ワレコ
さて、自動車のフロントガラスのウロコ取りをやってみた。
電動ポリッシャーにコンパウンドを付けて研磨して削り取るのだ。
ウロコとはガラス表面に付着している水垢なのかな?
ウロコの成分が何なのかはワテは知らない。
兎に角、自動車のフロントガラスの外側に付いている汚れを取り除くのだ。
フロントガラスの雨滴をワイパーゴムで拭き取るエリアとその外側のエリアの境界にも筋状の汚れが付いている。
カーシャンプーで洗った程度ではそのウロコ汚れは全く取れない。
皆さんの家の風呂場の鏡の表面にも強烈なウロコ汚れがあるだろう。そのウロコは石鹸カスとか水道水に含まれる各種イオン、その他が反応して鏡のガラスにこびり付いているのだ。
と言う事で、リサイクルショップで中古で購入したRYOBI(現KYOCERA)のランダムオービットサンダー RSE-1250 を使ってフロントガラスをコンパウンドで研磨したのだ。
結論としては、作業時間一時間程度で案外簡単にウロコ取りに成功した。
では本題に入ろう。
フロントガラスのウロコ汚れを取る準備
フロントガラスのウロコ汚れは特に雨の日に気になる。
写真 雨の日のフロントガラスの例
つまり、ウロコ汚れがあると、ワイパーで雨粒を拭き取っても視界がクリアに見えない。
何だか曇ったような感じ。
でもガラスを内側からアルコール系クリーナーなどで清掃しても、一向に視界がクリアにならない。
なぜなら、ウロコ汚れはフロントガラスの外側にこびりついているからだ。
リョービ 電動ポリッシャー RSE-1250(中古)を買った
さて、ぶらっと立ち寄ったリサイクルショップでリョービの電動ランダムオービットサンダーRSE-1250を売っていた。
写真 リョービ ランダムオービットサンダーRSE-1250を購入した
リョービ電動工具は現在は京セラブランドになった。色は赤色系が多い。でも中身はリョービも京セラも同じだ。
下写真のように元箱はかなり傷んでいるが、本体も集塵バッグも使用感は無い。
写真 リョービ ランダムオービットサンダーRSE-1250とスポンジバフが9枚
ワテが見る限り新品未使用の長期保管品に見える。
さらに、上写真のようにスポンジバフが合計9枚付いていた。オレンジ色のスポンジバフが7枚、灰色のスポンジバフが2枚。
と言う事で、RSE-1250本体のネット最安値の半額くらいの値段だったので、買ってみた。
前々から木工作業で使うランダムオービットサンダーが欲しいなあと思っていたのだ。仕上げサンダは持っているのだが。
後で調べてみたら、付属していたスポンジバフはアマゾン辺りでも千円前後で売られている。
単なるスポンジなのに何でそんなに高いのかな?マジックテープが付いているからかな?
まあリョービなどの有名メーカー製でなければ、一枚当たり200円程度で入手出来るが。
まあ単なるスポンジなので、聞いた事も無いメーカー製でも機能的には同じようなもんだと思うが、実際に使うと耐久性など違うのかな?
