ワレコ
「自分で髪の毛をカットするなんて出来るのか?」
と思っている人も多いだろう。
それが出来るんです。
ワテの場合、この数年自分で髪の毛をカットしている。
切っ掛けは試しに一度やってみたら、意外に簡単だったのでそれ以来セルフカットだ。
散髪代の節約にもなるし。
当記事では、電動バリカンを使ったセルフカットに付いて解説したい。
結論としては、物凄く手軽にいい感じに刈れたぞ。
要点としては、失敗を恐れずに電動バリカンで髪の毛をどんどんカットすればいいのだ。
もし切り過ぎたとしても、髪の毛なんて一ケ月も経てば伸びて来るからだ!
では、本題に入ろう。
従来のワテは手刈り
従来のワテは手刈りだった。
スキバサミと普通のハサミを持って風呂場でジョキジョキする。
鏡を見ながら刈るので、前髪、頭頂部、左右のあたりは刈り易いが、後ろが難しい。
つまり鏡に映らない首の後ろの襟足の部分をスキバサミでジョキジョキと梳く(すく)作業は勘と経験でやるしかない。
また、耳の周りを梳く場合には、利き手側の耳周りと、利き手と反対側の耳回りとでは手の動かし方が違うので、それも難しい。
と言う事で、ワテのヘアスタイルは、襟足と耳周りに弱点があった。
とは言っても、適当にスキバサミで髪の毛を梳いて髪の量を減らしさえすれえば、あとは櫛で髪を梳かせば(とかせば)自然な仕上がりに見えるので殆どの人はワテがセルフカットだとは気づいていない(はずだ)。
いや、気づいていても指摘しないだけかもしれないが。
最近のワテは電動バリカンで刈る
さて、そんな節約派かつDIY派のワテであるが、先日、電動バリカンを買った。
それがとっても便利なのだ。
この記事では、ワテが電動バリカンを使ってセルフカットしてみた体験談を紹介したい。
結論としては、物凄く便利。
かつ、プロの理容師さん並みの仕上がりになった(ワテが見る限り)。
一台5千円前後で購入出来るので、皆さんにもお勧めしたい製品だ。
電動バリカンを買った経緯
近所の家電量販店にぶらっと立ち寄った時に、たまたま見つけたのだ。
見た目は電動シェーバーみたいな感じ。
でも、先端に何か大きなプラスチックの部品が付いている。
ワテが店頭で見た時には、下の写真の左上にある一番大きなアタッチメントが付いていた。
写真1. パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調(ER-GF80-S)と各種アタッチメント
それを見て、ワテは
ワテ
ああ、なるほど。このアタッチメントを付けていれば、髪の毛を切る長さを指定出来るんだな。
と思った。
まあ正確に言うと、切る長さを指定すると言うよりも、残す長さを指定する事が出来る訳だ。
いつもは自分の手を使って鏡を見ながらハサミでカットしているワテの場合、残す髪の毛の長さを調整するのが物凄く難しい。
鏡を見ながら切っていると正確に何センチ残すなんて言う切り方は出来ないので、いつも適当に切っている感じ。
ところがこの電動バリカンを使えば、指定した長さにカット出来るようだ。
値段も手ごろだし、買ってみるか!
と思って買ったのだ。
最新型はアマゾンなどにも売っている。
この価格で上の写真の多数のアタッチメントと、写真には写っていないがACアダプター、刃に付けるオイル、掃除用の小ブラシが専用の黒いバッグに入っているのだ。
それで水洗いも出来るし、これはお買い得でしょ。
なおパナソニックの別の製品では水洗い出来ないタイプや充電無しの100Vコンセント接続専用の機種もあるので要注意だ。
ワテがパナソニックの人に電話で教えて貰った限りでは、このER-GF80-Sはアタッチメントも豊富で、水洗いも出来るし、充電式なのでコードレスで使える(コード付きでも使える)と言う事で、人気の商品だ。
実際、この記事を執筆時点で、アマゾンの「バリカン・ヘアカッター」カテゴリでベストセラー1位だ。
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「ER-GF80-S」と「ER-GF81-S」は何が違うのか?
