写真 ドラレコを自分で取り付け成功したのでウキウキ気分のドラレコ女子(略してドラ女)
ワレコ
しかしまあ、なんですなあ~
自動車にドラレコを付けるのが普通の時代になって来た。
一昔前なら取り付け費込みで5万円前後だったが、今でもそんな高級品もあるが、最近では1万円以下で買えるドライブレコーダーも数多くある。
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ドラレコを付けたい場合には、オートバックスなどのカー用品店や自動車販売店、ディラーなどで工賃込みで作業を依頼する人も多い。
そのほうがプロの専門家による作業なので確実で失敗は無いから、予算に余裕がある人はそう言う選択肢も良いだろう。
ドラレコ本体価格2万円として、取り付け費用はお店にもよると思うが、ワテの調査では1万円~2万円くらいが相場のようだ(詳細は各お店にご確認下さい)。
そうなると、工賃込みで4万円程度の出費!
ワテの場合、DIY好きの自作派なので、ドラレコくらいは自分で取り付けたい。
YouTubeなどにも個人でドラレコを車に取り付ける作業工程が詳しく解説されているし。
なので、ネット通販で数千円台の安いドライブレコーダーを購入して自分で取り付ければ、高々数千円程度で高性能なドライブレコーダーを利用する事が出来るのだ。
当記事では、自称、ドライブレコーダーの超初心者のワテが約二週間の猛烈な調査で、現時点で費用・性能の観点で最もお勧めと思われるドライブレコーダーを選定して、それを購入し、自分で自動車に取り付けに成功したので、その過程を詳細に記事で紹介したい。
少々長文になってしまったが、ドラレコに関するほぼ全ての情報を網羅したつもりなので、最後まで読んで頂ければドラレコの機種選定や取り付けに関する皆さんの疑問は全て解消すると思っている。
では、本題に入ろう。
2024年現在のドライブレコーダーの種類を調査
世の中には数多くのドライブレコーダーがある。
まずは、カメラの構造や前方カメラのみ、前後別々のカメラ、前後カメラ一体型などに付いて見てみよう。
前カメラのみ型 – 合計1カメラ
まずはオーソドックスな前方撮影のみのシンプルなドラレコだ。
撮影中の画像を背面にある液晶ディスプレイでリアルタイムで見る事も出来るし、撮影してメモリカードに保管された動画を後で再生する事も出来る。あるいはメモリカードをパソコンに挿してパソコンで再生する事も可能だ。
この手の製品の取り付け方は、カメラの台座部分のシールを剥がすと強力な粘着テープが貼ってあるので、それをフロントガラスに貼り付ければ良い。あるいは吸盤で取り付けるタイプもある。
注意事項としては、車によってはガラスに熱線が貼ってある場合がある。熱線はガラスを温めて結露や曇りを解消して視界をクリアにする機能だ。特にリアガラスに熱線が付いている車は多い。熱線の上に強力な粘着テープを貼ると、剥がす場合に熱線も剥がしてしまう可能性もあるので要注意だ。
このケンウッドの製品の場合には、GPS機能も付属しているのでお勧めだ。
GPS機能付きドラレコのメリット
ドラレコにGPS機能が付いているメリットはワテの調査では以下の通り。
GPSが有る事で、現在位置が時々刻々分かるので、
- あとから地図上でどこを走ったのか確認できる(そう言うのを見るソフトが無料である)
- 走行中の速度を映像の中に記録できるので事故の場合に自分は時速何キロで走っていたと言う証拠になる
- 現在位置の緯度経度が分かるので、ドラレコのタイムゾーンの自動設定が可能(全機種でそうなっているかどうかは未確認)
などかな。
GPS付きドラレコはGPS無しドラレコよりも値段が高い傾向があるが、最近ではGPS付きのドラレコでも安い製品なら数千円で買えるので、これからドラレコを買う予定ならGPS付きが良いだろう。
なお、GPSは外付けタイプと内蔵タイプがあるが、外付けタイプはGPSアンテナをダッシュボードなどに貼り付けて固定するので、内蔵タイプに比べると多少は見た目がごちゃごちゃする。
でもまあ、スッキリと配線すれば目立たないから外付けタイプのGPSだからと言って敬遠する必要は無い。
ワテの場合も、GPSアンテナ外付けタイプのドラレコを買った。この後で紹介したい。
ワレコ
追記
その後、自分で取り付けたドラレコを使っているが、GPS機能は無くても良かったかも。
その理由は、ドラレコの目的は動画の撮影だから、位置情報が記録されなくてもそれほど困らないから。
でもまあGPSが付いている方が望ましいが。
GPSアンテナ、GPS機能有、Gセンサーの違いを理解する
なおGPS関連で注意事項があるので説明したい。
GPSアンテナ
まず、GPSアンテナ(=GPSセンサー)はGPS衛星からの電波を受信するアンテナだ。外付けタイプのGPSアンテナの例を下図に示す。
購入予定のドラレコが、GPSアンテナを内蔵している場合は、それで良い。
もし購入予定のドラレコが外付けGPSアンテナが必要なタイプで、外付けGPSアンテナも商品に含まれている場合も、それで良い。
もし購入予定のドラレコが外付けGPSアンテナが必要なタイプであるにも係わらず、GPSアンテナが別売りの場合には、そのドラレコが推奨しているGPSアンテナを別途購入すると良い。
GPS機能有り
もしドラレコの商品説明に「GPS機能有り」と記載されていても、それはGPSアンテナが付属しているとは限らない。つまりまあGPSアンテナを接続したらGPS機能が利用出来ますよと言う事なので、別途外付けGPSアンテナを購入する必要がある場合もあるので、ドラレコの商品説明を良く調べてから購入すると良い。
商品説明に明示的に「GPSアンテナ付き」などの文言が有れば間違い無いだろう。
Gセンサー付き
ドラレコの商品説明にある「Gセンサー」と言う用語を見て「GPSセンサー」つまり「GPSアンテナ」が付いているドラレコだと早合点してはいけない。
