ワレコ
ワテが車中泊に使っているハイゼットカーゴを紹介したい。
特に、荷室を快適な居住空間にする為にワテがDIYで製作した作品を紹介しよう。
軽バンで車中泊に挑戦する予定の人の参考になれば幸いである。
まあ、そんな情報に興味ある人は、滅多に居ないだろう。
と言う訳で、勝手に本題に入ろう。
ハイゼットカーゴを純和風の畳敷に改造する
2022年5月の連休は四国・淡路島ぶらり旅に出掛けた。
ワテが車中泊に使っているのがハイゼットカーゴだ。所謂(いわゆる)軽バンである。
軽バンで人気の車種は
- スズキ エブリイワゴン
- ダイハツ ハイゼットカーゴ(スバル:サンバーバン、トヨタ:ピクシスバンはOEM車)
- ホンダ N-VAN
などか。
世間ではエブリイワゴンの人気も高いが、ワテの場合はハイゼットカーゴを選んだ。
その理由は、エブリイワゴンは積載容量を増やす為に極限まで角ばったスタイルになっているが、ワテは丸っこいスタイルのハイゼットカーゴが好きなのだ。
畳を敷いたハイゼットカーゴの荷室
下写真がワテのハイゼットカーゴの荷台だ。
畳屋さんに特注した高級九州産イ草の畳を敷いている。
写真 ダイケン畳を敷いたハイゼットカーゴの荷台
国産(熊本産)イ草を使った畳は普通なら一万円以上するが、ワテの場合は配送不要でワテが引き取りに行くと言う条件で格安で作って貰えた。
このダイケン畳は下写真のようなデュポン社のスタイロフォームと言う断熱材が畳の芯材として使われている。水色で発泡スチロールのような素材だ。
ダイケン畳はスタイロフォームの厚さを選択する事で、畳の厚みを好きな厚みで発注出来る。
ワテの場合は40mmのスタイロフォームで発注した。そこに畳表や畳裏の厚みが加わるので仕上がり厚みは45mm前後になる。
ネット情報によると、日本工業規格(JIS規格)では畳の厚さの標準は55mm~60mmと定められているとの事だ。
でも車に敷く畳はそこまで分厚くする必要は無いので45mmに決めたのだ。
なぜならハイゼットカーゴの荷室空間を出来るだけ有効活用したいので、畳の厚さが45mmと60mmの15mmの差は大きい。15mm分厚くなるだけでも天井が頭に15mm近づくからだ。
ちなみにこの畳を畳屋さんに発注した時にお店の人に聞いた話では、畳の厚みが30mmくらいでも60mmの標準的な畳と比較して全く違和感は無いとの事だった。
なので30mmでも良かったのだが、断熱性も考慮して45mmの厚みに決めたのだ。
それに、このあとで紹介するように45mm厚の畳の下には12mm厚の針葉樹合板を敷くので、床部分だけで57mmも使ってしまうからだ。床の厚みをそれ以上厚くすると天井がますます近くなってしまう。
スタイロフォームは高性能な断熱材なので、地面からの冷気も熱気も遮断する性能は高いと期待できる。
実際、連休中の四国・淡路島ぶらり車中泊の旅では、四国の山奥の西祖谷(にしいや)の道の駅ではかなり冷え込んだが、スタイロ畳と羽毛布団のお陰で全く寒く無く、快適な睡眠が出来た。
畳の下には針葉樹合板12mmの自作床板を敷いてフラット化
さて、この畳の下には下図に示すような形状の二枚の板(針葉樹合板12ミリ)を敷いてフラット化している。
図 針葉樹合板12ミリをジグソーでカットしてハイゼットカーゴ荷室に敷いている
針葉樹合板(1820x910x12)は以前は一枚1000円前後でホームセンターで購入する事が出来た。
現在はロシアのウクライナ侵略戦争の影響などで、世界的に木材価格が高騰していて、12ミリ針葉樹合板はホームセンターでは2000円程度に値上がりしている。
その針葉樹合板を一枚買って来て、ジグソーで上図のような形状にカットしたのだ。
後部の板には畳の厚みと同じ45ミリの角材(米松材)を端に木ネジで固定している。