それは今後調査したい。
なお、研磨力の強さはスポンジよりもウールやフェルトのバフの方が強いようだ(各種ネット情報から)。
と言う事で、先日購入していたこのランダムオービットサンダを木工作業では無くて、自動車用のポリッシャーとして使ってみたのだ。
ボッシュ(BOSCH)フェルトバフを購入した
さて、上写真で紹介したオレンジ色か灰色のスポンジバフを使ってフロントガラスを研磨しようかなと思ったのだが、ボッシュのフェルトバフを購入した。
写真 フロントガラスのウロコ取り用に購入したボッシュフェルトバフ
なぜワテがスポンジバフを使わずに、このBOSCH ポリシングフェルト128mmφを購入したのかは、この後で明らかになる。
まずはカーシャンプーでフロントガラスを洗う
さて、フロントガラスを電動ポリッシャーにコンパウンドを付けてピッカピカに研磨したいので、まずはフロントガラスを入念に洗った。
写真 ハイゼットカーゴのフロントガラスの汚れをシャンプーで洗う
(注:上写真はガレージ屋根のアルミ骨組みが反射して写っている)
フロントガラスの表面に砂粒などが付いたまま気付かずにポリッシャーを掛けると、最悪、ガラス表面に傷を付けてしまうだろう。
なので、洗剤を付けたスポンジや雑巾を使ってフロントガラスを入念に洗浄した。
ワテが使ったのは、下写真のワコーズの高級シャンプーだ。
と言うのは嘘で、下写真のような安っすいカーシャンプーだ。
まあ、高いシャンプーと安いシャンプーとで機能性や仕上がり具合に於いて、何が違うのかは未確認だ。
兎に角入念に洗って、入念に水を掛けてガラス表面のチリ、埃、砂粒、虫の衝突跡などを除去した。
拭き取りはキッチンペーパーがお勧め
洗車作業において面倒なのが、拭き取り作業で使った雑巾・タオルなどの後片付けだ。
つまり、水の拭き取りに使う雑巾も何回か使っていると汚れて来る。汚れた雑巾は洗剤で洗うなどして干して乾かして、次回の洗車に使いたい。
広いガレージを所有していて、DIYで出た汚れ物を洗う専用の洗濯機でも設置していれば、汚れた雑巾も洗濯機に放り込んで洗えば簡単だ。
でも中々そんな理想的な作業環境を持っている人は少ないだろう。
と言う訳で、ワテの場合はそう言う面倒な作業が嫌いなので、車のメンテナンス作業では雑巾類は殆ど使わない。
ワテが使うのはキッチンペーパーだ。林家ペーパーとは違うぞ。
写真 カーメンテナンスにはキッチンペーパーがお勧め
ワテが使っているのは下写真のようなごく普通のキッチンペーパーだ。パルプ100%のやつだ。
キッチンペーパーを二枚くらい切り取って折り畳んでガラスの水を拭き取る。
使い終わったキッチンペーパーは殆ど汚れていないので、捨てるのは勿体ないから自然乾燥させておく。
そして、次回の車掃除の時に、
- エンジンルームの油汚れ
- バッテリーの電極辺りの液漏れによる汚れ
- 荷室スライドドアのレールのグリス汚れ
などをエタノールスプレーを噴射して拭き取るなどの用途に再利用してから廃棄すれば無駄なくキッチンペーパーを活用できるのだ。
ワテは車にこの消毒用エタノールスプレーを積んでいる。そしてガラスや内装など気になる汚れがあるとシュッシュとスプレーしてキッチンペーパーで拭き取るのだ。
リョービRSE-1250ポリッシャでフロントガラスを研磨する
フロントガラスの洗浄が終わったのでいよいよポリッシャー作業開始だ。
でも電動ポリッシャで車の塗装やガラスを磨いた経験は無いので、YouTubeで参考になりそうな動画を幾つか見た。
スグレモン自動車用品 久世さんの動画でガラス研摩を学習する
その中で、スグレモン自動車用品の久世さんがフロントガラスをポリッシュする動画を見て脳内トレーニングしておいた。
動画 スグレモン自動車久世さんがフロントガラスをポリッシュしている様子
久世さんの場合にはワテと同じRYOBI RSE-1250ポリッシャにフェルトバフを付けてポリッシュしている。なのでワテもBOSCH ポリシングフェルト128mmφを買ったのだ。
