように透明なシート(エッジが入っていた袋を利用)の上にエッジを置いてその内部に接着剤を適量取る。
写真 透明シートの上にエッジを置いてその内部に接着剤を適量取る
接着剤に付属のヘラを使って、下写真のようにエッジの内周部分に接着剤を塗布する。
写真 ヘラを使ってエッジの内周部分に接着剤を塗布する
下写真のようにエッジ内周部分に接着剤を塗布出来た。
写真 エッジ内周部分に接着剤を塗布出来た
クリアーX接着剤の塗布作業では3~4分位の時間を要したので、接着剤の表面は良い具合い半乾きになっている。
エッジ内周部とコーン紙との接着
さて、ここからの作業では失敗は出来ない。
下写真のようにエッジの半分をスピーカー奥側のコーン紙の下に嵌め込んだ。
写真 エッジをスピーカーの奥側のコーン紙の下に嵌め込んだ
ワテの場合は上写真のようにエッジをコーン紙の奥側から嵌め込むのがやり易かったが、これは皆さんのやり易い方式でやれば良いだろう。
残りの半分のエッジもコーン紙の下に嵌め込むが、作業をやり易くするためにスピーカーを180度回転させた(下写真)。そして同様にして奥側に来ているエッジをコーン紙の下に嵌め込んだ。
写真 二回に分けて半分ずつエッジをコーン紙の下にはめ込み成功
ラバーエッジならゴム製なので多様伸縮するが、クロスエッジは布なので柔らかいけれど伸縮性は少ないようだ。
なのでエッジを引っ張っても伸びにくいのでコーン紙に嵌め込む時にコツが必要だ。その為にはやはり事前に嵌める練習しておくと良い。
上写真ではエッジ全体をコーン紙の下に嵌め込んだ直後なので、一部にシワが寄っている。
あとは焦らずにゆっくりとエッジのシワを広けて均等に貼り付けるようにした。
注意事項としては、手に接着剤が付いた状態でエッジを触ると、エッジのロールの部分にも接着剤が付いてしまう。
なので、エッジを手で触る作業を行う前に、アルコールなどで指先の接着剤を綺麗に拭き取っておくと良い。
あるいは綿棒を使ってエッジを押さえたりずらしたりしながら位置合わせをするのも良い。
写真 エッジ内周部分をコーン紙に貼り付けた
下写真のように綿棒を二本使ってエッジとコーン紙の貼り付け箇所を上下から押さえて密着させる。
写真 綿棒を使えばエッジに不要な接着剤を付ける心配が無い
という事で二個のスピーカーユニットのコーン紙とエッジ内周部の接着が完了(下写真)。
写真 二個のスピーカーユニットのコーン紙とエッジ内周部の接着が完了
エッジ外周部と金属フレームとの接着
次は、エッジ外周部と金属フレームとの接着だ。
ここでもスーパーXを使った。
この部分はエッジ外周部と金属フレーム上のガスケットとの接着なので、必ずしもスーパーXのような弾力性のある接着剤で有る必要は無いと思う。
そこで例えば木工用ボンドなどのほうが液体状なので筆などを使えば均等な厚みに塗り拡げやすいかなあと思ったのだが、結局スーパーXにした。
その理由は、エッジ販売元でもスーパーXを推奨しているので、ワテの自己判断で別の接着剤を使うのは失敗の危険性が有るからだ。
写真 スーパーXをヘラで金属フレーム上の黒いガスケットに塗布する
スーパーXは塗布して数分乾かしてから接着するのが良いが、上写真ではガスケットに接着剤を塗りながらエッジを貼って行く作業をガスケット一周に渡って行った。
一周に渡って接着が出来たら、改めて指先や綿棒でエッジを押さえて密着させた。
今回使ったクロスエッジは薄くて柔らかいのでスピーカーエッジには最適だと思うが、ロールの山の高さを一周に渡って均一な高さに揃えるのは難しい。
下写真のようにスピーカーユニットを横から見ると盛り上がっているロールの部分が見えるが、そのロールの高さがなるべく均一になるように綿棒や指先を使ってエッジの位置を微調整した。
写真 エッジのロール高さが均一になるように綿棒や指先を使ってエッジの位置を微調整
下写真が今回のエッジ交換作業で使った道具一式だ。
写真 今回のエッジ交換作業で使った道具一式(ハサミも使った)
ここまでの作業は三十分くらいで完了した。
