写真 フライパンをビタクラフトに買い替えようかなあと検討中に人
炊飯器を使わなくても、お米は鍋でも十分美味しく炊ける。
上手に炊けば、炊飯器と同等かそれ以上に美味しく炊けるのだ。
だいたい炊飯器が発明される前はお釜で炊いていた訳だから、お釜と言えば鍋みたいなもんだ。
でも、
「本当に鍋で御飯なんて炊けるの?」
「難しいんじゃ無いの?」
「そんなん、わてにはできんわ」
と言う人が多いと思う。
関西弁で言うかどうかは分からないが。
でも実は簡単なのだ。
米を鍋で研いで、お水を入れて火にかけるだけ良いのだ。
20~30分で普通に炊ける。
でも一つだけコツがある。
良い鍋を選ぶ事だ。
以下では、ワテの実体験に基づいて、鍋でお手軽に米を炊くテクニックを紹介したい。
では、本題に入ろう。
米を炊くならば厚みのあるステンレス製の鍋がお勧め
ワテの経験では、厚みのあるステンレス製の鍋が良いと思う。
アルミ製の下図のような行平鍋では、お米は上手に炊けなかった(ワテの場合)。
そんな中で、ワテ推薦の鍋はこれだ。
三つもあるのかよ!
と言われるかもしれないが、どれもビタクラフト社の鍋だ。
ワテの記憶が確かならば、
Vita Craft スーパーファイブが標準的な5層タイプで、
ウルトラは9層構造。
ヘキサプライと言うのは新しい製品だ。
昔は無かった(2000年ころ)と思う。
Vita Craft社のアマゾンの紹介文章を以下に引用。
世界のベストセラー「ビタクラフト」
1939年にアメリカ・カンザスシティで設立されたビタクラフト社は、世界最高の鍋をめざし、各種の多層構造鍋を開発。「家族の健康は家庭料理で守ってい く」というアメリカ建国以来の精神に基づき、無水・無油調理をはじめとする健康調理を一貫して提唱。これらを基本理念として生まれたビタクラフトシリーズ は、世界各国の家庭から厚い信頼を集めている。
この鍋が本当に素晴らしいんだわ。
何がいいかと言うと、
- 調理が簡単
- 何にでも使える
- いつもピカピカ
なのだ。
どう言う事?
ビタクラフトの鍋の特徴
調理が簡単
何と言うかその、例えばお米を炊く場合、米を水で研いで水を入れてガスの中火に掛けておけば、沸騰したあたりで極弱火にするだけで、あとは放っておけば20分後くらいには、勝手に美味しい御飯が出来上がるのだ。
ズボラなワテの場合、無洗米を使う事も多いが、勿論、どんなお米でも炊ける。玄米でも雑穀米でも炊ける。
一つだけ注意は、お米を最低でも30分以上くらいはお水に漬けて置いて、水分をお米に浸透させておくとより美味しく炊ける。
なので、前日の夜に鍋に米と水を入れておいて、翌朝炊くなどがお勧めだ。
水の加減などは、本当は料理本やクッキングサイトでお米の量に対して最適な水の容量を調べるのが良いと思うが、ワテの場合、米の量も水の量も一度も計量カップなどで計測した事がない。
それでもいい感じに炊けるのだ。
勝手にいい感じで米が炊ける
米をその日の空腹度合に応じて適当な量をビタクラフトの片手鍋に入れる。
そこに水を入れて最低30分以上は放置。
適当にお米を研いで、適当に米が水で隠れるくらいに水を入れる。
それで中火に掛けて沸騰したら極弱火にして20分くらい放置すると言うのがワテ流のお米の炊き方だ。
途中で沸騰したお湯が少し吹きこぼれる場合があるのでその点は要注意だ。
本当に驚いた事に、水加減も火加減も適当でも、鍋が勝手にいい感じに炊き上げてくれるのだ。
全自動炊飯器のようなマイコン制御などは当然入っていないごく普通のステンレス製の鍋なのだが、何でか分からないのだが、マイコン制御しているかの如く、その時の米の量とか水の量に応じて、兎に角いい感じで炊き上がるのには驚きだ。
もちろん、こんなずぼらな炊き方では無くて、お米の量も水加減もちゃんとした料理の手順に従って計量して、ガスの火力も手で時々調整すれば、完璧な炊き上がりになる事は間違いないと思うが、ワテはそこまではやらないが。
