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【ワレコのDIY】ペンが倒れないペン立てを自作【ダイソー 100均 予算400円】

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ワレコ

11月末だと言うのに暖かい。

地球温暖化を肌で感じるワテである。

さて、この所、時間が有れば部屋を片付けている。

幾つかある棚にはガラクタ、書籍、書類、電子部品、何が入っているのか忘れた箱など、いろいろある。

そう言うやつを順番に取り出して不要な物は捨てて、今後必要だと思う物のみ残している。

まあ要するに断捨離と言うやつか。

そんな中で、筆記用具も使っている物、使っていない物、未整理の箱から出て来たものなど、多数見つかった。

インクが乾燥して書けないボールペンなどは廃棄して、使える物のうち今後も使う予定のある筆記用具のみ残した。

それらを市販のペン立で整理したのだが、今一つ、綺麗に整理出来ないのだ。

と言う事で表題の通り「ペンが倒れないペン立てを自作」したのだ。

では本題に入ろう。

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市販のペン立てはペンが斜めになるので見栄えが悪い

下写真がワテがダイソーで買って来た透明樹脂製のペン立てに多数の筆記用具を挿し込んだ状態だ。

写真 ダイソーで買って来た透明樹脂製のペン立てに多数の筆記用具を挿し込んだ

上写真のように、もう無茶苦茶だ。

このペン立ては幾つかの小部屋に分かれているが、その小部屋に数本のペンを立てても真っ直ぐには立たずに斜めに傾いている。

市販のペン立ての構造にはこう言う小部屋タイプが多いけれど、こう言うペン立てを設計している人は、実際にそれを使ってみて使い易いと思っているのだろうか?

上写真のようなペン立ては文房具屋さんの筆記用具入り場で、どの小部屋にも多数のペン、鉛筆、シャープペンなどをギュウギュウ詰めにして陳列する用途には使えるだろう。

でも、個人が自宅で筆記用具の整理に使うには、まるで役に立たないと思う。

特に上写真のような透明樹脂製のケースは見た目は綺麗なのだが、斜めになっている筆記用具が丸見えなので、ますます見た目が悪くなるのだ。

一方、下写真のように斜めに筆記用具を挿し込むタイプの整理棚ならペンが暴れる事はないので見た目も良い。

上商品の場合、一部屋に3~4本程度の筆記用具を挿し込んで使う分には綺麗に整理出来る。

でも、このような斜め挿しタイプのペン立ての欠点としては、一部屋に満杯になるくらいにペンを挿し込むと、下にあるペンを取り出し辛いのだ。

まあそんなにアホみたいにギュウギュウに詰めるワテが悪いと言えばそうなのだが。

それと斜め挿し構造のペン立てのもう一つの欠点としては、普通のペンや鉛筆を収納する分には見た目も良いのだが、軸が太いマジックを赤青黒など三種類くらい持っているとして、そんな太っといマジックを数本も斜めに挿し込むと軸が細い普通のペンや鉛筆などとの見た目のバランスが悪いのだ。

と言う訳で、ワテの調査では市販のペン立てで使い物になるのは一つもない。

じゃあ自分で作ろうと思い立ったのだ。

ワテ設計のペンが倒れないペン立てを作る

ペン立て自作プロジェクトで使うパーツ紹介

下写真が今回のペン立て自作プロジェクトで使うパーツ一式だ。

写真 ダイソーのラインバスケット白、茶(手前)とPP素材収納バスケット(奥)

今回のペン立て製作プロジェクトの方針としては、なるべく手間も費用も掛けずに作りたい。

かつ、ワテのブログの読者の皆さんも同じ物が作れるように、手軽に入手出来る部品を使うと言う二点だ。

そこで100均ダイソーにある商品を組み合わせて自作する事にしたのだ。

なお上写真の金属針金に白や茶の樹脂コーティングされている商品名「ラインバスケット」は一個100円。一方、後列にある灰色の商品名「PP素材収納バスケット」は200円商品だ。