特に大きな失敗は無かったが、唯一、一台目のユニットにエッジを貼っている時に、指先に付いていた接着剤をウッカリしてエッジロールの部分に付けてしまった。
その時には慌てずに冷静に接着剤を綿棒で拭き取って、残りの接着剤はエタノールを付けた綿棒でさらに拭き取って無事に除去出来た。
ONKYO D-102AXスピーカーにスピーカーユニットを取り付ける
セメダインスーパーXは完全硬化に24時間が必要だが、接着後1時間くらいでかなり固まったのでとりあえず下写真のようにスピーカーユニットをエンクロージャーに嵌め込んだ。
写真 ONKYO D-102AXエンクロージャーにエッジ交換済の13cm低音ユニットを嵌め込む
スピーカーユニットの極性に注意する
下写真のように内部スピーカーケーブルの末端電極は⊕と⊖とで大きさが異なっている。
スピーカーユニット側電極も⊕と⊖とで大きさが異なっているので指し間違いが防止出来るのだ。
写真 内部スピーカーケーブルの末端電極は⊕と⊖とで大きさが異なっているのが良い
もしこの⊕⊖電極が同じサイズなら、挿し間違いをする人もいるだろう。
そうすると、知らないうちにステレオ音楽を左右逆相で聴くことになる。
ワテの自宅の木工作業部屋にBGM再生用に設置したスピーカーが逆相だったとしても、まあウッカリミスと言う程度で済むけれど、もし数百万円くらい投資して高級スピーカーを買ってそれを知らないうちに逆相で接続したまま気づかずに何年も使っていたなんてなると、そのショックは計り知れないだろう。
皆さんの中にもスピーカーを高級機に買い替えたら音が大きく変わったぞ。これが高級スピーカーの音か!と感動している人は、アンプやスピーカーの逆相接続のミスかもしれないので配線を確認すると良い。
と言う訳で、オーディオマニアな人は時々はYouTubeにあるオーディオテスト音源を使ってスピーカー位相チェックや左右チェックをすると良いだろう。
下写真はONKYO D-102AXスピーカーのネットワークだ。見た感じ、光沢もあり劣化もしていない感じなのでそのまま使う。
写真 ONKYO D-102AXスピーカーのネットワーク
スピーカーユニットをエンクロージャーにネジ固定する
下写真のように樹脂製のリングでスピーカーユニットを押さえ込んで、四箇所をネジで固定する。
写真 樹脂製リングでスピーカーユニットを押さえ込んで四箇所をネジで固定
上写真のインパクトドライバーで最後までネジを締め込むと力加減が難しいので、途中まで締めてやめる。
最後の数ミリの締め込みは下写真のようにプラスドライバーを使って手で締める。
写真 最後の数ミリの締め込みはプラスドライバーを使って手で締める
なお、注意事項としては本当は下写真のようにスピーカーユニットを保護する板を被せておいて、ドライバーやインパクトドライバーを使うべきである。
写真 正しい作業方法(スピーカーユニットを保護する板を使うべき)
スピーカーユニットには強力な磁石が使われている。
その磁石にドライバーの金属軸が吸い寄せられるので、ドライバーをネジに向かって差し込もうとしても、磁力でスピーカー中央部に吸い寄せられてしまい、その結果、ドライバーでコーン紙を突き破るウッカリさんが世間には大勢いるのだ。
オーディオ初心者でスピーカー自作をやる人は殆どこの事故を経験していると思う。
実はワテも昔にFOSTEXの小型スピーカーのエッジを突き破ったうっかり八兵衛だ。
という事で下写真のように無事にエッジ交換作業が完了した。
写真 無事にエッジ交換作業が完了したD-102AXのリアルウッド仕上げが美しい
スピーカー2台セット1500円、エッジ2枚1500円、合計3000円でこの木目調の美しいスピーカーがゲット出来たのでお買い得だったと思う。
エッジ交換完了したONKYO D-102AXスピーカーを写真で紹介
完成したスピーカーを写真で紹介しよう。
写真 エッジ交換完了したスピーカー
過去にエッジ交換したJBLやCORALのスピーカーユニットでは、正面から見ると余分な接着剤が少しはみ出した。