Gセンサーとは、加速度センサーの意味なので、車が何らかの事故に遭った場合にその衝撃を検出するためのセンサーだ。
なのでドラレコにはGセンサーが付いていて当然なのだが、それはGPSセンサーでは無いので混同してはいけない。
以上がGPS機能関連の要注意事項だ。
前カメラ・後カメラ分離型 – 合計2カメラ
最近多いのが、このタイプのドラレコだ。
先ほど紹介した前方撮影専用のドラレコに見た目は似ているが、違いは、付属の後方撮影用の小型カメラを接続出来るのだ。
その結果、前後を別々のカメラで撮影して前カメラ動画、後カメラ動画の二本を同時にメモリに記録できるのだ。
データの保存は、SDカードやmicroSDカードが多い。
ワテが買ったドラレコはmicroSDだったので、以下の製品を買って使っている。
技術の東芝のmicroSDメモリだ。特徴としては、SDカードアダプターも付属しているので、それにmicroSDメモリを挿し込めば、SDメモリカードとしても使える。
なので、ドラレコの記録メディアがmicroSDでもSDカードでもどちらの場合でも使えるのだ。
なお、256GBなどの大容量メモリカードは認識出来ないドラレコもあるようなので、購入予定のドラレコが最大何GBまでサポートしているか事前に確認しておくと良い。
ドラレコ用メモリカードは32GBくらいで良いだろう
まあ、ワテの大雑把な調査では、大体市販のドラレコなら16GBや32GB辺りのメモリカードを使っておけば容量的には十分と言う感じ。
ワテが買ったドラレコの場合、前後カメラ共に1080HD画質(1920×1080ピクセル)で、カメラ映像は三分毎に動画ファイル(MP4)に記録される。そのファイルサイズは約260MB。
1時間走行すると、
前カメラ映像 20本
後カメラ映像 20本
なので、合計40本の動画ファイル。
容量は40x260MB=10GB使用する。
従って32GBメモリカードなら三時間分の映像を記録できる。
メモリカードが一杯になると、古いファイルから順次削除して最新映像を自動で上書きする「ループ録画機能」を持ったドラレコが多いので、32GB辺りのメモリカードを使っておけば常時過去3時間分の映像が記録できる。
それとは別に、何かに衝突した場合の衝撃や、急ブレーキを掛けた衝撃に反応して、その前後の3分の動画が自動記録される(ワテが買ったドラレコ)。それらのファイルはロック(削除禁止)されるので、自分で手動で消さない限りメモリカードに保管されている。
設定を変更すれば3分を5分に変更したりすることも可能だとは思うのだが、詳しくは調べていない。
さて、もう少し多機能なドラレコを見てみよう。
前カメラ(車内カメラ付き)・後カメラ分離型 – 合計3カメラ
この製品の場合、見た目は、前カメラと後カメラの分離型の構造をしている。
なので、上で紹介した製品(前カメラ・後カメラ分離型 – 合計2カメラ)に似ている。
ところが、前カメラの裏側(室内側)に、もう一つカメラが付いていて、車内を撮影できるのだ。
ドラレコで車内を撮影するメリット
まあ、車内を撮影するメリットとしてワテが思い付くのは以下の通り。
何か事故に遭った時に、自分は真っ直ぐ前を見て安全運転していましたと主張できる。
ただし、もし脇見運転していた場合には、警察や事故の相手から、
「そのドラレコ、車内も撮影出来るタイプですよね?事故直前の車内映像を見せてくれませんか?」
と言われた場合に
「いや~、それは出来ません。」
なんて答えると、
「なぜ見せられないんですか?脇見運転していたんでしょ!?」
と追及される恐れはある。
前後カメラ一体型 – 合計2カメラ
この製品の場合には、フロントガラスに取り付ける前方撮影用っぽい構造だが、後方撮影カメラも背面に付いている。
従って、前方撮影はもちろん可能だが、後方撮影も出来るし、広角カメラなので後方映像には室内も写っている。
なので、上で紹介した前方・後方・室内の3カメラタイプと同じ働きをするのかな?
ただし、後方撮影カメラはフロントガラスの位置から室内を通して車の後方を撮影しているので、自動車後部に取り付ける専用後方カメラ映像と比較すると、撮影範囲や情報量の点で劣るんじゃないかとワテは推測するが確証はない。
興味ある人は各自調査願います。
【ミラー型】前カメラ・後カメラ分離型 – 合計2カメラ
さて、今まで紹介したドラレコはいずれも本体部分をフロントガラスに取り付けるタイプのドラレコであった。
次に紹介するのが、最近良く見かけるミラー型のドラレコだ。
要するにルームミラーの形状をしているのだが、前方撮影カメラを内蔵している。
そのミラーはマジックミラーになっていて、通常は単なるルームミラーとして機能するが、手でタッチするとカメラ映像をリアルタイムで表示するモードになる。画面上には幾つかのアイコンがあるので、設定アイコンをタッチすれば設定画面を出すなども可能だ。
この製品の場合、専用の後方撮影カメラも付属しているので、自動車のリアガラスかボディ後部に後方カメラを取り付けて、映像信号ケーブルを本体まで引っ張って接続すれば良い。
前方カメラは室内にあるが、後方カメラはボディの外に取り付けても良い。
ただしその場合には、カメラが防水仕様になっている必要がある。
この製品の場合には後方カメラの防水仕様はIP68と言う規格をクリアしているらしい(マニュアルに記載されている)。
防水性能IP68とは何か?
IP68でネット検索してみたら、以下のサイトがヒットした。
https://www.ip68.jp/technicalguide/pdf/PP%20IPtoukyu.pdf
表 IP規格に関して
引用元 https://www.ip68.jp/technicalguide/pdf/PP%20IPtoukyu.pdf
この規格を見ると、IP68と言うのは、
IP6□ 完全な防塵構造
IP□8 水面下での使用が可能
と言う事で、完全な防塵構造かつ水面下でも使用できる防水構造と言う事かな?