ワテの場合、100均で200円商品を買った経験は滅多にない。その結果、上写真の200円商品を買う時には緊張した。

一皿100円の回転ずしで300円くらいの高額な皿を取った時くらいの緊張感があった。

これは失敗は出来ない。

なお、ラインバスケット(ワイヤーバスケット)は白と茶を買うのがコツだ。

決して白白、茶茶など同じ色を二個買ってはいけない。

その理由は後半で明らかになる。

ダイソーのラインバスケット(白、茶)を組み合わせる

まず、下写真のように商品に貼ってある紙のラベルを丁寧に剥がす。

この紙ラベルも今回の工作では使うので、決して破り捨てたりしては行けない。

写真 商品に貼ってある紙のラベルを丁寧に剥がす

次に、下写真のように白バスケットと茶バスケットを組み合わせる。

写真 白バスケットと茶バスケットを組み合わせる

組み合わせ方のコツは、このバスケットには引っ掛けるフックが二箇所に付いている。

二個のバスケットのそれらのフックを互いに引っ掛けるように組み合わせると良い(下写真)。

写真 二個のバスケットのフックを互いに引っ掛けるように組み合わせる

その拡大写真を下に示す。

写真 二個のバスケットのフックを互いに引っ掛けるように組み合わせる(拡大)

二個のバスケットを結束バンドで固定する

次に長さ7cm程度の結束バンドを5本用意する。ワテの場合は、以前にダイソーで買ったやつが有ったのでそれを使った。

写真 長さ7cm程度の結束バンドを5本用意する

その結束バンドを使って下写真のように白バスケットと茶バスケットがズレないように五か所を結束する。

写真 白バスケットと茶バスケットがズレないように五か所を結束

まあ五か所でなくても六ケ所でも七カ所でも良い。

適当に結束すると良い。

結束バンドの余分なところを切り落とす。

写真 結束バンドの余分なところを切り落とした

ワテの場合はニッパで切り落とした。

上写真のようなニッパは電気工事や電子工作をやる人が使うが、それ以外の人でもこの手のニッパを一本買っておくと何かと役に立つ。

ワテの場合は小型のニッパを爪切り替わりにしている。

まあこう言う専用の爪切りニッパーを買っても良いのだが。

結束バンドの切断面は怪我に注意

さて、下写真はニッパで切断した結束バンドだ。

写真 ニッパで切断した結束バンドの切断面に注意

ニッパで切断した結束バンドの切断面は硬くて鋭いエッジになっているので、うっかり手の甲や腕の皮膚などの柔らかい部位を引っ掛けると、擦り傷どころか切り傷になってしまう事がある。

なので、結束バンドの切断面が外向きに飛び出さないように、上写真のように内側に入れておくと良い。

これで完成では無いが、取り敢えず下写真のようにPP素材収納バスケットの中に合体した白茶ワイヤーバスケットを嵌め込んでみる。

写真 PP素材収納バスケットの中に合体した白茶ワイヤーバスケットを嵌め込んでみる

どう!

ピッタリ収まっているでしょ。

合体した白茶ワイヤーバスケットの幅がPP素材収納バスケットの内寸にピッタリ合う事を自称ダイソーの達人のワテが発見したのだ。これは日本初どころか世界初だと言われている。

さて、ペン立てとして使うので、ペン先や鉛筆の先でバスケットが汚れるのが嫌なので下写真のように適当な紙を敷いておくと良い。

写真 バスケットの底に紙を敷いておく(ペン先による汚れ防止)

上写真の状態でもペンを立てる事は出来るが、実際にやってみると分かるように下側のワイヤーバスケットの網がPP素材収納バスケットに接触しているので、ペンの下側の安定性が悪いのだ。

ワイヤーバスケットを底から1cm程浮かせる工夫

その対策としては、二個合体したワイヤーバスケットを底から1cmくらい浮かせるようにすれば解決する。

写真 ワイヤーバスケットに貼ってあった紙ラベルにマスキングテープを貼る

そこでワイヤーバスケットに貼ってあった紙ラベルを利用する。

上写真のようにテープを使って紙ラベルをワイヤーバスケットの側面のワイヤーに張り付ける。

ワテの場合は白色マスキングテープを使ったが、セロテープなどでも良い。

下写真が完成形だ。

写真 二個合体ワイヤーバスケットの側面に紙ラベルをテープで貼った

これで二個合体ワイヤーバスケットを1cmほど嵩上げする事が出来た。

その拡大写真を下に示す。

写真 二個合体ワイヤーバスケットの側面に張り付けた紙のラベル

あとは下写真のように、二個合体ワイヤーバスケットをPP素材収納バスケットに入れる。

写真 二個合体ワイヤーバスケットをPP素材収納バスケットに入れて完成だ

これで完成した。

「ワレコ式ダイソー白茶ワイヤーバスケット採用ペンが倒れないペン立て」と呼んでおこう。

完成したワレコ式倒れないペン立てを使う

下写真のようにワテ所有の文房具類を自作ペン立てに整理してみた。

写真 ワテ所有の文房具類を自作ペン立てに整理した

どう!

