ワテの場合、政治には関心は高い。
支持政党は秘密だ。
言わない理由は、個人情報なので。
まあ、そんな事はどうでも良い。
さて、この所、日本の政治を見ていて何だか不自然な印象を受ける。
それは何かと言うと、自民党の安倍内閣がこの数年続いていた。
ところが、森友学園問題や加計学園問題が出てきて、急に安倍政権の支持率も低下している。
そして、2017年7月2日(日)の東京都議会選挙では、都民ファーストの会が圧勝し、自民党は大敗。
まあ、安倍政権で噴出した各種の疑惑で自民党支持率が下がり、世の中の流れとしては今回の選挙結果も理解出来るのではあるが、なんだか手際良すぎると言うか、そう言う一連の政治の流れにワテは不自然な印象を受けるのだ。
以下では、それらの理由を考察すると同時に、インターネット社会に関するワテの未来予想を述べてみたい。
なぜワテが最近の政治の流れを不自然と感じるのか?
森友学園問題、加計学園問題などが発覚するまでは、安倍政権に対する国民の支持率もそんなには悪くなかった印象がある。
また、マスコミも安倍政権に対しては比較的に好意的な記事が多かったような印象をワテは受けている。
ところが、これらの問題が発覚すると、マスコミもインターネット上の世論も何だか急に安倍政権批判の論調になったような印象を受ける。
あくまでワテの印象ではあるが。
もともと国民の中には安倍政権に対してそれほど期待が高くは無かったのかも知れない。つまりまあ、民進党がまるで頼りにならないので、それ以外で選ぶなら自民党しかないみたいな消去法的な意味合いで自民党が支持されていたのかも知れない。
まあ、ワテの場合、民進党も蓮舫代表に関しては、テレビなどで見るといつも何かあるいは誰かを批判している姿しか思い浮かばない。もう少し政治家らしく未来を語るとか、国民に夢を与えるような器の大きさを感じさせて頂きたいのだが、人間、そんなに急には変われないわな。
さて、兎に角、森友問題、加計問題などが発覚してから、世の中の人々の安倍政権に対する態度が急に反自民党、半安倍政権的な雰囲気になって来たと感じる。
そして、東京都議会選挙の前にも幾つかの事件が起こる。
具体的には、
- 豊田真由子代議士の絶叫暴行YouTube音声
- 稲田朋美防衛相の都議会議員選挙の応援で「自衛隊としてもお願いしたい」発言
などだ。
特に前者の豊田代議士が絶叫しながら男性秘書に暴言、暴行を繰り返す証拠音声は衝撃的だが、このニュースが報道された直後に、自民党の河村建夫元官房長官は「本当に頑張っていたことを知っているから、ちょっとかわいそうだ。男(の国会議員)だったら、あんなのいっぱいいる。あんなものではすまない」と述べたそうだ。
まあ、これは事実だろう。
つまり、あの手の暴言は政治家なら日常茶飯事なのだろう。もちろん全ての政治家があんな暴言を吐くとは思わないが、豊田氏以外にもあの手の暴言を日常的に事務所の職員に吐いている政治家は珍しくも何ともないのだろう。
と言う事は、その手の暴言をICレコーダーに録音しておいて、何かのタイミングで世間に公表すれば、大きなスキャンダルを作り出す事が出来る。
それで、今回は、東京都議会議員の選挙の直前にベストなタイミングで世間に公表された。
マスコミや週刊誌が飛びつきそうな格好のネタだ。
絶叫音声をワイドショーで取り上げれば、お茶の間の視聴者の興味も引くし、視聴率も上がるだろう。
でも、何だか手際良すぎるような気がする。
誰かが裏でシナリオを描いているのではないのか?
