ワテはお気に入りの椅子を使っている。
座り心地が悪いと尻や腰が痛いので、今まで色んな椅子を試した。
紆余曲折して辿り着いたワテのお勧めの椅子は、
岡村製作所の「コンテッサ」
だ。
この記事では、各社の椅子に詳しい(自称)椅子の達人のワテが、紆余曲折を経て選んだお勧めの椅子を紹介したい。
コンテッサを選んだ経緯
コンテッサ購入前の候補は以下の製品だ。
製造元 | 商品名 |
特徴 (*) |
オカムラ | コンテッサ (Contessa) | 座メッシュ椅子の最高峰 |
オカムラ | コンテッサ セコンダ (Contessa II seconda) | Contessaの機能と強度を大幅にアップグレード |
オカムラ | サブリナ (Sabrina) | リングフレーム構造が特徴のしっかりとした座り心地 |
オカムラ | バロンチェア (Baron) | オフィスチェアの定番 |
ハーマンミラー(Herman Miller) | アーロンチェア (Aeron chair) | メッシュチェアーの先駆者 |
ジロフレックス(giroflex) | ジロフレックス 83 ブラサ | スイスの名門、創立140年の歴史、泣く子も黙るオフィスチェア界の王者(ほんまかいな!?) |
プラス、コクヨ、内田など | 各種オフィスチェア | 国産オフィスチェアはどれも高品質。 |
表 世間で人気あるオフィスチェア(一部)
* メーカー発表の説明や、ワテの印象などを交えて書いた特徴。
どれも価格的には10万円以上する。
ジロフレックスは以前使っていた事があり、その座り心地は大変良かった。
今回新たに椅子を購入するに当たり、ジロフレックスも当然候補の一つに入れた。
ただし、今回の選定ではメッシュ構造の椅子に興味が湧いている。
以前、メッシュ構造の椅子に座る機会があり、尻や腰をメッシュが優しく支えてくれるのでその座り心地の良さに大変驚いたのだ。
なので、今回新たに椅子を購入するにあたり、ジロフレックスのような定番のオーソドックスな普通の椅子にするか、メッシュ構造の椅子にするかと言う選択でかなり悩んだ。
二週間くらい悩んだ結果、メッシュにしてみた。
最終的にメッシュを選択した一番の理由は、メッシュ座面に座った時の尻と腰の感触の良さだ。
もちろん椅子と言えば定番中の定番のジロフレックスの椅子も座り心地は折り紙付なので、正統派の普通のクッション座面の椅子を購入検討している人にはジロフレックスは一番のお勧めだ。
コンテッサ購入前の調査
コンテッサの価格は仕様やオプションの有無でも変わるが、だいたい11万円から19万円くらいだ。椅子にしてはかなり高額な部類に入るので、購入を決断するまでかなり躊躇した。
しかし、体に合わない椅子を使うと痔になったり腰痛になったりと、何かと問題が多い。
椅子は日常的に使うものなので、二週間くらい迷った末に思い切って購入したのだ。
材質は革やメッシュ素材を選択できるが、メッシュを選択した。
メッシュタイプの場合、背もたれも座面もメッシュのオールメッシュタイプと、
背もたれはメッシュ、座面はクッション素材のタイプの二種類から選択できる。
クッション素材とは、所謂普通の椅子と同じような座面である。
座面をクッションにするかメッシュにするか?