何にでも使える
この鍋を一つ買っておけば、
- 普通の鍋として使える
- フライパンとして使える
- 蒸し器として使える
など、とても便利なのだ。
まあ、鍋なので鍋として使うのは普通だが、鍋をフライパンとして使っても本当にちゃんと焼けるの?と疑う人も多いだろう。
全く問題ないのだ。
問題ないと言うよりも少し深めのフライパンだと思っても間違いはない。
もちろんビタクラフトにはフライパン専用の商品もある。
なので、予算に余裕のある人や、キッチンが広くて沢山の調理器具を収納できる人はそういう専用のフライパンを購入しても良い。
でも、最初に一個買うなら鍋を買う人が多いと思うが、その鍋がフライパンや炊飯器としても使えるのだからこんなに便利な事はない。
肉を焼く・炒める
肉も焼けるし、野菜炒めも作れるし、通常のフライパンで出来る料理ならこのビタクラフトの鍋でも同じように調理できるのだ。
ステーキも焼ける。
ただし、パスタを炒める時には注意が必要だ。
慣れない人は、鍋の底にパスタがこびり付くと思う。
つまり、茹でたパスタにオリーブオイルを絡めてフライパンで少し炒めたいような場合に、この鍋に限らずステンレス製の鍋でやると、ワテは良く失敗して底にこびり付く事が多い。
多分それは、鍋の底をガスで十分熱く加熱しておいて、オリーブオイルを十分よく鍋底に馴染ませておいて、そこにパスタを入れれば良いと思うのだが、その辺りの火加減は料理技術としてはかなり難しいと思う。
その辺りをズボラにやると大抵くっついてしまう。
まあ、それは鍋の問題では無くて調理技術の問題かもしれない。
なお、注意事項としては、ステーキなどの肉料理の場合、こういうお好み焼きを裏返す金属製のヘラで
強く引っ掻くと鍋の底に傷が付いてしまうので要注意だ。
テフロン加工したヘラや、木製、竹製のヘラがお勧めだ。
この製品はお好み焼き用の竹製ヘラ(そんなのが有るのか)だが、普通の形状のヘラでも、木製や竹製などの自然素材なら勿論問題ないだろう。
あるいはビタクラフト純正のヘラもあるのでそれもお勧めだ。
蒸す
こういう専用の器具があるのでそれを組み合わせて蒸せば蒸し器にも使える(鍋の直径と合う奴を選ぶ必要あり)。
なお、ワテの場合は、こういうのを使わずに鍋の底に割り箸とかスノコを敷いてかさ上げして、その上にお皿を載せてその上に肉まんなどの冷凍食品を載せる。
それで鍋の底に水を入れて蓋をしてガス火でしばらく蒸すといい感じでホカホカの肉まんが作れるのだ。
あるいは、こういうのを買って来て使っても良いだろう。
あくまでワテ流の調理方法なので、みなさんはビタクラフト純正蒸し器などを使うのが良いかも。
いつもピカピカ
鍋で肉を焼いたりすると、油がこびり付いて取れないんじゃ無いの?と疑う人も多いだろう。
ワテも最初はそう思っていた。
でもワテの経験では、そういう心配は無い。
100均で売っているような普通のスポンジタワシとスーパーなどで普通に売っているヤシの実石鹸で
洗うと、綺麗に汚れが落ちる。
何と言うか、ツルっと汚れが剥がれ落ちる感じで、ステンレスの表面がいつもピカピカ状態に保てるのだ。
特に神経を尖らせて手入れをする必要はなくて、ズボラなワテが適当に扱っていても、何年使っても殆ど新品同様と言って良いくらいに、鍋の表面や蓋の表面が光沢を放っているのだ。
何年も使い込んで本当にいい鍋を買ったなあと、ビタクラフトのファンの人は思っている人は多いと思う。
なお、幾つかの注意事項としては、研磨粒子が配合されているタワシとか、金属製のタワシなどでゴシゴシ擦るのは良くないと思う。
こういう製品。
そんなので擦るとどんな金属でも表面は傷が付くだろう。
なので、普段はごく普通のナイロン製のタワシで洗うのが良い。
スコッチブライトなどの一見ナイロン製だが、ハイテクな素材を組み込んで汚れを良く落とす効果のあるタワシ
