写真 ワテの好物(その2)瓶詰三兄弟
ワレコ
実山椒は美味い。
外国人が実山椒の美味さを知ったら世界的に実山椒の需要が急増して日本市場から無くなってしまうと困る。
外国人には出来るだけ実山椒を教えないようにすべきだ。
当記事は、自宅の木工作業部屋に後付けで換気扇を取り付ける記事の後半部分だ。
前編記事は以下の通り。
前回までで、換気扇を後付けするための木枠や突っ張り機構の自作は完了している。
当記事では、木部への塗装と換気扇の固定、そして窓にこれら自作換気扇を取り付けて運転成功するまでの作業を紹介したい。
では、本題に入ろう。
仕上げサンダで磨く
前回記事にも掲載しているが、換気扇後付けに使う部材の寸法図と取り付け図を下に示す。
図 ワテが製作中の換気扇木枠とディアウォール&ラブリコ風突っ張り棒の設計図
今回製作する換気扇固定用木枠には塗装を施す事にした。
今までDIYで作った数個の棚には、塗装などは面倒なのでやっていないが今回は塗装する。
その理由は、換気扇なので窓際に設置するから、木部が風雨に晒されて劣化する危険性があるからだ。
特に換気扇を固定する木枠部分は針葉樹合板で作っているが、水に濡れると弱そうな感じ。
そう言う理由で木部に塗装を行うのだ。
なお、換気扇用の木枠は自作しなくても販売されている。
ワテが買った三菱電機の25cm換気扇の場合、下写真の純正木枠を買う方が手っ取り早いが。
まあ買うと二千円弱もするのでここは自作するのだ。
まずは、仕上げサンダを使って表面を磨く。
写真 2×4材の表面を仕上げサンダーで研磨する
ちなみにマキタ 仕上げサンダM931とBO3710は色は違うが中身は同じらしい。
取り付け可能なペーパー寸法も、両者ともに93×228mmだ。
これらのマキタの仕上げサンダは紙ヤスリの両端を金属レバーで挟み込んで固定する方式だ。
でも、世の中には紙ヤスリの裏がマジックテープになっていて、簡単に貼ったり剥がしたり出来るタイプのサンダも多い。
マキタ 仕上げサンダM931とBO3710には以下の別売りオプションがある。
このマジックファスナ用のパッドを研磨面に取り付ければ、クランプ挟み込み式をマジックファスナ式に変更出来るのだ。ワテもこのオプション品の購入を検討している。
もう一つお勧めのオプション品を紹介したい。
上写真のパンチプレートを使うと、普通の紙ヤスリの周囲に穴を開ける事が出来るのだ。
その穴は仕上げサンダの研磨面に開いている穴位置に一致しているので、その穴から集塵できるのだ。まあ要するに、普通の紙ヤスリを仕上げサンダ用のサンディングペーパー(集塵ポート用)に加工する為の便利グッズなのだ。
このオプションも購入したいと思っている。
自作サイクロン集塵システムが大活躍
下写真はワテ自作のサイクロン集塵システムだ。
写真 マキタ M931仕上げサンダとサイクロン集塵システム
そのサイクロン集塵システムの集塵ホースの一つが作業台の上に来ている。
その集塵ホースは作業台の上で使う電動工具一般向けに用意しているやつで、今回初めて仕上げサンダの集塵ポートに接続してみた。
マキタ 仕上げサンダM931の集塵ポートは外径20ミリくらいしか無い。通常はそのポートには付属のダストバッグを接続するようになっている。
ワテの場合は、このダストバッグは使わずに、自作サイクロン集塵システムに接続したのだ。
集塵ポートと集塵ホースの径はかなり太さが違うので、下写真のように集塵ホースの内側に分厚いスポンジ状のクッション材の端材を巻いて、仕上げサンダの集塵ポートを挿し込んだら上手く行った。
写真 サイクロン集塵システムに繋いで仕上げサンダを使うと粉塵発生を抑制できる
そのクッション材の拡大写真を以下に示す。
写真 洗濯ホースを流用して作成した集塵ホースにクッション材を入れて異径継手化した
いや~あ、自作サイクロン集塵システムはとっても便利だ。
今回利用した集塵ホースは、洗濯機用の延長ホースなのだが、4メートルで千円くらいなのでやっすい。
その集塵ホースは、通常は下写真のように先端に掃除ブラシを取り付けて、作業台の清掃に活躍している。
先端ノズルを外して、仕上げサンダの集塵ポートに差し込めば、一瞬にして仕上げサンダをサイクロン集塵化出来るのだ。
素晴らしいぞ、ワテ考案のサイクロン集塵システムは!
