写真 丘みどりさんの趣味は電子工作かどうかは不明だ(現在調査中)
2021年も三週間が過ぎた。
2021年7月23日から8月8日までの17日間に開催される東京オリンピック(新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けて2020年夏の開催日程から1年延期となった)は、中止すべきだと言う意見も多い。
コロナ感染者が急増しているこんな状況で外国人が何百人も日本に来るのは心配である。
新型コロナウイルスの変異種が持ち込まれる可能性もあるし、オリンピック終了後に帰国した外国人がコロナ発症すれば日本で感染したと騒ぎ立てられるだろう。
でもまあ、ここまで来たら中止せずに開催するほうが良いだろう。
さて、新年早々(正確には昨年末)、思い切って買ったものがある。
白光のハンダステーションだ。
それもかなり高級機種。
当記事では、ワテが購入した白光のハンダステーションを紹介したい。
では、本題に入ろう。
新しい半田ごてを買う計画
ワテの場合、18Wと25Wの二本の普通の半田ごてを使っていた。
最も良く使っていた25Wタイプのセラミックヒーターが昨年秋に故障したようで、熱くならない。そこで18Wのコテを使って各種の電子工作を行って来た。
2020年秋ごろに作成した主な作品は以下の通り。
ワテの18Wコテはちょっと熱量不足で、小型部品の取り付けには適しているが、少し大き目の電解コンデンサ―などはパワーが足りない。
なので25Wコテのセラミックヒーターを購入して修理する事も検討したのだが、かなり使い込んだヤツなので、思い切って新しいコテを買う事にしたのだ。
まあ、今まで一本1000~4000円くらいの半田ごてしか使った事が無いワテだが、温調式のコテは会社では使った経験はあるが自分用では買った事も無い。
確か初めて買った半田ごてはgootの水色の持ち手のやつだった。
その後、2~3本のコテを買って、25Wコテが四本目、今使っている18Wが五本目くらいか。
なのでワテの場合、今までの人生で半田ごてに投資した費用は一万円程度。
どんな半田ごてを買うか迷う
さて、どんな半田ごてを買うかなあ?
- 温調式にするか、普通のコテにするか?
- Hakkoにするかgootにするかそれ以外のメーカーにするか?
- 海外製ならWellerやMetcalが有名だ。
- ステーションタイプならコテが一本タイプか複数コテ対応タイプか?
など、選択肢が多過ぎる。
ワテの場合、選択肢が多い場合、最適解を求める余りに決断に時間が掛かってしまう癖があるw
今の場合なら、費用対効果が最も重要な条件だ。
数千円の普通のコテ、1~2万円の温調式コテ、数万円のマルチステーションタイプ(コテ2本、3本など対応タイプ)、、、どれを買うか?
そして買った半田ごてを使って今後も電子工作を趣味として続ける予定なので、どんなコテを買えば半田付け作業もやり易くて綺麗な作品を作る事が出来るか?
迷う。
今まではリード部品をスルーホール基板に半田付けするやり方だけであったが、今後は表面実装部品(SMD)も扱いたい。
その為にはどんな半田ごてが適しているのか?
迷う。
ここは電子工作ファンに人気の白光FX600辺りが無難で十分かも知れない。
待てよ、じゃあ、高い半田ごてはどんな機能があるのか?
それを調べてみよう。
HAKKO FM-206
HAKKO FM-206はマルチステーションタイプの最上位機種だ。三本のコテを接続出来る。ちなみに白光 FM-203は二本のコテ。
- 一台ではんだ付け、はんだ除去、SMDリワークが可能なマルチステーション
- シングルホットエアーが標準装備
- グラフィック液晶で表示が見やすく操作も簡単
- 作業に応じてN2はんだこて、マイクロはんだこてがオプションで選択可能
引用元 白光のサイト https://www.hakko.com/japan/products/hakko_fm206.html
Hakkoの黄色と青のデザインは好みが分れるところだが、ワテの場合、黄色は好きな色なのでHakkoの黄青デザインも悪くはない。
goot RX-822AS
異なる作業にあった最適なこて先を2本同時にスタンバイ可能。マイクロソルダリング/ハイパワー作業(150W)といった使い方も可能です。
引用元 太洋電機産業株式会社のサイト http://www.goot.jp/handakote/rx-822/
Hakkoの黄青に対して、gootは黒色のオーソドックスな見た目なので、どちらかと言えばデザイン的にはワテとしてはこちらが好み。コテは二本挿しだが、まあ二本有れば十分かな。
まあ、ワテの場合、現状では18W、25W、そして下写真の半田除去ツールも時々使う。三本使いだ。
そうすると、もしステーションタイプの半田ごてを買うとしても、やはり複数コテに対応したマルチステーションタイプが良いか?
