ワテの場合、部屋の模様替えをよくやる。
机の場所やAVラックの場所を移動するなどだ。
重い家具を動かすのは体力が必要だ。
あるいは、大型家具になると一人では動かせないと言う場合もあるだろう。
そういう場合に、ワテが実践しているお勧めの方法を紹介したい。
一人で楽々と家具を移動出来る驚き桃の木の方法なのだ。
女性でも子供でも大丈夫。
軽々と重量級の箪笥が移動出来る。
図1. リビングの例
ワテの部屋はこんなには広くないが。
この記事では、そんな秘伝のテクニックを伝授したい。
専用の家具移動シートを買う(一般の人の場合)
ワテ流の方法を紹介する前に、まずは一般的な手法を紹介。
世の中には
写真1. 市販品の家具移動シートの例
まあ、専用のシートなのでこう言うのを使っても良いだろう。
図2. 家具移動シートをタンスの下に敷いた例
でも、価格的には家具1個分で数百円から千円くらいする物が多い。
沢山の家具が有る場合には、数千円から一万円以上の出費になる場合もある。
ワテ流の家具ラクラク移動方法
そこでワテは閃いた。
と言うよりも、そういう市販品の存在を知らなかったので自分で考え出した方法なのであるが。
ホームセンターとかイオンとかニトリとかジョイフル本田などで切り売りのカーペットを買って来る。
幅は91㎝とか182㎝などがあるが、91cmで十分だ。
長さは1メートルも有れば足りる。
写真2. 切り売りのロールカーペットの例
引用元 http://mituboshihc.co.jp/php-scripts/view.php?b=4&m=1&s=4
価格はお店によっても異なるが、安いお店なら10cmで100円以下だ。
従って例えば 91cm幅 を 1メ-トル買ったとしても1000円前後で買える。
費用1000円で家具数個分の楽々移動シートを自作出来る
切り売りカーペットの場合、表面はアクリルなどの合成繊維素材。
裏地は滑り止め防止のゴムが付いている物もある。
写真3. 裏地に滑り止めゴムのあるカーペットの例
引用元 http://item.rakuten.co.jp/kagudoki/byt100157/
滑り止めカーペット フローリング用 12枚入り 35×35cm 【BYT100157】【送料無料】
この商品の場合には「吸着性特殊ゴム」と言うらしい。
ワテの経験では、カーペットを家具を載せる用途に用いる場合には裏地のゴムは有っても無くても良い。
どちらの素材でも重い家具を載せるのでズレる事は無い(ワテの経験では)。
でも、ゴムの別の効果として、ゴムの直線が目印になるので自分で切断する時にはゴムの筋に沿って切ると真っすぐに切り易いので役立つ。
ワテ流の家具ラクラク移動シートの使い方の基本
カーペットを裏返して使う。
図3. カーペットを裏返して家具を載せる
このようにすると、カーペット表面が床に接触する。
フローリングの床なら摩擦が小さいので重い家具を載せても軽く押すだけで軽々と動かせる。
畳の場合には試した事は無いのだが、直接家具を載せるよりも畳が傷みにくいだろう。
専用の床保護マットなら尚良い
床保護に便利な商品を見付けた。
材質:ポリエステル カラー:ブラック、グレー、ブラウン
大判サイズ(31cmx20cm、厚さ6mm) の3枚入りのフェルトシートです。
自由にカットできるフリーカットタイプ、お好きなサイズにカットしてご使用ください。
高密度繊維での家具保護パッドも強度な接着剤があり、操作も簡単で、ただ白い紙を剥がします。
ワテ考案のカーペット裏返し作戦と同じ考え方の商品だが、裏側はシールになっているので簡単に家具に貼り付けられるのだ。
色も、黒、灰、茶の三種類あるようなので、手軽に床保護を実践したい人にはお勧めしたい。
アマゾンで
床保護マット・チェアマットの 売れ筋ランキングを全て見たい人はこちら。
ワテ流の家具ラクラク移動シートの使い方(節約派)
まず、家具の裏面の状態を調査する。
例えばオーディオラックや食器棚などの場合には、下図のように一番下には台になる構造物があり、その上に本体が載っている。
床に接触しているのはその台の部分であるが、全面が接触しているケースは少なく、多くの場合には
- 四辺で支えている
- 二辺で支えている
- 四脚で支えている
などの場合がある。
なので、カーペットを帯状にカットしてその四辺あるいは二辺に敷けば良い。
四辺で支える家具の例
図4. 四辺に裏返しカーペットを敷く例
キッチン収納 レンジ台 キッチンカウンター スライド収納 幅90 ホワイト