写真 研磨の粉塵もサイクロン集塵システムで掃除
最後に水気を良く絞った雑巾を用意して、研磨面に付着している粉塵を綺麗にに拭き取った。
木部保護塗料を塗る
さて、木部に塗装を行う。
ワテの場合、塗装の経験はあまりない。以前にオーディオラックを作成した時には、油性着色ウレタンニスや水性着色アクリルニスなどを塗った。
その時の経験で、ワテの場合は水性塗料のみを使うようにしている。水性塗料なら水洗いが出来るので作業がやり易いからだ。
でも本当は、油性ウレタン系の塗料を使う方が塗装した表面に丈夫で硬い皮膜を作れるので耐久性が高いようだ。まあ、ここは妥協して水性塗料を使う。
それに水性塗料でも、最近の水性製品は油性に匹敵するくらい品質や性能が向上しているようなので。
ワテが買ったのは下写真の水性塗料だ。
「木部保護塗料」と書いてあるから、木部が保護出来るんだろう。換気扇の支柱は多少の風雨に晒される可能性があるので、耐水性のある塗料と言う事でこの製品を選択したのだ。
ちなみに同シリーズでは幾つかの色があるが、茶系も何種類かある。
ウォルナット | オリーブ | カスタニ | チーク |
表 カンペハピオ 水性木部保護塗料の茶系の製品
まあこんなに沢山あると、ワテの場合、選択に迷う。ホームセンターの塗料売り場で十分くらい迷って買ったのがウォルナットだw
だいたいカスタニって何だよ!?聞いた事も無い色だ。苗字かと思ったわw
なお、缶入り塗料を買う時には下写真の缶オープナーも買うべきだ。
マイナスドライバーで缶の蓋をこじ開けると、先端がツルっと滑って上手く行かずにイライラするが、専用の缶オープナーならスムーズに開けられるのだ。
第一回目の塗装
塗料の缶の蓋を開ける前に、缶を両手で持って良く振った。
大型マイナスドライバーを使って缶の蓋を開ける。
100均で買ったステンレスボールに塗料を深さ4cmくらいまで入れた。
そして中くらいのサイズの刷毛で塗る。
上写真のように2×4材や針葉樹合板にカンペパピオ水性木部保護塗料を塗布した。
当然一回の作業では全体を塗れないので、まずは下写真のように上面と側面に塗料を塗った。
上写真のように、材の上面や側面に第一回目の塗装を終えた。
この塗料を塗ってみた感想としては、2×4材や針葉樹合板などの柔らかい材に対しては、染み込み易い。なので、やはり二回、三回と重ね塗りをする必要があるようだ。
この塗料の場合、乾燥時間は夏場は約一時間、冬場は約二時間との事だ。
二時間後に第二回目の塗装を行った。
第二回目の塗装
第二回目の塗装では、木枠や2×4材を裏返して未塗装の部分を塗ると同時に、既に塗装している箇所に重ね塗りを行った(下写真)。
上写真を見ても分るように、このカンペハピオ 水性木部保護塗料 ウォルナットの場合、塗装直後は茶色では無くて紫色っぽい色合いに見える。
写真 第二回目の塗装が終わって乾燥させている状態
塗装は養生せずに行う
なお、今まで紹介した塗装作業の写真を見ても分るように、作業台の上は新聞紙を敷くなどの養生はしていない。
従って、上手に作業しないと塗料が作業台に付いてしまう危険性がある。
それにもかかわらずワテの場合は、作業台は何の養生もせずに塗装作業を行った。
その理由は、養生してしまうと安心感があるので、刷毛に大量の塗料を付けてジャブジャブと雑に塗ってしまい、周囲にも大量の塗料が飛び散ってしまう(ワテの場合)。
そうでは無くて、塗料をこぼさずに少しずつ丁寧に塗るように敢えて養生をしなかったのだ。
つまりまあ、養生なんて言う安全策は自称DIY達人のワテは採用したくない。そんな物が無くても完璧な作業をやる自信があるからだ。
まあ例えて言えば一流の綱渡り名人が、命綱無しで綱渡りするようなもんだろう。
なんのこっちゃw
第三回目の塗装
第三回目の塗装作業になると、どこが一回塗りでどこが二回塗りなのか分からなくなった。