久世さんが使っている研磨剤は以下の通り。
久世さんの説明ではこのヤナセの二つの製品は同じ物らしいので、安い方を買うと良いだろう。
とは言っても100gで千円以上もするので、結構高いなあ。
ワテは別の製品を購入して使う事にした。そのメーカーはこのあとで紹介する。
マスキングテープは貼らない事にした
なお、久世さんに限らずYouTube動画で車の塗装やガラスをポリッシャで磨く作業を紹介している人の多くはマスキングテープを貼っている。
マスキングテープを貼る理由は、車のドアノブなどの鏡面メッキ部品にポリッシャのバフが接触すると最悪の場合、メッキが削られて下地が露出するなどの失敗を防ぐためだ。
まあYouTube動画でポリッシャを使っている人の多くは自動車関連の職業に就いている人が多いと思うので、そう言うプロの人はマスキングテープを使うなどしてプロとしてキッチリと養生して作業をしているのだ。
さて、ワテもホームセンターで30mm幅のマスキングテープを買って来たのだが、今回はマスキングテープは貼らずに作業する事にした。
理由はマスキングテープを貼るのは面倒なので。
それに、マスキングテープを貼らなくても、ハイゼットカーゴのフロントガラスの研磨作業なら研摩バフが接触して問題になる箇所も無さそうだし。
フロントガラスを固定している周囲のゴムパッキンとか、あるいは、二つあるワイパーなどに研摩バフが接触すると何か問題が起こるかも知れないが、ワテの場合はそんなにガラスの際まで研摩する予定は無いのでその辺りも心配はない。
まあ要するにフロントガラスの周囲5cmくらいは研摩しなければ良いのだ。研摩するのは5cmよりも内側の領域のみ。そうすれば研摩バフがガラス以外の部品に接触する可能性はゼロなので。
ピカール ガラスクリーナー グラスターポリッシュを使う
さて、ワテが使う研磨剤は下写真のガラス研摩用ピカールだ。
写真 PiKAL ガラスクリーナー グラスターポリッシュ
まあピカールと言えば金属磨き用研磨剤の代名詞と言っても良いくらい有名だ。
そのピカールからガラス研摩用の製品が販売されているのだ!(下写真)
自称、研磨作業好きのワテも、このガラス用ピカールの存在は知らなんだ。
まあアマゾンの評価も良いし、値段も格安なので一本買ってみたのだ。
実売価格約四百円。どえらい安いぞ。
さて、ピカールの缶を良く振って攪拌したあと、下写真のようにボッシュフェルトバフの上にピカールを数滴垂らした。
写真 BOSCH ポリシングフェルト128mmφにPiKALグラスターポリッシュを滴下
上写真のようにBOSCH ポリシングフェルト128mmφにピカール グラスターポリッシュを数滴垂らした。
上写真は三滴くらいだが、このあともう数滴垂らした。
どのくらいの量が適量なのか分からないので、最初は少なめにしたのだ。
最初からアホみたいに大量の研摩液をバフに染み込ませると、ポリッシャを電源オンした瞬間に研摩液が飛び散るかも知れないし。
ワテが使ったのは安いピカール グラスターポリッシュだが、下写真のスリーエムのガラス用コンパウンドも有名らしい。
まあ、予算がある人は高級コンパウンドで磨いてみると良い。
あるいはソフト99のガラス用コンパウンドは安くてお勧めだ。
まあ多分、素人がDIYで車のガラスをポリッシュする程度の用途なら、どのメーカーの製品でも仕上がり具合は同じようなもんだと思う。
いよいよ電動ポリッシャーでフロントガラスを磨く
ではいよいよ電動ポリッシュ作業開始だ。
写真 研摩する前にバフに付けたコンパウンド(ピカール)をガラスに満遍なく付けておく
(注:個人情報の漏洩対策としてスマホを持っているワテの腕を黄色に塗っている)
上写真のように、研磨する前に、まずはバフに付けたガラス用ピカール液をガラス面に広げる為に、チョンチョンとバフでガラスを叩いて行く。
ガラス面に一様にピカール液を塗り広げたので、いよいよ電動ポリッシュ開始だ。
