当記事は、2019年元旦にワテが作業台を製作した過程を紹介する全四回シリーズ記事の第二回目。
第一回目記事は以下で見られる。
第一回目記事では、作業台の設計をAutodesk社のモデリングソフト Fusion360を使って行った。
第二回目の当記事では、作業台の製作に使う電動マルノコの購入や、丸ノコで直線カットする冶具を作った過程などを紹介したい。
では本題に入ろう。
マキタの165mmマルノコ(M565)を買った
第一回目記事で紹介したような大きさの作業台を二台も作成するとなると、電動工具無しでは難しい。
ワテの場合、両刃鋸で手作業で材木を真っ直ぐに切断出来る技術は無いし。
と言う事で、電動丸ノコを買う事にした。
ワテの初マキタ!
写真 Makita 165mm マルノコ 型番 M565を買ったぞ
1月2日(水)に近所のホームセンターが初売りだったので、買いに行った。
良く行くホームセンターは数か所あるのだが、どのお店も何故だか電動工具の安売りをしていた。
マキタ、HiKOKI(旧日立工機)、リョービ、BOSCHなど。
大工用の電動工具買うならマキタだろ!?
まあ、大工道具と言えばやはりマキタだろう。
HiKOKI、リョービ、ボッシュなども良い工具を出してはいるが、一つ選ぶならやっぱりマキタだろ。
何故か?
ワテの場合、それは以下の理由による。
- マキタは総合電動工具専門の世界最大級のメーカー
- HiKOKI(旧日立工機)はアメリカの投資ファンドに買収されてしまったので、電動工具なんか使った事も無いかも知れない経営陣がどんな製品を作り出すのか不安が多い(ワテの印象)。
- ワテが子供の頃、近所の腕の良い大工さんがマキタの電動工具を使っていた(自動カンナ、据え置き型マルノコ盤など)
ワテの初マキタのM565を開封する
写真 ワテの初マキタのM565を開封、緑のマキタカラーとぶっとい電源ケーブルが印象的だ
ワテのマキタ!
M565の取扱説明書から引用すると
- 単相交流 100V
- 電流 11A
- 周波数 50-60Hz
- 消費電力 1,050W
なので、かなり強力なパワーだ。
実際に、コンセントに挿して取っ手を持ち、人差し指をスイッチに引っ掛けると、「ウイーン!」と言う爆音で回転する。
初マルノコを使うワテの場合、高速回転する回転刃が怖くてビビッた!
それと、モーターから火花が飛ぶのだ。
具体的には停止する時にブレーキがかかる機構が付いてるのだが、カーボンブラシから青白い火花が出る場合がある。
まあ、モーターを使った電動工具の場合、このような火花は良く出るらしいので慣れれば問題ないが初めて見るとビックリするだろう。
なお、丸ノコの場合、使い方を間違うと一瞬で指が飛ぶ。
電動丸ノコや電動工具を使う場合の注意事項(ワテ流)
- 使わない場合はコンセントを抜く
- 刃を交換する場合は事前にコンセントを抜く
- 本体のツマミを回して各種の調整を行う場合には事前にコンセントを抜く
- 刃の交換、調整作業でコンセントを抜いていても、念のためにスイッチを入れて動かない事を確認してから作業する
- 電動工具で作業をする場合は必ず安全メガネ、ゴーグルをかける。ドリルで穴一個開けるだけでも安全メガネ着用を遵守。
- 回転する電動工具(ドリル、フライス、丸ノコなど)での作業は手袋はしない。巻き込まれる危険性が大きいので。
- 電動工具(特に丸ノコ)作業は、周りを綺麗に片付けて作業する(掃除、整理整頓)
- 電動丸ノコの金属プレート(取説ではベースと呼んでいる)の角度調整くらいなら電源コンセントを抜かなくても出来るなんて言う手抜きが事故の元、どんな些細な作業でも必ず電源コンセント抜く。
- 電動丸ノコは所定の位置に置く(事前に置台のような物を作成すると良い)。
- 電動丸ノコは、単体で使うと危険だし真っ直ぐ切るのは難しいから、直線カット冶具と一緒に使う、ワテの場合は冶具を自作した(この後登場する)。
- 丸ノコのキックバックには十分注意する
などか。
兎に角、「慣れ」「過信」「手抜き」が最も危ない。
常に初心に戻って基本を守って作業をする事。
丸ノコのキックバックは要注意
丸ノコのキックバックとは、材木の切断作業中に回転刃が木材に挟まれてしまい回転が急停止する。その瞬間に反動で丸ノコが大きく弾き飛ばされるような動きをする事を言う。通常は、後方に飛んでくる場合が多いので、丸ノコの真後ろに立って作業していると、太ももを切断する事故も多い。最悪の場合、太ももの大動脈を切断してしまい出血多量で死亡事故も時々起こっている。
最近の丸ノコはブレーキが付いているが、ブレーキ機能はスイッチから指先を離した瞬間に回転を停止する機能であるが、キックバックは丸ノコ回転中に突然起こるのでその瞬間に指先を素早く離すなんて言うのは普通の人には出来ない。従って、ブレーキ付きだろうがブレーキ無しだうが、丸ノコ作業ではキックバックが発生するのだ。
2019年07月05日には、「電動のこぎりの使い方に注意!」と言うタイトルで消費者庁からキックバック事故に関する注意喚起の文書が公開されている。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/2019/pdf/consumer_safety_release_190705_0002.pdf
その時同時に公開されたキックバック動画がこれだ!