まあ目で色合いを見て、色の薄い箇所は多分一回塗りなので、その部分は多めに塗るなどで三回塗りをやって行った。
下写真のように、ウォルナット色がいい感じで出来上がっている。
下写真がワテが使ったカンペハピオ 水性木部保護塗料 ウォルナット 1.6Lだ。
写真 カンペハピオ 水性木部保護塗料 ウォルナット 1.6L
上写真の塗料は1.6リットル入りだが、3.2リットル入りも売っていたのだが、取り敢えず1.6リットルを買った。それでも今回の塗装作業では多分300ミリリットル程度しか使わないと思うので、大量に余る。
余ったやつは今後の木工作品に塗る予定だ。
なお、塗料は小サイズ(0.7リットルなど)を買うより、大容量サイズを買う方が割安になる。なので1.6リットルよりも3.2リットルを買う方が更に割安だったのだが、そこまで大量には使わないので中サイズの1.6リットルを購入した。
下写真のように三回目の塗装なので、塗料は材に染み込む事なく、刷毛で綺麗に塗り広げる事が出来る。
写真 三回目の塗装作業の様子
あとは乾燥させれば塗装作業は完了だ。
養生して塗装すべきだった
なお、上写真を見ると分かるように養生せずに塗装作業を行った作業台の上には、刷毛から飛び散った塗料が付いてしまった。大量には付いていないが少し付いた。
あかんがな。
まあ綱渡り名人に例えて言えば、綱から転落したが運よく骨折くらいの軽傷で済んだみたいなもんか。
なんのこっちゃw
次回からは手抜きせずに入念な養生をしておこう。まあ新聞紙を敷くのが面倒なだけだったのだが。
手抜きのワテである。
水性塗料は扱い易い
やっぱり水性塗料は扱い易い。
特に室内でペンキを使う場合はやはり水性塗料が良いだろう。油性塗料なら強烈な臭いが一週間くらい取れないからだ。
使い終わった刷毛は良く水洗いする。
ワテの場合は、洗い終わった刷毛は下写真のように水を張った容器に一晩くらい漬けておく。
写真 水性塗料を塗った刷毛は水洗いして一晩水に漬けておく
そうすると、前日透明だった水が翌朝には薄茶色に濁っている。これで十分に塗料を洗い取る事が出来るのだ。
なお、例えば屋外に作成した柵やテーブルなどに塗料を塗る場合は、耐久性の高い油性塗料を塗るのが良いだろう。それも一回塗りで十分に分厚い皮膜が出来る油性ペンキが良いと思う。
その場合には、使った刷毛はシンナーで洗うなどするよりも使い捨てでやるほうが後始末が楽ちんだ。100均に行けば安い刷毛を売っているので。
追記(2021/4/13) 水性塗料でも物凄く耐久性の高いやつを見付けた。これだ↴
ガレージで車の洗車をする時に天井(ルーフ)部分も洗いたいので、踏み台を自作したのだが、このアサヒペンのスーパーコート(水性)を塗ったのだ。そしたら、一回塗りでも物凄く分厚い皮膜が出来るし、三十分くらいで固まるので二度塗りも直ぐに出来る(本来は2時間以上乾燥させて重ね塗りすべき)。
兎に角、このアサヒペンスーパーコートは凄いわ。「フッ素樹脂配合 水性シリコンアクリルペイント」と言うのが何や知らんが耐水性がある感じ。
ただし、アサヒペンスーパーコートは分厚い皮膜が出来るので木材の木目を生かすような仕上げにはならない感じなので、その点は要注意だ。
ちなみにワテは水で薄めずに塗ったのだが、もしかすると少し水で薄めて塗れば木目も生かせるいい感じの仕上げになるかも知れない。まあその辺りは、耐水性を重視するか、木目の見栄えを重視するかバランスを考えて塗ると良いだろう。
換気扇を窓に取り付ける
ディアウォール(ラブリコ)風の自作突っ張り機構を組み立てる
さて、塗装が乾燥したので自作ディアウォールを組み立てる。
写真 ボックスレンンチ13ミリとメガネレンチ13ミリを使ってナットを締めつける
やっぱりハゼットのハンドツールはカッチョイイなあ。
ワテの場合、100均ダイソーの100円スパナを沢山使っているw
下写真のように突っ張り部分の機構が完成した。