まあ要するに、この角材は後部ハッチバックドアから乗り降りする際の敷居として機能する。
注:「敷居」と言うよりは「上がり框(あがりかまち)」と言う方が正確かな。まあ当記事中では「敷居」と呼ぶ事にする。
節の無いヒノキは高いし、杉は柔らかいので敷居には向かないし、米松材は硬くて丈夫で無節でも安いので選んだのだ。
自作するのが面倒な人は、例えば下写真のような既製品を購入しても良いだろう。
とは言っても上写真の製品の場合、三万円弱だ。結構高い。
こう言う作業こそ自分でやるのがDIYの醍醐味と言える。
針葉樹合板12mmで自作の床板を作るテクニック
ネット検索していると、この手の床板を作成している事例は幾つか見付かる。
ワテもそう言うネット情報を見てから床板を自作したのだが、最大の難関は荷室の形状にピッタリと合うように針葉樹合板をジグソーでカット出来るかどうかと言う点だ。
例えば新聞紙とかダンボールをカッターや鋏を使ってカットして、荷室側面の形状に合うようにする。その紙を型紙として針葉樹合板に当てて、同じ形状になるようにジグソーで板を切り出せば良い。
ワテもそんなやり方でやったのだが、実際にやった経験で言うと、そんなに神経質にピッタリ隙間なく型紙を作る必要は全く無い。
つまりジグソーで切り出した床板と車ボディとの隙間が2~3cmくらい開いていても全く問題ないのだ。
なぜならば、その床板の上にワテの場合なら畳を敷いて、その左右の領域にもスタイロフォームの切れ端を敷いている。その時に隙間をなるべく狭くすれば良いからだ。
なので床板とボディとの隙間が多少あったとしても何ら問題は無い。
逆に、床板をボディにピッタリと隙間なく作ったとすると、床板を車に敷いたり、あるいは逆に床板を取り外す時にキチキチ過ぎて作業がやり辛いだけなのだ。
なお、ワテ自作の床板やアマゾンで売っている床板も、床板は横方向に二分割している。
でも、もしかすると縦方向に二分割するほうが扱いやすいかも。
つまり、縦方向に分割した長板形状なら、ハッチバックドアを開けて床板を敷いたり取り外したりする作業はやり易いと思うので。
床板を横分割しても縦分割しても、その上に畳を敷けば床板は押え付けられるので分割の向きはどっちでも良いはずだ。
もし床板を自作する人は、縦分割すると良いかも。ただしワテは試していないので何かデメリットが生じても責任は取れないが。
床板縦分割案で一つ問題になると思うのが後部の敷居棒の取り付けだ。
床板横分割なら上図のように敷居棒を後部床板の端に固定すれば良い。
床板縦分割となると、敷居も分割するなどの工夫が必要だが、敷居は分割したくないなあ。
床板を敷く前に荷室床の凹凸をダンボールなどで埋める
ワテのハイゼットカーゴの後部座席は前に倒すと床面と面一になり完全にフラット化出来る。
でも荷室の鉄板の床面は凹凸もあり完全にフラットと言う訳では無い。
そのまま床板の針葉樹合板を敷いてみたが、場所によってはワテが乗ると板が撓む(たわむ)。
そこで荷台の凹凸を埋める為に、凹んでいる箇所にはダンボールの切れ端など敷いて平坦化した。
その後で針葉樹合板12mmの床板を敷き詰めればいい感じに床板をフラットに敷き詰める事が出来た。
床板の上に畳を敷いてその左右にスタイロフォームを敷く
さて、無事に針葉樹合板12ミリ厚の床板を自作して荷室に敷いたとしよう。
そのあとは、下図のように畳を敷いて、その左右の部分にはスタイロフォーム(水色)を敷いて隙間を埋めるのだ。
図 床板の上に畳を敷いて、左右の余白にはスタイロフォーム端材を敷き詰める
上図に於いて畳は45mm厚だ。左右のスタイロフォームは35mm厚を敷いている。
あと10mmの段差はホームセンターとかダイソーで売っているクッションフロアマット10mm厚を敷いている。12mm厚のやつでも良い。