でも値段が高い・・・
と言う事で、全然結論が出ないw
いつものワテのパターンだ。
あかんがなw
白光マルチステーションタイプFM-206を買う
よし、もうヤケクソだ。
白光マルチステーションタイプFM-206を買うぞ!
標準で三本もコテが付いているし(コテ先は別売り)、必要なら別売りで種類の異なるコテもつなげる。
FM-206を買っとけば、今後、どんな半田付け作業にでも対応できるだろう(たぶん)。
定価18万円+消費税だが、ネット通販なら半額くらいの値段だ。
と言う事で、ワテにとってはどえらい高い買い物をしてしまった。
まあいい、買った物は仕方がない。
かなり高かったwww
コテ先は別売りなので、コテ先なども購入した。
ホットツイーザー(二本の板状コテ先で挟むタイプ)用のコテ先も買った(下写真)。
ワテが買った「白光 HAKKO T8-1006 8L型 T8シリーズ交換こて先」は幅8mmだ。
リワーク用のシングルホットエアーノズルも買った。
もうヤケクソだ。
兎に角、買っちまった。
白光マルチステーションタイプFM-206を組み立てる
宅配便業者さんがデカいダンボール箱を配達してくれた。
早速開封してみる。
下写真のように、大小合わせて四個の箱が入っている。
大きな箱の中身はコントローラー本体だ(下写真)。
小さい三つの箱の中身は以下の通り。
なんだか沢山のパーツが入っているぞ。
白光 FM-206を組み立てる
本体前面パネルには三本のコテを挿す事が出来る。
写真 FM-206の接続レセプタクル1にコテ(FM2027)を挿し込んだ
FM-206に接続可能なコテと接続レセプタクル(1、2、3)の関係は以下の通り。
表 Hakko FM-206ハンダステーションに接続可能なコテのタイプ(黄色は標準付属品)
引用元 FM-206の取扱説明書
上表はFM-206の取扱説明書やハッコーさんのサイトを参考にワテが独自に作成したものだ。ハッコー公式文書だと型番しか書いていないので、FM-2029なんて型番で書いてあってもそれが何か全く分からない。
そこでワテが上表のように写真入りで分かり易く作成したのだ。
(必要なら上表を白光公式サイトや取扱説明書に採用して頂いても構わないぞ、白光さん)
上表で分かるように黄色で示した標準付属の三種類のコテ先を挿す場所は、決まっている。
つまりFM-2027は差込口(レセプタクル)1から3のどこにでも挿せるが、他の二つ(FM-2022、FM-2029)は挿す場所がそれぞれ2と3に決まっているのが分かるだろう。
なのでFM-2027は必然的に差込口1に挿さなくてはならないのだ。
二十手先は読めないが三手先くらいまでなら読めるワテである。
将棋初心者か。
なんのこっちゃw
接続コネクターの金属爪(ロック機構)が分かり辛いぞ白光さん
さて、接続コネクタの写真を以下に示す。
このコネクタは上写真のように先端部分に金属製の爪が出ていて、差し込んだ後で勝手に抜けないようにロック(=ラッチ)する構造だ。
ところが、説明書にはこの機構に関する説明が無い(?)ので、金属爪の存在にワテは気付かなかった。
で、取り敢えず上写真のように接続レセプタクル1(左端)にコネクタを挿し込んだあとで、引き抜こうとしても抜けない。
力一杯引っ張っても抜けないぞ。
それで良く見たら押さえる部分があるのでそこを押さえたら爪が下がって無事にコネクタが抜けたのだが、ウッカリ気付かずに馬鹿力で引っ張って金属爪を壊す人もいるんじゃ無いかと思ってしまう。
この点は白光さんにアドバイスしておくが、説明書の最初の部分にこのラッチ機構に付いて注意書きを追加すべきだろう。
コントローラー本体とコテ台を専用ケーブルで接続する
下写真のように三本のコテをFM-206のフロントパネルに挿す(右端黒チューブはエアー排出口)のだが、さらに別のケーブルを本体背面に挿す必要がある。
写真 三本のコテを挿したFM-206
そのケーブルを下写真に示す。
このオーディオ用のステレオミニプラグのようなケーブルは、三つのコテにそれぞれ付属している。
この接続ケーブル(白光の取説では中継コードと記載)を、下写真のようにコテ台の背面に挿す。
接続ケーブルのもう一方のプラグは、コントローラー本体の背面にある三つの差込口の該当する番号に挿す。
つまり、フロントパネルの差込口1にコテを挿したなら、そのコテ台は中継ケーブルでコントローラ本体背面の差込口1に接続するのだ。
三つのコテがあるのでフロントパネルの三つの差込口も全部使用し、背面パネルの三つの差込口も全部使用する事になる。
ちなみにこの中継コードは何のために挿すのか、取扱説明書には書いていないぞ。
最低限、この中継コードはどんな機能を実現する為に挿しているのかくらい解説すべきだろう、白光さん!
