
実はワテは和菓子が大好き。
そんなワテが絶品の羊羹を見つけたので、全国推定数千万人の羊羹マニアの皆さんに紹介したい。
では本題に入ろう。
和菓子は美味い
最近のワテは和菓子をよく食べる。
羊羹、大福(小豆餡入り)、どら焼きなどだ。
一方、洋菓子系は滅多に食べない。年に三回くらいか。
ワテが洋菓子を食べない理由は、洋菓子には色んな食品添加物が入っているからだ。
着色料
ペクチン
香料
乳化剤
マーガリン
増粘多糖類
表 洋菓子に良く入っている品添加物の例(ワテの独自調査)
和菓子でも大手食品メーカーが工場で生産している商品には食品添加物が入っている場合もある。
一方、地元の昔ながらの手作り和菓子屋さんが作っている和菓子には、食品添加物が入っていない物が殆どだ。
例えば羊羹なら、砂糖、小豆(あずき)、寒天だけで作られている物が殆どだ。
羊羹なんて未開封なら賞味期限は一年くらいあるし、一年持つなら二年、三年でも持つはずなので、ほぼ無限だと思っても良いし。
ワテの場合は洋菓子を食べなくても和菓子で十分なのだ。和菓子は美味いし。
最近は訪日外国人による和食ブームが騒がれているが、ワテの予想では次は和菓子もブームになると読んでいる。
和菓子は抹茶にもよく合うし。
ワテも一度は虎屋の羊羹を食ってみたいw
MBSラジオ秋まつり2023で羊羹を買った
さて、そんなワテは2023年11月3日(金・文化の日) に大阪市の長居公園自由広場で開催されたMBSラジオ秋まつり2023に行ったのだ。
〒546-0034 大阪府大阪市東住吉区長居公園1−1
営業時間:24 時間営業
電話: 06-6694-9007
面積: 0.657 km²
最寄り駅は幾つかあるが、ワテは地下鉄御堂筋線の長居駅で下車した。地上に出るとそこは長居公園の入り口だ。
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写真 長居公園で開催のMBS秋のラジオまつり2023に長蛇の列
下写真にはMBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」でおなじみのコンちゃん(近藤光史)と、今宮戎のミス福娘に選ばれた事もある松井愛アナが写っている。
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写真 コンちゃん(近藤光史)と松井愛アナ
松井愛アナはこのあと、ワテの方を向いて手を振ってくれたぞ。写真以上に実物は美人だった。
MBSラジオ秋まつり2023の会場には色んなお店が出店していた。
MBSラジオCMでよく聞く奈良県の高機能性靴下の会社のエコノレッグさんの店も有った。
八頭司羊羹舗(やとうじようかんほ)の小城羊羹(おぎようかん)を買った
そこに何故か佐賀県、鳥取県、香川県、宮崎県、岡山県など幾つかの自治体が出店していた。MBSラジオとどんな関係があるのかは知らないが、各県の名産品とか農作物を売っていた。
下写真は佐賀県/JAグループ佐賀のテントだ。
写真 MBSラジオ秋まつり2023の会場の佐賀県/JAグループ佐賀のテント
そこでワテが見付けたのは、下写真の小城羊羹(おぎようかん)だ。
と言ってもこの時点では小城(おぎ)の読み方は知らなかった。佐賀県小城市(おぎし)の存在も知らなかった。
写真 佐賀県のテントで見付けた小城羊羹(左からおぐら、紅、茶)
そこでワテは小城羊羹の桃色の紙に目が止まった。
紙には一口サイズに切った羊羹の写真が印刷されている。
「おお~、これは美味そうや。」
ワテくらいの羊羹ツウになると、その切り口を見ただけで羊羹の良し悪しが分かるのだ。