【電動のこぎりによる死亡事故が発生しています!】電動のこぎりでの作業中に、大たい部を負傷し死亡した重大事故等が消費者庁に通知されました。電動のこぎりは、刃が詰まったときに反動で思わぬ方向に激しく動くことがあります。必ず取扱説明書を読んでから作業しましょう!https://t.co/JvHnvFUt7J pic.twitter.com/xMcvq84YaU
— 消費者庁 (@caa_shohishacho) July 5, 2019
う~ん、怖い。
キックバックを起こさない為には幾つかの方法が知られているが、部材が撓んでいる場合に起こり易い。あるいは真っ直ぐな部材であっても、切断して行くにつれて重力で垂れ下がり、その結果丸ノコ刃が挟み込まれるような状況だとキックバックが起きやすい。
と言う事で、キックバック事故を避ける為には、ワテが実践している対策は以下の通り。
- 作業台の上に部材を置く時にキックバックが起きにくいように工夫する
- 万一キックバックが起きても怪我をしないように丸ノコの真後ろには立たない
- 真後ろ以外にも丸ノコが飛んでくる危険性があるので、丸ノコ作業中はいつキックバックが起きても瞬時にスイッチから指先を離してブレーキを掛けると同時に、刃先から体を逃げる事を意識しておく。
- 釘や木ネジが刺さっている木材を切断している場合には、それら金属に刃が当たらないように十分注意する。もし当たると刃が痛むと同時に刃が急停止する結果、その反動でキックバックが起きる事もある。
などが重要だ。
マキタM565を横から眺める
写真 横から見るマキタ丸のこM565
何時間見ても見飽きない。
マキタグリーン、美しい金属光沢のベースプレート、マキタ好きには堪らない。
世の中では、マキタ電動工具好きな人間を「マキター」と呼ばないのかな?
誰も呼ばないのなら、ワテがマキターの第一号を名乗ろうかな。
マキターワレコと呼んでくれ。
シマラーみたいなもんか。
ワテが買ったのはこれだ!
なお、この製品の場合には丸ノコの円盤刃も本体に取り付けてあるので、コンセントに挿せば直ぐに使える状態だ。
以下の型番の刃が丸ノコ本体に取り付けてある。
もし追加で刃を買うなら、M565の取扱説明書には以下の注意書きがある。
刃物寸法 外径Φ 165mm × 内径Φ 20mm
使用できるノコ刃の外径 Φ 155 ~ 165mm
従って、内径Φ20mmの穴が開いている155~165mmの範囲のノコ刃であれば利用可能だ。
標準付属のマキタ(Makita) チップソー 一般木工用 A-42802 外径165mm 刃数52Tの場合、
- 鋸身厚:1.0
- 刃先厚:1.6
なので、切り代は1.6ミリくらいになるが、それは普通の両刃鋸の切り口よりも若干広い感じだ。
もし切り代を小さくしたいなら、薄い刃を買えば良いのかなあと思ってネット検索してみたが、直径165ミリのノコ刃の場合、刃先厚は1.6ミリが標準サイズの感じ。例えば1.0ミリくらいの薄刃なんてのは、少し検索してみたが見付からなかった。
あまり薄いと強度不足になるのかな。その辺りは引き続き調査したい。
マキタマルノコM565の特徴
自称、俄か(にわか)丸ノコ好きのワテが各社の丸ノコの中からこのマキタM565を選んだ理由の一つは、このM565の場合、板に接する金属板の部分が美しいクロームメッキ(かな?)の光沢のある鏡面仕上げなのだ。
写真 マキタM565を前から見る
上図において、正面の黒いツマミを回転させると金属プレートの角度を変更出来る(注:角度調整ツマミは前だけでなく後ろ側にも同じツマミがあるので二カ所でしっかり固定出来る)。
右側にある黒いツマミはその部分にこの後の写真で登場する並行定規を通して固定するツマミだ。
写真 マキタM565を裏から見る
上写真に示す様に、鏡面加工の金属ベースプレートが美しい。
上の写真では少し使った後なのでおが屑などが付着しているが、綺麗に拭き取ると傷一つない綺麗な金属光沢が見られる。
やっぱりこの金属プレートに象徴される高級感ある仕上がり具合が他社製の安っぽい製品とは大きく異なる。さすがマキタ!