コテ先は別売りなので汎用性のあるやつを買った
半田付け作業で使うコテ先は、ワテの場合は円柱を斜めにカットしたタイプが好みだ。
そこで、下写真のように二種類のコテ先を買ってみた。
それらの型番は以下の通り。
T12-BC2Z
T12-D24Z
下写真上(T12-BC2Z)は、円柱では無くて円錐を斜めカットしたような形状だ。所謂BC型と言うやつか。ワテが好きな円柱斜めカットに似ているので買ったのだが、若干先端が太い感じ。
写真 T12-BC2Z(上)とT12-D24Z(下)
一方、上写真下(T12-D24Z)は円錐の両面が削ってある、所謂D型というやつかな。
ワテの場合、D型はあまり使った経験は無いのだが、世間で人気があるのは知っていたので今回、試しに買ってみた。こちらも、予想していたよりも先端が太い感じ。
もう一つ下のサイズを追加で買ってみるかなと検討中だ。出費が増えるw
コテ先の取り付け方が分かり辛いぞ白光さん
さて、この二本のコテ先の取り付け方であるが、説明書の説明は少し不親切な感じ。
つまり、下写真のようにコテ先の末端を黄色の軸に挿すのが正解なのだが、取説を見てもその事がはっきりと分かるような図が見当たらない(ワテの見落としかも知れないが)。
写真 コテの末尾を黄色の保持部に差し込む
なので、最初はコテの先端を黄色の筒に差し込むのかななどと勘違いしてしまった。
コテ先の交換では、黄色の筒にコテ末尾を挿し込む事さえ分かれば、あとの作業はそんなに難しくは無い。
もしコテ先が熱い場合は、付属の黒い耐熱パッドで包んでコテ先を黄色の筒から引き抜く。
そして別のコテ先の末尾から黄色の筒に差し込む(下写真)。
その状態で、下写真のように青色の筒に差し込む。
黄色の筒と青色の筒が黒い二個の爪でロックされれば交換作業は完了だ(下写真)。
写真 T12-BC2Zコテ先を取り付けたロック式スリーブはんだこて(FM-2027)
上写真のFM-2027半田ごてが、FM-206用の標準的なコテだ。このFM-2027をフロントパネルの左端差込口(レセプタクル)1に差し込んである。
まあコテ先の交換作業では、標準付属の黒い耐熱パッドで熱いコテ先を包んで扱うが、それでもウッカリミスで火傷し易い。なのでこれくらいの耐熱手袋をはめて作業すれば安心だ。
ホットツイーザーこて先を取り付ける
次は、下写真のホットツイーザーこて先8mm幅(T8-1006 8L型)を取り付ける。
このコテ先を挿すのは、ホットツイーザー(チップ部品~幅25mmまで) FM-2022だ。
このホットツイーザーこて先(T8-1006 8L型)は8mm幅なのだが、他にも色んな幅のコテ先があった。
どれを買うか迷ったのだが、当初は大は小を兼ねると言う考えで幅が最大のT8-1011 25L型(25mm)を買うかなと考えた。でも基板上の込み入った場所のSSOPチップを取り外す場合に、幅が25mmもあると作業が出来ない可能性もある。
なので、ワテが良く使う可能性があるSSOPの14ピンや16ピンあたりのチップの取り外しに適しているくらいのサイズ8mmを買ったのだ。
もし幅広タイプが必要なら追加で買っても良いし(出費が嵩むが)、あるいは、この8mm幅コテ先の部分に幅広のアルミ板でも張り付けるなどで即席で幅広コテ先を作れるかも知れない。
それにしても分かり辛い型番だ。
幅25mm T8-1011 25L型
何なんだ?このややこしい型番は!
自称、分かり易い型番の付け方評論家のワテには理解不能だ。
下写真のように二本のホットツイーザーこて先8mm幅(T8-1006 8L型)をFM-2022ホットツイーザー(チップ部品~幅25mmまで)に差し込む。
どこまで挿し込んだらよいのかなど、取扱説明書に一切説明が無いぞ。白光さんもう少し詳しい解説を書くべきだと思うのだが。
下写真のように、黒いリング状のゴムが見えなくなるくらいまで差し込める。
まあ、良く分からないがこれで良いのかな?
