写真 朝から食べ過ぎのワテ(イメージ)
ワテの場合、朝食はトーストにバター、レンジで温めた牛乳、ヨーグルト、バナナの組み合わせが多い。
牛乳は普通のコーヒーカップに入れてレンジでチンしているのだが、もう少し沢山飲みたい。
それで、以前から大き目のマグカップを買おうかなあと思っていたのだが、中々ワテ好みの物がない。
当記事では、ワテの食生活やワテが購入したホットミルク用のカップを紹介したい。
まあそんな事に興味のある人は滅多にいないと思うが。
では、本題に入ろう。
安い陶磁器はカドミュウム、鉛などの重金属イオンが溶け出す可能性がある
ワテが使っているコーヒーカップは例えばこんなやつだ。
ごく普通のマグカップで、満杯まで入れると300ccくらい入るが、それだと零れる(こぼれる)ので、通常は200ccくらいの牛乳を入れてレンジでチンしている。
でも牛乳を300ccくらい飲みたい。
あるいは500ccくらい飲みたい時もある。
100均とか行けばやっすいマグカップを売っているが、あまり安い輸入品の陶磁器は人体への危険性が多いのはワテも良く知っている。
つまり、陶磁器に使われている釉薬(ゆうやく)に含まれるカドミュウムとか鉛などの重金属が溶け出すなどの危険性があるのだ。
実際に、過去に中国製の土鍋から鉛やカドミュウムが溶け出す事件が起こっている。
株式会社ニトリが販売したIH対応土鍋のから化学物質発生事件と回収
株式会社ニトリさんのサイトから引用させて頂くと以下の通り。
IH対応土鍋24cm・28cmに関するお詫びと回収のお知らせ
お客さま各位平素よりご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、株式会社ニトリが販売いたしましたIH対応土鍋(発売元株式会社ホリシン)からご使用状況により化学物質が発生する恐れがあることがわかりました。弊社ではお客様の健康と安全を最優先し、ただちに当該商品を自主回収することを決定いたしました。
つきましては、株式会社ニトリにてご購入いただきましたお客様は、お手数ではございますが最寄の弊社各店舗までお申し出くださいますようお願い申し上げます。商品と引き換えにてご返金させていただきます。
ご愛用のお客様には大変ご迷惑をお掛けいたしましたことをお詫びすると共に、当該品の回収につきまして何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。平成19年5月26日 販売者 株式会社ニトリ
■販売期間 平成17年8月から平成19年2月
■回収対象商品及び弊社販売個数
■品名 IH土鍋モミジ24cm
■コード 8990321
■価格 2,490円
■販売個数 4943個
■品名 IH土鍋モミジ28cm
■コード 8990322
■価格 3,490円
■販売個数 4942個
引用元 https://www.nitori.co.jp/news/cat8/ih24cm28cm.html
販売期間は平成17年8月から平成19年2月と言う事だが、平成17年と言うと2005年だ。
このニトリの事件は消費者庁のサイトにもリコール情報として掲載されている。
やっぱり外国製のやっすい製品は危険が多いと言う印象を受ける。
中国製の土鍋から調理中に鉛やカドミウムが漏れ出し事件と回収報道
2007年05月25日の毎日新聞の報道でも、中国製の土鍋から鉛やカドミュウムが漏れ出す事件が報道されている。
<輸入土鍋>鉛・カドミウム漏れ 中国製、全国に2万個 [2007年05月25日] 毎日新聞
札幌市で販売された中国製の土鍋から調理中に鉛やカドミウムが漏れ出し、鍋を輸入した新潟県の陶磁器業者が在庫として残っていた300個を自主回収していたことが24日分かった。しかし、問題の鍋は04年から今年2月までに2万2000個輸入されており、全国に出回ったまま。鉛を摂取しすぎた場合、筋肉の衰弱、脳や腎機能の障害などの被害につながる恐れがあるが、明確な法律違反ではないため回収命令は出せないというのが札幌市や新潟県の見解。購入した同市の男性(47)は「知らずに鉛を口にしている人がいるわけで、放置は許されない」と憤る。
鍋を輸入していたのは新潟県弥彦村の「ホリシン」(堀内哲雄社長)。札幌の男性が今年1月13日、鍋を同市の量販店「ニトリ新道店」で購入、湯豆腐を作って食べた。さらに同26日、鶏肉を1時間煮込んでふたを開けると鍋の縁の内側にべったりと灰色の付着物が張り付き、水面にも浮いていた。購入した量販店に検査を求めたところ、鉛やカドミウムを検出。鉛は食品衛生法に基づく告示基準の17マイクログラム(容器面積1平方センチあたり)を上回る43マイクログラムだったが、未使用の鍋による再検査では基準値を下回り、量販店は問題はないと回答した。(以下省略)
引用元 毎日新聞のサイト
それにしても、
鶏肉を1時間煮込んでふたを開けると鍋の縁の内側にべったりと灰色の付着物が張り付き、水面にも浮いていた。購入した量販店に検査を求めたところ、鉛やカドミウムを検出。