下図は、上からみたマキタM565の写真だ。
写真 マキタM565を上から見る、金属プレートの鏡面加工が美しい
黒いツマミが二個あるが、左は金属プレートの角度調整ツマミ。
右側のツマミは金属プレートで回転刃を覆い隠す量を調整出来るので、深く切ったり浅く切ったり調整が出来る。
M565の場合、最大で57mmの深さまで切断可能だ。
M585の場合、最大で68mmの深さまで切断可能だ。
マキタM565の付属品
写真 マキタM565の付属品は平行定規と六角レンチ
マキタ丸ノコM565の付属品は、上の写真に示す平行定規と六角レンチだ。
六角レンチは丸ノコ本体に固定出来る構造だ。
ダンボールにオイルのシミ?
さて、ワテの初マキタのM565マルノコであるが、一つ気になる点がある。
写真 ダンボールにオイルのシミ?
上写真のように、M565が入っていたダンボールに、オイルのシミのようなものが見えるのだ。
これはどう言う事なのかな?
- 長期保管でオイルが少し染み出た?(本来は漏れてはいけない)
- この程度のオイルのシミは出るもんだ
ワテには分からない。
時間がある時にマキタさんに聞いてみるかな。
ダンボールにオイルのシミのマキタさんの回答
その後、段ボール箱のシミの件はマキタさんに質問してみたら詳しく親切に教えて貰えた。
マキタさんの回答の主旨は以下の通り。ワテの記憶に基づく仮想の対話内容だ。
ワテ
マルノコのダンボール箱にオイルのシミのようなのが付着しているのですが、オイルが漏れたのでしょうか?このまま使っても問題ないですか?
一体全体どないなってまんねん!?ワテほんまによう言わんわ!
ワテはクレーマーか!?
マキタさん
マルノコの可動部に機械オイルを注入するなどの構造にはなっておらず、メンテナンスフリーで使えます。このシミは、マルノコに使われているベアリングなどの機構に使われているグリスの成分が付着したもので、特に問題はありません。
なぜシミが出来るかと言うと、夏場の暑い時期に倉庫などに保管されていると、グリスの成分が水と一緒に少し蒸発してそれが段ボールに付着する場合があります。
もし手にべとつくほど大量にグリスが流出しているならそれは別の問題の可能性がありますので、そのまま使い続けると故障の可能性もありますので、現物を販売店に持ち込んで確認して頂くのが良いです。
しかし、お客さん(ワテ)が報告されたような程度の軽いシミなら、特に問題はありません。
そう言う事か!気にしなくても良いのだ。ワテは気になる性格だ。
ただしワテの記憶違いがあるかもしれないので、気になる人はご自身でマキタさんに問い合わせると良いだろう。
丸ノコの外径165mmと外径190mmのどちらを買うべきか?
ワテの場合、初めて丸ノコを買うので、ネット検索をして色々と調べた。
ワテだけでなく、皆さんも同じだと思うが、電動丸ノコを買う場合に悩むのが以下の三点だろう。
- まず、どのメーカーの製品を買うか?
- 次に、充電式(コードレス)にするかAC100V(コードあり)にするか?
- 次に、ノコ刃の直径165mmか直径190mmのどちらにするか?