上図の手法を自作のオーディオラックで実際にやった例を下記事で紹介している。
60キログラム以上のオーディオラックでさえもスイスイと移動出来るのだ。
四脚で支える家具の例
図5. 四脚に裏返しカーペットを敷く例
HAYAMI 【HAMILEX】 「Babelシリーズ」 AVラック (奥行き40cmタイプ) B-3422
この製品は四本の脚で支える構造だ。
脚の面積は未確認だが、写真を見る限り10x10cmくらいの感じなので、帯状ではなくて正方形のカットしたものを4枚用意すれば良い。
このようにしておくと、例えばオーディオラックに重い液晶テレビやアンプなどを載せても、少し押せばスイスイ移動させる事が出来る。
なので、掃除をする場合にラック背面の埃が沢山溜まっている辺りを掃除したい場合には、手前に引き出して壁から離せば楽々と掃除が出来る。
キャスター付きのオーディオラックを買うと言う選択肢もあるが、そうなると、商品の選択肢が限られる。
一方、ワテ流の方法なら、キャスター無しの家具ならどんな家具にでも応用でき、安っすい切り売りカーペットを買って来て切って敷くだけなので手軽だ。
ワテ流の家具ラクラク移動シートの使い方(リッチ派)
帯状に切断して四隅に配置するのが面倒だと言う人もいるだろう。
そう言うズボラな人にお勧めなのが、この方法だ。
カーペットを家具の台と同じサイズにカットしてその上に家具を載せてしまえばよい。
これなら、カーペットの上に家具を載せるだけなので簡単だ。
四隅に帯状に切ったカーペットを敷くよりも楽ちん。
図6. 家具の底面全体に裏返しカーペットを敷く例
山善(YAMAZEN) テレビ台 ローボード(幅120) ダークブラウン STT-4512LB(DBR)
この製品はたぶん、台の部分が一枚板のタイプだと思う。
カーペット裏返し作戦の実際の応用例は以下の記事でも紹介している。
予算3000円弱でだれでも手軽に作成出来る丈夫な棚のDIY記事だ。
カーペットのカットに関して
なお、ワテの経験ではカーペットをカットする場合には家具の台の面積よりも周囲に1cmくらいはみ出すくらいの余裕を持たせておくのが良いと思う。
あまりピッタリ過ぎると乗せにくいし。
それとハサミやカッターで切断するので多少の誤差は出るから最初からピッタリ過ぎると、うっかりして小さすぎて台が載らないなどの失敗もある。まあその時には帯状に切る方法に変更しても良いが。
でも、どの方法でもカーペットの上に重い家具を一旦載せると家具の重みがあるのでズレる事は無い。
なので、2cmも3cmも余裕を持たせる必要は無いと思う。
それに、家具の下からカーペットがあまり沢山はみ出していると見た目が変だし。
その辺りは、個人の美意識の問題でもあるので、まずは試しに適当な家具を一個、このワテ流のカーペット作戦で楽々移動仕様にしてみてコツを掴んで頂きたい。
それで上手く行ったら、二個目、三個目の家具で挑戦して頂きたい。
なお、ワテの場合には、長年の経験でこのカッティング作業に慣れてきたのではみ出し部分は3ミリとか5ミリくらいに抑えて目立たないようにするテクニックを習得している。
その為には、大きめのカッティングマットと長いスチール製の物差し、カッターなどが必要だ。
お店でピッタリサイズにカットして貰えるかもしれない
あるいは、お店でピッタリのサイズにカットして貰うのも良いかも。
つまり、カッティングカーペットの切り売り方法は二種類がある。
- 店員さんがハサミでジョキジョキ切るお店
- 専用のカッティング器具があり、一直線にスパッとカット出来るお店
などだ。
後者の器具があるお店だとハサミよりは正確に切断が出来るのでお勧めだ。
例えば 200 x 50cm の横長のオーディオラックを載せたいので、左右に5ミリの余裕を持たせて 201 x 60cm のカーペットが欲しい場合には、事情を話して頼めばこのサイズに切ってもらえるかも知れない。
でも、あまり細かい注文をするとお店の人も嫌がるかも知れないので、あまり忙しそうでは無い平日の空いている時間帯などに行くと良いかも。
それとその器具自体、厳密にミリ単位で切断出来るものではないので、お店に依頼するとしてもあくまで自己責任という事になる。
大体、ホームセンターあたりでカッティングのカーペットを買うと、数センチくらいの切断誤差はあるのでそれくらいは事前に覚悟しておく必要がある。店員さんとしても、客の注文よりは数センチくらいは大きめに切断する場合が多い。短くて苦情が出るよりも、ちょっと大きめでサービスする感じだ。