座面をメッシュにするかクッション素材にするかという選択では大いに迷った。
ワテは決められない性格だ。
メッシュ素材というのは、写真でも分かるように網目に編んだ丈夫な繊維を強い張力で張ってあるのだ。
程よい弾力感があるのがメッシュの特徴だ。ネットと呼んでもいいかもしれない。
図 オカムラコンテッサのメッシュ背もたれとクッション座面の拡大写真
ワテ自身は迷った末に最終的に背もたれもクッションも共にメッシュのオールメッシュタイプを選択して購入したのだが、過去に様々な椅子を試したワテもこういうメッシュ構造の椅子を買うのは初めての体験だったので買う前に色々と調査した。
オカムラのメッシュ構造の椅子に対するネットの口コミ
オカムラコンテッサに対しては、インターネットの掲示板情報などでは概ね良好な評価が多かったが、中には座面をメッシュにすると冬場に尻が寒いというような書き込みをどこかで見た記憶がある。
確かに、秋冬の時期にはクッションタイプの座面のほうが暖かいかとは思うが、まあ、でもそれは部屋の室温が低い場合なら尻が寒いのは気になるかもしれないが、普通に部屋を暖房していればワテは気にはならない(約11年使った感想)。
逆に、夏場はメッシュなので涼しく快適だ。クッションだと蒸れると思う。
あとは、ジーンズなどの尻の金属製リベットがメッシュに引っかかるなどのネガティブ意見も見た事がある。それに関しては、ワテは、座面に汚れ防止の薄いタオルを敷いているので気にならない。
コンテッサという製品は、もともとこのメッシュ構造が特徴であり、そのメッシュ特有の座り心地の良さが人気あるのだ。
オカムラの公式サイトの説明でも「コンテッサ」は「メッシュチェアの最高峰」と記載されている。
座面も背もたれも全部メッシュタイプにしたので、座った時に尻にやさしいし、背もたれも程よい弾力感がある。
という事で、コンテッサあるいはコンテッサと同じメッシュ構造の椅子を検討している人は、ワテとしてはオールメッシュタイプをお勧めしたい。
座面をクッションにしてしまうと、本来のメッシュ構造の座り心地の良さを捨ててしまう事になるのでもったいない。
しかしながら、ネットの掲示板とか口コミサイトを見ていると、メッシュにしたのだが、なんだか違和感があったのでクッションに変えたなどと言う書き込みも見受けられる。
そう言う人は、恐らくは事前にメッシュ構造の椅子に試しに座ってみるなどの体験をせずに、メッシュ座面を選択したに違いない。
今まで普通のクッション座面椅子にしか座った事が無い人が、初めてメッシュ座面椅子に座ると、初めて経験する独特の感触だろう。
その感触を、心地良いと感じるか(ワテの場合)、心地良くないと感じるかは個人個人によって異なるだろう。
なので、メッシュ座面を選ぶ予定の人は、事前に試してみるべきである。
ワテとしてはオールメッシュがお勧めなのだが、でもまあ、最終的にはご自身で決断して下さい。
万一メッシュを選んで使ってみたらやっぱり普通のクッションがいいなあと思って、後で座面のみをクッションに交換する事も有料で出来なくはない。
ただし、当然ながら出費が増える。
使わないメッシュ座面はヤフオクで売れるかも知れないが。
座がメッシュは腰痛の原因となる?
さて、ワテがコンテッサを買ったのが2013年の秋ごろだ。
約11年使って来たが、とっても快適だ。
ところが、某大型掲示板サイトの家具、インテリア板などでは、メッシュ構造の座面は腰痛の原因になるなどの書き込みが見られる。
「座がメッシュは腰痛の原因となることの証明」
などのタイトルで長々とメッシュ座面の欠点を指摘している。まあ、嘘か本当かはワテには分からない。
それに、そもそも、なぜそんなにムキになってメッシュ座面椅子(コンテッサやアーロンチェアなど)を批判する必要があるのだろうか。個人利用者が単なる感想を述べていると言う範疇を逸脱して、なにか商売敵の商品を貶すのが目的のような印象を受ける。