以下では、ワテがマキタM565に決定した理由を述べたい。
どのメーカーにするか?
まず、どのメーカーにするか?
それは冒頭でも説明したように、世界最大級の総合電動工具メーカーのマキタを選んでおけば間違いない。何と言っても電動工具一筋で何十年もやっている会社だから、ヘンテコな製品を作る訳が無い。
コードレスにするかAC100Vにするか?
次にコードレスにするかAC100Vにするか?
ワテの場合は、工作部屋の中でしか使わないからAC100Vで十分だ。
大工さんとか内装工事業者さんならコードレスが便利だとは思うが、自宅でDIY用途ならコード有りでも全く不便を感じない(実際にワテが使ってみた感想)。
電動丸ノコの場合、作業台の上で直線カットの用途で使われる事が多いと思うが、そうすると丸ノコの動きは直線的に数十センチくらいの移動になるだろう。長い板を縦に切断する場合なら2メーターくらいの距離を移動する事も有るかもしれないが。
いずれにしても直線的な動きになるので、電源ケーブルが絡まるなどの問題は起こりにくい。
一方、電動ドリルとかインパクトドライバーなどなら、壁や天井や床やいろんな向きや色んな高さの場所で作業するからケーブルがあると作業性は極端に悪くなる。
従って電動ドリルとかインパクトドライバーならコードレスがお勧めだろう。
と言う事でワテの場合はAC100Vにした。
そのほうが値段的にも安いので。
例えばマキタの人気の充電式マルノコはこれだ。
コードレスなので使い勝手は良いと思うが、まあ趣味の日曜大工にはAC100Vのコード有りで十分だ。そのほうがモーターのパワーも一定だし、充電する手間も掛からないので。
ノコ刃の直径165mmか直径190mmのどちらにするか?
ワテの場合は、165mmを買った。
理由は、初めて使う電動丸ノコなので、ごく普通のごく無難なやつを選ぶ事にしたのだ。
直径が大きい190mmなら切断出来る深さが大きい訳だが、ワテの場合、主な用途は厚み10~30ミリくらいの板の切断が多いと思うので、それなら165mmでも十分なのだ。
マキタM565(直径165mm)とM585(直径190mm)の比較
両者の仕様を比較してみた。
主要機能 | モデル | |
M565 | M585 | |
電動機 | 直巻整流子電動機 | |
電圧 | 単相交流 100V | |
電流 | 11A | |
周波数 | 50-60Hz | |
消費電力 | 1,050W | |
回転数 | 5,500 min-1(回転 / 分) | |
刃物寸法 | 外径Φ 165mm × 内径Φ 20mm |
外径Φ 190mm × 内径Φ 20mm |
使用できるノコ刃の外径 | Φ 155 ~ 165mm | Φ 180 ~ 190mm |
最大切り込み深さ | 57mm(0°)/ 38mm(45°) |
68mm(0°)/ 46mm(45°) |
傾斜切断 | 0 ~ 45° | |
本機寸法 | 長さ 282mm × 幅 221mm × 高さ 227mm |
長さ 294mm × 幅 221mm × 高さ 240mm |
質量 | 3.0 kg | 3.1 kg |
引用元 マキタ マルノコ M565,M585 取扱説明書
もし57ミリより深い切り込みが必要ならM585(190ミリ)がお勧めだ。M585なら68ミリまでカット出来る。
あるいは、切り込み深さは57ミリ以下でも良いが、45度の角度でも切り込み深さを大きく取りたいならM585(190ミリ)がお勧めだ。
ワテの場合は、45度で38ミリの厚さの板がカット出来れば十分だ。
2×4材なら38mm x 89mmなので丁度カット出来るし。
なお、この後で登場する直線カット用の冶具(ワテ自作)などを使う場合には、冶具の厚みの分だけ丸ノコが浮くので、切り込み深さがその分だけ少なくなる。
ワテの場合は、厚み19ミリくらいの板で冶具を作成したので、切り込み深さは57-19=38ミリになる。実際は、40ミリくらいまでカット出来る。将来、もう少し薄い部材(3ミリのアルミアングルなど)で直線カット冶具の第二号機を作成する予定だ。
そうすれば、57-3=54ミリまで切り込める。
直径165ミリにするか直径190ミリにするかは、あなた次第