最新型は下写真の製品だ。
ワテが買った「ER-GF80-S」と最新型「ER-GF81-S」は何が違うのか気になるが、アマゾンのレビューを見るとパナソニックに問い合わせて確認した人がいた。
その人の説明では、
「ER-GF80-S」と「ER-GF81-S」の違いにつきましては、
パッケージの変更のみでございます。上記以外の機能・性能は同じでございます。って返答でした。
引用元 アマゾンのER-GF81-Sの商品レビュー
との事だ。
これから買う人は新製品の「ER-GF81-S」を買っておけば良いだろう。あるいは旧製品ER-GF80-Sが安く売っていたらそれを買っても良いだろう。
見た目は電気ひげ剃りとソックリ
下の写真に示すように電動バリカン本体の見た目は電気髭剃りと同じ感じ。
この状態で電源スイッチをオンにすると、赤矢印部分にある刃が高速に小刻みに動き始める。
写真 ER-GF80-Sの刃の部分の写真
パナソニック ER-GF80-S には、以下の7種類のアタッチメントが付属している。
- スライドアタッチメント(① 20~40mm用、② 50~70mm用)
- 刈り高さアタッチメント(③ 3・6mm用、④ 9・12mm用、⑤ 15・18mm用)
- ⑥耳周り&ナチュラルアタッチメント
- ⑦スキ刈りアタッチメント
注意:③④⑤のアタッチメントは一台で二種類の長さに対応している。使い分ける場合は、アタッチメントをシェーバーに差し込む向きを変えれば良い。
写真を見て分かるように、これらのアタッチメントの先端は、櫛(くし)の歯のようになっている。
このアタッチメントを頭に押し当てて櫛のよう髪を梳くのだ。
そうすると、アタッチメントの刈り上げ寸法(15mmなどの数字)の長さに揃えて髪の毛を切る事が出来る仕組みになっている。
例えば最も短い3mmのアタッチメントを付けて刈り上げれば、毛の長さが3mmの坊主頭に刈る事が出来る。
早速電動バリカンで髪を刈ってみる
この機種の場合、水洗い可能なので風呂場で使う事も出来る。
充電式あるいはコード付きのどちらでも利用出来るが、水に濡らす場合は感電の危険性があるのでコードは禁止だ。
ワテの場合、電化製品の取り扱い説明書は滅多に、いや全く読まないのだが、この電動バリカンに限っては、熟読した。
なぜなら、各種のアタッチメントがあるので、その使い方をマスターする必要がある。
さらに、どういう順番でアタッチメントを使えば良いのかどうかも事前に調べておいた。
あるいは、頭のどの部分から刈って行けば良いのかなど、分からない事ばかり。
なので、皆さんも取り扱い説明書を読むと良いだろう。
30分も有れば読める。
電動バリカンを持って風呂場に直行した。
それと、空のナイロン袋も持って行く。刈った髪を入れる為だ。
注意事項としては、髪の毛が濡れていると刈りにくいので、風呂場に行ってもシャワーは使わない。
刈り終わったら最後にシャワーで頭を洗うと良い。
図 これから風呂場で電動バリカンを使って散髪する予定のワテ(のつもり)
ワテの場合、いつも風呂場でカットしているので、今回も裸になってこの電動バリカン一式を持って風呂場に向かった。
図 服を脱いで裸で髪の毛をカットすると掃除も楽ちん
初めて電動バリカンを使うので、どのアタッチメントにするか迷ったが、取り敢えずスライドアタッチメントで40mmの長さで刈ってみた。
でも実は最初は最も長い70mmでやったら殆どカットされなかったので、次に50mmまでスライドさせたらある程度カット出来た。
でももう少し短くしたかったので40mmで刈る事にしたのだ。
スライドアタッチメント(①20~40mm用)を取り付けた状態の写真を下に示す。
写真2. スライドアタッチメント(①20~40mm用)を取り付けて40mm位置にセットした状態の写真
スライドアタッチメントの説明
スライドアタッチメント側に20、30、40の数字が印刷されていて、シェーバー本体に黒い目印がある。
スライドアタッチメントを好きな位置まで差し込む。
