ワテは、普段、某AT社のヘッドホンを使ってラジオや音楽などを聴いている。
いやまあ、名前を隠す必要はないので公表すると audio-technica 社だ。
わりと大型のタイプで耳を完全に覆う密閉型のやつだ。
店頭で何度か試聴して購入した。数年前になるかな。
ヘッドホンはメーカーも多いし、種類も多数ある。中には何十万円もするような超高級機あるが、店頭で聴き比べてみたが数千円台の物と比較して、ワテの耳では違いが分からない。
一体誰がそんなもん買うんやと思うが、まあ、オーディオというのは、一部のマニアな人向けの趣味の世界だな。
さて、そのヘッドホンなのだが、ワテの使っている奴で音質的には気に入っているのだが、構造的な問題がありちょっと困っている。
当記事では、ワテが使っているヘッドホンの構造上の問題点を解説すると共に、ワテ推薦のヘッドホンを皆さんに紹介したい。
では、本題に入ろう。
ワテのヘッドホンの構造上の欠陥
ヘッドホンが悪い訳では無くて机が悪いのかもしれないのだが、問題は以下のよう状況なのだ。
まるで、自動車衝突実験のダミー人形のようになってしまったが、ワテの得意とする PowerPoint 2013 でササッと描いてみた。
図 机に向かって座るとヘッドホンケーブルが机に引っ掛かる問題の図解
ヘッドホンのコードは耳を覆う左右の耳当ての部分からそれぞれ出ている。
その二本のケーブルが胸の辺りで一本に合体して、そのケーブルを机の上の小型のアンプに挿している。
要するにお医者さんの聴診器のような構造だ。
胸の辺りで一本に合体しているケーブルは、その枝分かれ部分が上図に示す黒い四角いプラスチックで固めてあるのだが、それが問題なのだ。
椅子に座って、少し前傾で作業に集中していると胸が机に接するのだが、丁度その間にこの黒いプラスチックが来るのだ。
その状態で少し頭を上げると、図のように黒いプラスチックが机の角に引っ掛かってとても不快な感じがする。
このプラスチックは、多少は角が丸まっているのだが、それでも引っ掛かってしまうのだ。
それは何故か?
ヘッドホンコードの分岐パーツが引っ掛かる理由
ワテが別の記事に書いたように、清水の舞台から飛び降りるつもりで、高額の椅子を買ってしまったものだから、机はやっすい奴を買ったのだ。
物凄くやっすいやつだ。
ネットで調べてこれ以上安いのが無いくらい安いのを探した。
ネットの写真でも安っぽかったのだが、まあ机だし、安っぽくても機能的には問題ないだろうと思い買ったのだ。
それに椅子が高かったので机には全く出費出来ない。
実際に買ってみるとその通り安っぽかった。
まあそうだな。逆なら嬉しいのだが。
で、その机は、天板の断面がこんな感じ(下図)で、下側の角が直角なのだ。
全然R加工がしていない。
図 ワテが買った安物机の角にヘッドホンコードが引っ掛かる様子
そこに黒いプラスチックが引っかかる。
要するに、ワテの安っすい机の問題なのだが、
出来れば、このヘッドホンの黒いプラスチック部品が、もっと流線型で、
図 ヘッドホンケーブルが引っ掛かり難い流線形デザインのプラスチック部品案
こんな感じなら、安っすい机でもケーブルが引っ掛からないのでいいのだが。
最近の新幹線の物凄く長い先頭部分を彷彿とさせる超流線型スタイル。
コンピュータ解析で気流の流体シミュレーションをして設計するとより本格的になると思う。何がや?
是非、オーディオテクニカさんに検討して頂きたい。
その後、この断線したヘッドホンは自分で改造修理して、ケーブル脱着可能なバランスケーブル方式になった。
その解説記事はこちら。
ワテお勧めのケーブル片出しタイプのモニターヘッドホン
ワテの場合、現在のパソコンオーディオ環境では、ヘッドホンよりも小型スピーカーで音声を聞く頻度が高い。8対2くらいかな。
使っているヘッドホンは、その断線したやつや、その後購入したフォステクスのやつだ。
製品名 | 写真 | ワテコメント |
オーディオテクニカ社製 ATH-900Ti | 装着感、音質、デザイン全てにおいて完璧だ。癖の無いナチュラルな音だが、味気無い訳でなく濃厚な味わいのあるボルドーワインのような感じ。なんのこっちゃ? | |
フォステクス T50RPmk3n |
音は良いのだが、耳が痛くなるのでイヤーパッドをSHURE HPAEC840に交換した。その解説記事はこちら。 その結果、長時間装着しても快適になった。 |
表 ワテ所有のヘッドホン一覧
将来、もし買うなら以下の製品が候補だ。
表 ワテが将来購入したいヘッドホンの候補
特にこの中でワテが最も気になるやつは、末尾にある
SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
だ。
ミュージシャン、音楽関係者、放送局などで定番として利用されているらしい。
それにアンプ製作で有名なぺるけさんも定番として使っているヘッドホンだ。
あのぺるけさんが使っているなら、間違い無いだろう(他人に影響され易いワテであるwww)。
まとめ
自称、ヘッドホンの構造研究家のワテが、ワテが使っているヘッドホンの構造的な問題点を紹介した。
今後買うヘッドホンは、ケーブル両出しタイプでは無くて片出しタイプにする予定だ。
そんな中でも、SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900STは名機の評判が高いのでワテも使ってみたい。
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