と言う事で、直径165ミリにするか直径190ミリにするかは、あなた次第。
自分の用途を考えて機種を選択すれば良いだろう。
重さも100グラムしか違わないから、大は小を兼ねるという考え方で直径190ミリを買う人もいるだろう。
いや、取り回しが楽な小さい方が良いという人も入るだろう。
なお、替刃を買う場合には、直径が小さい方が値段は安いので、木工用替刃、金属用替刃など沢山購入する予定がある人は、替刃の値段なども調べておくと良いだろう。
まあ、一台1万円くらいだから、思い切って両方を買っても良いかも。
HiKOKIやRYOBI好きな人の為に、それらメーカーの165ミリ丸ノコを紹介しよう。RYOBIのやつは147ミリだ。
これらの製品と比較しても、やっぱりマキタM565の鏡面クロームメッキのベースプレートが美しいなあ。
さていよいよ作業台の製作に入る。
直線カット冶具を作成した
まず、直線カット冶具を作成する事にした。
電動丸ノコの場合、何のガイドも無しで木材をカットするのは危険だし、曲がるし、綺麗には切れない。
さっそく有り合わせの木材で直線カット冶具を作成した。
ワテのオリジナル設計だ。
ワテオリジナル設計の電動丸ノコ用直線カット冶具
写真 ワテ設計の電動丸ノコ用の直線カット冶具
まあ上の写真を見て頂ければ構造は分ると思う。
電動丸ノコを二本のレールの間に置いて、右側のガイドに密着させながら前に進めて行くのだ。
実際にカットする様子を紹介しよう。
写真 ワテ自作の直線カット冶具で2×4杉材をカットする様子
上写真では、一度カットしたので冶具に刃の切り込みが入っている。
今回新たに別の杉材をカットする為にその杉材を冶具の下にセットした状態だ。
刃の切り込み位置が分かっているので、その位置に鉛筆線を合わせれば良い。
必要なら、冶具と部材をクランプで固定すると安定性が増す。
なお、即席で作成した直線カット冶具であるが、ベースプレートがスライドする部分に金属ネジがあるが、ベースプレートに接触すると綺麗なメッキに傷が付くので、ネジは深く埋め込んでいる。
でも作業台が完成したら、もう少しちゃんとした直線カット冶具第二号機を製作したいと思う。
カットの例
初丸ノコで初カットなので不安は大きい。
でもまあ、何事も挑戦だ。
カット失敗例
冶具と部材をクランプで固定せずに、手で押さえながらカットしたのだが、電動丸ノコを直線ガイドに強く押し付け過ぎてしまった。
その結果、丸ノコのベースプレートが冶具から数ミリ浮いてしまい切断面が斜めになってしまった。
写真 カット失敗例、丸ノコを直線ガイドに強く押し付けたために丸ノコが斜めになってしまった
作業中は、ベースプレートが浮き上がってるなんて気づかなかったのだが。
カット成功例
二回目以降はいい感じでカット出来るようになった。
写真 直線カットもいい感じで出来る
見よ、この完璧な切断面!
そして美しい杉の木目
マキタの丸ノコは最高!
電動丸ノコが無くても、両刃鋸を使ってこれくらい綺麗に切断出来るようになりたいのだが。
この時点で、マキタ丸ノコM565を買って正解だったと確信したのだ。
さっそく作業台の製作に入る。
その辺りの記事は、第三回目の記事で紹介したい。
まとめ
マキタの丸ノコM565が一台あれば木工作業が物凄く捗るし楽しい。
何と言っても、スパッと一直線の切り口には感動すら覚える。
約一万円くらいの実売価格でマルノコが手に入るので、DIY趣味な人にはお勧めしたい。
ワテの場合、電動工具の中でもマルノコには恐怖感が有ったのだが、使ってみると物凄く便利。
そして、電動工具を扱う場合の基本に忠実に安全に心掛ければ、当初抱いていたマルノコに対する恐怖感も解消出来たし。
ワテお勧めの丸ノコ
自称マキターのワテが購入したマキタのマルノコがM565だ。
165ミリ円盤ノコ刃の人気モデルだ。
ベースプレートの金属光沢の美しさは他社の追随を許さない丁寧な仕上がりだと思う。
さすがに電動工具専門メーカーだと感心する。
大き目のサイズが良い人はこちら。
M565もM585も一台1万円くらいだから、DIYする人にはぜひお勧めしたいマルノコだ。
続編の第三回目の記事はこちら。
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