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【ワレコのDIY】作業部屋の集塵ホースをカーテンレールに引っ掛けた【伸縮自在】

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ワレコ
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久しぶりのDIYだ。

この所、気分停滞気味のワテであるが、徐々に復活してきた。

暑い八月ももうすぐ終わるが、残暑に負けずに完全復活を目指すワテである。

と言う事で、久しぶりのDIYを紹介したい。

作業部屋の集塵システムを改良したのだ。

では本題に入ろう。

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カーテンレールに集塵ホースを吊るす

改良前の作業部屋の様子

2024年8月23日現在のワテの工作室(改良前)の様子を下図に示す。天井から下を見た図面だ。

図 2024年8月23日現在の工作室の様子(改良前)

上図において、中央にある大きな作業台3の上で各種の作業を行う事が多い。

その上空には昨年末に設置した集塵用の1.5メートルのグリーンの洗濯ホースが来ている。

実際の様子を下写真に示す。この写真は作業部屋の奥の壁の方向(上図で左側壁)を向いて撮影したものだ。

写真 現状では作業台3の上に1.5mの洗濯ホース(集塵用)が来ている

この集塵ホースを追加したお陰で、作業台の上で粉塵が出る作業を行う場合には集塵しながら作業を行うことが出来るようになり、作業性は良くなった。

ただし、一つ問題があり、それは集塵ホースが1.5mしか無いので作業範囲が限られてしまう。

かと言って、長い集塵ホースを垂らすと作業中に電動工具にホースが絡まるなどして作業に支障が出る。

改良後の作業部屋の様子

そこでワテは考えた。

集塵ホースを可動式にすれば良いのでは無いかと。

で、実際にやってみたのが下写真だ。手持ちに有った4mの洗濯ホースを利用した。

写真 2024年8月23日現在の工作室の様子(改良後)集塵ホース使用時

どう!?

必要に応じて集塵ホースの位置を作業台の左右のどの位置にでも持って行ける。

さらにホースの垂れ下がる長さも微調整することも出来る。

あるいは必要ならホースを吊り下げているクランプ(商品名:ベランダピンチ)からホースを外す事も簡単に出来る。

なかなか良いアイデアだと思うのだが、でもまだこの改良後の集塵ホースを使って作業をしていないので、利便性が向上したのかどうかは不明だが。

集塵ホースを使わない時には下写真のように右側に集めて収納しているので作業の邪魔にならない。

写真 2024年8月23日現在の工作室の様子(改良後)集塵ホース収納時

上写真では上空にある集塵ホースがごちゃごちゃしていて見栄えが良くないが、作業台の右側にホースを集めておけば実用上は問題ないのでこれで使ってみる。

もし何か作業がやり辛いなどの問題点があれば改良したいと思っている。

ちなみにこのカーテンレール吊り下げ可動式集塵ホースのアイデアは以前から思い付いてはいたのだが、なかなか実施する気にならなかったのだ。

なぜなら作業的にはやるのは簡単だが、やってみて使い勝手が良くなるという確証は無いし。

でも先日たまたま立ち寄ったホームセンターで1820mmの長さのステンレス製カーテンレールが半額セールで売っていたので、思い切って買ってみたのだ。

何事も実際にやってみないと結果は分からないし。迷ったら取り敢えずやってみる、そう言う心境だ。

と言う事で2024年8月23日現在のワテの工作室の様子は下図のようになった。

図 2024年8月23日現在の工作室の様子(改良後)

これでかなり作業性が良くなったと期待出来る。

とりあえずは先日リサイクルショップで買った中古鉋の手入れ作業を行う予定だ。

具体的には錆びた鉋刃や裏金の研磨作業、鉋台の研磨作業などだ。

どちらの作業も金属や木材の粉塵が発生するので、カーテンレール可動式集塵ホースが活躍すると期待している。

リサイクルショップで中古鉋を四丁買った

ちなみに下写真が先日ぶらっと立ち寄ったリサイクルショップで購入した中古鉋だ。

写真 リサイクルショップで購入した中古鉋

上写真で左端の際鉋の刃は台がなくて刃だけだ。なので自分で台を作ってみたいと思っている。

残りの四丁は台も付いている。

購入時は刃や裏金はかなり錆びていたのだが、上写真は真鍮ブラシなどで軽くサビ落としをした状態だ。

左の寸八鉋が550円、残りの三丁は各330円だった。

寸八鉋 国宝 大和 名人

鉋は中古で買ったやつが数丁あるので、もう買うのはやめておこうと思っていたのだが、安くて良さそうな鉋を見付けるとつい買ってしまう。鉋中毒かもしれない。どんな中毒やw

写真 リサイクルショップで買った中古鉋(寸八鉋 国宝 大和 名人)

上写真の550円の鉋が「寸八鉋 国宝 大和 名人」だ。

全体的にかなり汚れているが、赤樫だと思われる高級そうな台に古くて手作り感のある鉋刃が付いていたので買ってみた。

下写真はその鉋刃を取り出して、真鍮ブラシで軽くこすって錆落としをした直後の状態だ。

写真 リサイクルショップで買った中古鉋(寸八鉋 国宝 大和 名人)

その拡大写真を下に示す。

写真 リサイクルショップで買った中古鉋(寸八鉋 国宝 大和 名人)

鏨(タガネ)で手彫りしたと思われる「国宝 大和」と言う銘が見える。

国宝やで!?自分で国宝って名乗るか?

