今日は、クレジットカードに付いて書いてみたい。
全国多数のワレコブログ読者の皆さんの中には、これからクレジットカードを持ちたいと思っている人も多いだろう。
ワテも社会人になって、1枚作り、その後、多い時で5,6枚持っていた。
確か4枚は自分で加入して、2枚は会社から支給されたやつだ。
その後、転職などを経て現在に至るが、所有クレジットカード枚数は、現在1枚だけにした。
年に一回利用すれば年会費無料になるやつだけを残して、所謂、クレジットカードの断捨離をしたのだ。
以下では、ワテの経験に基づいて、クレカ初心者の人にアドバイスをしたい。
では本題に入ろう。
クレジットカードは何枚持つべきか?
ワテのお勧めは1枚だ。
多くても2枚だ。
財布にクレジットカードや銀行のキャッシュカードを10枚以上入れているような人も多い。こんなふうにパンパンに膨れる。
こういうのを尻ポケットに入れていると、太ももを圧迫して筋肉痛になる人もある。
まあ、人それぞれ好みがあるからあくまでワテの場合なのだが、多くのクレジットカードを持っていたとしても、通常は良く使うのは1、2枚に限られると思う。過去の経験でも実際にそうだった。
残りのカードは滅多に使わないし、財布から取り出す事すら滅多に無かった。
多くて得する事はあるか?
ワテの経験では、所有クレジットカードの枚数が多くて何か得した事があるかとか、何か良かったことがあるかと問われても、特に思い当たらない。
なので、断捨離して1枚に減らしたのだ。
でも世の中には、買い物をするお店ごとにクレジットカードを使い分けるというようなタイプの人もいるようだ。
イオン イオンカード
イトーヨーカドー セブンカード・プラス
阪急オアシス ペルソナSTACIAカード
東急ストア TOKYU CARD
京王ストア 京王パスポートカード
小田急ストア 小田急ポイントカード
西友 ウォルマートカード、セゾンカード
高島屋 タカシマヤカード
伊勢丹 エムアイカード
などなど、まだまだ沢山ある。
そうやって、各お店ごとにポイントを貯めればとても経済的であることは確かだ。
なので、多くのカードを持つ場合には、その目的を明確にしておけば決して悪い事ではないと思う。
クレジットカード枚数が少ないほうが良い場合
これもあくまでワテの場合に限定しての意見なのだが、少なくてよかった理由、つまり多くて困った理由は以下の通り。
財布を紛失した場合に、カード会社にカード停止の連絡を入れるのに連絡先が多くて困った経験がある。
あるいは、お店で会計の時に使おうとして、なかなか目的のカードが出て来ない。
さらに、多くのカードを使ってネットのショッピングサイトに登録すると、どのサイトでどのカードを登録したのかなどが訳分からなくなる。
毎月メールや郵送で送られてくるカード利用明細書のチェックも量が多くなると煩わしくなりチェックしない場合などある。
でも、もし不正利用されて見知らぬお店で見知らぬ品物を購入している履歴が明細に載っているにもかかわらず、チェックが煩わしいので見落とした場合には、自分の責任になるかもしれない。
それと一番の問題は、カードが多いと言う事は、結局はお金が出て行く経路がそれに比例して多くなるわけで、知らないうちに散財してしまう傾向があるのだ。
知らず知らずのうちに無駄遣いし易くなる。
お勧めは1枚
以上が、クレジットカード所有枚数に関してワテの経験に基づく感想だが、これから初カードを契約する予定の人は参考にして頂きたい。
なので、ワテのお勧めは1枚だ。
でも、カードを1枚しか持っていないと、もし紛失した場合に再発行までに時間が掛かるからその間はカードが無いので心配だと言う人がいるかもしれない。
しかし、そういう場合は現金払いで生活すればいい。それにカードの再発行なんてそんなには時間が掛からないから、そういう心配は無用だと思う。
どんなクレジットカードが良いか?
