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【ワレコのOffice】パワーポイント図形の結合点を増やす【ワテ流】

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ワテは時々パワーポイントを使う。

最近では、ノートに文字や図を書くことが殆どなくなり、ちょっとした考え事や情報の整理、思いついたことのメモなどに、ワード、エクセル、パワーポイントを使っている。

今日、久しぶりにPowerPoint2013を使ってフローチャートのような絵を描こうとした。

図形には結合点(glue point)が幾つかあり、図形と図形を結ぶコネクター(Connector)線で結びつける事が出来る。

コネクター(Connector)は、青色で表示される線だ。

その時に気付いたのだが、そのコネクターがくっつく結合点が図形の4辺の中点にしかないのだ(下図)。

05a-PowerPoint-4-four-glue-points

この小さな●(結合点)を増やすのが今回の目的。

 

なお、当記事とは別の手法でも図形に結合点を増やす方法がある。

興味ある人はこの記事をお読み下さい。

でも、ワテのお勧めは下で紹介するワテオリジナルの手法だ。

では、本題に入ろう。

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パワーポイント図形の結合点を増やす小細工

さて、図形が少なくて下図に示すような場合なら、青色のコネクター線を図形1や図形2の結合点に結合してやると簡単にフローチャートが描ける。

02-PowerPoint-1

しかしながら、沢山の図形があると、コネクターが重なって見づらい(下図)。03-PowerPoint-2

出来ればこんなふうにしたい(下図)。

04-PowerPoint-3

パワーポイントのコネクター線は図形移動しても付いて来るので便利

青いコネクター線の始点や終点はマウスドラッグで任意の位置に置けるが、下図に示す図形の結合点●に結合してあると、図形を動かしたときに青いコネクター線自身もくっ付いたまま移動してくれるので便利だ。

05a-PowerPoint-4-four-glue-points

さて、その図形の結合点●を増やす方法を考えた。

例えば以下の図形には16個の結合点があるので、好きなところに青いコネクターを結合させることが出来るぞ。

05-PowerPoint-4-many-glue-points

では、そのワテ流の方法を紹介しよう。

図形の結合点を増やす方法 – ワテ流

長方形を8個作って、ピッタリくっ付けて配置してグループ化すると良い。

06-PowerPoint-5-eight-rectangles

その為には、下図に示すダイアログウインドウを表示する。

[表示タブ] -> [表示グループ] -> 右下の小さな四角のアイコン(下図赤線部分)をクリック

で開く事が可能だ(下図)。07-PowerPoint-6-snap-settings

上図の [グリッドとガイド] 設定ウインドウが開くので、位置合わせチェックボックスを、

位置合わせ

✔ 描画オブジェクトをグリッド線に合わせる

にしておくとやり易い。

8個の長方形に目的の図形を重ねてグループ化する

さてこのようにして作った8個の長方形の上に目的の図形を重ねてグループ化すれば完成だ(下図)。

08-PowerPoint-7-overlap-two-shapes

ただし、下側の8個の長方形図形の角が少し見えているので、グループ化する前に枠線を無にしておくと良い。

こうすると、図形の周りに沢山の結合点が出るぞ!(下図)

09-PowerPoint-8

今回は8個の長方形を使ったが4つくらいでも良いかも。

また、ワテが使っているのは PowerPoint2013 なのだが、新しい PowerPoint ならこんな小細工をしなくても、[図形に結合点を追加する]みたいな機能が有るのかもしれない。

知っている人、教えて。

PowerPointには[図形に結合点を追加する]機能は有るがカギ線コネクタが回転する問題あり

追記(2015/12/04)

その後、ワテの調査でPowerPointには、[図形に結合点を追加する]機能が有った。

その解説記事はこちら。

【ワレコのOffice】パワーポイント図形の結合点を増やす【その2】
写真 パワーポイントの結合点を増やす事に成功して狂喜乱舞しているワテのイメージ ワテの場合、パワーポイントを良く使う。 そのパワーポイントで複数の図形を描いて線で連結する。 例えば組織図やフローチャートを描くような場合だ。 その時に、図形を...

ところがこの記事で紹介しているPowerPoint純正方法で追加した結合点は、困った問題があるのだ(下図)。

 

図 結合点の追加結果の比較(PowerPoint純正方式とワテ方式)

上図に示すように、PowerPoint純正方式で図形に頂点を追加する事は出来る。

ところが、その頂点同士をカギ線コネクタで接続すると、上図左のように、始点から出た線が縦に行かずに横に行くのだ。あかんがな。

一方、ワテ方式(この場合は四つの長方形を横並びグループ化し、分かり易くする為にトップの長方形は最下層に移動している)では、上手い具合にカギ線コネクタが表示されるのだ!

フローチャート・組織図を描くならMicrosoft Visioがお勧め

そういうフローチャートを書くのに便利なのが、Microsoft Visioと言う製品らしい。

Microsoft Visioの紹介ビデオを見てみたが、PowerPointみたいな感じだけれど、フローチャートとか組織図とか、そういうのを作成する機能が強化されているようだ。

なので、図形を配置して、それらを矢印で連結すると、図形を移動しても矢印はくっ付いたまま付いて来る。

また、図形の周囲の結合点も好きなだけ配置できるようだ。

う~ん、Microsoft Visio欲しい。

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まとめ

当記事では、パワーポイントの図形に結合点を増やす方法を紹介した。

まあ、ワテ流のヘンテコな小細工的手法ではあるが、パワーポイントを使ってちょっとした組織図やフローチャートを描く場合には役に立つと思う。

でも、そう言う作業を本格的にやりたいんなら、マイクロソフトVISIOがお勧めだ。

組織図やフローチャートを効率よく作成出来るのがマイクロソフトVISIOなのだ。

なお、ワテ流方式の欠点として、一つの図形の下に8個もの非表示な長方形図形を配置するので、データ量が増える。

まあ、最近の構成能パソコンなら気にはならないが。

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パワーポイントを本格的に習おうと思っている人は、何でもいいから本を一冊買って読み通すのが良いと思う。この本なんて、電話サポートして貰えるらしいので、お勧めだ。

軽く目を通して置くだけでも、

ああ、こんな事が出来るのあか!

こんな技が有ったのか?

という発見があると思う。

Kindle版もあり、無料の電子書籍リーダーを使えば、スマホやタブレットなどでも気軽に読めるのでお勧めだ。

 

ちなみに、他の人がどんな本で勉強しているのかを知りたい人は、

Word・Excel・PowerPoint の 売れ筋ランキング

で見られる。

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