その結果、畳とクッションフロアは同じ高さになるのだ。図解すると下図の通り。
図 畳、スタイロフォーム、クッションフロア材の厚み
上写真のようなジョイントマットは100均でも売っている。一枚単位で買う事も出来る。
スタイロフォーム35mm端材は畳屋さんで貰った
なお、畳の左右に敷き詰めている35mm厚のスタイロフォームはホームセンターで910x910x35mmくらいのサイズなら千円~二千円くらいで入手出来ると思う。
ワテの場合は畳屋さんでスタイロフォームの切れ端をタダで貰ったのだ。
その畳屋さんは製造直販で、作業場の横にゴミ置き場が有ってそこにスタイロフォームの切れ端が多数置いてあった。そこでお店の人に頼んで厚さ35mmの端材を数枚貰ったのだ。
スタイロフォームはカッターで簡単に切り取れる。スタイロフォームは有機溶剤に溶けるので、接着する場合には、木工ボンド、シリコンコーキングなどの有機溶剤を含まないやつを使えば良い。
ワテの場合は、確か下写真の製品を使ったかな。
畳屋さんで貰って来た35mm厚のスタイロフォームを車のボディに合うように切って敷き詰めれば良いのだ。もし切り過ぎた場合には端材を接着して隙間を埋めれば良い。
そうしてボディ形状にピッタリのスタイロフォーム敷板を自作出来るのだ。
後部には敷居として角材を付けている
下写真は、畳の左横に10mm厚の茶色のマットを敷いている様子を示す。
写真 畳がずり落ちないように45ミリ角材(米松材)を敷居にしている
上写真のように荷室後部には45ミリ角の米松材を敷居にしている。この角材は12ミリ針葉樹合板にコーススレッドでネジ止めしている。
この敷居が有る事によって乗り降りする時に畳の角が傷まないのだ。
また、角材が車のボディに擦れると塗装が剥げるので、上写真のようにボディとの間に10mmマット端材を敷いている。
完璧だ。
これで荷室に敷いている畳の紹介を終わる。
その他の自作品紹介
以下では、畳以外の部分に付いても紹介したい。
矢崎イレクターパイプでサイドテーブルを自作
下写真は矢崎イレクターパイプで自作したサイドテーブルの脚の部分だ。
写真 イレクターパイプで自作したサイドテーブルの脚部(こう言う幅広な脚も売っている)
矢崎イレクターパイプは外径Φ28mmの金属製パイプだ。同じシリーズでΦ32mmやΦ42mmもある。
ホームセンターなどではアイボリー色を良く見かけるが、それ以外にグレー、黒、黄色、その他数色あるらしいがワテは黒色しか見たことが無い。
下写真の専用のパイプカッターを使って切断する事が推奨されている。
でも、下写真のようなΦ28mmに対応しているごく普通のパイプカッターを使っても切断可能だ。
矢崎イレクターパイプには下写真のようなジョイントパーツが何十種類も用意されている。
これらのジョイントを組み合わせると、色んな形状の構造物を自作出来るのだ。
パイプで骨組みを組んで板はホームセンターで買って来てテーブルを自作するなども多くの人がやっている。その場合、テーブル天板を受けるジョイントも何種類も有るので、自分の用途に適したジョイントを選択すると良い。
なお、イレクターパイプとジョイントは挿し込むだけでもある程度は摩擦で安定するが、もし強固に固定したい場合には、下写真の専用接着液を使うと良い。
ワテの場合には、この接着液は使っていない。その理由は、接着液で貼ってしまうと分解するのはほぼ不可能になるからだ。
自動車DIYの場合、作った作品を暫く使ってみてもし使い勝手が悪い場合には分解して別の案で作り直すなどもやるだろう。そこでイレクターパイプで作った作品も分解可能な状態にしているのだ。
スライドドアの昇降口部分
下写真がワテのハイゼットカーゴ和室の玄関だ。