上の写真ではスライドアタッチメントを一番浅く差し込んでいる(40mm位置)。
本体の電源スイッチオンすると、ウイーンと言う音を立てながら刃先が振動を始める。
この状態でスライドアタッチメントの先端の櫛の部分で髪の毛を梳く。
例えば、利き手で電動バリカンを持って、反対側の手の指で髪を持ち上げる。持ち上げた髪の毛の根本にアタッチメントの櫛の部分を押し当てて梳くといい感じで髪が切れて行く。
どんなにやっても40mmよりは短くならないので安心だ。
ワテの場合は、まずこの40mmを使って頭全体の髪の毛の長さを40mmにカットした。
その結果、かなり毛がカット出来ていい感じ。
ワテ流の刈り方
なお、取扱説明書には書いていなかったと思うが、使っているうちに良い刈り方を発見した。
ワテが発明した刈り方は以下の通り。
お辞儀をする感じで、真っ直ぐに立って、上体を下に向けて頭を地面に近づける(下図)。
図 お辞儀スタイルだとカットがやり易い(ワテの発見)
そうすると、重力で髪の毛が自然に下に垂れる。
その状態で頭皮の部分にアタッチメント押し当てて電動バリカンでグイグイと刈り込んでいくと刈り易い。
わざわざ反対側の手で髪の毛を持ち上げる必要は無いからだ。
「お辞儀の姿勢で重力を利用した楽々刈り上げ方式 by ワレコ」
と命名しよう。
じゃあ、後ろ髪を切る場合はと言うと、逆に反る必要があるので、イナバウアースタイルとなる。
写真 イナバウアースタイルで後ろ髪を重力で垂らすとカットし易い
引用元 By Caroline Paré – http://everythingskating.com/, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2819301
まあ、こんな感じで風呂場で立ったり座ったりしながら、上体を前に倒したり後ろに反らしたりしながら、30分くらい掛けて40mmにカットしたのだ。
指で髪の毛を梳いて持ち上げた状態でカットするのも良い
その後、何度もこのパナソニックのバリカン 充電・交流式 シルバー調(ER-GF80-S)を使ってセルフカットしたワテであるが、もう一つお勧めのカット方法をお知らせしたい。
下図のように片方の手の指で髪の毛を梳いて持ち上げる。つまり指を櫛のようにして毛髪を梳いて持ち上げる。手櫛と言うやつだ。
写真 手の指で髪の毛を梳いて引っ張った状態で電動バリカンでカットすると切り易い
その状態で電動バリカンの刃を当てると髪の毛が立っているので簡単にカット出来るのだ。
この方法だと面白いくらいにスパスパ、ジョリジョリとカット出来るぞ。
ほんなら買ってみようか!と言う人はネット通販でも安く買える。
カットする場合の注意事項
かなり長く伸びた髪の毛をカットすると、切った髪の毛がスライドアタッチメントの根元に横たわる(下図)。
図 カットした髪の毛がスライドアタッチメントの根元に横たわる例
その様子を上図で示す。
まあワテの髪の毛が急に金髪になった事は気にしないで頂きたい。
このような状態になると、この毛髪片が刃先を邪魔するので髪の毛が切れにくくなる。
なので、カットしている最中は、時々アタッチメントを確認して、上図のように髪の毛が詰まっていたらアタッチメントを引き抜いて毛髪片を除去すると良い。
他のアタッチメントに関しても同様である。
このようにすると、切れ味が回復して、ジョリジョリと良い音を立て髪の毛が切れるようになる。
なお、パナソニックさんやフィリップスさんなどの電動バリカンメーカーさんにアドバイスしたいのだが、上図の位置に毛髪片が溜まり易いので、例えばアタッチメントのその部分に大き目の穴を開けて髪の毛が溜まりにくい構造にすると良いだろう。
この位置に穴が開いていても実用性には問題ないと思うし、穴があれば毛髪片が溜まりにくいので上記の問題は発生しにくいと思うのだが。
40mmで頭全体をカットした後に気付いた点
今までなら手でカットしていたので、均一に40mmで刈り上げるなどと言うのは不可能に近い。