写真 M8ボルト・ナットで自作したディアウォール風の突っ張り機構
ディアウォールやラブリコは正規品を買うと千円から二千円くらいする(二個セットで)。一方、ワテ自作の突っ張り機構は二個セットの製作費用は約300円くらい。安いぞ。
下写真のように突っ張り面に白いクッション材を貼り付けた。
写真 完成したワテ自作のディアウォール(ラブリコ)風の突っ張り機構
この白っぽいクッション材は確か100均キャン★ドゥで買ったやつだ。片側はシールを剥がすとテープになっているので貼り付けが簡単だ。
木枠に換気扇をネジ固定する
塗装が完了したので木枠を支柱にネジ固定する。
下写真のように下穴を三つ開けてそこにコーススレッドで固定する。
ワテが使ったのはダイトーハントのステンコーススレッド(ラッパ、半ネジ)57ミリだ。
普通のユニクロ(鉄)製だと雨で錆びる可能性がある。ここは念のために値段は高いがステンコーススレッドを採用した。ちなみに初めてステンレス製のコーススレッドを買った。いつもDIYでは安っすい部材しか使わないワテなので、高級ステンレスコーススレッドを買う時はドキドキしたわw
木枠の厚みは12×2=24ミリ、2×4材厚みは38ミリ。合計62ミリ。51ミリコーススレッドを買う予定だったのだが、無かったので57ミリを買った。まあ予定より長いが5ミリの余裕があるので問題無い。
コーススレッドのラッパとフレキの違い
ちなみに、コーススレッドの「ラッパ」や「ラッパ頭」とは、ネジの頭がラッパ状になっているタイプだ。別の種類に「フレキ」や「フレキ頭」のネジがある。
ラッパ | フレキ |
ラッパ頭ネジやフレキ頭ネジの効果をネット検索してみたところ分かり易い解説を二つ見付けたので引用させて頂く。
頭部がトランペットの先のように広がっている「トランペット」や、皿頭の座面にギザギザが付いた「フレキ」などがあります。
フレキは硬質の木材に対して頭部がめり込みやすくなっています。
引用元 https://www.tsurugacorp.co.jp/dictionary/tapping_drill/tapping_drill_drilling.html
頭部がラッパ形状のため、石膏ボードの厚紙を傷めずに面一に仕上がる。
頭部フレキ形状とは、皿頭で外周裏側にザグリ刃を施したギザ状のリブが付いていて、硬質木用に頭部がめり込み易くした形状です。
引用元 https://neji-one.com/lineup/63030250.htm
まあそう言う事か。
でもまあワテの場合は、通常は下穴を開けておいて、かつ皿取錐で座ぐり加工をするので、フレキやラッパの違いをあまり意識せずに使っている。まあいいか。
などサイズ違いがあるが、最初に買うなら3×9がお勧めだ。なぜなら木工DIYで使う長さ25ミリから100ミリくらいのコーススレッドの多くは、頭の直径が8から9ミリの物が多いからだ。具体的には、8.2ミリ辺りが多い。
例えばネジで有名なダイトーハントさんのサイトに一覧表があるので見てみると良い。
https://daidohant.com/product/course-thread/コーススレッド/
もし皿取錐を買う場合には念のために自分が持っているコーススレッドの頭径をノギスで測ってみると良い。
傷だらけの木枠
写真 木枠を支柱にステンコーススレッドで固定した
下写真のように、無事にコーススレッドを三本締め込む事が出来たのだが、ドライバービットがネジから外れて木枠に傷を付けてしまったw
写真 木枠を支柱にコーススレッドでネジ止めしたが傷だらけ
あかんがな。
傷だらけ三兄弟
ワテの場合は、インパクトドライバーでネジ止めする時に、ドライバービットをネジ頭に強く押しつける癖がある。まあ弛めだとビットが外れて空回りするからだ。
でも余りに強く押え付けると今回みたいな失敗をする。
ドリルビットとネジ溝をガッシリと固定出来るような冶具は無いのかな?