ホットツイーザーFM-2022に差し込んだ8mm幅こて先(T8-1006 8L型)の噛み合わせ具合が悪いぞ
下写真にホットツイーザーFM-2022に差し込んだこて先8mm幅(T8-1006 8L型)の噛み合わせ具合を示す。
写真 白光ホットツイーザーFM-2022に差し込んだこて先8mm幅(T8-1006 8L型)の噛み合わせが悪い、不良品か?
上写真のように、先端部分が1~2ミリもずれているぞ。不良品なのか?
このこて先だけで五千円弱もしたのに、あかんがな白光さん。
ちなみに、このホットツィザースは下写真のように専用置台に保管できる。
ホットツィザースはレセプタクル2(中央のやつ)に接続する。
シングルホットエアーFM2029にN4-02ノズルを挿し込む
下写真がシングルホットエアーのノズルだ。
N4-02の場合、外径5ミリ、内径4ミリだ。他にも直径の違うノズルが数種類有ったのだが、こんなのは使った事が無いので取り敢えず適当に選んだのがN4-2だ。
ちなみに、ホットエアーってのはワテは使った事が無い。表面実装部品の半田を温めて取り外す(あるいは取り付け)などが出来るのかな?
つまりヒートガンみたいな使い方が出来るのかな?
これらのヒートガンは最大500℃くらいまで加熱出来るが、ワテが買ったFM-206のホットエアーでそんなに高温の熱風を噴出出来るのかどうか未確認だ。
つまりまあ、良く分からんままホットエアーノズルを買ってしまったのだ。
まあいい。
このホットエアーが有れば、熱収縮チューブの収縮作業で100円ライターの炎で炙るなんて言う素人っぽいやり方をやらなくても良くなる。
それだけでも素晴らしいツールだ。
白光FM-206の動作確認を行う
下写真のように、FM-206に標準付属の三本のコテを接続して組み立てが完了した。
フロントパネルに接続した三本のコテにつながる太いケーブル。
リアパネルに接続した三本の中継コードが三台のコテ台の背面に刺さっている。
そしてフロントパネル右端のエアー排出用のチューブもある。
と言う事で、上写真のように多数のケーブル類が入り乱れる状況になった。
まあ、今回は仮の組み立てなので、今後、このFM-206の設置場所も改良を行う予定なので、本設置したあとでケーブル類の取り回しを整理整頓すれば良い。
ちなみに、今回、一緒にHOZANの半田0.3mmも買った。
Φ0.3mmを選んだ理由は、ワテの場合、今後は表面実装部品(SMD)の半田付けも本格的に行う予定なので細目を買ってみたのだ。
ちなみにワテが今まで良く使っていた半田は千住金属工業有鉛スパークルハンダΦ0.6mmだ。それと同じシリーズのΦ1.0も時々使う。
FM-206の電源をONしたらセンサーエラー
下写真左上にある大き目の電源スイッチをオンしたら、液晶ディスプレイが点灯した。
数秒後に表示が変りCH1が「Sens Error」と表示(下写真)されてビープ音が鳴っている。
あかんがなw
かなり高い買い物だったのに、行き成り不良品だったら困りまんがな白光さん。
で、兎に角電源スイッチをオフして原因を探る。
エラーが出ているのはレセプタクル1に挿したFM-2027(ロック式スリーブのはんだこて)だ。
つまりFM-2027はFM-206用の標準的なコテだ。このFM-2027は上で説明したように、レセプタクル1~3のどこにでも挿せる。
なので上写真のように2と3に挿している他のコテ先は外して、FM-2027を2や3に挿して試してみたが、同じエラーが出る。
あかんがな。
あと疑う場所と言えば、コントローラー本体のリアパネルに挿している中継コードとコテ台との接続部分だ。
なので、まずFM-2027を元のレセプタクル1に戻して、中継コードは2や3のコテ台に挿しているやつを使って試してみた。
それでも同じエラー。
FM-2027にはBC型コテ先を挿していたが、D型コテ先に交換しても同じ症状。
と言う事は、ここまでで判明した事実は以下の通り。
- コントローラー本体のレセプタクル1~3にFM-2027を挿すとエラー
- コントローラー本体のレセプタクル2と3に他のコテを挿すと正常
- 中継ケーブルには異常なし
- BC型コテ先でもD型コテ先でも同じエラー
つまりまあFM-2027のコテ部分に何か問題があるようだ。
とは言っても、FM-2027には10cmほどの長さのコテを挿し込んでいるだけなので、もしエラーの原因があるならコテの軸の内部だ。分解するしかないのか?