リョービRSE-1250の電源をONにして、回転数は目盛3にした(1から6までの6段階の中間あたり)。
目盛3にした理由はスグレモン自動車部品の久世さんが目盛3でやっていたから。
久世さんが言うのだから間違い無いだろう。
写真 電動ポリッシャ(リョービRSE-1250)とガラス用ピカールを使ってフロントガラスを研磨中
上写真は片手でポリッシャの持ち手を持っているが、これはもう一方の手でスマホ撮影する為だ。
実際のポリッシャー作業では、右手で持ち手を持って、左手はポリッシャの頭の部分を押さえて力加減を調整する。
研摩時間は多分10分程度かな。
YouTube動画ではプロの人が強い力でポリッシャをガラスに押し付けながら研摩している例が多い。
ワテの場合は、まずは第一回目なので、割と軽い力で満遍なく研摩した。
合計三回ほどガラス表面を端から端まで研摩した。
ピカールの量は最初に滴下した数滴だけだ。途中で追加していない。
電動ポリッシャなので、全く疲れる事無く研磨作業が出来る。
その結果、ガラス表面のウロコ模様がみるみる消えていくのだ。
研摩回数を増やして行くにつれて、ピカールがバフに吸い取られて行くので、クリアーなガラス表面が見えて来るのだ。
ワイパーのゴムが滑る扇形の領域とその外側の境との水垢汚れも綺麗に消え去った。
この時点で、ウロコ模様は消え去り、ガラス表面もピッカピカに仕上がってる。
研摩作業が終わったらキッチンペーパーで研磨剤を拭き取る
もう拭き取り作業も必要ないくらい、ガラス表面が綺麗になった。
でも、念のために新しいキッチンペーパーを四つ折りにして、フロントガラスを乾拭きして、コンパウンド(ピカール)の残りを拭き取った。
本当なら、このあと、もう一度シャンプーなどの洗剤を使ってフロントガラスを洗浄するのが良いかもしれないが、ワテの場合は面倒なのでやらなかった。
この時点で、フロントガラスのウロコ模様は消え去り、見違えるほど透明感の高いクリアーなガラスになったのだ!
素晴らしい。
フロントガラスのポリッシュ作業の後片付け
下写真が今回のガラス磨き作業で使った道具一式だ。
写真 ガラス研摩作業で使った道具一式(リョービポリッシャ、ガラス用ピカール、キッチンペーパー)
どう!
こんなに簡単にフロントガラスの電動ポリシング作業が成功するとは思わなかった。
YouTube動画などでは、入念にマスキングテープを貼っているし、ポリッシュ作業もコンパウンドを沢山付けて隅から隅までキッチリと研摩しているし。
まあそこまでやればプロの仕事だが、素人の自動車DIYの場合なら上で説明したようにマスキングテープを貼らずに作業すれば大幅に作業量を減らせるのだ。
ちなみに、上写真ではリョービ(RSE-1250)の研磨面が上になるように本体を裏返しにしてバケツに持たせ掛けて立てているが、不安定だ。
なので、RSE-1250を裏返しにして保持出来るようなスタンドのようなものを作っておくと作業性が良いだろう。
さて、ポリッシャ作業は完璧に完了したが、一つ問題がある。
それは使ったボッシュのフェルトバフの手入れだ。
何も手入れせずにこのまま保管すると、バフに染み込んだコンパウンド(ガラス用ピカール)が固まってしまうだろう。
そこで、下写真のようにケルヒャ―高圧洗浄機を使ってバフのコンパウンドを水洗いした。
写真 ケルヒャー高圧洗浄機を使ってバフのコンバウンドを水洗いする
水洗いし終わったボッシュのフェルトバフは自然乾燥させた。
これで後片付けは完了だ。
使ったキッチンペーパーも自然乾燥させておいて、次回の車掃除の時に油やオイル汚れの清掃に再利用するのだ。
下写真のようにバケツに道具一式を入れて、回収する。これで作業終了だ。
写真 今回のガラス研摩に用いた道具一式
と言う訳で、研磨でピカピカになったフロントガラスなら雨が降ってもクリアーな視界が実現出来るのだ。
写真 雨の日のフロントガラスの例(ワテのハイゼットカーゴではありません)
これで雨の日の運転でもガラス越しの視界が鮮明になるぞ!