それが、電動バリカン初体験にも関わらず30分足らずで綺麗に40mmに刈り上げる事が出来たのには大変感動した。
この時点で、これは良い買い物だったと確信したのだ。
さて、兎に角、40mmで刈り揃えたのだが、幾つか問題がある。
- 頭の左右の部分に髪が多いので顔が膨らんで見えるからもう少し梳きたい。
- 耳の周りは、耳に沿ってもう少し短めにカットしたい。
- 首の後ろのうなじの部分は、自然な感じで短めにしたい。
などだ。
現状ではどの部分も40mmなので、鏡を見ても違和感がある。
まあ、それはそうだが、この事は想定の範囲内である(ホリエモンかよw)。
さて、これらの対策もマニュアルに詳しく書いてある手順通りにやれば良いのだが、ワテの場合、途中からマニュアルの内容を忘れてしまったww
そこで、適当にアタッチメントを付けてやってみたら意外にいい感じに出来た。
以下にその手順を示す。
耳まわり、襟足を自然な感じに仕上げる方法(ワテ流)
まず、耳周り&ナチュラルアタッチメントを取り付ける(下図)。
このアタッチメントはスライド機構があり、「耳まわり」と「ナチュラル」の二通りの機能を持っている。
写真 「耳まわり」にセットした状態
写真 「ナチュラル」にセットした状態
「耳まわり」と「ナチュラル」の意味(ワテの解釈)
まあ、写真を見て分かるように、「耳まわり」モードでは、バリカンの刃を部分的にブロックする構造になっているので、いわゆるスキバサミで刈るのと同じような感じかな(ワテの理解)。
「ナチュラル」は、切り過ぎないようにブロックする板が刃を隠すので、「耳まわり」モードよりも、より少なめに梳く感じ(ワテの理解)。
なので、あまり切れない。
と言う事で、ワテの場合には、「耳まわり」モードにして、文字通り耳の周りをぐるりと何回か繰り返して刈ってみた。
そうすると、耳の周りの生え際の部分が、床屋さんでやって貰えるような良い感じに自然な仕上がりに出来た。
ついでに、頭の左右の部分の髪の毛(耳の上の辺り)も多いので、その辺りも「耳まわり」あるいは「ナチュラル」を切り替えながら髪を梳いた。
とってもいい感じに仕上がる。
今まで手作業で悪戦苦闘していたのが嘘のように楽々とカット出来る。
刈り残しもないしいい感じだ。
首の後ろの襟足を自然な感じに刈り上げる
最後に、首の後ろの部分を刈り上げる。
ワテの場合、ここでも「耳まわり」モードで刈り上げた。
背中の方向から上に向かってバリカンを滑らせる。
そうすると、40mmで切り揃えていた襟足の部分の髪の毛が、バリカンで掬い上げられるようにカットされて行く。
耳まわりモードにしているので一気に全部切り取られないから安心だ。
そんな感じで襟足の部分をカットしたら、これもまたいつも床屋さんでやって貰えるような自然な仕上がりに出来たぞ。
と言う事で、ワテとしては、この「耳周り&ナチュラルアタッチメント」はオールマイティなアタッチメントだと思う。
冒頭の写真に7点もアタッチメントが写っているが、ワテの場合は
- スライドアタッチメント ① 20~40mm用
- 耳周り&ナチュラルアタッチメント⑥
- アタッチメント無し
だけで十分だった。
襟足を短く刈り上げたい場合には短いアタッチメントを使う
最近のワテは首の後ろの襟足部分は以下の短めの刈り高さアタッチメントを付けて刈り上げている。
- 刈り高さアタッチメント(③ 3・6mm用、④ 9・12mm用、⑤ 15・18mm用)
良く使うのは9mmアタッチメントだ。
このアタッチメントを付けて首の襟足の生え際を下から上に掬い上げるようにバリカンを動かせばいい感じに短く刈り上げる事が出来る。
注意事項としては、あまり長い距離を動かすと後頭部の辺りまで短く刈り上げてしまうので、その点は要注意だ。
このように9mmなどの短いアタッチメントで襟足を刈り上げると、その部分を手で撫でると床屋さんで綺麗にカットして貰ったのと同じような手触りがあるのだ。
それだけでも快感なのだ!