などは、ワテは使った事が無いのだが、こういうので擦っても問題ないのかどうかはワテは未確認だ。なので、気になる人はご自身で確認して下さい。
もし手ごわい油汚れが付着した場合には、ビタクラフト専用の洗剤を売っているのでそれを使えば綺麗に落ちる。
専用の洗剤は最強だ
なお、一度、この鍋で天麩羅に挑戦したのだが、ワテは失敗した。
天麩羅料理に初挑戦のワテの技術的問題なのか、この手のステンレス鍋は天麩羅の油で揚げる調理には向いていないのかは未確認だが、ワテの場合、油の温度が低かったのかも知れないが上手く揚げられなかった。
なので、鍋の問題と言うよりはワテの調理技術の問題だったのかもしれない。
その時の後片付けで、テンプラ油が鍋の側面に飴色にこびり付いてしまっているのに気付いたのだ。
かなり厚めの層状に付着していて、鍋の内側の側面にグルリと一周に渡ってこびり付いた。
それは、ワテ推薦のヤシノミ洗剤とスポンジタワシで擦る程度では全く落ちなかった。
で、ビタクラフトさんに電話して質問したら、この専用洗剤
を教えて貰い、早速使ってみたのだが、驚いた事に普通の洗剤では全く歯が立たなかった油汚れが、この洗剤ではあたかも薬品で溶かすかの如くツルっと剥がれ落ちる感じで簡単に洗い落とせたのには、ビックリ仰天した。
なので、これを一本買っておけば、油汚れにも安心だ。
その時に、こういう専用のタワシもあるので、これを買っておけば上で書いたようなどのメーカーのタワシが良いのかなどで悩まなくても良いだろう。メーカー純正タワシなのでこれを使っておけば間違いない。
なお、ビタクラフトの鍋が天麩羅料理に適しているのか否かは、ワテは未確認なので、ご自身で調査して下さい。
ビタクラフトのどのシリーズを買うか?
Vita Craftには沢山の種類がある。
ワテは、
- スーパーファイブ 標準的な5層タイプ
- Ultra ウルトラ 9層構造
くらいしか知らない。
でもメーカーのサイトを見ると、これら以外にも、
- HEXA-PLY ヘキサプライ
- HEXA-PLY-METAL ヘキサプライメタル
- Colorado コロラド
- apple アップル
- multi-pan マルチパン
- minipan ミニパン
- Kanzas カンサス
- alpha スーパー圧力鍋アルファ
- RFIQ 自動調理システム
- Pro 業務用ビラクタフトプロ
などがある。
昔は、こんなに無かったように思うが、選択肢が増える事は消費者の立場では良い事だ。
全部を調査した訳ではないので、あくまで推測だが、どのシリーズでもビタクラフト社の特徴である無水調理が出来る無水鍋としての性能を持っていると思う(詳細は各自で調査願います)。
どのブランドを買うかは、皆さんの生活スタイルに依存すると思うのが、その参考にVitaCraft好きなワテのアドバイスをするならば、迷ったら
スーパーファイブ(昔からの定番)
がお勧めだ。
昔からある標準的な製品だ。全面5層構造で、電磁調理器(IH)にも使える。
でも高性能な Ultra と言う選択肢も気になる人もいると思う。
最終的にはご自身で判断して頂きたいが、調理をする場合に5層でも9層でもそんなに極端に性能差が出るとは思えない。
で、何故ワテが5層構造の スーパーファイブ(Super5)をお勧めするかと言うと、片手鍋の場合、Ultra シリーズでは取っ手が取り外せる(全てのUltraが脱着可能なのかは未確認だが)。
スーパーファイブはそういう機能が無い普通の片手鍋だ。
HEXA-PLY ヘキサプライは新商品
追記(2016/4/17)
ここまで書いていて気付いたのだが、ワテ推薦のスーパーファイブは既に販売終了しているらしい。
先ほどVitaCraft Japanの公式サイトで確認した。
なので、ワテ絶賛の
スーパーファイブ No. 5111 片手鍋 内径17cm 容量1.9リットル
という定番商品は製造していないのかな?