フロントガラスのクリーニング関連お勧め商品
車のガラスの清掃には、色んな製品が販売されている。
ワテの場合は、この記事で紹介しているように無水エタノール、精製水、消毒用エタノール、この三つをそれぞれスプレー容器に入れて車に積んでいる。
でも無水エタノールで磨いてもウロコ汚れは取れないので、今回の研磨作業を行ったのだ。
その結果、今後しばらくは無水エタノールで軽く清掃するだけでフロントガラスを綺麗な状態に維持できると思われる。
斎藤商会の斎藤さんお勧めはクリンビューとキイロビン
さて丸山モリブデンのYouTube動画で有名な斎藤商会の斎藤さんお勧めのガラス清掃用品だ。
動画 斎藤商会の斎藤さんお勧めのガラス掃除薬品など
旧車屋さんが長年色んなグッズを試した結果、お勧めしたい車をキレイにするグッズをご紹介(企業案件じゃないよ)
引用元 https://www.youtube.com/watch?v=qmqTA0SC-IM
まあ斎藤さんお勧めのクリンビューは昔から有名だ。
キイロビンとは何か?
一方、キイロビンと言うのはワテは初耳だった。
キイロビンゴールドと言うのもある。斎藤さんお勧めは上のキイロビンだ。ゴールドは付いていない。
このキイロビンシリーズはアマゾンの商品紹介を見る限りは、酸化セリウムと言う研磨剤成分を含んでいるので、油膜やウロコが良く落ちるようだ。
40年以上前から販売し、ユーザーの皆様から長い間ご愛好いただいている、油膜取りの代名詞「キイロビン」のスタンダードモデルです。
キイロビンは、降雨時の視界不良の原因となるガラスのギラツキや油膜・被膜を確実に除去する商品です。 今まで何を使っても取れないガンコな油膜や劣化して見にくくなったガラスコートも、酸化セリウム成分がしっかりと、簡単に落とします。 また、ガラスコーティング作業の前処理剤としてキイロビンを使えば、ガラスコーティング効能が増大します。
被膜とは油膜が太陽熱により焼きついたものです。
引用元 アマゾンのキイロビンの商品説明
なので、このキイロビンをリョービのポリッシャーに付けてガラスを研磨しても良いだろう。
あるいは、ポリシャーを使わずに手作業で研磨しても良い。
ワテがウロコ取りに使ったPiKAL ガラスクリーナー グラスターポリッシュは研磨剤入りだが、下写真のピカール ガラス ボディー クリーナーは研磨剤が入っていないので使い易い。
アマゾンで車掃除関連のベストセラー商品を見る
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電動ポリッシャーを持っていない人はどうしたら良いか?
さて、電動ポリッシャを使うのは初めてのワテで有ったが、一時間も掛からずにフロントガラスの研磨作業に成功した。
では、電動ポリッシャーを持っていない人はどうしたら良いだろうか?