もみあげを切り揃える
最後に、アタッチメント無しでバリカンを使って、もみあげを切り揃える。
図 もみあげの長さを切り揃える事も簡単に出来る
急に茶髪になったのは特に意味は無い。
もみあげの処理で注意すべき点は、鏡を見ながら左右のもみあげの下端(上図の赤線)を同じ高さに揃えるのだが、厳密にピッタリと揃えるのは難しい。
ワテみたいに神経質な人は、左右で1mmでもずれていると気になって、右をカット、左をカット、再び右をカット、、、を繰り返しているともみ上げがどんどん短くなり、しまいには無くなってしまう。
その結果、一昔前のテクノカットのようになるので要注意だ。
こんな感じか。まあ自分でテクノカットに出来るなら、それは素晴らしい技術だな。
スキ刈りアタッチメントで梳いても良い
ここまで来れば殆ど完了だが、もし部分的にどこかの髪の毛を梳きたいなら、「スキ刈りアタッチメント」と言う専用の部品があるので、それを取り付ける。
写真 スキ刈りアタッチメントを取り付けた状態
まあ、要するに、バリカンの刃を部分的にブロックするので、スキバサミと同じ効果になるのだ。
これで、必要に応じて梳きたい場所を梳けば良い。
電動バリカンを使って自分で髪の毛を刈ったワテ(AFTER)
Before, Afterと言うテレビ番組が有ったが(今でもあるのかな)?
ワテのAfter状態(下図)。
図 髪の毛を刈ってスッキリしたワテ
大体、こんな感じでショートヘアにする事が出来た。
ワテの髪型によく似ている。
Beforeと比較して、服やアクセサリーが変わっている点は気にしないで頂きたい。
性別も変わっているように見えるかも知れないが、気のせいだろう。
兎に角、BeforeとAfterでワテの髪型はこんな感じに仕上がった。
刈った髪の後片付け
風呂の洗い場一面にカットした髪の毛が落ちているので、持参しているコンビニの空袋に拾い集めて入れる。
後はシャワーで流すと残りの髪の毛が排水口のフィルターに溜まるのでそれも袋に入れる。
さらに、自分の体や頭にも髪の切りくずが残っているのでシャワーを浴びる。
シャンプーで頭を洗えば完璧だ。
電動バリカンの掃除とメンテナンス
ワテの場合、頭皮の脂が多いほうだと思う。
今回は、頭を洗う前に刈ったので、髪の毛の脂がアタッチメントの先端に付着した。
洗面器にお湯を入れて使ったアタッチメントを入れて石鹸で洗う。
浸け置き洗いのような感じで暫く放置したが、頭皮脂が付着したアタッチメントの汚れはその程度では中々落ちない。
アタッチメント先端は、プラスチック板が櫛状になっているので手の指が入らないから洗い辛い。
結局は、石鹸を付けた手拭いをその隙間に入れて一つずつ洗ったのだが、少々手間が掛かる。
例えば、こんな掃除グッズを使うと洗い易いかも知れないがワテは試していない。
まあ要するに、隙間に入る薄いスポンジとかブラシが有れば頭皮脂が付いたアタッチメントの櫛の部分を洗い易い。
次に電動バリカンの刃を外して刃やバリカン本体を水洗いした。
刃の外し方
下図のように刃の部分を指で押さえると、パカッと外れる。
写真 バリカンの刃を指で強く押すと外せる(外す前)
写真 バリカン刃は左右二カ所の突起で固定されている
バリカン刃を指で強く押して完全に分離した状態(下図)。
写真 バリカンの刃を分離した状態
ワテの場合、風呂場に持って行く前に、刃を外してみようとしたのだが、指で軽く刃の部分を押したくらいでは外れなかった。
取扱説明書の絵を見ながらやってみたのだが、外れない。
このまま強い力を込めて刃を押すと、バキッと刃が半分に折れるんじゃないかと心配だったので、パナソニックさんに電話して聞いてみた。
そしたら、「大丈夫です。そのまま押してください。」との事だったので、その言葉を信用してグイっと力を込めて押したら、「パキッ」と音を立てて刃が外れた。
注意事項としては、写真の通り刃は本体と完全に分離する構造だ。なので、刃が外れた瞬間に飛んで行くので、要注意だ。
一旦コツを掴むと簡単に刃の部分を取り外す事が出来るようになった。
ワテ流の刃の外し方