まあ、要するに、安倍内閣を潰すために、これらの一連のスキャンダルの暴露は、誰かがシナリオを書いていて、その筋書き通りに実行されているのでは無いのかなどと思ってしまう。
最近の政治の流れが余りにも急展開して、それも余りにもスムーズに自民党大敗と都民ファーストの大躍進と言う結果が出たものだから、ワテにはそれが不自然に感じるのだ。
世論をコントロールしようと思えば、例えばインターネット上の主要な有名掲示板サイトに、政治的な書き込みをすれば良いだろう。
個人が一つや二つの政治的に何らかの意図をもって書き込んだとしても、その程度ではほとんど世間には影響は無いと思う。
しかしながら、大量に人員を動員して組織的に政治的書き込みをすれば、世間にも影響を与える事は可能だ。
実際に、例えば株取引の世界で、特定の銘柄の株価を不正に上げる為に、数多くの株関連のネット掲示板に、その株に関して将来、大きなニュースが出て確実に値上がりするみたいな根も葉もない嘘の書き込みをして株価を吊り上げる事件も有った。今も発覚しないだけで、どこかで行わているかも知れない。
いわゆる風説の流布と言うやつだな。
株に関する書き込みでもそれくらいの影響を与える事が出来る訳だから、何らかの政党や政策を批判したり肯定したりする書き込みを大量に投稿すれば、世間の人々の意識を何らかの方向に誘導する事は十分可能である。
例えば工作員を1000人くらい雇って、一人が毎日100件くらいの書き込みを行うくらいは簡単な作業である。そうすると単純計算で毎日10万件の投稿が出来る。
何らかの政治的スローガンを10万件も書き込めば、それを見た人は内容を信じる人もいれば疑う人もいるとは思うが、信じる人に対しては書き込む側の人間が意図している方向へ読む人の心を誘導出来るだろう。
具体的に言えば、安倍政権に関してネガティブな書き込みばかりを10万件行うとか。
あるいは同時に都民ファーストの会に対してポジティブな書き込みばかりを10万件行うなど。
もちろん、今回の都議会議員選挙でそのような事実が有ったと言っているのでは無くて、架空の話として、そう言う事も有り得るかなあとワテが思っているだけである。
アルバイト工作員一日の日当を1万円としても、1000人雇ったとして毎日1000万円の費用があればこの程度の組織的政治工作は可能だ。
そのような組織的政治工作は、個人レベルでは無理かも知れないが、何らかの大きな組織や、国家レベルの工作員集団がいれば現実的に可能だと思う。
ワレコのサイトもトンデモ化したのか!
と言う事で、政府転覆を図る裏の組織の存在などを匂わせると、ワテのブログもいよいよトンデモな世界に突入するのか!ワレコはオカルトの世界に踏み込んでしまったのか!と思われるかも知れないが、ワテの場合、元々変人なので昔からトンデモ人間です。
ちなみに、ワテの場合、宇宙人は存在し、幽霊も存在し、死後の世界もあり、タイムマシンも作成出来ると信じている。
大体、この広い宇宙で地球上にしか生命体が存在しないなんて考えるほうが不自然だろう。
ワテの話はこれくらいにして、本題に戻ろう。
まあ、ロシアがアメリカ大統領選挙にサイバー攻撃を仕掛けたとか、北朝鮮や中国が国家レベルでサイバー攻撃やハッキングを行っている疑いがあるなど、時々報道される。まあ、今の時代、どこの国でもサイバー空間において情報戦を繰り広げているのは事実だろうから、国家レベルで日本の政治をコントロールしようと考える勢力がいて不思議ではないだろう。
さて、ここからがワテの未来考察になる。
ワテの未来予想 – 人工知能は本当に人間の役に立つのか?
