❶素人工作でもサンダで磨けば失敗を隠せる | ❷DIY用の安いジグソーとは明らかに性能が違う |
❸ディスクグラインダは屋外使用もあるのでコードレスが使い易い |
写真 ワテが欲しいと思っているマキタ純正18V充電式電動工具
ワレコ
誰かワテにこれらの電動工具をくれw
マキタさんとコラボでもいいかな。連絡待ってます。無いかw
まあ、ヤフオクで不用品を売り払った臨時収入がまだ少し残っているので思い切ってこれらの18V充電式工具を買うかなあ。
買うならマキタだ。
HiKOKIはデザインが嫌い。
HiKOKIのジグソーなんて爬虫類かと思う気色悪いデザインなのだ。
一体全体どんな感受性を持っていたらこんなヘンテコなデザインが万人受けすると思うんだろう。
爬虫類嫌いの人は絶対に買わないと思う。
本能的に危険を感じて避けるだろう。
逆に言えば、これをデザインした人は爬虫類好きに違いない。
ワテのプロファイリングだ。
何でこんなヘンテコなデザインにするかなあ、HiKOKIさんw
さて、先日投稿した下記事では、ワテが自宅木工作業部屋に製作した直線カット機構付き作業台を紹介した。
狭い作業部屋で大型の板材を直線カットするために工夫して作成した作業台なのだ。
この作業台を使うと、最大でサブロク版(1820×910)くらいの大きさの板材(厚み50mmくらいまで)を自由自在に精度良く直線カットできるのだ。
通常は卓上スライド丸ノコを使って木材をカットしているが、市販卓上スライド丸ノコでは最大切断幅は300ミリ程度。
それを超える長さの直線カットは、丸ノコに平行ガイドを付けるとかエルアングル定規を使うのが一般的だ。
ワテの場合は、作業台が壁際に固定されていると言う制約の中で、長い距離を直線カットする新たなアイディアとして、スリット付きの作業台を自作したのだ。
その作業台のカット精度を改良して向上させたので、当記事ではその過程を紹介したい。
では、本題に入ろう。
ワテ自作の丸ノコ通り道付き作業台を改良する
下写真がワテが木工DIYで使っている作業台だ。
アルミ50角パイプを直角に配置している。
奥に見えている大きな四角い針葉樹合板は丸ノコガイドに使う定規なのだ。
この板は、使わない時には上写真のように作業台の天板に載せておけば、その上で各種の作業が出来るでの邪魔にならないのだ。
どう?完璧でしょ!
下写真のように、作業台の中央付近には丸ノコ刃が通る直線状のスリットがあるのだ。
下写真のように、その針葉樹合板製の定規板に、丸ノコの金属ベースプレート右側面を押し当てて直線カットするのだ。
写真 MDFボードを直線カットする例
針葉樹合板製の定規板は正確に直角になるように切り出したので、デジタル角度計で計測してもピッタリと90度になっている。
その拡大を下写真に示す。
写真 デジタル角度計がピッタリと90度を示すと快感がある
前々から欲しいなあと思っていたこのデジタル角度計を遂に買ったのだ!
ネット通販サイトには似た様なデジタル角度計が沢山販売されている。
ワテがこの機種を選んだ最大の理由は、目盛が全てミリなのだ。
多くの場合、デジタル角度計はインチ目盛とミリ目盛が両方付いている。
ワテの場合、インチサイズを必要とすることはまずないので、定規の両側がミリ目盛のほうが使い易いのだ。
そう言う理由で、このデジタル角度計を選んだのだ。
実際に使ってみると、とっても便利。
もっと早く買えば良かった。
なお、通常は角度の計測のみが出来れば足りるので、目盛がミリとかインチはどっちでも良かったかも知れない。
鋸刃通り道のスリット幅が広くなってしまった
このようにワテ考案の作業台は、完璧な直線カット機構付き作業台なのだが、ここに至るまでに幾つかの試行錯誤が有ったので、現状では下写真に示すように鋸刃の通り道が約5ミリ幅と広い。
丸鋸刃の幅は通常は1.5ミリから2.0ミリくらいが多い。
ワテが使っている、SK11 木工チップソー くろプラス 165×90Pの場合は1.5ミリ幅だ。
藤原産業さんのSK11くろプラスはネットでも評価が高いが、ワテが実際に使ってみた感じでも良く斬れる。かつ切断面が綺麗なのだ。
さて、このスリット幅が5ミリもあるので、鋸刃がどの部分を通るのか分からない。
このスリット幅を鋸刃幅1.5ミリに一致させたいのだ。
その為には、作業台の天板を剥がして天板を少しずらして貼り直すと言う案もある。