つまりまあ、車のボディの外側に取り付けて風雨に晒されても問題無いと言う意味だと思うのだが、気になる人は各自調査願います。
ドライブレコーダーを買う場合のチェック項目(ワテの場合)
さて、いよいよドラレコを購入するのだが、ワテの場合にはドラレコに関する知識全く無かったのだが、約2週間ドラレコを猛烈に勉強して、俄かドラレコマニアになったのだが、そんなワテがドラレコを購入する場合にチェックした項目を皆さんにも紹介したい。
前後の映像を記録できる事
従来は前後記録タイプのドラレコは前方撮影専用ドラレコに比べて値段が高かった。
でも最近では、上で紹介した各社の製品のように、前後記録タイプが主流だ。
なので、特に理由が無ければ前後撮影可能なドラレコを選択すると良いだろう。
前後撮影ドラレコのデメリットを強いてあげるなら、もし後方カメラが独立タイプの場合には、後方に取り付けたカメラからフロントガラスの辺りの前方カメラ本体まで配線を引っ張る必要がある。
多くの場合、後方カメラには数メートルの十分な長さのケーブルが付いているので、長さ的には問題は無いが、配線を目立たないように上手に仕上げるには工夫が必要だ。
なお、後方カメラを取り付けなくても、ドラレコ自体は前方カメラの撮影機能は動くし(ワテが購入した機種の場合)。
でも、取り敢えず後方カメラを取り付けてみて、後方を撮影してみると良い。そうするとやはり後方映像も記録しておきたくなるからだ。前方だけだと不安だし。
ケーブルの取り回しに関しては、あとから工夫すれば良いし、自分で出来ない場合には友人にでも頼めば良い。あるいは、定期点検や車検時に少し手数料を払って専門家に依頼してもいいし。
その辺りは臨機応変にやれば良いだろう。
ドライブレコーダーの基本機能が備わっている事
ワテが考える「ドライブレコーダーの基本機能」とは以下の通り。
- 前方撮影
- 後方撮影(後方カメラ付きドラレコの場合)
- 自動上書き保存機能(繰り返し録画などとも呼ばれる)
- 衝撃検出で自動保存
などかな。
これらの基本機能が正しく動く事は必須だ。
でもネット情報など見ていると、自動上書き保存機能がカタログには記載されているにもかかわらず、実際に使ってみるとメモリカードが満杯になったまま自動上書き保存が出来ないなんて言うトラブルもあるようだ。
なので、事前にその製品の口コミやレビューをよく見てみて、その手のトラブルが少ない製品、あるいは、過去にその手のトラブルが起こっていても、最近では改善されている事が確かな製品を選択すべきだろう。
この自動上書き保存機能の不具合によって、人身事故、物損事故、あおり運転被害などの万一の場合に映像データが記録されていないとなると、せっかくドラレコを付けていても何の役にも立たないからだ。
高画質(今やフルHD1920×1080は当たり前)
液晶ディスプレイやCCDカメラは日進月歩で性能が向上している。
ドラレコに搭載されているカメラも最近では1920x1080のフルHD映像を毎秒30フレームで撮影出来る高性能なものも登場している。それも前後カメラともにフルHDの製品もある。
なお、製品によっては前方カメラのみフルHD画質だが後方カメラは解像度が低いタイプもあるので要注意だ。
SDカード付かどうか、対応SDカード最大容量も要チェック
ドラレコのメモリカードはSDカードかmicroSDカードのどちらかを採用している会社が多い。
TFカードと言う名称で記載されている場合もあるが、ワテの調査では、TFカードとmicroSDカードは同じ物だ。
“https://ja.wikipedia.org/wiki/SDメモリーカード” の説明によると、
歴史的には、メモリー製造で有名なサンディスク社が2004年2月に開発したトランスフラッシュ(TransFlash)と言うメモリカードの仕様を引き継いて作成されたのがmicro SDカードとの事なので、両者は同じ物と思っても良いだろう。
さて、ドラレコにはメモリカードが付属している製品もあれば、付属しないので別途自分で用意する必要がある製品もある。容量にもよるが32GBのmicroSDカードなら千円程度はする。
ワテが購入したミラー一体型のドラレコの場合には、メモリカードは付属しないので、東芝の32GBのmicroSDカードを買った。
なお、ワテが購入したドラレコの場合、アマゾンのレビューでは32GBが利用可能な最大容量のような記述を見たのだが、実際に購入してマニュアルを見ると256GB(クラス10以上)まで対応しているとの事だ。
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GPS付きかどうかも要チェック
GPS付のメリットは上で説明したが、その中でも最も重要なメリットはやはり自動車の速度が記録できる点だろう。
最近ではGPS付のドラレコも安いので、やはりGPS付のドラレコがお勧めだ。
ワテが購入したミラー一体型のドラレコにもGPSセンサーが付いている。