電動ポリッシャーを買う案
ワテの一押し案は、この際、ワテみたいに電動ポリッシャーを買ってしまうのがお勧めだ。
下写真のような低価格帯のポリッシャーも多数の会社から販売されている。
あるいは、自動車業界で標準ポリッシャと言っても良いリョービ(現京セラ)のRSE-1250なら間違い無いだろう。
なお、このRSE-1250は昔のリョービ時代ならボディの色は紺色であったが(緑色バージョンも有り)、リョービの電動工具製品は京セラブランドに統一された今では、赤色っぽい京セラカラーになっている。
まあ中身は同じだと思うので、どれを買っても良いだろう。あるいは青色が好きな人は、ヤフオクなどでワテが買ったのと同じ旧型リョービ製RSE-1250を探すのも良い。
手作業で数十分研摩すればウロコは除去出来る
わざわざポリッシャーを買うのも躊躇する人もいるだろう。
そう言う人にお勧めなのは、手作業でガラスを研磨すれば良い。
電動ポリッシャーは非常にパワフルなので10分も作業すればウロコは完全に除去出来た。
一方、もし手作業で研磨するとなると、ワテの推測であるが恐らく30~60分くらい必死で研磨すれば、同じくウロコは完全に除去出来ると思う。
そのようにして一回綺麗にガラス表面を磨いておけば、あとは時々ガラス用のコンパウンドを使って日頃からガラス表面を磨く習慣を付けておけば良いのだ。
そうすると、ウロコが強烈にこびり付くような状態にはならないと思うので。
カー用品店、カーメンテナンスショップで研磨して貰う案
手作業で長時間研摩すると腕も疲れる。
そう言う人は専門業者さんにガラス掃除を依頼するのが良いだろう。
オートバックスとかイエローハットなどのカー用品店に行けば、車の塗装コーティングとかガラス磨きなどもやってくれるお店は多い。ガソリンスタンドでやっている例もある。
あるいは、それらの作業を専門に請け負っているカーメンテナンスショップも多い。
なので、そう言うお店に頼んで、ガラスのウロコ取りをやって貰えば良い。
なお、そう言うお店に行くと各種のコースが有って、値段も数千円台の安い奴から、何万円もする高級コースまでいろいろある。
まあどんなコースを選ぶかは自由だが、今回のワテ経験から言うと、取り敢えず最も安いコースで良いので、フロントガラスのウロコ取りのみと言うコースが有ればそれを依頼するのも良いだろう。
もしフロントガラスのウロコ取りのみで三千円くらいなら、ワテなら試しに依頼しても良いと思う。
費用を抑える為にマスキングテープの養生なども省いても全く問題無いし。
まとめ
ワレコ
いや~、自動車のフロントガラスがピッカピッカの透明になると超快感だ!
当記事では、ワテが中古で購入したリョービRSE-1250電動ランダムオービタルサンダーにコンパウンド(ピカール グラスターポリッシュ)を付けてフロントガラスを研磨してウロコ取りをした作業を紹介した。
YouTube動画では、この手のウロコ取り作業の様子を撮影した動画は多数ある。
多くの場合、それらの動画を投稿している人たちは、プロの自動車整備関連の人たちだ。
その作業内容は、事前に入念に車を洗車して、次に入念にマスキングテープを貼って養生して、そして、電動ポリッシャーを使って入念にボディの塗装を研磨したり、あるいはガラスを研磨してウロコ取りするなどの様子を紹介している。
ワテも今回の作業をするに当たり幾つかの動画を見たが、マスキングテープを貼るなどの作業は何だか面倒な感じ。
と言う訳で、本文中でも紹介したようにワテはマスキングテープは貼っていない。
そして、フロントガラスの周囲5cmは磨かずに、5cmよりも内側のガラス領域のみをポリッシャーで研磨したのだ。
それで十分にウロコは取れて、フロントガラスはピカピカの新品同様に蘇ったのだ。
今後は、斎藤商会の斎藤さんお勧めのキイロビンなどで時々ガラスを清掃すれば、ウロコの付着も防止出来ると思うので、ピカピカの状態を維持出来るはずだ。
数カ月後に改めてフロントガラスの状態をレポートしたい。
なお、今後、車の塗装もポリッシャで研磨する予定なので、今回ガラス用ピカールだけでなく塗装用のコンパウンドも購入した。
近日中に塗装ポリッシュ作業にも挑戦して、別記事で紹介したいと思っている。
(続く)
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