外側が砂糖で覆われていて、内部は白煉り餡に小豆がまばらに入っている。
一般的に羊羹と言えばよく煉り上げた本煉羊羹を指すと思うが、本煉羊羹も美味いけれど上写真の白煉り羊羹は見るからに上品な手作り感がある。
と言う事で小城羊羹の「白煉りおぐら」を一本買ったのだ。980円。
このサイズの本格的な手作り羊羹で千円以下ってのは凄くお買い得だと思う。
百貨店に入っている虎屋さんみたいな有名店なら1500円前後くらいすると思うし。
他の紅煉や抹茶も美味そうだったのだが、三本も買うと重いので断念した。
写真 八頭司羊羹舗(やとうじようかんほ)の店舗の写真と紅煉(こし餡)、抹茶
一番人気は紅煉(こし餡)、女性に人気なのは抹茶との事だ。
阿倍野・通天閣・日本橋を散策
MBSラジオ秋まつり2023は昼過ぎくらいまで見て、その後は阿倍野・通天閣・日本橋辺りを散策して帰路についた。
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写真 阿倍野ハルカス
上写真の阿倍野ハルカスのレストラン街で遅めの昼飯を食べようかなあと思ったのだが、物凄い人だったので中止。文化の日の祝日だから人で溢れていた。
それに鰻屋の鰻重の値段が5000円くらいだった。高いわw
その後、ジャンジャン横丁、新世界、通天閣の辺りを散策して、日本橋の電気屋街へ向かった。
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写真 ジャンジャン横丁、新世界、通天閣の辺りを散策
新世界の辺りも観光客で溢れていた。
そして、下写真の日本橋電気屋街までやって来た。
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写真 左:塚口勇商店、右:シリコンハウス
秋葉原の日米商事
日本橋の塚口勇商店
横浜石川町の通称エジソンプラザと呼ばれるビルにあるシンコー電機さん。
これらのお店は今後も続けて欲しい。
日本橋ではシリコンハウスさんに立ち寄ってコネクタなどを購入した。
最上階のデジットさんもジャンク品を目当てに訪問して半固定抵抗など購入した。それ以外にも買おうかなと思ったジャンク品は多数有ったのが、「今必要か?」「ここで買わなあかんか?」と自問自答して、無駄なジャンクの購入は思い留まった。
八頭司羊羹舗の小城羊羹を食べる
さて、自宅に戻ってきたので早速小城羊羹を食べてみる。
写真 八頭司羊羹舗の小城羊羹 伝統の【白煉り おぐら】
下写真のようにナイロン袋を開封すると、薄い木のシートに丁寧に梱包されている白煉り羊羹が出てきた。
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写真 八頭司羊羹舗の小城羊羹 伝統の【白煉り おぐら】を開封する
これが八頭司羊羹舗(やとうじ ようかんほ)の小城羊羹(おぎようかん)「白煉り おぐら」だ。
その白煉りおぐら羊羹を小型の包丁でカットした(下写真)。
写真 八頭司羊羹舗の小城羊羹 伝統の【白煉り おぐら】を約10mm幅で二切れカット
本当は15mm幅くらいで分厚くカットしたいところだが、美味しいものは一気食べてしまうのは勿体無い。
ここは10mm幅で妥協した。
和菓子にはブラックコーヒーが合う
甘い和菓子には苦いブラックコーヒーが良く合う。
写真 八頭司羊羹舗の小城羊羹 伝統の【白煉り おぐら】二切れとキーコーヒースペシャルブレンド
今日のコーヒーはキーコーヒースペシャルブレンド豆だ。イオンで賞味期限が近いので半額で買ったやつだ。
ワテの場合、コーヒーを入れるのは上手だと思っている。