つまりまあ椅子業界の熾烈な市場争いが掲示板で繰り広げられているかのように思える。
まあ、真実は分からないので本題に戻ろう。
ワテの場合、今まで数回ぎっくり腰を経験していて、腰痛になり易い体質だ。
それ故に、自分が座る椅子にはかなり気を使っていて(お金も使った)、最終的に座面メッシュのコンテッサを選んだ。
あくまでワテがこの数年使った限りでは、座面も背もたれもメッシュのオカムラのコンテッサはとっても座り心地が良く、腰痛とは無縁だ。
背もたれの構造が腰痛の原因だと思う
ワテの経験で言うと、椅子を使っていて腰痛になる原因は座面よりも背もたれの構造に起因する事が多いと思う。
具体的に言うと、高級な椅子の多くは、腰部のサポート機能を持つものが多い。
背もたれの部分に背骨をサポートする構造物があるのだ。
そのサポート機構が程よく背骨を支えれば良いのだが、機械的に押し出すような構造の場合には、押し出す力加減がうまく調整出来ない場合も多い。
あるいは、使っているうちにサポート機構の性能が劣化して強い力で押し出すなどの問題もある。
そんな椅子に座ると、腰痛になり易いと思う。
一方、コンテッサには標準でランバーサポートと言う構造物がある。背骨の部分を保持する部品だ。
背もたれに背中を押し付けても、そのランバーサポートが前に押し出すなどの機構にはなっておらず、普通に支えるだけのシンプルな構造だ。
ワテの経験で言うと、腰骨や背骨のサポート機構はこう言う単純な機構が望ましい。妙にハイテクを駆使してメカニカルに押し出すような構造になっていると背骨を強く押し付けて腰痛になり易いと思う。
実際、以前自宅で使っていた某有名メーカーの椅子がそんな構造だった。1年ほど使ったが、その椅子が原因で腰痛がひどくなり、直ちに処分した事は言うまでも無い。今思うと欠陥商品と言うレベルだった。ちなみにそのメーカーの名前をお教えする事は出来ない。ワテは口が堅い。
椅子の上であぐらをかく使い方
また椅子の上で胡坐(あぐら)をかく人も多いが、メッシュ座面の場合には椅子の金属部分が足に当たって痛いなどと言うレビューもネット上では見受けられるが、ワテの場合には全くそんな経験は無い。
と言う事で、ワテの場合には、座面も背もたれも共にメッシュのコンテッサはとっても満足している。
過去にジロフレックスのパサール ハイバック革張りなども使った経験があるが、パサールはクッション座面のオーソドックスな座り心地であったが、それとは一味違うコンテッサのメッシュ座面も、現在のワテは大変お気に入りだ。
でもまあ、座面をメッシュかクッションかで迷っている人は、クッションが無難かもしれない。クッションはオーソドックスなスタイルなので、あえてメッシュ座面を選ぶ必要が無いなら素直にクッションにすべきだ。
メッシュ座面を選択する人は、事前にメッシュ座面に座って感触を確かめるべきである。
繰り返しになるが、ワテの場合には、メッシュ座面だからと言って腰痛の原因になると言うのは全く当てはまらない。
実際、この数年、コンテッサが原因で腰痛になった事は一度も無い。
ただし、寝違えて腰痛になった事は一回ある。あまり変な姿勢で寝転ぶのは良く無い。
その時は横向きに寝転んで長時間(5時間くらい)スマホを操作していたのだ。
途中で寝がえりもあまり打たずに寝転んだ姿勢だったので、脊柱に無理な力が加わったのだと思う。
教訓:何事も正しい姿勢で行う事。
コンテッサの種類
カタログでは下図のように四種類あるが、大きく分けて
- 革張り
- 背メッシュ、座メッシュ(オールメッシュ)
- 背メッシュ、座クッション
の三種類だ。
あとは、標準ヘッドレストにするか、あるいはオプションの大型ヘッドレストを選ぶかで種類が増えるのだ。
例えば上図のピスタチオグリーンのオールメッシュタイプでは、大型のヘッドレストが付いているが、これはオプションなので、通常の小型のヘッドレストタイプも選択できる。
コンテッサのどの色を買うか?