完璧なペン立てと言っても過言ではない。

この完成度の高さ、見た目の美しさ。

ダイソー100均の商品数点で実現出来る絶対にペンが倒れないペン立てがここに完成したのだ。

電子工作のハンドツールも収納可能

ワテ設計のペン立てを使うと筆記用具の収納は完璧に成功した。

同様に電子工作で使うハンドツールの収納もやってみる。

下写真のようにワテが良く使っている工具類を並べてみた。

写真 ワテが電子工作で良く使う工具類(小物系)

ワテが使っている主な工具を以下に示す(類似品も含む)。

これらのハンドルーツも下写真のようにワイヤーバスケット式ペン立てに完璧に収納出来るのだ。

写真 ハンドルーツもワイヤーバスケット式ペン立てに収納出来る

ただし、上写真のように精密ドライバーは寸法が短いのでワイヤーバスケットの中に落ち込んでしまう。

なので精密ドライバーなどの短い物をどのように収納するかは、今後の課題だ。

あと、下写真のようにノギスも安定して収納できる。

写真 ノギスも収納できるがドライバーは苦手

上写真のようにドライバー系は重心が持ち手の部分にあるので、ワイヤーバスケットに挿し込んでも安定性が悪いかな。

なので、ドライバー類をこのワイヤーバスケット構造のペン立てに収納するには、何らかの工夫が必要だ。それも今後の課題にしたい。

なぜ白と茶のワイヤーバスケットを使うのか?

さて、読者の皆さんはなぜワテが白と茶のワイヤーバスケットを使ったのか気になっているだろう。

写真 白と茶のワイヤーバスケットを使うと挿し込み位置が見易い

その理由は、上写真のように上から見た場合にワイヤーの色が違うので上ワイヤーも下ワイヤーも見分け易いのだ。

その結果、ペンを挿し込む際に、まず茶色の上ワイヤーの升目を狙って挿し込めば良い。

そのまま、ストンと真っ直ぐに落とせば良いが、手で挿し込むと若干は斜めになる。

その結果、下ワイヤーの升目も見易いほうが間違い無くペン先を狙った升目に挿し込めるのだ。

どう!

そこまで緻密に計算して白ワイヤーバスケットと茶ワイヤーバスケットを組み合わせているのだ。

と言うのは嘘で、近所のダイソーには白ワイヤーバスケットと茶ワイヤーバスケットが各一点ずつしか無くて、白白や茶茶などの同色で二個買う事が出来なかったのだ。

ところが、それが災い転じて福となすの諺のように、上下のワイヤーバスケットの升目が見易くなり、ペン立ての利便性向上に大きく寄与したのだ。

ワテくらいのDIY上級者になると、転んでもただでは起きないのだ。

DIY業界の七転び八起きと呼ばれているワテである。

ワイヤーバスケット式ペン立ての長所と短所

下写真に市販ペン立てとワテ自作ペン立てを使った様子を示す。

市販ペン立て ワレコ式ダイソー100均ワイヤーバスケットペン立て

ワテが実際に使ってみて感じた長所と短所を紹介しよう。

ワイヤーバスケット式ペン立ての長所

上写真右のように、ワテ自作ペン立てはワイヤーの升目にペンを挿し込む事により、ほぼ真っ直ぐにペンが直立するので見た目が美しい。

今回採用したワイヤーバスケットの升目はワテの実測で内寸22ミリ程度の正方形だ。

その結果、ペンだけでなく、軸の太いマジックなどもちょうどいい感じに挿し込めるのだ。

縦長の書道の筆、ノギス、鋏なども安定して直立収納が可能だ。

と言う事でワイヤーバスケット式ペン立ては多くの筆記用具に対応しているので機能的には非常に満足するものが完成したと思う。

ワイヤーバスケット式ペン立ての短所

短所もある。

それは、ペンを挿し込む時には、上下にあるワイヤーバスケットの升目を狙ってペンを挿し込む必要がある。

上ワイヤーは見易い位置にあるのでペン先を狙った升目に入れる事は出来る。

そしてペンを真っ直ぐ下に落下させれば、ほぼ確実に下ワイヤーの升目に入るが、上ワイヤー升目にペンを乱雑に挿し込んだ場合とか、若干斜めに挿し込んだ場合には、場合によっては下ワイヤーの正しい升目に入らずに隣の升目にペン先が入る事がある。

その結果、ペンが斜めになってしまう。

と言う訳で、ペンを丁寧に真っ直ぐ挿し込む習慣を付ければこの問題は回避できるのだが、頻繁にペンを抜いたり挿したりするような使い方をする人には、この短所でイライラする可能性はある。