写真 運転席後ろのスライドドアを開けた状態
通常は上写真のスライドドアから荷室に乗り降りしている。
玄関の雰囲気を出す為に小さい玄関マットを敷いている。
その下には、10ミリ厚の茶色マットと35ミリ厚スタイロフォームを敷いている。
そのスタイロフォームの水色の側面を隠す為に、下写真のような100均で買った木目調のシートを貼っている。
そして角の部分には下写真のようなコーナーガードを貼っている。
全て茶色系の色合いで統一したので、落ち着いた雰囲気に仕上がっている。
完璧や。
自作のゴミ箱
下写真は畳と運転席との境目の辺り。
写真 畳と運転席との隙間には敷居材は付けなかった
上写真のように畳と運転席との隙間には敷居材は付けていない。
後部ハッチバックドアのところには45mm角米松材を敷居として取り付けた。
なので、前側にも同じように角材を貼り付けて畳を前後から挟み込む案も検討したのだが、中止した。
理由は、前側に敷居角材が無くても畳はそんなにはズレないと思うので。
その後、実際に使ってみた経験で言うと、数カ月くらい車を運転していると畳は前方向に2~3センチくらいずれる事もある。例えば急ブレーキを何度も踏んだりすると慣性の法則で畳が前にずれるのだ。まあその時には畳を後ろにズラせば良い。
もし、そう言うのが気になる人は運転席側にも敷居角材を貼り付けると良い。ただしその場合には畳の寸法も角材の幅45mmだけ小さくする必要がある。なので、敷居角材を後だけに付けるか前後に付けるかを決めてから畳を発注する必要がある。
下写真はワテ自作のゴミ箱だ。蓋付だが蓋は写っていない。
写真 ワテ自作のゴミ箱だ(日本産杉材にクルミオイル仕上げ)
日本人なら畳の上に布団
さて、畳の上には下写真のように布団を敷いている。
ポリエステル製の安い敷布団だ。自宅では綿100%の敷布団を使っているが、車の中では軽い素材のほうが布団の上げ下げも手軽なので化繊を選んだ。
写真 敷布団は安いポリエステル製
下写真は肌掛け布団。確かリサイクルショップで千円くらいで買った。
西川布団製なので品質は良さそう。綿100%だ。
写真 綿100%の肌掛け布団
その上に下写真のように羽毛布団を掛けている。
写真 羽毛掛け布団を掛けると真冬でも暖かい
まさに移動式純和風旅館と言っても良いだろう。
枕は蕎麦殻がワテ好みだ。
写真 蕎麦殻枕で熟睡できる
上写真では枕は運転席側にあるが、駐車した場所によっては枕を荷室後部に移動して反対向きに寝る事もある。要するに地面の傾斜に応じて寝る向きを変える。頭が足より下がる方向では寝にくいので。
なお、荷室に寝転ぶと足や頭が多少は窮屈に感じる。
その対策としては、荷室の対角線方向に寝転んで距離を稼いでいる。
それと、助手席の背もたれを前に倒してその上に頭が来るようにすれば、さらに広く出来る。
そう言う使い方をすれば車中泊でも快適に熟睡できるのだ。
布団を使わない時には畳んでおく
下写真のように布団は朝起床したら二つ折りにして荷室後部に寄せている。
写真 朝起床したら布団を上げる
上写真で布団を上げたにもかかわらず畳の上にタオルケットが有る理由は、畳が露出していると直射日光で畳表が日焼けするから、それを防ぐために敷いているのだ。
このタオルケットも確か、リサイクルショップで500円くらいで買ったかな。
あと、上写真で左側にあるサイドテーブルの上に白いシーツがあるが、これは使い古したシーツだが捨てるのも勿体ないので車で木材など運ぶ時の養生用に使っている。
荷室天井付近に設置した棚
矢崎イレクターパイプを使って下写真のように荷室後部天井付近に棚を設置している。
図 自作した荷室後部天井付近の棚の図面
その棚の様子を下写真に示す。