でも、その作業を行う為には、アルミ角パイプの直交性を再度調整しなくてはならないので少し面倒な感じ。
別の案で行く事にした。
木工パテでスリットを埋める
下写真に示す木工用のウッドパテを持っているので、これを使って5ミリのスリットを埋める。
そして、改めて丸ノコでカットして、1.5ミリ幅のスリットを入れるのだ。
今回使ったのが下写真のウッドパテだ。
なお、このウッドパテの注意書きにある使用方法を読むと、以下の注意書きがある。
用途
床・柱・家具の穴うめに。
●フローリング床・幅木・階段のひび割れ、キズに
●木製家具や建具の割れ目・あてキズに
●木製ドアや窓枠の割れ目・あてキズに
●釘・ネジを抜いたあとの穴うめに
※本品は小さな箇所の充てんにお使いください。幅または深さが5mm以上の箇所に使用すると、乾燥後にひび割れ・凹みが目立ちます。5mm以上の充てんには[ボンド ウッドエポキシ]をお使いください。
※浴室内木部などの常に水がかかる用途や、金属に接触する所には適しません。
引用元 http://www.bond.co.jp/bond/detail/001320001823/
今回埋める隙間は5ミリあるので、本来ならこのウッドパテよりも、下写真のウッドエポキシのほうが適しているようだ。
まあ、今回はパテが乾燥後に多少は痩せても気にしない事にした。
必要なら追加でパテを盛れば良いし。
下写真のように5ミリの隙間にボンドウッドパテを塗り込んで説明書きにあるように24時間以上乾燥させた。
写真 5ミリの隙間にウッドパテを埋め込んで一晩乾燥させた
まあ多少はパテ痩せしているが、問題無いだろう。
写真 ウッドパテで5ミリの隙間を埋めた作業台
さて、このウッドパテをHiKOKI電子丸ノコC6MEYで直線カットして、鋸刃(くろプラス165x90P)の通り道を示す新たな切り込みを入れるのだ。
鋸刃幅は1.5ミリなので、1.5ミリ幅の真っ直ぐなスリットが入る事になる。
下写真のようにカットした。
写真 HiKOKI電子丸ノコC6MEYでパテ部分を直線カットして鋸刃(くろプラス165x90P)の通り道を示すスリットを作る
下写真のように、いい感じで真っ直ぐな1.5ミリ幅スリットが出来た。
改良後のスリット付き作業台を使ってみる
改良した作業台を早速使ってみよう。
スリット位置にカット線を合わせると高精度に切断幅を調整出来る
例えばMDFボードに下写真のように鉛筆で直線をけがいて、この線に沿って直線カットしたい。
写真 鋸刃通り道1.5ミリスリットに鉛筆線を合わせるだけで高精度なカットが出来るのだ
その場合には、上写真のように鋸刃の通り道1.5ミリ幅がはっきりと分るようになったので、その1.5ミリの隙間に鉛筆線を合わせれば良いのだ。
鉛筆線の左端を切りたい、中央を切りたい、右端を切りたいと言った微調整も完璧に出来るのだ。
その結果、この作業台を使った板材の切断精度は、ワテが実際に作業してみた感じでは0.5ミリ(500ミクロン)以下くらいの精度でピッタリとカット出来るのだ。
完璧や!
もし、何度もカットを繰り返して再びスリット幅が1.50ミリ以上に広がった場合には、再び木工パテを埋め込めば良いのだ。
完璧や!
まとめ
ワレコ
板材の高精度な直線カットに猛烈に執着するワテである。
まあ木工作品の完成度を高める為には、まずは設計した寸法通りに部材をカットする必要がある。
寸法が1ミリ狂うだけでも、それらを組み上げた場合にはどこかにシワ寄せが出て隙間が出来たり、歪んだりするのだ。
なので、切断誤差は最悪でも1ミリ以下に抑えなくてはならない。
当記事では、ワテ自作の丸ノコ通り道付き直線カット作業台の改良作業を紹介した。
鋸刃1.5ミリ幅のスリットを設ける事によって、カットしたい部材を一ミリ以下の誤差で切断出来る。経験的には500ミクロン以下の精度で仕上げる事ができる。
卓上スライド丸ノコにはレーザーマーカーが付いているものもあるが、ワテ自作のスリット付き作業台では、1.5ミリ幅スリットがレーザーマーカー以上の高精度な基準となるのだ。
なぜなら、その1.5ミリ幅スリットに沿って鋸刃が前後に移動するのだから。
これ以上精度の高い基準があるだろうか!
完璧や!
今日は完璧が多いな。
(続く)
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