例えば執筆関係の仕事とか、美術関係の仕事とか、要するに沢山の種類のペン(ペン先太さ、色、水性、油性、その他)を使って仕事をしている人で、色んなペンを使いまくって作品を描くような人には向かないだろう。

そこで、この欠点を解決する為の改良案も紹介しよう。

ペン先が隣の升目に入ってしまう問題の対策

今回はダイソーで手軽に入手出来る部材としてワイヤーバスケットを二個使ってペン立てを作った。

その結果、ペン先が下ワイヤーの隣の升目に入る問題が生じる事がある。

そこで、改良案としては下図のように完全個室構造にすれば良い。

図 完全個室構造にすればペンが隣の部屋に紛れ込む事は絶対にない

上図のような四角の筒状の紙などを自作するか購入するかして、格子状に並べれば良いだろう。

あるいは、下図のような筒状の紙なら四角筒よりも入手性は良いだろう。例えばトイレットペーパーの芯とか。

図 筒状のものをハニカム状に並べる案

まあトイレットペーパーの芯でペン立てを作るには、芯が数十個必要なので月に数個の芯が得られるとしても一年近くトイレットペーパーの芯を集める必要がある。

そんなのは嫌だ!と言う人は、例えばサランラップの芯なども利用しても良い。

上図では同じ直径の筒を並べているが、実用性を考えれば大小何種類かの筒を用いるほうが、いろんな太さのペンに対応できるので良いだろう。

筒状の紙管なら市販品でも探せば入手は可能だろう。

でも、わざわざ買わなくても身の回りの物を使って自作しても良い。

牛乳パックで仕切りを自作する案

牛乳パックの紙は丈夫だ。

そこで牛乳パックの箱を解体して四枚の長方形の紙を作る。

その長方形の紙を一枚使って下図のように折り曲げてペン仕切りの部品を作る。

図 牛乳パックなどの紙を折って仕切りを作ってペン立てを作る案(上から見た図)

上図のように牛乳パックの紙などを折り曲げて自作したペン仕切り部品を数個用意する。

それらをテープとか接着剤で貼り合わせれば、上で紹介した箱型の完全個室タイプのペン立てが完成するだろう。

実際にワテが作ってみた訳では無いが、恐らくこの方式が最もお手軽にペンが倒れないペン立てを自作出来ると思う。

バスケットの隙間にも文房具を立てて収納する工夫

今回利用したダイソー200円のPP素材収納バスケットには下写真のようにワイヤーバスケットとの5cmくらいの隙間がある。

 

写真 PP素材収納バスケットとワイヤーバスケットとの5cmくらいの隙間にも収納可能

この隙間には普段あまり使わない文房具で大きな物を入れておくのも良いだろう。

具体的には、糊とか穴開けパンチとか。

あるいは下写真のように大き目の紙筒をれておけば大物を直立収納が出来る。

写真 大き目の紙筒を用いて大物を直立収納した例

上写真では、キッチンペーパーロールの芯を利用している。これくらいの大きな直径の紙筒なら大型カッターも収納出来る。

あるいは杓文字(シャモジ)立として使っても良い。

あるいはけん玉を立てても良いだろう。

ちなみにワテの場合、けん玉は昔は得意だった。最近やっていないのだが、久しぶりに再開した。

世界一周とかウグイスくらいなら、十回中一回くらいは出来る。

まとめ

ワレコ

ミニマリストを目指すワテである。

当記事では挿し込んだペンが倒れないペン立てを安く簡単に自作する方法を紹介した。

今回採用したのはダイソー100円の白と茶のラインバスケット(ワイヤーバスケット)と、200円のPP素材収納バスケットだ。あとは結束バンドやテープが少々。

それらを組み合わせれば費用400円程度で10分も有れば完成するのだ。

ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100均に行けば、DIY用に使える升目状の金属メッシュワイヤーネットが多数販売されている。

あるいは樹脂製の水切りカゴなども利用出来るだろう。

でも本文後半で説明したように、上下二箇所のワイヤーメッシュを利用する方式よりも、四角の紙筒などを利用して完全個室構造にするほうが使い易いと思う。

でも製作する手間を考えれば今回ワテが紹介した上下二箇所のワイヤーメッシュバスケットを使う方式も良いだろう。

是非皆さんもこの記事を参考にしながら、自分のアイデアも加えて、より良い改良作品を作って頂きたい。

もし良い作品が出来ましたら、下のほうにあるコメント欄から教えて頂きたいです。

(続く)

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