ってのは気持ち悪いだけでなく、本当に怖いわ。
この事件では、被害者が水面に灰色の付着物が出たから気付いた訳だけれど、海外輸入品のやっすい陶磁器の中には多かれ少なかれ猛毒の鉛やカドミュウムが溶け出している可能性があると言う事だろうと思う。
その後、食品衛生法も改正されて陶磁器の安全基準も強化されたらしいが、毎年、膨大な数の陶磁器が海外から輸入されている訳なので、それら全てが日本の安全基準を完全に満たしているとは到底信じられない。
つまりまあ、輸入販売業者さんは膨大な数の陶磁器の幾つかをサンプリングして、鉛、カドミウム、その他の健康に害のある重金属イオンの溶出試験を行っているのだと思うが、試験に漏れた残りの全製品が安全だとは思えない。
要するに、あまりにも安くて生産地や生産業者すら分からないような陶磁器は、消費者の立場としては使わないのが最も安全なのだとワテは思う。
日本製の有名処の陶磁器なら安心だろう
日本には、全国に焼き物の産地がある。
有名な産地としては、ワテが知っている範囲で書くなら
伊万里、有田、薩摩、備前、京焼、信楽、伊賀、常滑、瀬戸、萬古、美濃、九谷、益子、笠間
などかな。
これらの由緒ある焼き物の産地で生産されている焼き物なら、昔から日本人が使っている製品なので安全性は高いだろう。
と言う事で、大き目のマグカップを買うなら日本製の陶磁器がいいなあと思って、普段から時々探していたのだ。
これは500ミリリットルサイズで日本製との事だ。
上の製品とは全く関係は無いが、黄色って言うと、猛毒の六価クロムを連想してしまうのでワテは食器に黄色は使いたくはないなあ。
もし買うなら、釉薬を使わない陶器として有名な備前焼が良いかも知れない。
そう言えば、2019年に備前方面にドライブに行った。
パイレックスの計量カップに決定
で、先日、ぶらっと近所のショッピングセンターを徘徊している時に、何気無く食器売り場を見て回ったのだが、やはりMade in Chinaの陶磁器が多い。
日本製の陶磁器で大き目のマグカップとなると、なかなか見付からない。
ノリタケ(Noritake)とかナルミ(Narumi)などの有名ブランドだと、普通のコーヒーカップは多いが、大型マグカップは見当たらないし、もし有ったとしても何千円もしそうだし。
何か良いカップは無いかなあと思ってぶらついていたら、良い物を発見した。
これだ↴
本体重量(約):590g
強化ガラス(全面物理強化)(耐熱温度差120度)
原産国:USA
パイレックスの500ミリリットルの計量カップ。
満杯まで入れると600ミリリットル程度入るから、300ミリリットルくらいの牛乳をレンジでチンする用途には最適だ。
電子レンジやオーブン対応なのでワテの用途にも使える。
それに、分厚い強化ガラス製なので、ちょっと手が滑って落としたくらいでは割れそうに無いし。
かつ、大きな取っ手付きなので持ち易い。
値段も千円程度だったので、ホットミルク用に一つ買ってみた。
なお、同じくパイレックスの製品で500ミリリットルサイズの別の計量カップも有る↴。
この製品の場合、ガラスが薄いので華奢な感じ。ウッカリ落とすと割れそうな印象なので、前者の分厚いやつを買ったのだ。
古いガラス製品には鉛ガラスが使われている場合もあるので、鉛中毒の危険性もあるが、最近の製品ならそんな心配は無いだろう。
ガラス製の容器なら釉薬が溶け出すなどの事故は起こり得ないし、それに計量カップなので目盛が付いているので、キッチリと300ccを計測するなど出来るのも都合が良い。
まとめ
と言う事で、ワテの個人的な記事になってしまったが、パイレックスの500ミリリットルの分厚い強化ガラス製の計量カップを買って朝のホットミルクをタップリと飲むと言う、皆さんにはどうでも良い記事だ。
その後、朝食の際にはこのパイレックス500ミリリットル計量カップで300ミリリットルの牛乳を温めてホットミルクにして飲んでいるが、いい感じだ。
ただし、幾つか気付いた点がある。
- パイレックス強化ガラス500㎖計量カップが重い(590g)
- ガラスが分厚いのでレンジでチンするのに長時間かかる(今まで2分くらいだったが4分近い)
- 300ミリリットルの牛乳を飲むと胃がちゃぷちゃぷw
まあ、どれも事前にある程度は予測していた事柄なので「想定の範囲内」と言う事になる。
ホリエモンか。
「重い」と言う件に関しても、590グラムのカップに300ミリリットルの牛乳を入れると1キログラム弱の重さになるが、朝食を摂りながら筋肉トレーニングをしていると思えば一石二鳥なので、逆に長所でもあると言えるだろう。
「胃がちゃぷちゃぷ」に関しては、牛乳の消費量を上げる事に貢献出来ているので、日本の酪農産業を支援していると思えば良いのだ。
何事も、前向きに考えるべきだ。
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