それをダッシュボードの上に貼り付けた(シールになっているので裏紙を剥がすと粘着テープなので簡単に貼り付けられる)。
駐車場監視機能付き
ワテが買ったドラレコには駐車場監視機能も付いている。つまり、駐車場に車を停めている時に、他の車に当て逃げされたとか、車上荒らしがドアをこじ開けたなどの被害に遭った時に、その時の衝撃や振動に反応してカメラ映像をメモリカードに記録してくれる便利機能だ。
現状ではワテはこの機能は使っていない。
もし使う場合には、電源はシガープラグから取るのではなくて、バッテリーから直接配線する必要がある。なぜならエンジンを切っている場合でも常時録画機能を動かす必要があるからだ。
あるいは以下のような製品を使ってヒューズボックスから取り出す方式もあるようだ。
ところが、駐車場監視機能を有効化するとバッテリーが上がってしまうトラブルに巻き込まれる人も多いようだ(ワテが買った製品ではなく、一般的な話として)。
なので、ワテの場合は、取り敢えずは駐車場監視機能は使わずに、あくまで運転中の映像のみ録画している。それで暫くドラレコを使ってみるとドラレコとはどんな物なのかが分かって来るだろう。それでもし駐車場監視機能が使いたい場合には、バッテリーから直接配線するなど、自分でトライすると良い。あるいはカー用品店に相談するなども良い。
あるいは、YouTubeで駐車場監視機能を使う手順を解説している動画を探すなどが良いだろう。
ワテの場合は、今年車検なので、その時にディラーの整備員の人にやり方を聞いてみる予定だ。
素人でも取り付け可能かどうか
さて、ドラレコを買って自力で取り付ける場合の最大の関心事は、素人でも簡単に取り付けられるかどうかだ。
実際にやってみた。
ワテが買ったミラー型のドラレコの主要な付属品紹介
DuDuBell社のドライブレコーダー M1と言うタイプだ。
分類で言うと、
【ミラー型】前カメラ・後カメラ分離型 – 合計2カメラ
になる。
アマゾンから届いた実際の製品の写真を紹介しよう。
写真 ワテ購入のミラー一体型ドラレコ(約35cmくらいの高級感ある箱に入っている)
ちなみにその上にあるのは、別に購入した電源ソケットだ。
ケーブルの一端にはシガーソケットを挿し込める電源ソケットがあり、粘着テープで好きな場所に貼り付けられる。ケーブルのもう一方の端は、電線切りっ離しになっているので、用途に応じて自由に利用出来る。
ドラレコやカーナビなどのカー用品は、電源を12Vシガーソケットから取るものが多い。
なので、所有している定電圧電源装置出力をこの電源ソケットに接続して、シガーソケット12Vで動く各種のカー用品をまず、この電源ソケットに挿して給電して自宅で試してみる為に購入したのだ。
今回購入したドラレコは、そのテストはせずに行き成り自動車に取り付けてみたが、難なく取り付け成功した。
なので、皆さんはこのエーモン 電源ソケットは買わなくても良い。
DuDuBell ドライブレコーダー 前後カメラ ミラー型 7インチタッチパネルの本体や付属品一式
写真 DuDuBell ドライブレコーダー 前後カメラ ミラー型 7インチタッチパネルの本体や付属品一式
注意:物差しは商品には含まれません。
それぞれのパーツを紹介しよう。
GPSセンサー(=GPSアンテナ)
一辺が4cm程度の長方形の部品だ。
シールを剥がすと粘着面が露出するので、ダッシュボードの好きな場所に貼れば良い。
GPSセンサーは通常はダッシュボードの上に貼り付けるので水平に設置する事になる。それを傾斜のある面や、垂直面などに貼り付けて設置しても正常動作するのかどうかは、未確認なので気になる人は事前に確認すると良いだろう。
ネット検索する限りは、カーナビ大手のパナソニックさんやパイオニアさんの製品の取説を見ると、GPSセンサーはダッシュボードの上に出来るだけ水平になるように取り付けるように指示されている。
つまりまあGPSセンサーはアンテナなので、GPS衛星からの電波を正しく受信できるようにするにはダッシュボードの上に水平に貼り付けるのが良いようだ。
後方カメラと6メートルくらいの接続ケーブル
下の写真が後方カメラと接続ケーブルだ。ケーブルの長さはマニュアルによると6メートルなので大型バスなどでない限り、十分な長さだろう。
写真 リアカメラ(=後方カメラ)と6メートルケーブル
後方カメラは、ナンバープレートの辺りに設置する人も多い。
その場合には、車内から車外のナンバープレートの辺りまで配線を引っ張る必要がある。
専門業者さんに取り付け依頼すると、ナンバープレートの辺りに来ている照明(ナンバー灯)の配線と同じ経路を通すなどで対処するようだ。いずれにしても、自分で内装カバーを外して既存のスリーブに配線を通すなどの作業が必要になる場合が多い。まあ作業自体は単純なのでやれば誰でも出来る。
ワテの場合には、バンタイプの車なので、後方カメラは荷室のリアドアの内側に取り付けた。
その取り付け方法の詳細は、この後解説する。
リアカメラの赤い電線は何か?