コーヒー豆を買ってきて、臼式コーヒーミルで挽く。
大きめのマグカップでタップリのコーヒーを飲むのがワテ流なので、タニタのキッチンスケールで15gの豆を量り取る。
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臼式コーヒーミル | ハリオ星型ドリッパー | コーヒードリップ用ポット |
粉状になったコーヒー豆はハリオの星型のドリッパーをコーヒーカップの上に載せて抽出する。
お湯を一定量ずつ注ぐには上写真右のような専用のドリップポットを使うのが良い。
なお、上写真左の電動コーヒーミルはUSB Type-C接続で充電出来るのだが、一週間に一回くらいの頻度で充電が必要になる。
毎回USBコネクタを抜き差ししていると、コネクタの電極がすり減って接触不良になる場合があるが、コネクタだけの修理なんて不可能だ。そうなると買い替えが必要になるが、それは勿体無い。
なのでワテの場合は下写真のマグネット式USB充電ケーブルとマグネット端子のセットを使っている。
このマグネット式のUSB機器充電ツールはワテお勧めだ。
八頭司羊羹舗の小城羊羹「白煉り おぐら」を味わう
八頭司羊羹舗の小城羊羹「白煉り おぐら」は大きくて食べごたえがある。
ワテがデジタルノギスで計測した限りでは、幅63mm、高さ24mmくらいだ。全長は測る前にカットして食べてしまったので計測していない。推定200mm程度だったと思う。
写真 八頭司羊羹舗の小城羊羹 伝統の【白煉り おぐら】二切れ(10mm幅カット)
一口サイズにカットしたが一口で食べるのは勿体無いので半分に千切って味わう。そうすれば二切れあるので全部で四回味わえるのだ。
一個食べるごとに苦いコーヒーを頂く。
いや~、美味いわ。
この八頭司羊羹舗の小城羊羹「白煉り おぐら」は、写真の通り表面に白い砂糖の層があり、内部は甘さ控えめな感じの上品な白煉り餡だ。
口に入れて歯で齧ると、砂糖の層のサクサク感があり、次に白煉り餡の歯ごたえが有る。
それらを口に入れて咀嚼すると砂糖のサクサク感と餡のネットリ感が程よくミックスされてより一層味わい深いのだ。
美味かった。
まだ残り十数センチの長さが残っているので、しばらくは小城羊羹「白煉り おぐら」を楽しめる。
別の日には、薄抹茶を点てて八頭司羊羹舗(やとうじ ようかんほ)の小城羊羹(おぎようかん)「白煉り おぐら」を頂くことにした。
写真 薄茶に八頭司羊羹舗(やとうじ ようかんほ)の小城羊羹(おぎようかん)白煉りは最高の組み合わせ
以前に備前焼まつりで購入した備前焼の茶碗で薄茶を点てた。この茶碗は正確に言うと丼茶碗なのだが、形が綺麗なので抹茶碗にも使っている。
大ぶりのどんぶり茶碗に三人前くらいの抹茶を入れて、250ccくらいのお湯で薄茶を点てた。
ちなみにこの抹茶もスーパーで賞味期限が近いので半額で買ったやつだ。ワテの食生活は賞味期限との戦いだ。なんのこっちゃ。
自宅でお手軽に抹茶を点てるには、下写真の道具を揃えると良いだろう。
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写真 自宅で抹茶を点てる三点セットの例
薄抹茶で味わう八頭司羊羹舗(やとうじ ようかんほ)の小城羊羹(おぎようかん)白煉りは最高だった。
和菓子と抹茶の組み合わせの旨さを日本人はもっと良く味わうべきだろう。
洋菓子のスイーツがブームになることが多いが、和菓子の旨さは洋菓子とは別格と言っても良いだろう。
砂糖、小豆、寒天、食塩などの必要最小限の素材からこんな美味いものを作り上げた昔の日本人に感謝したい。
外国人には小豆(あずき)で作った餡の旨さを理解出来るのかな?