かつ「名人」とまで刻印されている。

自画自賛にも程があるが、まあそれくらい凄い名人級の鉋鍛冶職人の作品だと期待している。

今後、鉋台を手入れして刃も研いで復活させる予定だ。

そして試し削りして1ミクロン級の薄い削りカスを出したい。

真鍮刃口板 福三郎 超特殊鋼

次は刃口に真鍮板が埋め込んである「福三郎 超特殊鋼」と言う鉋だ。

写真 真鍮刃口板 福三郎 超特殊鋼

木工作業では、ノコギリでカットした木材の切り口のバリを鉋で整えるなどのちょっとした作業を良く行う。

そう言う作業に使う鉋は鉋台の下端の中央付近がすり減りやすい。

そこで全面ステンレス板張りのデコラ鉋みたいなのが一丁有れば便利かなあなどと前々から思っていた。

で、たまたま見つけたのがこの真鍮刃口板が埋め込んであるタイプのデコラ鉋だ。

写真 真鍮刃口板 福三郎 超特殊鋼

上写真のように刃も錆びてはいるが研げばまだまだ使えそうだし。これで330円なら安いので買ってみた。

裏金の無い、一枚刃鉋だ。

反り鉋 忠生

次は反り鉋だ。

この反り鉋も前々から一丁欲しいなあと思っていたのだが、新品で買うと安くても数千円はする。

欲しいとは思いつつ、使う頻度を考えると無くてもいいかなあなどと中々買う決心が出来なかった。

写真 反り鉋 忠生

で、写真のように程度も悪くないし、昭和の時代だと思われる手作り感のある刃も付いていて、330円なら安いので買った。

写真 反り鉋 忠生

反り鉋は台は反っているが、上写真のように鉋刃は真っ直ぐな刃先なので、普通に砥石で研ぐことも出来る。

これが四方反り鉋になると刃先は円弧状になっているので、素人が砥石で研ぐことは難しい。

自在面取り鉋 虎五郎

自在面取り鉋はワテは既に一丁持っている。昨年2023年の三木金物まつりで購入したやつだ。

自在面取り鉋は実際に使ってみると、とっても便利。木工作業でちょっと木材の角を面取りしたい場合に、普通の鉋で削ると削る深さを気にしながら作業する必要がある。

うっかりしていると削り過ぎてしまう事もある。

ところが自在面取り鉋を使うと、設定した削り深さ以上には削れないから安心だし作業も簡単。

なので自在面取り鉋は一丁は持っておきたい。

で、今回330円だったので二丁目を買ったのだ。

写真 自在面取り鉋 虎五郎

上写真のように古びてはいるが程度もまあまあ。

ただし刃や裏金はかなり錆びていて、台から刃を抜くのに苦労した。

木槌で鉋台を叩く程度では刃は全く抜ける気配すら無かった。

プライヤーで挟んで引っ張ってみたがそれでも抜ける気配すら無い。

最終的には刃の頭の部分を万力で挟んで台を木槌で叩いてどうにか引き抜くことが出来た。

写真 自在面取り鉋 虎五郎

下写真のように鉋刃には「登録 虎五郎」の刻印がある。恐らく昭和の頃の製造だと思われる。

写真 自在面取り鉋 虎五郎

と言う訳で、自在面取り鉋は合計二丁になった。

二丁の面取り鉋は、それぞれ面取り深さを変えて浅い面取り用、深い面取り用にしておく予定だ。

そうすれば面取り作業で毎回ネジで面取り深さを調整する必要がないので楽ちんだし。

まとめ

ワレコ
ワレコ

中古の鉋や鑿の良さそうなのが安く売っているとつい買ってしまうワテである。

刃物を手入れして復活させるとある種の達成感があるよね。

そう言うYouTuberも多いし。

当記事では、ワテの作業部屋の集塵ホースを天井に付けたカーテンレールから吊るして可動式に改造した作業と、リサイクルショップで購入した中古鉋を紹介した。

ワテが本格的に木工作業を始めたのが2019年の正月だ。近所のホームセンターでマキタの電気丸鋸を買って来て、作業部屋に作業台を自作したのが第一作目の作品だ。

その後、合計四台の作業台を作成し、次に六台の整理棚を作成し、大型オーディオラックを自作し、それ以外にも色んな作品を作ってきた。

それらの経験を通して感じたのは、ワテみたいに室内で木工作業を行う場合には、集塵機は必須と言う事だ。

特にお勧めなのがサイクロン集塵機だ。普通の集塵機あるいは掃除機だけだと、木工作業で出た大鋸屑や鉋の削りカスなどを吸い込めば、すぐにゴミパックが満杯になってしまう。

そこでサイクロン集塵システムを掃除機の前段に追加すれば、大きめのゴミは掃除機に行く前にサイクロン集塵システムが分離してタンクに貯めてくれる。その結果、掃除機のゴミパックは数ヶ月使っても殆どゴミが溜まらないのだ。

サイクロン集塵機はアマゾンなどでサイクロン集塵パーツを売っているので、それを買ってあとはペール缶を用意すれば簡単に自作出来る。

そんな便利なサイクロン集塵機ではあるが、集塵ホースの取り回しを考慮しないと作業性が悪くなる。

ワテの場合はサイクロン集塵ホースを良く利用する場面というのは、主に以下の通り。

などか。

今回、集塵ホースをカーテンレール吊り下げ式に改良したので、これらの作業がやり易くなることが期待出来る。

なお、電源コードもカーテンレールから吊り下げする方式にすれば尚良いと思うので、今後はその辺りの改良を行う予定だ。

(続く)

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