ワテが買ったのは2013年頃だったのだが、色は12色もあった。
決められない性格のワテは、こんなに色があると当然迷う。
一週間くらい迷った末にサントベージュにした。
候補は
サンドベージュ
ライトグレー
ホワイト
ピスタチオグリーン
ダークブラウン
の五つだった。
濃い色は目立ち過ぎるので薄い色合いで検討した。
ピスタチオグリーンはカタログなどでもアップで写真が掲載されていて見た目は綺麗なのだが、緑色が部屋の雰囲気には似合わないだろうなあと思って不採用。
ダークブラウンも色が濃いので目立ち過ぎるかなと思って不採用。もう少し薄いと良いのだが。
ライトグレーは、オフィスっぽいので不採用。
最後にホワイトかサンドベージュで迷ったが、白っぽいのは汚れが目立つかなと思って、薄く色のついているサンドベージュを選んだ。
薄めの色なので、部屋の雰囲気にも無難に合うかなあと思って選んだ。
結果的には、ワテの場合はこの色で満足している。それと、所詮椅子なので、買う前はどの色にするか迷っても、買ってしまうと色が何とかは全く気にならない。肝心なのは座り心地なのだ。
コンテッサのサイズ
カタログから引用すると以下の通り。購入予定の人は、最新カタログなどで再確認すると良いだろう。
注意事項としては、ネットの写真やカタログの写真などでコンテッサが使われている場面が沢山あると思うので、そういうのを参考に色やオプションの選択をするのが良いと思うが、実物が部屋に来ると、ワテの場合は予想以上に大きいと感じた。
大型ヘッドレストのオプションを選択したのも、大きく感じる一つの理由だと思うが、兎に角、オフィスチェアーとしては大き目の部類なので、それを自宅で使用する際には、その点だけは予め注意しておく必要があるかな。
とは言っても、椅子が大きいか小さいかなどは、日常生活の中でワテの場合は、全然気にならないし、慣れてしまえば逆に、ちょっと大きめのしっかりしたコンテッサに座って作業するのが、楽しくなる。
図 コンテッサの詳細な図面(引用元 岡村製作所)
コンテッサのオプション選択
コンテッサのオプションは選択肢が多いので迷う。
ヘッドレストを大型タイプにするか、標準の小型タイプにするかで迷ったのだが、ここは見た目で選んで大型ヘッドレストを選択してみた。
大型ヘッドレストのほうが何となくデザイン的に一体感が有って良さそうなので選んだのだが、実際に使ってみると、何らかの作業中にヘッドレストに頭を付ける頻度は非常に少ないので、多分、大型でも標準でもどちらを選んでいても機能的には同じだったかもしれない。なので、見た目で好きなほうを選べばよいと思う。
なお、大型ヘッドレストを付けると見た目が一回り大きくなるので、狭い部屋に置くと椅子が眼立ち過ぎて圧迫感があるかもしれない。
まあ、そういういろんな感想はあるが、使い始めると気にはならない。結局は、椅子は座り心地が重要なのだ。それしか気にならない。
それ以外には、
オカムラ オプションパーツ ウレタンキャスター (5個セット)
も購入した。
ウレタンキャスターはどれくらい柔らかいのか?