初めてカードを所有しようと思っている人が、どのような基準でカードを選択するだろうか。ワテの思い当たるパターンを上げてみた。
- 機能性で選ぶ
- 色柄で選ぶ
- 絵柄で選ぶ
- 会費無料で選ぶ
- 会社名で選ぶ
などのパターンがあるのではないだろうか。
以下では、それぞれに付いて検討したい。
機能性で選ぶ
ワテが言う所のカードの機能とは、
- 使うとポイントが貯まる
- 会員専用の特典がある
- 他の機能が合体している
などだ。
使うとポイントが貯まる
今のクレジットカードなら、だいたいどんな奴でもポイントが貯まる機能を付けられると思う。
ポイントはカードの利用額に応じて増えるので、ポイント重視派の人は、日常生活で良く買い物をするお店、例えば近所のスーパーなどがあるならそのお店の提携クレジットカードを作成すれば経済的かもしれない。
毎月何万円分かをそのスーパーで買い物するなら、その数パーセントくらいがポイントで貯まるので、毎月数千円分くらいがポイントバックされることになる。
会員専用の特典がある
たとえば、
- 映画館の割引
- 遊園地、テーマパークの割引
- ゴルフ料金の割引
- スポーツクラブの割引
- レンタカーの割引
などの特典を備えたクレジットカードも多い。これら以外にも沢山ある。
例えば、宝塚歌劇ファンの人向けのカード
タカラヅカレビューSTACIA VISAカード
などもある。
世の中、探せばどんなカードでもありそうだ。
なので、自分の趣味、生活パターンを良く考えてゴルフ好きな人ならゴルフ利用者に特典が多いカードを検索してみるとすぐに見つかるだろう。
他の機能が合体している
– 鉄道系、交通系
通勤・通学定期とクレジットカードが合体していて、かつSUICAなどのチャージ機能も付いていると本来3枚のカードが1枚に出来るので財布がすっきりする。
新幹線での出張が多い人は、鉄道系のカードで予約すると料金割引のあるものなどがお勧めだ。
主な鉄道系カードの例
- クレジットカード + ビューカード+Suica付
- クレジットカード + PASMO付
- クレジットカード + ICOCA付
- クレジットカード + 東京メトロToMeCARD付
- クレジットカード + ETCカード
- クレジットカード + 名鉄ミューズカード
- クレジットカード + JR東海エクスプレスカード
- クレジットカード + J-WESTカード
などなど。まだまだある。
– 航空会社系
飛行機での出張が多くてマイルを貯めたい人にはお勧めだ。
- クレジットカード + JAL
- クレジットカード + ANA
など。
色柄で選ぶ
ネットにはクレジットカード関連のサイトが各種あり、そういうサイトに行くと金色にきらめくゴールドカードが沢山掲載されている。
初めてカードを作ろうと思っている人でも、こういう金色のカードに惹かれる人も多いだろう。多くの場合、そういうカードは年会費が1万円以上はかかる。
高いものだと何万円もの年会費だ。
経済的に余裕のある人なら、ゴールド、プラチナ、ブラックなどのカードを持っている人も多い。それらのカードは単なるステータス性だけでなく各種の充実したサービスが提供されているのが大きな特徴だ。
しかしながら、若い人でこれからカードを作ろうとしている人は、普通のカードで良いと思う。
あるいは若くてもビジネスで出張が多く各種のサービスを必要とする人はゴールド、プラチナなどを選択するのも良いだろう
絵柄で選ぶ
アニメキャラクター系クレジットカードだ。
ざっと調べてみたが、沢山ある。
- ラスカルカードセゾン(あらいぐまラスカル)
-
セディナカード(ハローキティカード)
- セディナカード(攻殻機動隊ARISE)
- セディナカード(アトムカード)
-
三菱UFJニコス(スヌーピーカード)
- ディズニー★JCBカード(ミッキーマウス)
- ライフカード(Barbieカード)
- マイメロディ VIASO(ビアソ)カード
- EVA style VISA CARD(エヴァスタイル VISAカード)
- モンスターストライクVISAカード
- サンエックスカード(リラックマ)
-