なお、上写真のリアカメラには赤い電線が見えているが、この電線はバックギアに入れた場合に点灯するバックランプの正極(12V)に接続すると良い(面倒ならしなくても良い)。
そうすると、バックギアに入れた瞬間にこの赤い電線にも12Vが加わり、その電圧をカメラ本体が検出すると、自動的に後方映像をミラーのモニター画面に表示してくれるのだ。
つまり、バックする時のバックモニター機能を提供してくれる嬉しい機能だ。
ワテの場合は、作業が面倒なので、現状ではこの赤い配線は何もしていないが、後方カメラ映像は問題無く録画できる。それに赤配線をしなくても、必要ならミラーを指でタッチすれば後方カメラ映像が表示されるので、いつでもバックモニターに出来るのだ。要するに赤配線はシフトノブに連動して自動でバックモニター機能を実現する為のもの。ワテの場合は手動(指タッチ)で十分だ。
なぜなら、自動でバックモニターになるのは便利な反面、目視でルームミラーを見たい場合でも、勝手にカメラモードになると煩わしい場合も有り得る。なので、必要な時にのみ指タッチで自分でバックモニターにするほうが実用性は高いと思う。
でも、いちおう、次回、自動車をディラーに定期点検に持って行った際に、メカニックの人に、どうやればバックランプの電線を取り出す事が出来るのか質問してみるつもりだ。あるいは場合によっては親切なディラーなら無料で配線してくれるかもしれない。で、使ってみてやっぱり自動バックモニターの使い勝手が悪ければ、その配線を外せば良いわけだから。
なお、ワテが買ったドラレコの場合、ミラーを指タッチしてカメラ映像を表示すると(ワテは後方映像を表示する設定にしている)、30秒後に自動で映像が消えてルームミラーに戻る。もっと早くルームミラーに戻したいとしても、その機能は無いようだ。例えば、指タッチしてカメラ映像モードになっている時に、もう一度指タッチするとすぐにルームミラーに戻れば良いのだが。
当初は、30秒待つのが長く感じたのだが、ミラーにカメラ映像が表示されていても、ちょっと見辛いがミラーとしても後方の確認も慣れれば出来るので、今では全く気にならなくなった。
カメラの固定はネジ止めか専用の粘着シートが良い
ワテの場合には、後方カメラは最初、カメラに付属の両面テープで貼り付けたのだが失敗に終わった。
つまり、貼り付け自体は問題無く行くのだが、猛暑の八月なので、車内は高温サウナ状態。粘着物質もフニャフニャになって、走行中の振動でカメラも剥がれ落ちてしまったのだ。
なので、もし粘着テープなどで貼るなら付属の両面テープはあまり性能が良く無いので高温でも粘着力を維持出来る高性能両面テープを使うと良いだろう。例えば自動車内装用として売られている物など。いずれにしても、文房具売り場などで見掛ける普通の工作用の両面テープは熱に弱い。
例えば以下のような両面テープで貼り付けると良いだろう。
使用温度範囲:-20~90° 屋内用
使用温度範囲:-20~180℃
後者の場合、180度まで使えるので、ドアを閉め切った車内温度が70度くらいになっても貼り付けたカメラが剥がれ落ちる事は無いだろう。
両面テープで貼る場合の注意事項は、接着面を事前にエタノールなどで清掃して綺麗にしておくと良い。クリーニングせずに貼ってしまうと、接着面に付着している油汚れなどが原因で、粘着力が著しく低下するからだ。
理想的には、ネジやボルトなどで強固に固定するのが安心だ。ワテも最終的にはボルト固定した。詳細はこの後紹介する。
12V電源供給用のシガープラグ
この製品の場合、電源は12Vをシガープラグから供給する。もう一方の端はミニUSBソケットになっているので、カメラ本体のミニUSBコネクタに挿し込めば良い。
上写真のように出力はMini USBなので、このシガープラグの胴体部分にはDC12VからDC5Vを生成する電子回路が入っているようだ。
なお、写真には撮っていないが、USB===ミニUSB のケーブルも一本付属する。それを使えば、もし他にUSB5Vを生成出来る機器があればその5Vを利用する事も出来る。例えば下の記事で紹介しているポータブル電源だ。その場合には、上写真のシガープラグは使わなくても良い(らしいがワテは実験していない)。
ミラー一体型前方カメラ本体
写真の右側にある丸い部品がカメラだ(赤丸印のある辺り)。
上写真の左にあるのはスピーカーだ。カメラ映像を記録する時に、音声も記録するかどうか設定出来る。もし音声も記録している場合には、あとから映像を再生する時にこのスピーカーから音声を聞く事が出来るようなのだが、ワテの場合には試していない。
ワテの場合には、microSDカードを抜き取ってパソコンで映像(MP4ファイル)を再生してみたが、その時に、音声も記録されている事を確認出来た。
ミラー一体型ドラレコをワテの車に取り付けた
純正のルームミラーの上に被せる形で取り付ける。
三本の電線(電源、GPS、後方カメラ)がミラー上部に来るので、フロントガラスの上部に這わせると目立たない。
三本の電線は、上写真では左方向に配線して、左側のピラーを外してその下に隠してダッシュボードまで引っ張っている。
ワテの場合には、電線はガラスと天井の境目に目立たないように這わせたのだが、もっと綺麗に仕上げたい人は、例えば以下の製品が評価が高くて人気だ。
下写真はその左側ピラー(通常Aピラーと呼ばれる)の下部の写真だ。マイナスドライバーなどでAピラーの端っこをめくって引っ張れば取り外せる構造が多い。
上写真のようにGPSセンサーを貼り付けた。
下の内張り剥がしはアマゾンで超人気だ。
ワテも買ってみるかなと検討中だ。
シガーソケットにドラレコから来たシガープラグを挿し込んでやれば電源工事は完了だ。
なお、既に何らかの機器(カーナビ、その他)の電源をシガーソケットから取っているいる人は以下の製品がお勧めだ。
ケーブル長は約90cmなので、足元付近の見えない場所に貼り付ける事が出来る(粘着テープ付き)。ワテも一つ買って使っている。
ミラーの固定方法は、下写真のように付属のゴムベルトをミラーの二カ所のフックに引っ掛けて固定すると言う単純な方式だ。
各パーツと本体の接続図
カメラ本体に三つのパーツをケーブルで接続すれば良い。
それと、別途自分で購入したmicroSDカード(32GB)をカードスロットにカチッと言う音がするまで挿し込めば良い。
なお、一つ欠点を指摘するなら、このmicro SDカードの差込口の両隣りにはケーブル配線もあるので、一旦ドラレコを車に取り付けると、その後でmicro SDカードを抜き差しする作業がし辛い。
なので、micro SDカードスロットがミラーの右側とか下側にあるほうが利便性は良いだろう。
あるいは、こんな機器を使うと良いかも(このドラレコと組み合わせて動作するかは未確認だが)。
でもまあ、ミラーを斜めに傾ければmicro SDカードの差込口も見えるので、慣れてしまえば抜き差しも簡単だ。それに、micro SDカードを抜き差しすることは滅多に無いし。
ドラレコ本体には設定データ保持用のメモリが内蔵されていて、本体電源を切っても、小型バッテリーで設定データを保持している。
従って、最初に設定画面を出して、以下の項目(ワテが触ってみた主な項目)をセットすれば、リセットしない限りデータが保持される。
- タイムゾーン:東京
- 日付と時刻:タイムゾーンを東京にセットしたら自動で正確な時刻が入った(ワテの場合)
- 言語:日本語
- 解像度:1080か720
- ループ録画:ONかOFF、サブメニューで詳細設定あり
- 録音:する、しない
- 駐車監視機能:ONかOFF
- スクリーンセイバー:ONかOFF
- スクリーンディスプレイモード:何か忘れた
- Gセンサー:サブメニューで詳細設定あり
このように初期設定しておくと、後は、自動車に乗ってエンジンを始動すると、カメラに12V電源が供給されて、自動でドラレコがONになると同時に自動で録画が開始される。
エンジンが掛かっている限りは、人が録画停止しない限りは常時録画機能が動いている。
ドラレコがONになった直後はバックカメラの映像が映し出される。
これはたぶん、ミラーをタッチすると、ミラー下部に数個のアイコンがあり、
[設定] [再生] [前後カメラ切り替え] [録画開始/停止] [静音ON/OFF] [ロック/解除]
などの機能があるのだが、ワテの場合は通常は後方カメラ映像をミラーに表示する設定にしているので、エンジン始動直後も後方カメラ映像が出るのだと思う(たぶん)。
ミラーに表示されたリアルタイム映像は、30秒経つと自動で消えてミラーに戻る。それは「スクリーンセイバー:30秒」に設定しているからだ。なかなか便利な機能だ。
前方カメラの精悍な眼つき!