標準のキャスターと比較して、車輪の表面に柔らか目のウレタン素材が使ってあるので、フローリングの床などに優しいのだ。後から単体で購入しても、自分で交換可能だ。
標準キャスターと比較して、このウレタンキャスターの車輪の表面はどれくらい柔らかいのかとても気になっていた。多分皆さんもそういう疑問を持っているだろう。
でも購入してからでないと比較できない。購入するかどうか迷ったのだが、迷った末に実際に購入して比べてみると、確かに柔らかいのだが、フニャフニャと柔らかいと言う感じではない。
指で押さえてみても大きく凹むほどは柔らかくはない。爪を立てると筋状に僅かに凹むがすぐに回復する。なかなか文章では伝えにくい柔らかさだ。
何か身の回りに同じような柔軟性を持つ素材が無いかなあと見回したのだが、なかなか見つからない。
あくまでワテの感覚的な表現をするなら、下図のようなごく普通のタッパー容器の蓋の部分は柔らかいですよね。
それくらいの柔らかさかな(ワテ個人の感想です)。
と言う事で、迷っているなら兎に角買ってみれば良いと思う。
メーカーの商品説明でも
商品紹介
通常のナイロン製キャスターはカーペット床に最適ですが、Pタイル、フローリング床、コンクリートなどの堅い床には、キズのつきにくいウレタン双輪キャスターがお薦めです。
とあるので、フローリングでコンテッサを使う予定の人はこのウレタンキャスターを組み合わせるのがベストだろ。
フローリング用に開発されたメーカー推薦のキャスターなのだから買って間違いはない。
アマゾンでも買える。
あるいは、オカムラ純正品ではないが、恐らくこのキャスターでも互換性はあるようだ。
床にキズの付きにくいウレタン製キャスター。直径60mmの大型キャスター用。5個入り。
サンワサプライの大型ウレタンキャスターだが、5個入りでこの値段。
純正品にくらべるとアホみたいに安いぞ。
アマゾンのサイトで購入者さんのレビューを見ると、ハーマンミラーのアーロンチェア、オカムラのバロン、ジロフレックスで使用出来たとの書き込みもある。
なので、恐らくオカムラのコンテッサにも利用出来ると思うのだが、確証はない。
自己責任でお願いします。
キャスター交換手順
キャスター交換の手順も簡単で、椅子を横に倒しておいて、標準のキャスターを手で引き抜く。
そしてこのウレタンキャスターを差し込めば良いのだ。
ワテが実際に交換した経験に基づく注意事項としては、
キャスターの軸には潤滑の為のグリスが付着しているが、使用中の椅子から引き抜くとその軸にも黒く汚れたグリス付いて来るので軍手などをして作業すると手が汚れなくて良い。
新品の椅子から引き抜いた標準キャスターでも、グリスは黒くなっていた。
たぶん、工場の生産過程やその後の流通の過程でキャスターが使われる場合もあると思うので、それらの過程で軸が回転してグリスも黒くなったのかな?
それとも、もともと黒っぽい色のグリスなのかも知れないがその点は未確認だ。まあ、どっちでもいいか。
追加グリスは一切不要、KURE 5-56 やCRCなどは不可
なお、追加購入したウレタンキャスターの軸にはグリスは塗布されていないようだった。
そのまま差し込むべきなのか、自前でグリスを用意して塗布してから差し込むべきなのか迷ったので購入元経由でメーカーに確認して頂いたところ、そのまま差し込めば良いとの回答だった。
理由は、そのまま差し込んでも、椅子側のキャスターベース内にはグリスが残っているのでそれで十分との事。
なぜならば、このグリスはキャスター軸を差し込み易くする為のものであって、軸の回転を滑らかにする為のものでは無いとの事だった。
キャスター車輪の回転は、軸の下部のベアリング機構で回るようになっているので、キャスター軸にグリスをタップリ塗ったとしても、キャスターの方向転換のレスポンスが素早くなるなどの効果は無いと言う事だった。
注意点としては、クレ556などのスプレー式潤滑剤を軸部やキャスターベース内に吹き付けると、グリスを流してしまう可能性があるので絶対に使用してはいけないとの事だった。
要するにキャスターベース内にグリスが塗られている理由は、
“軸がキャスターベースと固着して抜けなくなるのを防ぐ為”
なのだ。
なので少量のグリスで大丈夫。
つまりキャスターの回転機構は軸部の下なので、極端な話、「グリスが全く無い状態」でもキャスターは問題なく回転するのだ。
なるほど、そう言う事か。スッキリした。
ワテは気になる性格だ。
たぶん、コンテッサ以外のオカムラの椅子、あるいは同業他社の類似の椅子でも同じだと思うので、自前でキャスター交換する人は、この点に注意しておくと良いだろう。
5年使ったウレタンキャスターが破損した
ワテがオカムラコンテッサを買って約五年が経過した。
先日、床を見たら下写真のように、ウレタンキャスターが破損していた!