でも、アマゾンなどではまだ売っているようなので、或る意味安く売られている可能性があるので掘り出し物かもしれない。
で、その代替製品を調べてみたら、
- HEXA-PLY ヘキサプライ
- HEXA-PLY-METAL ヘキサプライメタル
の二つが後継機種のようだ。
HEXA-PLY ヘキサプライ |
HEXA-PLY-METAL ヘキサプライメタル |
|
片手鍋 1.9L | ||
深型両手鍋 4.0L | ||
フライパン 27cm |
なのでスーパーファイブの代わりにお勧めするなら、
かな。
ヘキサプライメタルのほうは、取っ手も金属製らしい。
何だかカッチョイイぞ。
取っ手もいい!などと寒いジョークを言いたくなるくらいだ。
このヘキサプライメタルを見たワテの第一印象は、これだ。
By Source, Fair use, https://en.wikipedia.org/w/index.php?curid=11908155
ターミネーターに出て来る警官だ。
確か、T-1000とかいうアンドロイドで全身が液体金属で出来ているんだよな。
ヘキサプライメタルはまさにそんな未来的なデザインだな。
新シリーズ ヘキサプライ メタル は、なぜ取っ手も金属なのか?
でも何で取っ手も金属にするのかな?
調理して温まると手で持った時に、逆に熱く感じるのでは無いのかな?
その点は、実際に使った事が無いのでワテは未確認だ。
オールメタル製のメリットは、たぶん、そのままオーブンに入れるなどが可能なのだと思う。
そういう調理に挑戦したい人にはお勧めの製品かもしれない。
ケーキを焼くとか、そういうのかな。
いいなあ。
ワテも欲しいぞ。
ヘキサプライメタル
実は、ワテは、調理器具が大好きなのだ。
こういう光沢のある工具も好きなので、多分そういう関連なのかな。
自分でも良く分からない。
ちなみに、工具に関してはこういうSnap-on の光沢タイプもいいが、ドイツのハゼット(Hazet)のような梨地仕上げの艶消しタイプも好きだ。
鍋の話題に戻ると、圧力鍋もいいなあ。
フライパンは大き目がお勧め、間違いない
プロ仕様フライパンだ。
フライパンを買うなら、一人暮らし、二人暮らしくらいの人でも、直径32cmとか27cmとかの大き目がお勧めだ。
鍋の場合だと、家族の人数などに応じてサイズを選んでも良いが、フライパンの場合には、小さ目のサイズだと、チャーハン作って混ぜているとお米が周囲にこぼれ易いとか、お好み焼きを焼く時に小さいのしか焼けないとか、何かと制限が多いからだ。
なので、フライパンを買うならば、大き目のサイズをお勧めする。
ワテならこの32cmを買うなあ。27cmでもいいかな。迷う。
かなり安値でビタクラフトを買う
2017年のゴールデンウイークを利用して便利なWEBサイトを作ってみた。
名付けて、
何が出来るかと言いますと、
Amazon.co.jp
楽天市場
ヤフーショッピング
の三つのショッピングサイトを同時検索して、商品を価格の安い順に表示出来ると言う、お買い物支援サイトです。
「最安価格サーチ」で、
「ビタクラフト 片手鍋 ヘキサプライ」をかなり安値で探したい人は こちらから>
「ビタクラフト 両手鍋 ウルトラ」をかなり安値で探したい人は こちらから>
もしお使い頂きまして何かご不明な点、改善案などありましたらお知らせ下さい。
ビタクラフト鍋の選び方
取っ手の脱着は必要か?