写真 矢崎イレクターパイプを使って自作した荷室後部天井付近の棚
上写真のように棚の左右にはJBLのスピーカーを載せている。これはカーオーディオのリアスピーカーとして使っている。
スピーカーの間の空間には発泡スチロールコンテナなどを積んでいる。この発泡スチロール容器に氷を入れれば簡易的な冷蔵庫になるので、車中泊の旅で牛乳やヨーグルトなども2,3日くらいなら全く問題無く保管できる。
ハイゼットカーゴ荷室天井棚の作り方
ワテのハイゼットカーゴは荷室は鉄板剥き出しで、左右の窓の天井付近にはM6ボルト固定用のネジ穴が数個ある。
ワテはそのネジ穴を利用して下写真のジョイントを左右の窓の上に三個ずつ、合計六個取り付けている(注:四個ずつ、合計八個だったかも。)。
上写真のジョイントの底部に穴を開けて、そこに直径の大き目の平ワッシャを付けてボルトを通して車体に固定している。
樹脂製なので強度は低いが、六個使えばかなりの重量物を支えられる。
あるいは下写真のジョイントを利用する人も多い。
そして、左右の窓の上に取り付けたこれらのジョイントに二本のイレクターパイプを通す。
その二本のパイプの間に棚を取り付けている。
その棚もイレクターパイプで作っていて、パイプの左右には下写真のジョイントを付けて、先ほど取り付けた窓上部のパイプに引っ掛ける構造にしている。
上写真のジョイントは上部が平坦なので合板の棚板を載せるには最適な形状なのだ。
矢崎イレクターパイプのジョイントは多数あるが、ハイゼットカーゴ荷室天井に棚を設置するならワテが使っているこれらのジョイントを使うのがベストな手法だと思う。
なぜなら数カ月に渡り全てのジョイントを検討して、最終的にワテが選択したのがこれらのジョイントだからだ!
車中泊界のミニマリストを目指す
このようにワテのハイゼットカーゴはほぼ寝るだけの空間だ。ミニマリスト軽キャン仕様と呼ばれている。
あとは、スーパーで買って来た弁当を食べる程度だ。
でも車内で食事をすると食べ物が飛び散って汚れる。例えばトンカツを食べるとフライの衣の破片が飛び散り易い。
なので、ワテの場合にはスーパーで買った弁当などはなるべく車外で食べるようにしている。
例えば道の駅ならベンチやテーブルが設置されている場所が多いのでそう言う施設を利用させてもらう。
あるいは海辺の道の駅なら、堤防に座って弁当を食べる。そして近づいて来た野良猫さんに小魚をあげるのだ。
ワテの場合、下写真のような煮干しを車に常備している。
そして旅先で出会った猫さんにおやつをあげるのだ。
持ち物は最低限にする
旅行に行く時にスーツケースに荷物をパンパンに詰める人も多い。
あれも必要、これも必要、と言う感じで大量の荷物を持って行かないと落ち着かないと言う人は多い。
ワテの場合、国内旅行でも海外旅行でも二日分の下着の着替え、財布、クレジットカードくらいで十分なのだ。
つまり、
今着ている下着+二日分の下着
だけで十分。あとはホテルの風呂場で洗えば良い。一日干して乾かなくても二日干せば乾く。なので二日分の下着を持って行くのだ。
バスタオルは何日ごとに洗うかと言う話題が良くテレビなどで取り上げられるが、この人は二ヶ月に一回と言ってドン引きされたとの事だ。
【芸能】鷲見玲奈「バスタオルの洗濯は2か月に1回」 共演者ドン引きも…ネットでは共感の声 https://t.co/17ownEbkAv
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) June 5, 2022
ではワテの場合はバスタオルは何日で洗濯するかと言うと、現在はバスタオルは使わない。入浴時に使う手拭いを絞って体を拭いているからだ。
でも以前にバスタオルを使っていた時は、滅多に洗濯しなかった。
たぶん、半年に一回くらいか!