という事で、カーペットの切断に関しては、
- お店に依頼してピッタリに切ってもらう。ただし誤差が出るとしても自己責任
- 自分でカッティングマット、スチール定規、カッターを買って切る
- 自分でハサミでジョキジョキ切る
などの方法が良い。
ハサミで切る場合の切断面の処理の仕方
なお、ハサミでジョキジョキ切ると切断面が汚くなるが良い解決策がある。
例えば 91cm x 100cm を買って来たとする。
そうすると、ロールの両端はもともと工場で綺麗に切り揃えられているので切断面は綺麗だ。
また、残りの二辺は、もし専用の切断器具で店員さんが切った場合には比較的綺麗にスッパリと切れているので直線的だ。
なので、それらの綺麗な直線部分を見える部分に使い、自分でジョキジョキ切って見た目が汚い部分は家具の下に入って見えない位置に使う。
そうするとハサミで切っても見た目が綺麗に出来る。
ワテ流のカーペット裏返し家具載せ作戦 – 応用編(オーディオラック)
なお、オーディオラックの背面には多数の電源ケーブルや電線、配線などがある。
なので、下図のようにカーペットの壁側を多少はみ出すくらいにしておいて、その上にテーブルタップ、その他を載せておくと、掃除の場合に手前に引き出す場合にも一式で引き出せるので便利だ。
図7. カーペットの壁側は長めにしてテーブルタップなど載せても良い
カーペットなどが無い場合には段ボールを敷いてもいい
急に部屋の模様替えをしたくなった。
楽々移動シートを買いに行く時間も無いし、ワテ流の切り売りカーペットも買いに行く時間がない。
そんな場合には、ダンボール箱を分解して板状にする。
それをタンスの下に敷けばフローリング床を傷つけずに移動出来る。
あるいは新聞紙を重ねて厚くして、タンスの下に敷いても良いだろう。
そうやって床を保護をしてから、タンスを移動させればよい。
ワテ流のカーペット裏返し家具載せ楽々移動作戦のまとめ
要点、注意事項をまとめると以下の通り。
- 切り売りカーペットは普通の安い奴で良い。
- 家具の下からカーペットのエッジが見えるので、目立たないベージュ系などの色が良いかも。
- あるいは床の色、載せる家具の色を考慮して目立たない色のカーペットを買う。
- はみ出し部分からカーペットの裏地が見えるので裏地も目立たないベージュ系、白系などがお勧め。
- 家具の床面積よりも周囲に1cm程度は広めにカットして余裕を持たせると良い。
- カッターは刃物なので注意が必要。
- 特にステンレス定規に沿って切る場合に指を切る危険がある。
- 重心が高い家具(縦長の食器棚、箪笥など)にもこの方法は利用出来るが、下面にクッション性のあるカーペットを敷くので多少はぐら付く場合もあるので安定性には注意して下さい。
- 掃除の際には楽々移動出来るので掃除機でゴミや埃を吸い取り易い。
-
かつ、カーペット面が床に接しているので、移動の度に床が磨けるので一石二鳥⁉
以上、
「ワレコ流 切り売りカーペットを裏返して家具を載せて楽々移動出来るようにする作戦」
のアイディアでした。
これであなたも部屋の模様替え、毎日の掃除が楽々と出来るようになるだろう。
こういうハサミを持っておくと何かと便利だ。
ワテは使ったことが無いがこういうのはどうかな?
30センチなので、一般の家具には少し長さが足りないかも。
掃除機がこんなに安いのか。
カッターなどの刃物を使う作業にはこの手袋がお勧めだ。
この手袋はこんなに安いのにステンレスワイヤーが組み込まれているようだ。
ワテも一つ買ってみようと思っている。
あるいはいきなり高額になるが、本格的な防刃手袋だ。
針で突き刺しても耐えられるらしい。
こんな手袋をしてカッター作業をすれば安全性が上がるだろう。
でも、どんな時でも慎重に作業を行うのが、刃物を使う作業の基本だ。
かなり安値でラクラク移動グッズを買う
2017年のゴールデンウイークを利用して便利なWEBサイトを作ってみた。
名付けて、
何が出来るかと言いますと、
Amazon.co.jp
楽天市場
ヤフーショッピング
の三つのショッピングサイトを同時検索して、商品を価格の安い順に表示出来ると言う、お買い物支援サイトです。
「最安価格サーチ」で、
「ラクラク移動シート」をかなり安値で探したい人は こちらから>
「スライドシート フリーサイズ」をかなり安値で探したい人は こちらから>
もしお使い頂きまして何かご不明な点、改善案などありましたらお知らせ下さい。
コメント