普段の調理作業で片手鍋の持ち手を取り外す機会が多い可能性がある人や、収納の関係で取っ手を取り外してコンパクトに収納したいと言うような明確な目的がある人は、取っ手が外せるUltraシリーズの片手鍋も良いと思う。
でも、多くの人は、片手鍋の持ち手を外せればいいなあと言う場面は滅多に無い、あるいは、一度も無いと言う人が多いと思う。
なので、取り外せる構造が無くても全く困らないと思う。
逆に、熱い味噌汁とかスープとかシチューとか、カレーとかそういう液体が鍋に入っている時に、持ち運んでいてウッカリ持ち手が外れてしまったら怖いと思う人もいると思う。
実は心配性なワテがそうなのだ。
なので、ビタクラフトの片手鍋を買うなら持ち手が固定のオーソドックスなデザインのスーパーファイブをお勧めするのだ。
銀色光沢の金属部分と黒の樹脂素材が醸し出すシンプルで飽きの来ないデザインだ。
不要な凹凸を極力減らしたデザインなのでスポンジで隅々まで洗い易い。
そうやって手入れすると、何年使ってもピカピカ。
もちろん、細かい傷は多少は付くのでいつまでも新品同様とは言えないが、普通に使って普通に洗って数年使ってもワテのビタクラフト鍋は驚くくらいピカピカなのだ。
ヘンテコなデザインの鍋だと、洗っていて狭い隙間に手をうっかり挟んで痛い思いをするような、アホみないた構造のものもある。例えば持ち手の部分と鍋の結合部分など。
なお、Ultraシリーズの脱着可能な取っ手は、構造的には安全性を考えて設計されていると思うので、正しく使う限りは取っ手が突然外れるなどと言う事故は起こらないと思う。
でも、もともと分離出来ない構造のスーパーファイブならそいう心配が無いので、ワテみたいに心配症な人にはスーパーファイブがお勧めなのだ。ちなみにスーパーファイブでも、たしかマイナスドライバーの大き目なやつでネジを回すと取っ手を外す事が出来たと思う。
でも普段、自分で外す必要はなくて、どちらかと言うと、2,3年使っていたら取っ手がグラグラしているのに気付いて、自分でネジ回しで締め付けた記憶がある。
なので、しっかり締め付けておけば安心だ。
片手鍋か両手鍋か?
片手鍋にするか両手鍋にするかに関しては、デザイン的な好みや、収納時に片手だと取っ手が出っ張るなどの点などを考慮して決める人が多いと思う。
まあ、それで良いと思うのだが、ワテとしては、片手タイプと両手タイプを使っている経験から言うと、非力な人や女性は、鍋の重量も考慮する必要がある。
ビタクラフト鍋の重量に注意
つまり、ビタクラフトの鍋は多層構造で分厚いので重量があるのだ。
冒頭で上げた直径20cm弱の2リットル弱の片手鍋でも、ワテの使っているスーパーファイブシリーズのやつはずっしり重い。
空の状態でもそれくらいの重みなので、その中に料理の具材を沢山いれて、満杯状態になると、益々重いのだ。
それを片手で持つと、手首が痛いくらい重い場合がある。そういう時には両手でその持ち手をしっかりと握って移動するなどしている。
この表のように、もし大型の鍋を検討している人は、片手鍋で有る必要が特に無いのであるなら、両手鍋をお勧めする。
同じ容量なら両手鍋がお勧め
片手鍋の大型の物をワテは使った事は無いのだが、ワテは、
スーパーファイブ 両手ナベ 4.0L 深型 No.5124
内径21.0cm/深さ11.5cm/本体の厚さ2.5mm
日本の家庭向きに特別デザインした深型ナベ。カレーやシチューなどの煮込み料理、またスープストックにも重宝します。
ごはんなら7カップまで。
も使っている。
これが物凄く重いのだ。
両手で持っても重いので手首が痛い場合がある。
ある意味、体力作りとか手首の運動に効果があると言って過言ではない。
何事も前向きに捉えるのが良いと思うので、ビタクラフトを使う予定の人はそういう覚悟が必要かもしれない。