例えば下写真のようなビスキャッチはあるが、これらはあくまで軽く固定する程度だ。
そうでは無くて、絶対にネジがドリルビットから外れないようなそんな強力ビスキャッチが有れば良いのだが。
ワテが毎週欠かさず聴いているABCラジオの「上沼恵美子こころ晴天」に出ているモンスターエンジン西森洋一氏は実家が金属加工業で、本人も工作が好きなのだ。ホームセンターに一日いても飽きないと言っていた。ワテと同じだw
強力なビスキャッチを西森さんに頼んで作って貰おうかな。まずは設計図を描かなくては。
換気扇をトラス頭タッピングネジで木枠に固定する
さて、いよいよ換気扇を木枠に固定する。
換気扇を木枠に固定する方法は二種類ある。
一つは、換気扇金属枠の上部に二個付いているうちわボルトを回して換気扇を木枠に突っ張るように固定する方法だ。
換気扇の取り扱い説明書でも、まずはその方法が紹介されている。
第二の方法は、うちわボルトは使わずに、金属枠に開いている長穴ボルト穴(上部二箇所、下部二箇所)に市販のビスでネジ止めする方法だ。こちらのネジ止めする方法の方が強固に固定出来るので安全性は高い。実際、三菱電機の換気扇取扱説明書にも、高さ2.5メートル以上の高所に換気扇を取り付ける場合には、ネジ止めを推奨されている。
そこでワテの場合は、ネジ止めで行く事にした。
ワテの場合は、「トラス頭 タッピング ねじ ステンレス 4×20」を採用した。
トラス頭とは、上写真のように頭の直径が大きいのだ。ワッシャを使わなくても対象物をしっかりと押え付けられる。
タッピングネジとは、先端が尖っていて、かつネジ溝が荒いタイプのネジだ。相手材に下穴を開けておけば、めねじ加工をしていなくてもタッピングネジ自身がネジ溝を刻みながら進んで行くのだ。
換気扇は多少は風雨に晒される可能性もあるので、ここは錆びにくいステンレス製のネジを使うのが正解だ。
写真 換気扇固定用の長穴位置に軽く下穴を開けた(上下各二箇所の合計四カ所)
下写真が三菱電機の換気扇の取扱説明書だ。
写真 三菱電機の換気扇の取扱説明書とトラス頭タッピングネジ
本当なら4×25か4×30くらいの長めのステンレス・トラス頭タッピングネジを買いたかったのだが、近所のホームセンターには4×20しか無かった。
まあこれでも十分に強いとは思うが、当初の予定のネジが買えなかったので、物凄く気になるw
まあ兎に角、無事に換気扇を木枠に固定出来た(下写真)。
写真 無事に換気扇を木枠に固定出来た
変な事が気になるワテ
さて無事に換気扇を自作の木枠に取り付ける事が出来た。
でもこの作業過程で一つ疑問が生じたので、取扱説明書に記載されている三菱電機の換気扇相談窓口に電話して質問したのだ。
それは何かと言うと、ワテ自作の木枠は三菱電機の換気扇木枠純正品とほぼ同じ寸法に作った。
その木枠に換気扇を嵌め込むと、上下左右に数ミリの余裕がある。
そこでワテは迷ったのだ。
- 換気扇と木枠の隙間は上下左右に均等の隙間を設けて取り付ける
- 換気扇を木枠下側に押し付けて取り付ける
まあどっちでも良いとは思うが、気になる。
うちわボルト固定する場合には換気扇上部のうちわボルトで木枠上部に突っ張る訳なので、換気扇下部が木枠下部に密着する。つまり上の二通りの方法の二番目の方法だ。
でも、換気扇はモーターで回転するので多少は振動する。
換気扇本体を木枠に密着させるよりも、木枠に密着しないように上下左右に隙間を設ける方式で固定するほうがモーター振動が木枠に伝わりにくいので騒音が低下するなどの可能性は無いのか?