それで、何度か刃の部分の脱着を試していて、良い方法を思い付いた。
刃の部分を二本の指でつまんで、下に押し下げるほうが外し易いと思う。
写真 二本の指で摘まんでバリカン刃を外す方法(ワテ流)
このようにして二本の指で摘まんで刃を外すと飛んで行く心配もないし。
ただし、うっかり電源スイッチがONになると指を怪我する可能性もあるので、作業中には電源スイッチには触れないようにしよう。
刃や本体を洗う
刃の部分も石鹸洗いをして脂汚れを落とした。
本体部分に関しては、取説では水洗いだけで良いとの事だが、実際に使ってみると髪の毛の脂が本体にもかなり付着しているので水洗いだけでは綺麗にはならない。
なので、手拭いに石鹸を付けて、丁寧に脂を洗い落とした。
最後にお湯を掛けて石鹸をすすぎ落した。
一方、浸け置き洗いをしている数個のアタッチメントも、手拭いで汚れを拭き取り、シャワーのお湯で濯いで完了だ。
刃先の隙間に毛髪片が溜まり易い
下図に示すように、刃先は上から押さえると開く構造になっている。
図 刃先は上から押さえると開く構造になっている
その隙間に刈った髪の毛の細かいクズが溜まっているので、水洗いする場合は指先で押さえて刃先を開いて毛髪片を洗い流すと良いだろう。
ちなみに、上図では白い物体は部屋にあった電灯のリモコンだ。
ワテの指先で押さえても良かったのだが、写真にワテの指先が写ると万一指紋でも写ったらネット犯罪に巻き込まれる可能性があるので、リモコンで押さえたのだ。
物凄く慎重派のワテである。
水を切る時に注意
ワテの場合、洗い終わったアタッチメント類の水を切る為に手で持って強く振る動作をした。
これは上手くいったのだが、電動バリカンの本体も同じ動作で水切をしたのだが、うっかり手が滑って電動バリカンを風呂場の床に強く叩きつけるところであった。
幸い、間一髪で難を逃れたのだが、もし手に石鹸でも付いていたら、今頃は買ったばかりの電動バリカンが木っ端微塵になっていただろう。
と言う事で皆さんも注意して下さい。
脱衣場で体を拭いて、使い終わった電動バリカンと付属品と袋に回収した髪の毛を持って風呂を出れば全て完了だ。
いや、最後に一つ忘れていた。
オイルを塗る
取説にも書いてあるが、刃の切れ味を長持ちさせるためには、専用オイルを刃に塗っておくと良い。
なので、一晩ほど自然乾燥させて刃先の水分がなくなったら、専用オイルを刃の辺りに滴下する。どの部分にオイルを滴下するかは取説を見て頂ければよいが、そんなには難しくなくて、可動部分にオイルを滴下しておけば良いのだ。
なお、オイルの成分に関しては「流動パラフィン」と言う物質であると、電話の人が教えてくれた。
化粧品などにも使われている物質で、人体には無害との事である。
「オイル」と言うと、エンジンオイルとか天婦羅油みたいな手にベト付くイメージがあるが、電動バリカンに付属しているオイル(流動パラフィン)は、サラサラした感じの水みたいな液体なので、手に付いても不快感は無い。
また、新品の時点でオイルは塗ってあるので、最初に使う時には塗る必要は無いとの事だ。
電動バリカンを使うメリット
髪の毛を切って気分爽快なので、風呂上りのビールでも飲みながら、鏡でカットの仕上がりを見てみるのも良いだろう。
ワテの場合、手でカットしたいつもの場合と比較して、今回の電動バリカンの仕上がりの良さに感動した。
電動バリカン一式で数千円の出費であったが、これ一台あるとプロの床屋さんでカットしてもらったのと同じくらい、いい感じで仕上がったので(ワテの感想)、これなら床屋代が掛からないから毎月数千円の節約になる。
つまり、この電動バリカンで毎月セルフカットをすれば、1、2カ月で元が取れると言う事になる。あるいは、二週間に一回とか、一週間に一回などの頻度で刈っても良い。これで貴方のヘアスタイルは完璧だ。
皆さんにもお勧めしたい。
しかしまあ、こんな便利な道具がこんな安い価格で販売される時代になったけれど、街中の理髪店さん、美容院さんの経営にも影響があるのでは無いかと思うくらいいい感じに仕上がる。
電動バリカンのどれを買うべきか?