写真 オカムラコンテッサのウレタンキャスターが経年変化で劣化し破損
その拡大写真を以下に示す。
写真 オカムラコンテッサのウレタンキャスターが経年変化で劣化し破損(拡大)
ウレタンキャスターが破損した理由
まあ5年で破損したので、まあそんなもんかな。電化製品の保証期間も短いと1年だし長くて5年くらいか。
で、なぜウレタンキャスターが劣化したのか調査してみた。
コンテッサには五個のウレタンキャスターが付いているが、下写真は、破損はしていない残り四個のうちの一つだ。
写真 破損はしていないが五年使用したウレタンキャスターは汚れがひどい
上写真を見ると分かるように、ウレタンキャスターの表面には多数のゴミが付着している。
ワテの場合、このコンテッサに座って時々カップヌードルやおかきを食べる事がある。あるいは稀に食事をする事もある。
その結果、食べ物のカスが床に飛び散るのだ。
特におかきの場合、米菓なので原材料はお米(もち米)だ。
そのお米の破片が床に飛び散り、その場所をキャスターが転がると上写真のようにキャスターのウレタン部分にお米の破片が押し潰されて貼り付くのだ。
それが長年積み重なり、上写真のようにウレタンキャスターの表面が凸凹になるくらいに貼り付いている。
ちなみに、五年間使用したが、その間一度もキャスター表面の汚れは掃除しなかったw
その結果、キャスターが転がる度に柔らかいウレタンのタイヤ部分が硬いゴミで部分的に強く圧迫されて、遂に破損してしまったようだ。
と言う事で、ウレタンキャスターが自然の経年変化で劣化破損したのでは無くて、恐らくワテが掃除しなかったのが原因だと思う。
あかんがなw
消毒用エタノールでこまめにウレタンキャスターや床を掃除すると良い
今回の破損事故の教訓として、今では下写真のような消毒用エタノールと雑巾を使ってウレタンキャスターの表面の汚れを一週間に一回くらいは掃除するようにしている。
写真 ウレタンキャスターや床の汚れはこまめに掃除すると良い
さて、破損したウレタンキャスターは廃棄して、新しいウレタンキャスター買う事にした。
コンテッサ用のオカムラ純正新品ウレタンキャスターを購入した
ネット通販でオカムラコンテッサ用の純正ウレタンキャスターを購入した。
直ぐに届くので有難い。運送業者さんには感謝しなくてはならない。
写真 オカムラウレタンキャスター新品
交換作業は簡単で、古いキャスターは引っ張れば抜けるので、抜き取ったら新しいキャスターを挿し込めば良い。
写真 新品ウレタンキャスターになったワテのコンテッサ
やっぱりウレタンキャスターの表面は上写真くらい綺麗に掃除しておくべきだ。
ウレタンキャスターは確かにフローリング床に優しい
なお、五年間に渡り、ウレタンキャスターでコンテッサを使って来たが、ワテの部屋のフローリング床は下写真に示すように、殆ど傷も無く綺麗なもんだ。
写真 日頃ウレタンキャスターがゴロゴロ転がっているワテの部屋の床
上写真は、部屋の隅の綺麗な場所を撮影したのでは無くて、日頃からコンテッサのキャスターがゴロゴロと転がっている机の前の一番酷使している場所を撮ったものだ。
写真を見て頂いて分かるように、殆ど傷が無い。
所々に小傷があるが、それはコンテッサが原因ではなくて、ワテの趣味の電子工作もこの付近でやっているので、金属製のペンチやドライバーを床に落として傷つけたものが多い。
と言う事で、実際に五年間ウレタンキャスターを使った経験で言うと、確かにオプション品のウレタンキャスターは使う価値はある。
かつ、五年間全く掃除せずにおかきのもち米が付いてウレタンタイヤの帯の部分を破損させてしまったが、もし定期的にウレタンキャスターの表面を清掃していたら、恐らくは五年以上は持っただろうと思う。
オカムラのコンテッサをかなり安値で買う
プログラミングの勉強も兼ねて新しいWEBサービスのサイトを作ってみた。
名付けて、
何が出来るかと言うと、
Amazon.co.jp
楽天市場
ヤフーショッピング
の三つのショッピングサイトを同時検索して、商品を価格の安い順に表示出来る機能です。