天気が良い時には太陽光の紫外線で殺菌消毒していたので、半年に一回くらいの洗濯でも清潔なのだ。
と言う事で、車中泊の荷物は最低限にするほうが、気軽で良いぞ。
床下収納はお勧めしない
大量の荷物を積みたいので、荷台に敷く床板を高床式にして床下収納を作成している例も良く見かける。自動車DIYの素人に限ってそんな物を作りたがるのだ。
まあ釣りとかキャンプなどのアウトドアが趣味で、沢山の荷物を持って行かざるを得ないと言う人も居るとは思うが、でも高床式はお勧めしない。
車の荷台を高床式にすると確かに収納は増えるが、最大の問題は居住性が極端に悪くなるからだ。
つまり頭が天井に近いので圧迫感があり、少し動くと頭が天井に当たってしまうので使い辛いのだ。
ワテの経験で言うと、もし沢山の荷物を積みたい場合には、床下収納では無くて天井収納にすると良い。かつ、天井の中央付近は避けて、側面の上空に棚を作るなどが良いと思う。
ワテの場合なら運転席後部にサイドテーブルを作成しているので、その上空には今のところ何も無い。なので、今後もし何か収納場所を確保する必要が生じたらサイドテーブルの上空に作成する予定だ。
今後の改造の予定
車中泊で寝るだけの機能に特化してカスタムしているワテのハイゼットカーゴであるが、実際に使っていて幾つか気になる点がある。
その中でも最も気になっているのは、スマホ、メガネ、車のキー、財布、デジカメなどの置き場所が決まっていないと言う点だ。
特にメガネは狭い車内に置いていると、うっかり置き場所を忘れた場合には、最悪、踏みつけて壊してしまう可能性がある。
なので、これらの小物の置き場所を確保する必要がある。
床置きでは無くて天井付近の上空に置く方が良いと思う。
なので、DIYでメガネ置きやスマホホルダーを作って、天井付近に磁石で貼り付けるなどする案を計画している。
あるいは100均で小物入れを買って来て磁石で貼り付けるなどの案でも良いだろう。いずれにしても床置きは物を見失う可能性が高いので天井付近に置くようにする予定だ。
なお、その場合の注意事項としては、ルームミラーで後方を見た場合に、自作のメガネ置きなどが視野に入って後方の視野が遮られると問題がある。
なので、後方視野を遮らないように工夫してDIYをする必要がある。
まとめ
ワレコ
日本は車中泊には最適な国だと思う。
どこに行っても道路は舗装されているし、
どこに行ってもコンビニもガソリンスタンドもあるし、
どこに行っても道の駅には清掃された綺麗なウォシュレットが完備しているし、
どこに行っても400円くらいで入れる銭湯があるし、
どこに行ってもスシローがあるし、
と言う事で、皆さんにも車中泊をお勧めしたい。
ワテも次の車中泊の旅に出掛けたいなあと思っている。
温泉に入りたいなあ。
車中泊にお勧めのグッズ
ワテの場合は車中泊でスマホやタブレットを使う程度なので、出力200W前後の小型ポータブル電源でも良い。値段的には2万円前後かな。
でも将来的にはノートパソコンとかあるいは扇風機なども使う可能性があるので、500Wクラスの中型ポータブル電源を使っている。値段的には6万円前後かな。
上写真のJVC製のやつは出力500W(ピーク1,000W)のハイパワー設計なので電気毛布なども使えるとの事だ。
もし車内で湯沸かしポット(電気ケトル)、トースター、炊飯器などの調理器具を使ったりする予定がある人は、たぶん1000Wクラスのポータブル電源を使うのが良いと思う。値段的には15万円前後かな。
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