上写真では、ドラレコを取り付けた直後なので、カメラレンズを覆っている保護シートも貼り付けたままだ。
後方カメラの取り付け例
ワテの車はバンなので、リアのドアを開けるとこんな感じ。
荷室には幾つかのボルト穴があるので、それを利用して棚を作成した。
その棚の後部に後方カメラを取り付けている。
上図に於いて、白いプラスチックとステンレスパイプの高級感ある支柱にカメラを取り付けているので、これを見た皆さんは、一体全体、どこにそんな素晴らしいパーツを売っているんだ!?と興味を持ったに違いない。
そのステンレスパイプは、上下に自由にスライドさせられるので、後方カメラ位置を上下に調整可能だ。
上写真に於いて、カメラの左右角度はステンレス支柱周りに自由に回転出来るので任意角度に設定可能だ。
一方、カメラ上下方向の角度はカメラ付属の支持具(黒色パーツでネジ止め)で固定されているが、任意角度では無くて、ギザギザの突起があるので、15度ステップ(正確には確認していない)くらいで調整可能だ。
下写真の場合には、最も上までカメラを引き上げた状態だ。
棚板とカメラ支持具プラスチックとの接合は100均で買ったL型金具を二個使っている。
なぜカメラの上下位置を調整可能にしたかと言うと、当初は天井付近の最上部に固定する予定だったのだが、それだと雨降りの日にリアガラスに雨滴が付いてもリアワイパーの拭き取りエリア外なのでカメラ映像がぼやける。
なので、リアカメラ取り付け位置を10cmくらい下に下げてリアワイパー拭き取りエリアにレンズが確実に来るようにしたのだ。
それで実用上は問題無いのだが、バンタイプの車なので時々ハッチバックドアを開けて乗降したり、荷物を積んだりする。その時に、カメラが邪魔になる可能性もあるので、カメラ位置を上下に可変出来る機構を入れたのだ。カメラが邪魔なら最上部位置まで引き上げておけば良い。
そう言う心配が無い人は、カメラ位置固定でも良いだろう。
さて、この高級感あるステンレス支柱の正体を明かそう。
100均で買ったステンレスハンガーだ!
台所・浴室用品売り場で見付けた。
寸法が長かったので半分くらいにカットした(下写真)。
フック付きとフック無しの二種類が有ったのだが、今回の用途にはフックは必要ないが、6個のフックも何かの役に立ちそうだったので、フックありのハンガーを買ったのだ。
上写真のように後方カメラを取り付ける側(下端)はカメラの大きさに合わせて小型にカットした。
このようにして自作したカメラ支柱は、100円にもかかわらず、高級ステンレス製純正カメラ支持具と言っても過言ではないくらい、ワテの車にマッチしている。
と言う事で、L型ステンレス金具(2個入り100円)、浴室ハンガーステンレス製(100円)の合計200円で、後方カメラ固定用に誂えたようにピッタリとマッチしているフレキシブルな支持具をDIYする事に成功した。
このアイディアは、バンやハッチバックの車なら他のメーカーの車で応用できるだろう。
もし類似の構造物を自作する人は、一応、「ワレコ式オール100均、総額200円、超高級っぽい後方カメラ支持具」と呼んで頂きたい。
なんのこっちゃ!?