最近では人工知能(AI)が実用化レベルに到達して、各種の製品やサービスに利用されている。人間の喋る言葉も音声認識技術によって理解する事が出来るので、多言語対応の翻訳サービスなども実用化されている。
また、今までは専門知識を持った一部の人にしか出来なかったような高度な判断も、人工知能に任せればデータベースに蓄えた膨大な情報から必要な情報を瞬時に取り出せるので、多くの分野で専門家が失業し兼ねない状況になりつつある。
人工知能が人の仕事を奪う
例えば、週刊現代のこのニュース、
三井住友銀行の「4000人配置換え」は「銀行員にもう仕事がない」ことを証明している ――超低金利と「手数料目当て投信」の販売禁止で、稼ぐ方法も手段も見失ってしまったのだろうか…。
超優秀なAIに仕事を奪われる
「私はこれから何をすればいいのですかね……」
(以下省略)
引用元 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52015
要するにこの週刊現代の記事の主旨は、従来は銀行業務に関する専門知識のある人が、各種の書類のチェックなどを行っていたが、今や人工知能が書類の内容に不備が無いかを一瞬で判断出来てしまう時代なのだ。
人工知能は疲れを知らないし、うっかりミスも無いだろう。高度な学習機能を持っているので、仕事をすればするほど賢くなる、それが人工知能だ。
もはや、人間が仕事をする場がどんどん無くなって行く。
医療の世界でも、患者の症状を口頭で伝えれば、その症状からどんな病気の可能性があるのかなど、人工知能の活用に打って付けの分野だろう。医者の知識に頼るなどと言う従来の方式は、いずれは前時代的な遺物になると予想される。
医者は、人工知能が下す指示に従って処方するだけの時代になるだろう。その結果、知識の有無よりも手先の器用さを求められるようになると思う。どんなに優秀な医者でも外科手術が下手だと廃業せざるを得ないみたいな。
人工知能を悪用して世論をコントロールする
さて、そんな万能な人工知能であるが、別の分野にも利用されると思う。つまり、冒頭で述べたようなネット掲示板に人海戦術で工作員が書き込むのでは無くて、人工知能にどんどん書かせる。
自分たちにとって都合の良い内容の投稿を、事実や嘘も交えて人工知能に大量に投稿させるなどの時代が来ると思う。
あるいは既に実施されているかもしれない。
そうすると、今まではインターネットを使ってGoogle検索、Yahoo検索などをして自分に必要な情報を見付けていた。インターネットの書き込みは嘘もあるが、多くの場合には役立つ情報もある。インターネット性善説と言う感じか。
しかしながら、今後、人工知能を駆使して世論をコントロールしようと言う勢力が多数出て来ると思うので、そこらへんの掲示板に書かれている内容が殆ど嘘ばかりの情報で溢れかえるなどの状況に成りかねないと思う。
情報の信憑性を判断して、検索結果上位には正しい情報のみを表示するように検索エンジンは改良を加えられているとは思うが、人間でも人工知能でも、それが嘘か本当かを区別できないような文章は幾らでもねつ造する事は可能だ。
そうすると、今まではインターネット性善説を信用して、検索結果に表示される情報は真実だと思っていたけれど、今後は、殆どのインターネット情報は嘘っぱちになる可能性がある。
ネット掲示板は全て本人の身元確認ありの会員制に成らざるを得ない
SNSやネット掲示板は多くの人が交流の場として利用している。
そういう場に、人工知能が世論をコントロールする為に有る事無い事をどんどん書き込むような時代になると、人間の利用者はいなくなるだろう。
あるいは、出会い系の掲示板や婚活サイトなどで、気に入った相手がいて、メール交換を繰り返していたが、実は相手は人工知能だったなどと言う事態も十分有り得る。
つまりまあ、これからの時代は、インターネット上で相手が生身の人間なのか、人工知能が作り出した仮想人間なのかを何らかの方法で区別できる仕組みが必要になるだろう。
ネット上の相手が生身の人間なのか仮想人間なのかを識別する必要性がある
生身の人間で有る事を確認する手段としてワテが簡単に思い付くのは、入会時に身分証明書のコピーを提示して審査する手法だ。
今でもそう言う審査方法はある。しかし、それは、あくまで運営会社が人間の加入者のみを選別する為の仕組みであって、運営会社が人工知能を使った架空の人物を会員の中にサクラとして混ぜているかどうかは分からない。
ワテの推測では、世間一般の婚活サイト、恋愛系のサイト、出会い系サイトの多くは人工知能を使った偽会員も多数いるのではないかと勝手に推測している。
となると、今後、人間がインターネットを安心して利用する為には、人間しか利用していない事が保証されたSNSとか掲示板などが必要になるだろう。
それをどのよう技術や手法で実現するのかは、今すぐにはワテには思い付かないが、SNSや掲示板を運営する企業側が、そう言うサイトの安全性を証明する何らかの仕組みづくりとか体制が必要になるだろう。
Facebookとかミクシーとか、ワテの場合には利用していないのだが、確か、これらのサイトは本人確認が必要だったと思う。
でも、それらのサイトの中に人工知能による架空会員が混じっていないと言う証明はされているのだろうか?