パナソニックの電動バリカンは、本日(2017/7/13)の時点でこんなに沢山ある。
12種類かな。
図 パナソニックの電動バリカン一覧 引用元 パナソニックのサイト
(注意:上図の赤枠はワテが付けた)
ワテの場合、
パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S
を選んだ(上図の赤枠)。
ワテが買ったのはパナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S
まあ、消費者の立場からすると選択肢が多いのは嬉しいのだが、多すぎるとどれを選んだら良いのかさっぱり分からなくなる。
ワテの場合、このパナソニックの家庭用散髪器具のページを見て、まさにそんな状態だった。
それで、入念に調査した結果、パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-Sを購入したのだが、その理由は以下の通り。
- アタッチメントの種類が多く、長めから丸刈りまで対応範囲が広い。
- 水洗いOK
- 充電(コード無し)で利用出来る、コード有りでも利用出来る
の三点だ。
他のシリーズに
ER511P 交流式 ショートカット〜丸刈りにおすすめ
と言うのもある。上のパナソニックのサイトの二段目にあるやつだ。
この機種は本体内部に刈り取った毛を蓄える機構になっている。
毛クズ吸引と言う機能だ。
まあ、便利かなあとは思うが、難点は充電無しの電源コード専用なのと水洗いが出来ない事だ。
交流式のER511PやER510Pは音が大きい
また、この機種は他の機種と比較して、動作中にはかなり大きな音がするらしい。
と言うのはこの製品についてもパナソニックの人に色々教えて貰ったのだが、その会話の中でパナソニックの人が言うには、モーターの大きな音がするのでたまに苦情が出る事もあるとの事だった。
つまりまあ、AC100V電源専用なので充電式に比べるとパワーが強いのだろう。だからモーター音も大きいのだと思う。と言う事で交流式のER511PやER510Pの購入を検討している人は店頭でデモ機の音を聞いてみて、音の大きさを確認すると良いだろう。
一方、ワテが買った充電・交流式ER-GF80-Sの場合には、もちろん動作音はするけれど、電気シェーバーくらいの振動音(ウィーン・・)なので、あまり気にならない。まあ、この手の機械は、モーター音はして当然なので、そう言うもんだと思って使っているし。
水洗い出来る機種をお勧めしたい
さて、やはりこの手の美容・健康器具に関しては、ワテとしては水洗い出来るのは最優先したい。
清潔に保てるからだ。
ワテの場合、毛クズの吸引機能は無くても困らない。
それに、この毛クズ吸引機能付きの機種を使ったとしても、完全に毛クズが吸い取れるとは思えないので、切った髪の毛は周囲にも飛び散るだろう。
つまり、どの機種を使って散髪をしても、後で髪の毛を掃除する必要はあるのだ。
ワテが ER-GF81-S をお勧めする理由
と言う事で、もし皆さんにお勧めするなら、ワテが買ったパナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調ER-GF80-Sの後継品であるER-GF81-Sを買っておけば良いだろう。
他の商品は試していないが、ワテが買ったこの商品に関して言うと、これ一つあれば3mm~70mmまでをカバー出来るので利用範囲が広い。
あるいは先端のアタッチメント無しで刈ればもっと短く刈れる。
そして繰り返しになるが、水洗い可能、充電&コード両方可能と言うのがとても便利なのだ。
なお、二種類のスライドアタッチメント
- 20~40mm
- 50~70mm
が付属するが、気になる性格のワテは、じゃあ40~50mmの範囲で刈りたい人はどうすればいいんだろうと思ったのだが、実際に使ってみると、これで十分だ。
つまり、50mmだとちょっと長いなあと思ったら40mmで刈れば良い。
それを46mmにしたいとか43mmにしたいと言う人も偶にはいるかもしれないが、まあ、ワテが使った感じでは、20, 30, 40, 50, 60, 70 mmの6段階があれば十分だ。
それに、例えば20~40mmのアタッチメントを使う場合でも、20, 30, 40の位置でカチッと固定される構造なので、中途半端な23mm位置などでアタッチメントをカチッと止める事は出来ない。
その状態でもカットは出来るとは思うが正しい使い方では無いはずだ。
まあ、兎に角、10mm刻みでカット出来るのでそれで十分だろう。
ファミリータイプとセルフタイプについて
パナソニックのサイト
には、上記の十数種類の電動ヘアカッターの商品が並んでいる。
それらは、
- ファミリータイプ(ワテ推薦 ER-GF80、ER-GF70、ER-GF40)
- セルフヘアーカッター(あるいはセルフタイプと呼ぶ)
に二種類に分類されている。
ファミリータイプとは、自分で刈るのでは無くて、家族の誰か(あるいは他人)に刈って貰うと言う意味だ。
セルフタイプは文字通り、自分で刈るタイプ。
でも、どちらの商品も見た目は同じで、手で持って髪の毛を刈ると言う機能も同じだ。
じゃあ、ワテは自分で刈りたいのだが、ファミリータイプを買うと使い勝手が悪いなどの問題があるのだろうか?