100均商品をDIYに利用するコツ
なお、100均でこのような便利部品を見付けるコツは、自分が欲しい物のイメージを頭の中に描いておく。つまり構造、形状、素材、大きさなどだ。今の場合には、何か棒状の部品で、一端にはカメラを取り付ける事が出来て、反対側は車の棚に固定出来る形状なら理想的。
そう言うイメージを持って100均の商品を見て回る。上のステンレスタオルハンガーを見た場合には、ハンガーとして捉えるのでは無くて、ステンレスパイプの両側に可動するプラスチックパーツがある部品として見る事が重要だ。
そんな風にして100均の商品を見て回ると、自分が必要としているパーツに利用可能な100円商品が見付かるはずだ。なぜなら100均の商品は多種多少で膨大な数があるので。
自称100均の達人のワテが言うのだから間違い無い。
付属説明書の紹介
付属説明書は、英語、ドイツ語、日本語で解説がある。
日本語のページは合計17ページあるので、かなり詳しく設定方法や使い方が説明されている。
以下に、その一部を紹介しよう。
引用元 DuDuBell社ドライブレコーダーM1の操作説明書から
まあ、こんな感じで日本語説明書もあるので、細かく設定を試してみたい人は、ジックリ読むと良い。
ワテの場合には、少しだけ読んでみて、前後カメラ映像の切り替え、タイムゾーン設定などを試してみた程度だ。
あとはデフォルト設定のまま使っている。
全配線図のまとめ
上で紹介した接続方法を、図解してみた。
要するに前方カメラ本体に、三本の電線を配線すれば良い。そしてmicroSDカードも挿し込んでおく。
バックカメラの赤い線は、必要なら配線すると良い。そうするとバックギアに入れた場合に、モニターにバックカメラ映像が映るので、バックモニターとして利用出来る。
でもまあ、ワテの経験では、バックカメラ映像は参考にはなるが、でも、やはりバックの際には自分の目で見て安全確認をするのがベストなので、バックモニター機能は無くても全く困らないかな。
それに、もし、どうしてもバックカメラ映像を見たい場合には、ミラーを指でタッチすればバックカメラ映像を映し出せるし。
実際に道路を走行してドラレコを使ってみた
ドラレコの使い方は簡単だ。
エンジンを掛けてシガープラグに12Vが来ると、ドラレコの電源も自動でオンになり録画が開始する。つまり、ドラレコは人が録画停止しない限り、エンジンが動いている間は自動録画しているのだ。
microSDカードのフォルダ構造は以下の通り。
- Normal: 常時記録フォルダ(ループ記録)
- Event: 何かのイベント時に記録フォルダ(衝撃検出時など)
- Parking: 駐車場監視動画記録フォルダ
- Photo: このフォルダは何かな?要確認
などがある。各フォルダにはサブフォルダFとRがある。FrontとRearの映像データをそれぞれ保管している。
実際に走行してみて、歩行者が急に現れたので少し急ブレーキ気味に停車したら、このEventフォルダのFとRにその前後3分間の動画データが自動で保管された。その後、別の場面で、信号が急に黄色に変わったので同じく急ブレーキ気味に停止したら二個目の映像が記録された。
それらは以下の二つのMP4映像だ。
ファイルサイズは265MBで、3分の長さの映像だ。
Windows Media Playerなど、何でも良いので適当な動画再生ソフトで見てみたが、衝撃検知した1分くらい前から、検知後2分くらいの合計3分の映像が記録されている(時間設定は3分、5分など可能)。
これらの映像データファイルはロックされるので、利用者が消さない限り自動では消えないようだ。
自動で消えるのは、あくまでNormal フォルダに記録される常時記録映像ファイルのみ。
従って、急ブレーキや急停車が多いと一日走行すると数個のEventデータが記録される。
一日10回のEventとして、一本当たり265MB、前後カメラなのでその2倍、従って一日当たりのEventフォルダ使用量は
265MB x 2 x 10 ≒ 5GB
の計算で毎日5GB程度のロックファイルがmicro SDメモリに蓄積して行く。
従って、一週間くらい走ると32GBのメモリカードはロックファイルで満杯になり、通常記録データを保管する空き容量が無くなってしまう。
そう言う場合には、設定パネルを開いてmicro SDカードを初期化するなどで対処すると良い。
ドラレコを付けて数カ月経った。
もし通勤などで毎日車を使っている人は、micro SDメモリカード容量は32GBだと少ないかも知れない。つまり急ブレーキなどが多いとEventフォルタに映像が溜まって行くので一週間くらいで空き容量が無くなる。その度に設定画面でメモリ初期化する必要がある。まあ数回ボタンを押すだけなので20秒もあれば終わるが。
でもそれも面倒な人は、64GBとか128GB辺りのmicro SDメモリカードがお勧めかも。
安全運転している人ならEventフォルダにファイルが溜まる事は無いので、32GB辺りでも良いだろう。
つまりまあ、ワテの運転が荒っぽいと言う事か!
あかんあかん。
あおり運転に遭遇した時は手動で映像をロックする
運転中にあおり運転に巻き込まれた場合にはどうすべきか?
まずは、ミラー型ドラレコの画面に指タッチする。
そうすると、ミラー下部に幾つかのアイコンが表示されるが、その中にロック(🔒)アイコンがあるのでそれを指タッチすると、現在録画中の3分映像はロックされるのだ。
そのロック映像ファイルは、人が削除しない限りは勝手には消されないので、ループ録画によって他の映像ファイルは古いやつから順に削除されて、新しい映像ファイルに上書きされるが、このロックファイルは消されないのだ。
あとは、SDメモリカードを抜き取って警察に提出すれば良いのだ。
簡単。
なお、仮に指タッチロックをし忘れたとしても心配無い。
例えば32GBのSDメモリカードなら、上で説明したように常時3時間分くらいの過去映像ファイルを保管できるわけだから、あおり運転に遭遇してから3時間以内にエンジンを停止すれば、あおり運転映像も残っているし。
逆に言うと、何らかのトラブルに遭遇して車を停車したとしても、車のエンジンは切らないほうが良い。エンジンが動いている間はドラレコに映像が記録出来ているので証拠を残せるのだ。
そう言う点では、もしあおり運転の被害にあったとしたら、ドラレコの動画ロックなどはやらずにエンジンを掛けた状態で警察に110番通報するなどが良いだろう。
SDカードを64GBや128GBあたりの大容量タイプを使えば、過去6時間とか12時間もの長時間録画が可能なので、あおり運転映像が上書きされる心配は無いだろう。
記録映像確認の際の注意事項
上でも紹介したように、3分間にわたって記録された映像は265MBもの大きさがあり、解像度では1920×1080、30フレーム毎秒だ。
つまり、物凄く重い動画だ。
なので、このmicroSDカードを抜き取って、処理速度が遅い古いノートPCにmicroSDカードを挿して、動画再生ソフトで再生すると、再生動画がカクカクと動いたのだ。
当初はそのカクカク映像を見て、このドラレコ、あかんがな。
こんなカクカク映像しか撮影出来ないんなら使い物に成らないぞ!
と思ったのだが、それは間違いだった。
パソコンが古いのと、microSDメモリから直接再生したので読み出し速度が遅かったのだ。
なので、より高速な高性能デスクトップパソコンのSSDドライブにmicroSDのデータをコピーした。
その後で再生したところ、1920×1080の高解像度映像がスムーズに再生出来たのだ!!