八頭司羊羹舗の小城羊羹は通称「まるてん」と呼ばれるマーク付
MBS秋のラジオまつり2023から二週間ほどになるが、ワテが買った八頭司羊羹舗の小城羊羹はまだ少し残っている。
全部食ってしまったら、またネット通販で購入したいと思っている。それくらい美味かった。値段も手頃だし。
ところが、「小城羊羹」や「八頭司羊羹」のキーワードで検索すると、似たような羊羹が多数ヒットするのだ。
ワテがざっと数えてみたところ、小城羊羹と名の付く羊羹を作っている会社は少なくとも十数軒くらいある感じ。
さらに、ワテが買った
以外に
- 橘屋八頭司羊羹本舗
- 八頭司伝吉本舗
と言う羊羹屋さんもある。
つまり小城羊羹の産地には「八頭司」と名の付く羊羹屋さんが三軒もあるのだ。
ただしどのお店も「元祖」とか「本家」を名乗っていないので、上手く共存しているようだ。
まるで福岡博多の明太子屋さんが数十軒あるが、明太子を発明したふくやさんが元祖を名乗らないのと同じような感じか。
つまり味で勝負と言う事だろう。
ワテが買った八頭司羊羹舗(やとうじようかんほ)さんは、下写真のように赤丸に「点」のあるマークで有名らしい。地元では「まるてん」と呼ばれているそうだ(信頼できる羊羹関係者さんからの情報)。
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写真 八頭司羊羹舗の小城羊羹は通称「まるてん」と呼ばれるマークで地元では有名らしい
ちなみにこのマークの意味は現在確認中だ。判明したらここに記したい。
「まるてん」の由来をご存知のかたは、この文章の末尾のコメント欄からお教え下さい。
八頭司羊羹舗さんの情報は以下の通り。
製造者 八頭司 正嗣 住所 佐賀県小城市三日月町久米2116 電話 0952-73-2175 FAX 0952-73-2176
この情報はワテが買った羊羹のパッケージに印刷されていたので間違い無いだろう。
八頭司羊羹舗さんのストリートビュー(Google Maps)
八頭司羊羹舗さんのホームページは見付からなかった。
製造者は八頭司正嗣さんと書いてある。
八頭司羊羹の「八頭司」は苗字だったのか。
と言う事は、「八頭司羊羹」の名前の羊羹屋さんが数軒あるのは、どう言う歴史的な経緯かは知らないが本家とか分家とか言うように幾つかの会社に別れたのかも知れない。暖簾分けと言うやつか。
となると、八頭司羊羹と名の付く羊羹は全部食ってみたいもんだ。
あるいは小城羊羹を完全制覇してみたいなあ。
毎日、食後のデザートでコーヒーあるいは抹茶に羊羹を食う生活も悪くはないぞ。
イスラエルとパレスチナの戦争を見ていると、日本は平和で良いなあとつくづく思う。
日本のこの平和が実現出来ているのは誰のおかげなのか?日本人は良く考えるべきだろう。
八頭司羊羹舗の小城羊羹を買う
切り羊羹
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八頭司羊羹舗 切り羊羹 白煉り | ワテが買ったやつはこれ |
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八頭司羊羹舗 切り羊羹 抹茶 | |
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八頭司羊羹舗 切り羊羹 小豆煉り |
なお、切り羊羹ってのは食べやすいように一口サイズに切ってあるという意味では無くて、製造工程に於いて練り上げた材料を木箱で固めたあとで一本ずつ棒状の羊羹に切り分けて作られているという意味だ。
煉り羊羹
こう言う定番の本練り羊羹もワテは良く食う。
八頭司羊羹舗さんの本練り羊羹も次回のネット注文で買ってみる予定だ。
まとめ
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ワテは羊羹の達人です。
もちろん作る方ではなくて、食べる方が専門ですが。
当記事ではワテがMBS秋のラジオまつり2023を訪問したのと、その出店ブースで佐賀県名産の小城羊羹(八頭司羊羹舗さん)を購入した経緯を紹介した。
ラジオまつりでは松井愛さんを1メートルの距離から見る事が出来た。さすがにミス福娘だ、美人だった。
阿倍野、新世界、通天閣、日本橋の電気屋街を散策して帰路についた。
日本橋のシリコンハウスさんは年に数回くらい電子部品を買いに行く。ネット通販でも買えるが、コネクタ類などは手にとって、オスメスの嵌合のやり易さなどを確かめたい。
あるいはデジットさんのジャンク品はネット通販サイトに未掲載の物も多いので、実店舗を訪問して掘り出し物を見つける楽しみもある。
帰宅して落ち着いたあとで、コーヒーを淹れて八頭司羊羹舗さんの小城羊羹白煉りを食べた。
何度も言うが、美味かった。
和菓子は最高に美味い。
和菓子の中でも羊羹は和菓子の王様と言っても良いだろう。
じゃあ和菓子の女王は?と問われれば、それは大福だろう。
と言う訳で、皆さんにも和菓子をお勧めしたい。
漢字で羊羹を書ける人は少ないだろう。この際、羊羹の漢字を覚えておくと良い。
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