また、上記の説明文にあるように、米国には無い日本人の食生活や家族構成などを考慮して日本向けに独自にラインナップされている製品もあるので、購入を検討している人はそういう情報も考慮すると良いだろう。
ワテ流の鍋を使った米の炊き方
上記のワテ流のズボラなやり方だと、必ずしも最高の状態に炊き上げられるかどうか、少し自信が無い。
ワテの場合、水加減は適当なので、水を多めに入れると少し柔らか目の御飯になる。それはまあいいのだが、問題は、水が少ない場合だ。そういう時には、グツグツと沸騰して水蒸気が出て水分が蒸発してそろそろ炊けたかなと思って鍋の蓋を開けてお米の表面をスプーンで掬って少し味見をしてみると、硬くて芯が残っている場合がある。
失敗や。そういう時には、水を追加してからもう数分炊けば良い。
全国数万件のお米農家さんに叱られるようないい加減な炊き方だが、まあ、問題なく炊ける。
ワテ流の炊き上がり時期の判定
で、上手く行った場合でも失敗して水を追加した場合でも、問題はいつになったら炊き上がり時期かという判定だ。
初心者の人が一番迷うのがこの炊き上がり判定だ。
まあ、ワテ流の判定では、グツグツ煮えて美味しいそうなお米の匂いが漂い、その後、水分が飛ぶと鍋と蓋の隙間から水蒸気の蒸発も殆ど見えなくなる。
また、鍋蓋がカラカラ鳴る音もしなくなる。
その辺りで鍋の隙間から匂いを嗅いでみて、若干お米の焦げた匂いがした時点で火を止める。
鼻を熱い鍋の近くに近づけすぎて火傷をしないように注意が必要だ。
ベイパーシールによる判定
なお、より定量的に炊き上がり判定をするならば、炊いている途中では、鍋の内部の水蒸気で鍋の蓋がごくわずかに持ち上がり、鍋蓋と鍋の淵との間のその隙間に水の薄い膜が出来ている。
無水調理特有のウオーターシール効果とか言う奴だ。ビタクラフト社の場合には、この効果をベイパーシール効果と呼んでいるようだ。
で、調理の途中ではこのベイパーシール効果で極僅かに鍋蓋が浮いている状態なので、鍋蓋のツマミを摘まんで回転させてみるとスムーズに回る。
それが、良い感じに炊き上がって水蒸気が少なくなるとベイパーシール効果がなくなり、鍋蓋と鍋の淵の間の摩擦力が大きくなり、回転しづらくなる。
その辺りが、火を止めるタイミングなので、そういうテクニックを使ってもよい。
それでも迷う人は、蓋を取ってスプーンで掬って少し味見をしてみれば良い。
少し堅いなあと思ったら、火を止めた後の蒸らし時間を長めにするなどで調整できる。
ビタクラフト社純正の正しいお米の炊き方
あまり適当なやり方をネットで公開していると、ビタクラフト愛好家の方からお叱りを受けるかも知れないので、正しい炊き方を調べてみた。
ビタクラフト社のホームページに記載があった。
その手順を要約すると以下の通り。
ごはん | 無洗米 | もち米 | 全粥 | |
水加減 |
米に対して 1~2割増 |
米に対して 4~5割増 (水を入れたあと、軽くかき混ぜる) |
米に対して2割減らし | 米に対して5倍 |
火加減 | 中火にかけ、蒸気が上がったら極弱火 | |||
弱火にしてからの炊き時間 | 1~2カップ ・・・ 10分 3~4カップ ・・・ 12~15分 5 カップ ・・・ 15~20分 |
40~45分 | ||
蒸らし時間 | 約10分 |
ワテも初めてこのやり方を知ったのだが、火加減に関してはワテもこの通りやっている。
最初は中火、途中から極弱火で良い。熱伝導率が高くて多層構造なので保温効果高い。
その結果、極僅かな火力で加熱するだけで、鍋の内部は十分に熱くなるので、その火力で十分に米が炊ける。
もし、火力が強いままだと、米が炊ける前に水分だけが蒸発してしまい、途中で水を追加するなどというワテ流の失敗時みたいなヘンテコな炊き方になるので、要注意だ。
ワテもこの通りやってみるかな。
結果は後日、報告したい。
鍋で米を炊くと噴きこぼれの掃除が大変じゃないの?