ファミリーとセルフで何が違うのかが気になる。
気になる性格のワテはこの点もパナソニックの人に確認してみた。
そうすると、ファミリータイプだからと言って、自分一人で髪の毛を刈るセルフカットの用途に向いていないと言う訳では無い。単に、パナソニックの商品の分類でそうなっているだけとの主旨の回答だった。
まあ、どういう事情かは分からないが、ワテが勝手に推測するなら、当初はセルフタイプのみだったのかも知れない。その後登場したワテ推薦のER-GF80などは、利用者の幅を広げるための戦略として、家族全員で利用する「ファミリータイプ」と名付けられたのかも知れない。
あくまでワテの勝手な推測なので間違っているかもしれない。
いずれにしても、ファミリータイプだろうがセルフタイプだろうが、髪の毛を刈ると言う電動バリカンとしての基本機能は同じなので、他人に刈って貰う場合でも自分で刈る場合でも、どれを使っても問題は無いとの主旨の回答であった。
なるほど。ワテの疑問も解消してスッキリした。
パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S 一式
写真 パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S 一式
注意:物差しは商品には含まれません。寸法の目安にして下さい。
専用の黒いバッグに入っている。そのバッグが右下の四角い箱に入っている。
バッグの中には部品の形に合わせて凹みが作ってあるので、収納し易い構造だ。
ワテ絶賛のパナソニックの電動バリカン
まとめ
ワレコ
「自分で髪の毛をカットするなんて出来るのか?」
と思っている人は、取り敢えず電動バリカンを買ってみると良い。
自分で髪の毛をハサミを使って刈っていたワテが、初めて電動バリカンを使ってみた。
5000円前後の出費で、こんなに便利な道具が有ったのか!と言うくらい便利だ。
以下はセルフカットのメリットを箇条書きにしてみた。
- 各種のアタッチメントがあり、指定した長さ以下にはカットしないので安心。
- 耳の周り、襟足の刈り上げも自然な風合いに出来る。
- 初めて使ったワテでも、プロの床屋さん並みにカット出来た(ワテ個人の感想)。
- 水洗いが出来るので清潔に保てる。
- 自分でカットすれば毎月の床屋代を節約出来る。
- 多数のアタッチメントがあるので最初は戸惑うが取り敢えず刈ってみれば良い。
- 少々短く刈り過ぎても髪の毛だから一ケ月もすれば伸びて来る。細かい事は気にせずに刈ってみれば良い。
節約派には最適の電動バリカンだろう。
そんなに便利ならワイも電動バリカンを買うぞ!
売れ筋の電動バリカン
理美容家電 5年 事故保証プラン
なお、電動バリカンを買う人にお勧めの保証がある。
それがこれだ。
クロネコヤマトで有名なヤマトロジスティクス株式会社さんが提供しているサービス。
正確な保証内容は上記のリンク先に細かく記載されているので各自調べて頂くのが良いが、一部引用すると以下の通り。
製品ごとに定められているメーカー保証と同等の保証内容に加え、落下、水没等の事故による故障ついても5年保証します。
引用元 アマゾンの商品説明
と言う事で、数百円の出費で5年保証なら入っておいても良いかも知れない。
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コメント
ワテ 様
おもしろく最後まで拝見しました。
とても参考になり、お薦めのヤツを購入しようかな、という気分です。
ありがとうございました。
パパジイ様
この度は小生の記事にコメントを頂きましてありがとうございました。
ワテの場合、この
パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S
を使って約一年になりますが、とても良い買い物をしたと思います。
いつでも手軽にカット出来ますし、慣れて来ると残す髪の長さを調整して自分の好きなヘアスタイルにする事も出来ます。
是非ご検討ください。