と言う事で、動画を再生する場合には、処理能力の高いパソコンを利用する、事前にmicroSDからSSDやHDDに動画データをコピーしておくなどの対策が必要だ。
ループ録画が出来ないぞ?
その後、何日か走行していて気付いたのだが、ループ録画機能が停止している事が判明した。
ループ録画とは、メモリカードが満杯になると、時間的に最も古い録画ファイルを消して、新しい録画ファイルを保存してくれる機能だ。これが動かないと、せっかくのドラレコが無用の長物になってしまう。
車のキーを回して電源ONすると、このドラレコの電源も自動でONになる。
そして、液晶ディスプレイにリアカメラ映像が出るところまではいつもと同じ動作だ。
でも、何か英語でメッセージが出ているぞ。
SDカードが一杯なので削除しないと録画出来ないと言うような主旨のメッセージのようだ。
なんでかな?
カタログではループ録画は出来ると書いてあるのに。
現在、その理由を調査中だ。
理由は判明した。上でも説明したように、GPSセンサーが何かの衝撃を検出するとEventフォルダに一本265MBの映像ファイルが自動記録されてロックファイルになる。
それらが蓄積して行くと、32GBのmicroSBカードの空き領域をどんどん使っていくので、通常記録データを保管する場所が無くなってしまうのだ。
Eventフォルダに保管された映像ファイルをロックするのは、重要データなので勝手に消さない安全の為だ。
従って、もしエンジン始動時にドラレコモニターにメモリが満杯ですと言う主旨のメッセージを見たら、設定パネルを開いてmicroSDカードを初期化すると良い。
あるいは、microSDをパソコンに接続して、残しておきたいEvent映像ファイルが有れば事前にパソコンにコピーしてバックアップを残しておけば万全だ。
と言う事で、当製品は問題無くループ録画が出来ている。
逆に言えば、通常の走行でEventデータが蓄積すると言うのは、急ブレーキ・急停車が多い事を意味している。なので、そのようなデータが蓄積しないような安全運転を目指すのが良いだろう。
そして、起こっては行けないが、万一の時の本当の事故データのみが記録される運転が望ましいだろう。
何で中国製ドラレコは似た様な製品が多数あるのかな?
ワテの場合、今回ドラレコを購入する計画を立てて約二週間に渡って各種のドラレコを調査した。
その時に感じたのは、アマゾンなどを見ていると中国製のドラレコは多数あり、外観が良く似ているがメーカーが異なる製品なども多数ある。
なぜなのかなあ?と不思議だった。
あくまでワテの推測であるが、その理由は、恐らく以下の通り。
つまりまあ、A社がドラレコを設計してB社に製造を依頼する。B社はその製品を作ってみると非常に性能が良い事に気付く。「これはいいぞ。よっしゃ、これを改良して自社製ドラレコを作るぞ!」てな具合にA社に無断でB社ブランドでドラレコを販売する。
そう言う連鎖が至る所で行われているんじゃ無いかとワテは思う。
まあ戦後の日本でもオートバイメーカーは300社近く有ったらしい(ネット情報)。それが吸収合併、倒産などを経て現在はHONDA、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKIの四社に落ち着いた訳だ。
中国の製造業では、今まさにそんな群雄割拠の状態で、今後は徐々に合併や淘汰されて行くんじゃ無いかなあと思う。
まとめ
ワレコ
当記事では、自称ドラレコ初心者のワテが、各種のドラレコを調査して最も性能が良くて値段が安いと思われる機種を選定して購入し自分で取り付けた過程を紹介した。
ワテが選んだのは中華製の1万円以内で買える格安ドラレコだ。
日本製のドラレコだと値段が高い製品だと本体価格が4~5万円、取り付け費用2万円前後などが相場だろう。
では、中国製7千円のドラレコと日本製5万円のドラレコとで何か大きな性能差があるのか?と言うと、ワテの調査では全く無い事が分った。
それどころか、中国製の数千円ドラレコのほうが最先端の機能を満載、つまり前後カメラともに1920X1080フルHD画質、GPSセンサー標準装備、256GB大容量SDカード対応、、、などなど。
と言う事で、ワテ推薦はミラー一体型でかつ後方カメラ付きドラレコがお勧めだ。
さらに、以下の機能がある物が望ましいだろう。
- GPSセンサー付き(走行速度記録、現在位置の緯度経度記録など可能)
- ループ録画機能あり(放っておいても、最新映像データをどんどん記録してくれる)
- 前後カメラ共に1920×1080フルHD画質以上
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その後、7千円の中古カーナビを買って来て自分で取り付け成功した。
ワテはやればできる子だ。
さらにETC2.0車載器を自分で車に取り付け成功した。
コメント
こんばんわ、ナカチーと申します。
dudubellの記事とても参考になりました。
いま、amazonで色々調べている所なのですが
質問がございます。
この商品のバックカメラ映像ですが
録画時は鏡像になっていて、再生時に正像になりますか?
中国製は再生時も鏡像のままの商品が多いようですので
わかれば教えて頂きたいと思います。
ナカチーさん
この度は小生の記事にコメントありがとうございました。
さてお問い合わせの「再生時に正像になりますか?」と言う件ですが、
以前に撮影したリアカメラの映像を再生してみましたが、
看板などの文字が左右反転して写っています。
これは鏡像と言うのでしょうかね?
正確な情報を得るにはやはりアマゾンの質問欄で質問するのが最も確実だと思います。
あまりお役に立てなくて申し訳ないです。
ナカチーさん、補足ですが、
記録映像が正像か鏡像かはドラレコのファームウェアが新しくなると変わる可能性もあります。
私が買ったのが数カ月前ですので、その後、このDuDuBell M1もどこか改良されている可能性もあります。
ですのでやはりアマゾン質問欄から質問して最新情報を得るのが良いでしょう。