変な事が気になる。
でもまあワテの場合には換気扇を取り付け工事は初めてだし、三菱電機の換気扇は換気扇マニアの人が絶賛していたので、もしかすると三菱電機の換気扇開発部隊の人ならワテの疑問に対して明確な回答を頂けるかも知れない!と思ったのだ。
#換気扇マニア の集大成 #ファン針灸院 堺市西区草部 、阪和道堺ICより5分の静かな街にあります。在来の鍼治療とは異なる #掃骨鍼法 で、こり、痛み、痺れ、だるさ、ひどい疲れに特化した鍼灸治療を行います。https://t.co/MktjrXio8N pic.twitter.com/69CmHrzy3K
— 換気扇マニア 匠 ファン針灸院 院長 (@brancbranc) May 13, 2020
と言うか問い合わせ電話番号が料金無料のフリーダイヤルだったと言うのが問い合わせしてみた大きな理由だ。タダは嬉しい。
で、結論としては、どーでもいいようだ。まあそうだなw
でもなあ、上下左右に均等に隙間を設けるほうが、気流の流れもモーター中心軸に対して同心円状に対称形に近づく訳なので、気流は効率よく流れると思う。
電話で話した換気扇相談室の担当者さんも換気扇には詳しい感じだったが、換気扇開発部隊の人の中には気流の流れをコンピューターシミュレーションしている人もいると思うので、そう言う専門家の人に電話を代わって貰って、食い下がって質問しようかなと思ったのだが、めんどくさい奴だと思われそうなのでやめておいた。
まあ数ミリの取り付け隙間に関して質問した時点でめんどくさい奴だがw
まあ気になる疑問は解消するほうがスッキリする。
便秘よりも快便のほうが気分いいのと同じだ。
ちなみにワテの場合は快便だ。
ワテの経験で言うと、便秘の人は体質もあるとは思うがやはり食生活に偏りがあるのだと思う。
食事の際は、通常の食事以外に、大量のキャベツやレタスを食べて、毎日牛乳を2リットルくらい飲む生活を二週間くらい続ければ、絶対に快便になると思う(ワテの場合)。
キャベツお代わり自由のトンカツ屋さんに行くと、ワテの場合は、大盛りでキャベツをお代わりする。大皿一杯のキャベツを草食動物になった気分でムシャムシャ喰うのだ。
さてワテの健康相談コーナーは終わって本題に戻ろう。
試運転成功
さて、下写真が木枠に取り付け完了した三菱電機の25cm給排気型換気扇だ。
窓に取り付ける前に下写真のようにコンセントに挿して回してみた。
写真 試運転成功した三菱電機の換気扇
その結果、静かにモーターが回転している。
ワテが買った換気扇は運転時の騒音も少なめのタイプのようで、風切り音は殆ど聞こえない。
これならもしツインファン化したとしても騒音問題は無さそうだ。
窓に換気扇を取り付ける
下写真のように窓枠に自作ディアウォール機構で突っ張った。
写真 窓に取り付け完了したワテ自作の突っ張り棒と換気扇
完璧な窓用換気扇が完成した。
既存の窓枠の焦げ茶系の色合いに完璧にマッチしているカンペのウォルナット色塗料。
素晴らしい出来具合だ。
現状では、換気扇の下部は大きな開口部がある。
この部分は何らかの板材を貼って塞ぐ予定だ。そうすれば市販の窓用換気扇と同じ構造になる。
候補としては透明なアクリルか塩ビ樹脂の板材を張るなど検討中だ。そうすれば外の景色も見えるし、日も差し込むので。
今ならコロナ対策の透明アクリルパーテーション板をホームセンターで安く売っているからそう言うのを買って流用しようかなと検討している。