ポケモンVISAカード
- VIASOカード(ぐでたまデザイン)
まだまだ多数ある。
アニメキャラクター系を好きな人には、お勧めだ。
ただし、キャラクター系カードには注意が必要だ
それは、この手のカードを持つ人は、その絵柄が気に入って加入すると思うのだが、カードはレジのカード読み取り機を通すと擦れるのだ。
スーパーなどで毎日のように買い物をして、ポイントを貯めるためにそのお気に入りのカードで支払いをすると、お気に入りのキャラクターの顔がドンドン擦れて筋だらけになるのだ。
それも、場合によっては、支払の度にカードが2回も読み取り機を通される場合がある。
1回目は、カードでの支払い処理。
2回目は、ポイントを貯めるための処理。
そうすると、作ったばかりカードのキティちゃんの顔が、1か月もすると筋だらけになってしまい、悲しい事になってしまうのだ。
しまいには、キティちゃんの顔が判別出来なくなる場合もある。
キティちゃん以外のキャラクター系クレジットカードでも同じ問題が起こる。
カードの有効期限は数年あるので、そういう悲しいキティちゃんと長く付き合う事になる。場合によっては更新期限が来ていなくてもカード会社に依頼すれば、新品カードを発行してくれる場合もあると思うが、1か月もすれば同じ状況になる。
なので、キャラクター系カードを持つ人は、そういう運命になることを覚悟しておく必要がある。
ワテの名案
なので、ワテのアイデアなのだが、クレジットカードメーカーは、キャラクター系のカードを製作するなら、カード表面に摩擦に強くなる何らかのコーティング加工をして、傷が付きにくいカードを作ればいいと思う。
他社カードに対する大きな差別化を図れるからだ。
ハローキティカード 超硬スーパー ハードコーティング バージョン (仮称)
とか。
爆発的にヒットする事は間違いない。
メガネのプラスチックレンズなら、そういうコーティング処理が何年も前から実用化されていてレンズが傷つきにくいので、カード会社さんはニコンさんやHOYAさんと共同研究して、クレジットカードにも応用して欲しいと思っている。
もちろん、キャラクター系カード以外の普通のカードにもこのような処理がなされると、われわれ利用者としても有り難い。
会費無料で選ぶ
大雑把に分けるとこんな感じかな。
年会費 永久無料
年会費 525円~
年会費 1050円~
年会費 5250円~
年会費 10500円~
年会費 数万円~
初めてカードを作る人は、永久無料がお勧めだ。
あるいは、年間で一定金額の利用があれば年会費が無料になるカードも多いのでそういうのでも良いかも。
例えば、家賃、電気・ガス・水道などの公共料金、携帯・スマホの料金や通信費など、毎月一定額以上の支払いがあると思うので、それらをカードで支払えば年会費は実質無料になる。
さらに、カードにポイントも貯まるだろう。
会社名で選ぶ
アメリカンエキスプレス
ダイナース
や、その他の有名カード。
こういうカードはステータス性があるのは確かだ。もちろん、単なるステータス性だけでなく、その充実したサービス内容が付加されているからこそ人気があるのだ。その分、年会費も高い。
電話一本でコンシェルジュサービスなどが利用でき、ホテル・乗り物の予約、チケットの代理予約など、何でも依頼すれば即座に対応してもらえる。
世界中を飛び回るような多忙なビジネスマンなら、時間を有効利用する上でも、これら有名ブランドのコールドカード、プラチナカードをお勧めしたい。
まとめ
これからカードを作ろうとしている人は、最初に作るカードは、これからも長く付き合う事になると思うので、良く検討して選ぶのが良い。
自分がどういう目的でカードを所持して、主にどういう用途で使う予定なのかを事前に明確にしておく事が重要だ。
例えば、カードを作ったら日常生活での買い物は殆どカードで済ませたい。
公共料金、家賃、携帯料金など全てカード払いしてポイントを貯めたい。
買い物をする場所は、主に近所の私鉄系スーパーが多い。
こういう場合だと、その電鉄系のカードがお勧めだ。
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