今回はその反省を踏まえて、接着剤を薄く均一に塗布すると同時に、余分な接着剤がはみ出さない様に注意した。
その結果、上写真のように接着剤のはみ出しもなく、完璧に仕上がったのだ。
我ながら素晴らしい出来だ。
写真 クロスエッジに交換して新品同様に蘇ったONKYO D-102AXスピーカーペア
リサイクルショップで売っているスピーカーの多くはコーン紙が破れたり、ドームツイーターの中央部が凹んでいたりする見た目の悪いものも多い。
ワテが1500円で買ってきたこのONKYO D-102AXはエッジ破れ以外は大きな欠陥は無い。高級木目調のエンクロージャーも大きな傷はなく、擦り傷が出来やすい底部もほぼ無傷だ。
ちなみにスピーカー中央部の凹みを膨らませるには、ワテは掃除機で吸い出す作戦でやる。掃除機を弱モードにしておいて、吸引ホースを凹み部分に当てて吸い出すのだ。注意事項としてはいきなり強モードでやると破れる危険性があるので、弱モードでから始めるのが良い。
という事で木工作業部屋のBGM用には勿体無いので、とりあえずワテの居室で使ってみるかな。
リモコン式のスピーカーセレクター製作案
ワテの居室には数台のスピーカーセットがあるので切り替えて聴き比べしたい。
複数のスピーカーを切り替えられるスピーカーセレクターは以前にラッチリレーを使って自作した物がある。
でも、MDFボードで自作したケースは見た目が悪いのと、電源ON時に選択状態が不定なのが気になっている。
なのでケースを一新するのと、パワーオンリセットで1番目を選択するなどの機能を入れたバージョンアップ版スピーカーセレクターを作りたいと思っている。
できればリモコンで切り替えられるようにしたい。
以前に作ったスピーカーセレクターはSN74HCxxシリーズのロジックICを使って作ったが、リモコン制御となるとロジックICだけでは難しいのでArduinoかAVR(ATmega328P)などでやってみたい。
まとめ
自称エッジ交換の達人のワテである。
三台交換すればワテでも達人になれるのだ。
もうこれでどんなスピーカーでもエッジ交換を出来る自信が付いたぞ。
当記事ではワテが数年前にリサイクルショップで1500円で購入したONKYO D-102AX小型2Wayスピーカーの13cm低音ユニットの破れたエッジ交換の作業を紹介した。
交換エッジはネット通販サイトでクロスエッジを2000円弱で購入した。
交換作業に使った工具は以下の通り。
- カッターナイフ
- ハサミ
- セメダイン 超多用途接着剤 スーパーX クリア
- 消毒用エタノール
- 綿棒
- TRUSCO ダスター刷毛
慎重に作業を行えば一時間も有れば左右二つのスピーカーユニットのエッジ交換が完了する。
ワテの経験ではエッジ交換作業を成功させるコツは、以下の通り。
- エッジは本文図中の四箇所(A~D)の寸法に合致するものを購入する
- 接着剤を塗る前にエッジをコーン紙に嵌める練習をしておく
- 指先に接着剤が付いたらエタノールなどで綺麗に拭き取る
- あるいは指先が汚れている時には綿棒を使う
- 速乾性の接着剤は使わずに5~10分乾かして貼り付けるスーパーXがお勧め
- 接着剤は薄く均一に塗る(大量に塗るとはみ出すので仕上がりが汚い)
これらの注意事項を守るとエッジ交換は上手く行くだろう。
エッジ交換に必要なパーツを購入するならワテ自作の便利サイトがお勧めだ。
何が出来るかと言うと、
Amazon.co.jp
楽天市場
ヤフーショッピング
の三つのショッピングサイトを同時検索して、商品を価格の安い順に表示出来ると言う、お買い物支援サイトだ。
「最安価格サーチ」で、
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ASP.NET MVCを使って自作したワテ渾身の力作のかなり安値ショッピングサイトです。
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