ちなみに、上写真のように換気扇の下に大きな開口部がある状態で換気扇で排気すると、その開口部から外気が室内に流れ込む。特に密閉した部屋で、この開口部しか開いていない場合は、かなり強い風量で入って来る。なので、換気すると言う目的ではこの開口部はこのままにしておいても良いかも知れない。
追記(2021/4/19)
その後、ACケーブルは下写真のようにモールで覆って目立たないようにした。
写真 電源コードをモールで覆って目立たないようにした
テーブルタップは白が一般的だが、黒色もあるので採用した。
モールの茶色と木枠の焦げ茶塗装が合っていないがまあいい。手持ちにはこの色のモールしか無かったのだ。必要ならモールにも焦げ茶塗装をしても良いだろう。
突っ張り関連商品
今後の作業としては、配線をモールで綺麗に整えるなどを予定している。
モールと言えばマサルだ↴
マサルと言えば秋田犬↴
そして虎柄のザギトワさん
なんのこっちゃ
換気扇後付け作業(2セット分)に掛かった費用総額
2セット分の換気扇後付け作業に掛かった費用総額は以下の通り。
項目 | 単価 | 個数 | 小計 |
換気扇(三菱電機製) | 3000 | 2 | 6000 |
針葉樹合板12ミリ | 1000 | 1 | 1000 |
カット料金 | 30 | 5 | 150 |
2×4材 (6フィート) | 330 | 2 | 660 |
M8x100全ネジボルト | 74 | 2 | 148 |
M8ナット | 12 | 4 | 48 |
M8木材用平ワッシャ | 18 | 6 | 108 |
M8スプリングワッシャ | 8 | 4 | 32 |
ステンコーススレッドラッパ半ネジ 38x57mm 220本入り | 1000 | 1 | 1000 |
カンペハピオ 水性木部保護塗料 ウォルナット 1.6L | 2200 | 1 | 2200 |
合計 | 11,346 |
表 自作の窓用換気扇製作に掛かった費用(2セット分)
2セット分の換気扇後付け作業に掛かった費用総額は約11,000円程度。コーススレッドと塗料は大半が余ったので、実質八千円程度の費用だ。
市販の25cmサイズの窓用換気扇なら一台で六千円前後するので、ワテ自作窓用換気扇は、まあまあ安く作る事が出来たと思う。
まとめ
ワレコ
今日から自称換気扇工事の達人を名乗る予定だ
ワテの木工作業部屋に後付けで一般台所用換気扇の取り付け作業が完了した。
これで夏場の熱気が籠る作業部屋が快適になると期待できる。
あとは同じ物をもう一つ作って居室の窓にも付けて、出来るだけエアコンに頼らずに涼しい外気を取り入れて自然に近い環境で暮らしたい。
その後、居室にも同じものを作った↴
コメント
テーブルタップを突っ張り棒に固定し、その電線をモールを通して固定されている箇所はもしかしたら電気工事士等資格が必要かもしれません。
自分もよく判っていないのですが、「電気工事士等でなければ従事できない電気工事の作業(電気工事士法施行規則第2条第1項)」(経産省)に、
3. 電線を直接造営材その他の物件(がいしを除く。)に取り付け、又はこれを取り外す作業
4. 電線管、線樋ぴ 、ダクトその他これらに類する物に電線を収める作業
と有ります。
100Vの電線を固定するような作業は資格が必要、というようなことを聞いたことが有ります。
例えば「知り合いの資格者にやって貰った」等追記頂いた方が良いかも知れません。