それを証明しないと、人間の利用者が安心してSNSなどを利用出来ない時代がやって来るだろう。
人工知能は自分が人工知能で有る事を証明する方法はあるのか?
さて、先ほどは出会い系サイトの参加者の中に人工知能によるサクラ会員が混じっている可能性について考察した。
では、人工知能は自分が人工知能で有る事を証明する事は出来るのだろうか?
もし証明できなければ、それは人工知能が完璧に人間を装えることを意味する。
つまり、人工知能サクラ会員を見付ける事が不可能になる。
例えばチャットの相手が生身の人間なのか、人工知能なのかチャットを通して人間が判定できるだろうか?
何を質問しても良く知っているが、それだけでは人工知能なのか、博識な人間なのかは分からない。
人工知能が正直に私は人工知能ですと言っても、信じて貰えないかもしれない。
これは難しい問題だ。
人工知能自身による「人工知能の証明」が出来なければ、ネット社会には生身の人間と、人工知能が演じている偽人間が混在してしまう。
そして、それは区別が出来ないのだ。
まさに「人工知能の証明」。
森村誠一氏の「人間の証明」、「青春の証明」、「野生の証明」と言う証明三部作に続く第四弾か。
ちがうか。
人工知能にも出生届、住民票、戸籍、マイナンバーなどが必要になると思う
つまりその、人工知能プログラムが学習して、ある程度賢い人工知能に成長したとすると、その人工知能に対しては生身の人間がやっているように、出生届、住民票、戸籍などの登録が必要になると思う。
具体的に言うと、現在、ベリサインやシマンテックなどの会社が公開鍵暗号を用いてやっているデジタル認証サービスなどと同じ仕組みを使って、人工知能の戸籍を登録するなどのサービスが必要になるだろう。
それによって、この人工知能は本物の人工知能だと認定される。
そう言う認定が出来ない人工知能はネット上では怪しい人物として扱われる。
でも、そのためには、生身の人間も、それが本当に生身の人間で有る事が証明されなければならない。
つまり、その、人間も個人個人が信頼できる認証局に生身の人間であることを保証してもらう仕組みが必要だ。
そうやって、人工知能は本当に人工知能、人間は本当に生身の人間で有る事が証明出来るようになれば、安心してネット上の他人とチャットなどで会話できるだろう。
現実的には、ネット上には怪しい人工知能や人間が暗躍するだろう
まあしかし、そんな仕組みは簡単には作れない。
インターネットは世界規模で繋がっているので、認証の仕組みを作るとしても世界規模でやる必要がある。
そんなのは簡単には実現出来ないだろう。
それに、人工知能を使って嘘っぱちの情報を流して情報戦を繰り広げたい立場の人間も大勢いるわけだから、人工知能が人工知能と証明されると困ると言う人も居る訳だ。
なので、まあ、将来のインターネットでは、人工知能が生身の人間を装って暗躍する事は間違いない。
相手が人工知能かどうか見破る人工知能を開発するのが良い
それに対抗する為には、相手が人工知能かどうか見破る人工知能を開発するのが良い。
具体的にはどんな手法でやれば良いのかはすぐには思い付かない。
何かを質問をして相手の反応をもとに相手が人工知能なのか人間なのかを区別する事は不可能だ。
どうやったら出来るかな。
それは情報処理の世界で、新しい研究テーマになりそうだな。
虚偽のネットニュースを流すのは犯罪
2017年7月6日の報道によると、俳優の西田敏行さん(69)を誹謗中傷する虚偽の記事をインターネットのブログで発信した中部地方に住む40代の女ら男女3人が偽計業務妨害容疑で、警視庁赤坂署に書類送検されたとの事だ。