鍋でお米を炊く場合に、多少吹きこぼれるのが気になる人も多いだろう。
掃除が大変なんじゃないの?
確かに後でコンロの回りをフキンで拭く必要があるが、飛び散るのは水分なので、油汚れが飛び散る訳ではないから掃除も簡単だ。
その時には、ワテが別の記事で書いている無水アルコールを使った清掃方法でも良いが、アルコールを使わなくても、お米を炊いた時の飛び散った汚れなのでフキンで拭き取る程度で綺麗になる。
なお、この無水アルコールを使ったお掃除記事が物凄く人気があるので驚いている。
写真 ビタクラフト鍋を買って料理が楽しくなり大量の野菜炒めを作っている人(イメージ)
まとめ
学生や社会人になって一人暮らしを始めた人に実売価格2万円前後の出費の鍋は、確かに高いと思う。
しかしながら、メーカー保証は10年もあるので、鍋を一つ買うならこのビタクラフトをお勧めしたい。
ビタクラフトの鍋は お米も炊けるので、炊飯器を買う必要が無いのだ。
あるいはフライパンとしても使えるのだ。
なので、
に匹敵する機能性を持つのが、ビタクラフト鍋なのだ。
そう考えると鍋一つに2~3万円の出費は高くは無いだろう。
あるいは、入学記念に誰かに贈り物をしたい人は、ビタクラフト鍋のような実用的なものを贈ると喜ばれる。
普通に使っても10年以上持つだろうし、普通に手入れしていればピカピカ状態を維持できるので料理が楽しくなる事は間違いない。
だいたい、こんな丈夫な鍋が10年やそこらでボロボロになるとは思えない。
家庭で普通に使って10年も持ったら、あと1年くらいは問題なく使えるだろう。
つまり11年は持つ。
これを一般化すると、ビタクラフトの鍋は n年持つとすると、n+1年も持つと思われるので、ビタクラフトの鍋は永久に長持ちする事が数学的帰納法で証明された、と言うのは冗談だが、まあ兎に角丈夫です(ワテの実体験で)。
最初に一つ買うなら、1.9リットルくらいの片手鍋がお勧め
内径17cm 容量1.9L の片手鍋
具体的には以下の製品となる。
昔のスタンダード製品 | ワテ使用中 | |
新しいスタンダード | これが無難かな | |
オールステンレス | ワテ欲しい |
このサイズは万能だ。
鍋にも使えるし、フライパンとして炒め物にも使える。もちろん蒸し器としても使えるのだ。
二個目を買うなら深めの両手ナベがお勧め
それと、もしもう少し予算があるなら、深めの鍋、
を使ってお米を炊くと、ワテの経験では吹きこぼれにくい。
あるいは、最初に紹介した 17cm 1.9L の片手鍋でも上手く炊けば、殆ど吹きこぼれない場合もある。
具体的には、米の量、水の量、火加減の組み合わせがベストな場合だ。
でも、ズボラなワテは毎回適当なのでどういう条件の場合に吹きこぼれが最小になるのかという調査は出来ていない。なので、詳しい人がいたら教えて下さい。
最後に、もう一度言うと、鍋としては若干重い。
17cm 1.9L の片手鍋ならまあ、そんなには気にならないと思うが、両手ナベ 5.5L 深型になると、はっきり言ってかなり重い。
非力な人は要注意だ。
デパートその他で実物を触ってみてから購入するのも良いだろう。
しかし、それは安心感のある重量感と言っても良いだろう。物凄く丈夫なのだ。
以上、ワテ推薦のビタクラフトの鍋でした。
迷って決められない人にお勧め
定番中の定番、「ビタクラフト 片手鍋 ヘキサプライ 1.9L 6114」だ。
写真 ワテ推薦のビタクラフト 片手鍋 ヘキサプライ 1.9L 6114
これを一個買っておけば、あなたの調理作業が一変するだろう!
ワテの場合、調理器具好き、特に鍋、フライパン、ヤカン、ケットルや、お玉とかそいう細々とした調理器具が大好きなワテのお勧めの調理器具の記事でした。
調理器具好きな皆さんの感想をお待ちしています。
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