「最安価格サーチ」のサイトで、
「オカムラ コンテッサ」をかなり安値で買いたい人は こちらから >
「オカムラ コンテッサ セコンダ」をかなり安値で買いたい人は こちらから >
「オカムラ バロン」をかなり安値で買いたい人は こちらから >
もしお使い頂きまして何かご不明な点、改善案などありましたらお知らせ下さい。
お勧めの椅子の紹介
ライトブルーもいいなあ。
ワテはこの色を買った。これに大型ヘッドレストも付けた。
これはオカムラではないが、凄いデザインだ。
これも凄いな。レーシングカー仕様の椅子か。自動車のゲームをする時にこれに座ると臨場感が増す訳か。意外に安い。
コンテッサを使った感想
使い始めて約11年になるが、長時間使っても体のどの部分も痛くなったりしない。
昔使っていた椅子は背もたれの部分が前に出て背骨をホールドするような構造だったのだが、そのメカニズムが強力過ぎたのかもしれないが、背骨が痛くて困った。
一方、コンテッサのオールメッシュタイプでは、尻や背中などの体に接触する部分は殆どがメッシュの部分なので、点で支えるのではなく面で支えてくれるので、適度に圧力が分散してどこか一ヶ所が強く圧迫されるなどの問題が無いのが嬉しい。
その結果、ワテの体にはとても合った椅子だと思う。
コンテッサに対する唯一の不満
あとは、リクライニングや、アームレストの高さ調整に関してだが、まず、リクライニングに関しては、ロック機構を操作すれば自分の好きな角度で固定できる。
任意の角度ではなくて、数段階の中から選ぶのだ。
出来れば任意の角度で固定できると嬉しいのだが。
この点が、ワテのコンテッサに対する唯一の不満だ。
でも欠点と言うほどではなくて、強いて言えば無段階ならいいなあと言う程度。現状でも、特定の角度で固定して使っているが、それで何ら支障はない。
というのは、椅子に座って作業中は、背もたれにピッタリ背中を付けることは少なくて、少し前傾姿勢でパソコンなどに向かっているので、背もたれの角度も厳密に何度でなくてはならないと言うほど神経質になる必要はない。
ちなみに、どこかの角度に固定すると、後ろに体重を掛けても背もたれは殆ど動かない。構造的な遊びの部分で、1, 2センチくらいは傾くが、それ以上は傾かない。
一方、ロックを解除すると完全リクライニングになり、後ろに体重を掛けるとそれに合わせて背もたれが傾斜する。体重を戻すと背もたれもバネの力で戻ってくる構造になっている。
ワテの場合、通常は特定の角度で固定して使っている。たまにリラックスして椅子に座って耳掃除などする場合は、その背もたれの角度を後ろに倒した状態で固定して使う。
ロックを解除した状態のリクライニングで使うのは、ワテの場合あまり好きではない。どこかの角度で固定しているほうが分かり易いので。
この辺りも好みの問題かな。
アームレストの高さ調整などは、他の椅子と同じような操作性なので、この辺りで使い勝手が悪いとか不満が出る事は少ないと思う。
ワテも、滅多にアームレストの高さや角度を変更しないが、たまにウッカリして手が引っ掛かるなどでアームレストの位置を変更してしまい、説明書を見ながら最適な高さに戻している。
説明書を見ながらやれば、特に問題なく操作できるので、まあ問題ないと思う。
まとめ
と言う事で、ワテと同じくコンテッサを清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ってみようかなと言う人は、思い切って買うのがお勧めです。
高価な椅子だけれど、設計もデザインも良いので、買ってみてこんなのを買うべきでは無かったなどと言うような人は少ないと思う。
殆どの人はワテと同じく腰にも優しいのでお気に入りの椅子になるだろう。
購入して、その後11年経った今でも、座面もヘタる事無くいい感じのメッシュのクッション感がある。
腰の部分にもメッシュが面接触するので圧力が分散して、負担が掛からない。
ワテ推薦の椅子だ。
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