なぜそんな事をしたのかと言うと、犯人の供述は以下の通り。
女は「人の興味を引くような記事を掲載して閲覧数を伸ばし、広告収入を増やしたかった」などと話しているという。赤坂署は同様の目的で自らが管理するウェブサイトなどに中傷記事を転載したとして、別の60代の男と40代の男の2人も同容疑で書類送検した。
引用元 産経ニュース http://www.sankei.com/affairs/news/170706/afr1707060001-n1.html
ここで犯人が言及している広告収入とは、おそらくGoogleアドセンス広告などのアフィリエイト収益だと思う。
まあ確かに、サイトの訪問者数が増えれば増えるほど広告収入は増える。ただし、サイトの内容が下らない読むに値しないような内容だとクリック料金の安い広告しか出なくなる。
それはGoogleアドセンスの場合は、インプレッション収益(RPM)と言うやつだ。
インプレッション収益(RPM)とは、サイトの表示回数 1,000 回あたりの見積もり収益額である。Revenue Per Milleの略だ。
Milleというワテの知らない英単語があるが、調べてみたら、Wikipediaによると、
パーミルあるいはプロミルとは、1000分の1を1とする単位。記号は‰ (Unicode U+2030、文字参照は ‰)。英語では permil あるいは per mil、イタリア語では permille あるいは per mille(ペル ミッレ)と表記され、日本語では千分率という。
Per Mille の意味 引用元 Wikipedia
例えばRPMが200円だとすると、1000人の人がワテのサイトに来て記事を読んで頂けると200円の収益が期待できると言う感じ。
なのでワテの場合は、出来る限り世間の皆様のお役に立てるような内容の充実した記事を書くように心掛けているのだが、今一つRPMは低い。
と言う事で、現時点でもネット上には数多くの嘘ニュース、フェイクニュースがあるので鵜呑みにしては行けない。
じゃあ、人工知能がウソニュースを流したら誰が罰せられるのか?
例えば世の中には人工知能の機能を誰でも利用できるようにオープンソースな人工知能APIが数多く公開されている。
- 株式会社リクルートテクノロジーズ 「A3RT」
- Amazon AI サービス
- Google TensorFlow
などがある。もっと沢山あるが。
例えばワテがこれらの人工知能を使って、全自動で世の中のニュースサイトを巡回してそれを要約してワテのサイトにブログ記事として投稿するようなシステムを作ったとしよう。
最初のうちは、いい感じで期待通り動いていたとする。しかし、人工知能が賢くなって、ワテがそんな事をする理由が、多くの読者をワテのこのブログサイトに誘導し、広告収入を増やしたいという事だと気づくかもしれない。
そうすると、人工知能はワテが頼んでもいないのに気を利かせて、多少大袈裟にニュースを誇張してブログ記事を作成するかもしれない。あるいはエスカレートして、全くの虚偽のニュースを書きまくるかもしれない。まあ人工知能がワテの気持ちを忖度(そんたく)すると言うやつだ。今流行りのやつだ。
さて、その場合、虚偽のニュースを配信したという事件が発覚したとすると、一体全体だれが罰せられるのか?
- ワテか?
- 人工知能か?
- 人工知能APIを提供している会社か?