そんな面倒な事は出来ない。返品するかな!!
でも待てよ。FM-206は温調式の半田ごてでコテを三本も挿せる複雑なタイプだが、中身は単に半田ゴテを加熱したり温度調整したりする単純な電子機器だ。
そんな単純な電子機器が初期不良で壊れている可能性は少ないだろう。Made in Japanだし(たぶん)。
それで、センサーエラーが出た場合の対処方法が無いか取扱説明書を読んでみた。
その結果、「9. トラブル発生時に 」の項目で発見!
● こて先が熱くならない。“Sens Error”が表示される。
点検 : こて先はしっかりと差し込まれていますか。
対処 : こて先を最後まで差し込んでください。点検 : 接続コードが断線していませんか。ヒーター / センサーは切れていませんか。
対処 : 断線している場合、こて部を交換してください。
引用元 白光FM-206の取扱説明書
こて先を最後まで差し込んで解決
「こて先を最後まで差し込んでください。」やて?
しっかりと差し込んでいるはずなのだが。
そこで、念のためにコテ先を強く挿し込んでみたところ、1ミリ程さらに挿し込む事が出来て、その瞬間に「カチ」と音が出た。
何や、そう言う事かいなw
最後の一押しが足らんかったようだ。
まあ、解決してみるとあっけない。
で、電源ONしてみたところ、下写真のように三つのチャンネル共に正常動作した。
上の液晶表示は文字がかすれているが、これはデジカメのシャッター速度などの関係でそうなったのだと思うが、実際の表示は正常に出来ている。
ちなみに、FM-206の電源をオンして、上写真の350度(CH1)まで上昇するのに要する時間は、ほんの数秒だ(正確には計測していないが)。
いずれにしても驚きの速さだが、ワテの場合、そんな機能は全く不要で、昔使っていた半田ごてと同じく、コテ先が適温になるまで1~2分くらい掛かっても全く問題ないのだが。
まとめ
ワレコ
人生、ヤケクソだw
なんのこっちゃ。
まあ、コロナウイルス騒動でイライラ感が増している世の中だが、皆さん冷静になろう。
と言うワテが一番イライラしている。あかんがなw
まあ、白光マルチハンダステーションFM-206はワテにとっては過剰に高性能なハンダステーションだが、まあ買っちまった。
ホットツィザースの刃先の噛み合わせがズレている問題など残っているが、まだ使っていないのでこの数ミリのズレが不具合なのか、それともこの程度のズレは有るものなのかは分からない。
三年保証らしいので、今後、白光さんに問い合わせてみるかな。でも保証は本体のみでコテ先は保証対象外かも知れない。あかんがなww
兎に角、電子工作は今後も続けたいし、特にオーディオ機器など作ってPCオーディオ環境で音楽を楽しみたい。
高級オーディオ機器なら一台数十万円、数百万円もする物もある。
ワテ自作のオーディオ機器も数百万円の市販アンプに勝るとも劣らない音を出したい訳だから、それを作る道具に十万円前後の出費はそんなに高い買い物では無いだろう(と言う事にしておく)。
それに新型コロナウイルス感染症緊急経済対策で、特別定額給付金10万円の支給が有ったし。出来れば二回目の支給もお願いします。
給付金10万円でFM-206を買ったのは世界広しと言えどもワテくらいか!?
不要不急の外出を控えて自宅で半田付けをして心を落ち着かせる。
と言う、無難な結論で終わろう。
自作オーディオ機器で聴きたい藤圭子さん
半田ごてを買う
アマゾンでも人気の高い白光FX600だ。定番の半田ごてと言っても良いだろう。迷ったらこれか。
温調式半田ごてなら下写真の白光 FX888D辺りが良さそう。ワテも当初はこれの購入を検討した。
中華製の温調半田ごてなら安い(下写真)。これを三台買う案も検討したがホットツィザースは付けられないようだ。ホットツィザースを自作する案も検討したが面倒。
gootのRX822ASも検討したが二本差しの150Wはワテには不要だし。
と言う事で迷っていても仕方がないのでFM-206に決めたのだ。安易すぎるw
まあいい。
チップリフレッサーあるいはこて先ポリッシャーなどと呼ばれる下写真も半田付け便利グッズだ。ワテも使っているが酸化して黒ずんだコテ先が綺麗になるのでお勧めだ。
ワテの場合は小瓶に入った液体タイプのフラックスクリーナも使っているがスプレー式も便利なのでお勧めだ。
続編記事が完成した。
三本のコテのケーブル絡まり問題を解決した。
コメント