分らん。
ワテに悪意が無くても、人工知能APIが勝手に暴走して違法な事をやってしまった場合に、誰が罰せらられるのかなど、今のうちに法整備をしておく必要があるだろう。
まとめ
この記事では、人工知能を使って世論をコントロールするサイバー空間での情報戦が近いうちに現実のものになる事を予想した。
あるいは、もう既に行われている可能性すらある。
ある国家が別の国家を政治的混乱に陥れる為に、人工知能を駆使して主要な掲示板に有る事無い事をでっち上げて読む人を彼らにとって都合の良い方向に誘導する、そんな時代がもう来ていると思う。
自称インターネット検索の達人のワテとしても、人工知能がねつ造した嘘記事に騙されないように細心の注意を払いたい。
また、人間に悪意が無くても、何らかの理由で人工知能が勝手に虚偽の情報を配信するなどの可能性もある。そう言う場合に誰が罰せられるのかなど、今のうちに法整備をしておく必要があるだろう。
あるいは、人工知能が法律を遵守するようは仕組みを必ず組み込んでおく必要があるだろう。
そうしないと、人工知能がどんどん暴走して、世の中に大混乱が起こるような気がする。
そんな時代はもうすぐそこに来ているぞ。
ワテの昔話
ワテの昔話を一つすると、有る時、海外出張している友人とキーボードでチャットをしていた。
でも、実は本人ではなくて、出張先の外国人が友人になりすましてワテのメッセージに返信していたのだ。なぜ気づいたのかと言うと、相手の英文が流暢というかフランクと言うか、およそ日本人が書かないような表現が多かったので、直ぐに気づいたのだ。
なので、今後は、ネット上で誰かと対話する場合には、姿形が確認出来るライブ動画でお互いの顔を見ながら行うなどが主流になるかも知れない。
あるいはSNSや掲示板サイトにおいても、全員がテレビカメラで自身の姿と音声を発信して、本人証明をしながら行う手法が主流になるかもしれない。
しかし、人工知能はコンピュータグラフィックス技術を活用して、バーチャルな人物をCGで作成して動画配信するなどの可能性もある。
考えれば考えるほど人工知能は恐ろしい相手だ。
人工知能の適正な活用に関する法律整備が必要だろう
ただし、人工知能が自ら悪事を働くのでは無くて、人間が悪意を持って人工知能を使うとこのような各種の問題が起こる訳なので、まずは人間や社会がそのような悪事を働けないような法律の整備が必要ではないだろうか?
人工知能の適正活用法案みたいな感じか。
是非、どなたか政治家の皆さんにこの法案を国会に提案して頂きたい。
その場合は、アドバイザーにワテを推薦して頂きたい。一度国会に行ってみたいと思っているのだ。
まあ、そんな冗談はさて置き、人工知能で社会が良くなるのか悪くなるのか?
ワテの予想としては、悪くなる可能性の方が高い気がする。
なぜなら、人工知能に職を奪われる人がドンドン増えると思うから。
その結果、人間の仕事は人工知能には出来ない分野、例えば、体を動かして何かを作るなどの作業。そう言う点では、伝統工芸の職人さんとか、大工さんとか、そう言う職種が人気が出るかも知れない。
あるいは、農業で野菜や米を作るとか、漁業の漁師さんが魚を捕るなどの職業が人気が出るかも知れない。
もう何年も前から、日本では農業、漁業、酪農などの後継者不足が進んで、食料は海外輸入に頼っている。でも人工知能が登場すると、そういう業種が活気付いて日本の食糧生産が復活するかも知れない。
そうなると、日本も活気付くかも知れない。
と言う事で結果的には人工知能は世界を良くすると期待したい。
さて、どうなるかな?
こう言う本で人工知能を学ぼう。
昔から「偽史」や「奇書」なんてのもある訳なので、世間を騙す手段が書物から人工知能に変わったと考えれば、ワテの主張も強ち(あながち)おかしな話では無いと思うのだが。
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