フレッツ光とは何か?
フレッツ(FLET’S)とは、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)及び西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が提供しているインターネット接続網の名称です。
フレッツは通信手段に応じて以下の三種類に分類できる。
名称 | 説明 | サービス開始年度 | 状況 |
フレッツ光 | 光ファイバー通信 | 2000年~ | 現在主流 |
フレッツ・ADSL | 電話線を使うアナログ通信方式 | 2000年~ | 廃止の方向 |
フレッツ・ISDN | 電話線を使うデジタル通信方式 | 2000年~ | 廃止の方向 |
情報源 https://www.ntt-west.co.jp/news/0106/010628b.html
現在では光ファイバーを用いたフレッツ光が主流になっている。
フレッツ・ADSLは一部地域を除いては新規申し込みの受付終了が発表されている。またフレッツ・ISDNも2025年までに廃止される事がNTTによって発表されている。
従って、これからインターネット接続をやりたい人がNTTの光回線に申し込むならフレッツ光と言う事になる。
フレッツ光は回線サービス
フレッツ光は回線サービスなので、インターネット接続をするためには別途プロバイダ業者と契約する必要がある。
多数のプロバイダ業者があるが、フレッツ光回線契約と同時にプロバイダ契約もセットで申し込めるプランもあり、同時申し込みをすると料金的に割安になる場合もある。
NTT系列のプロバイダなら、例えば以下の会社がある。
- 「ぷらら」は株式会社NTTぷららが運営
- 「OCN」はNTTコミュニケーションズの運営
- 「WAKWAK(わくわく)」はNTT-MEの運営
フレッツ光回線を契約する場合には、どこのプロバイダ業者でも問題は無いが、携帯電話がNTTドコモなら、インターネット回線やプロバイダも全てNTT系列で
NTT東西のフレッツ光の各種プラン
一概にフレッツ光と言っても、多数の種類があるので消費者の側からすると何が違うのか良く分からない場合が多い。
NTT東西の全てのフレッツサービスは下表の通り。
既にサービス終了しているものも参考までに記載している。
会社 | 種類 | 説明 |
NTT東 | Bフレッツ |
新規申込受付を終了 フレッツ 光ネクストへの移行を推奨 |
フレッツ光ライト フレッツ光ネクスト |
現在利用可能 | |
NTT西 |
Bフレッツ
|
2017年1月31日サービス提供を終了 フレッツ 光ネクストへの移行を推奨 |
フレッツ・光プレミアム
|
2018年度に終了予定 フレッツ 光ネクストへの移行を推奨 |
|
フレッツ 光ライト フレッツ 光ネクスト 隼(はやぶさ) |
現在利用可能 |
表 NTT東・NTT西のフレッツサービス一覧(情報源 NTT東、NTT西のサイト)
NTT東「フレッツ光ネクスト」はNTT西「フレッツ光ネクスト隼」に相当
注意事項としては、NTT東の「フレッツ光ネクスト」に相当するNTT西のプランには末尾に「隼」が付いて、「フレッツ光ネクスト隼」となる。
NTT西には「隼」の付かない「フレッツ光ネクスト」と言うプランは無いのでその点は要注意だ。
2000年頃からインターネットをやっている人ならBフレッツと言うサービスはよくご存じだろう。電話線を使うアナログ式のフレッツADSLに比べて光ファイバー方式のBフレッツは高速通信が可能であった。
上表に示した通りBフレッツサービスは既に受付終了していて、フレッツ 光ネクストが後継サービスとして推奨されている。
従って、今後フレッツに申し込むならフレッツ光ライトかフレッツ 光ネクスト(NTT西ならネクスト隼)と言う事になる。
NTT東西のフレッツ光 ライトとフレッツ 光ネクストの全プラン
フレッツ光ライトとはその名の通りライト版。つまり、あまりインターネット接続を行わない人向けの二段階定額料金制のサービスだ。
一方、フレッツ 光ネクストは月額固定料金なので日常的にインターネット接続を行う利用者向けのサービスとなる。
フレッツ光ライトとフレッツ 光ネクストの違いをまとめると下表の通り。
フレッツ光ライト | フレッツ 光ネクスト(NTT東)※1 | |||||||
フレッツ 光ネクスト 隼(NTT西)※2 | ||||||||
200MBまでの基本料(西は320MB) | 200MB~1.2GB 従量部の料金 | 1.2GB以上上限料金(西は1.32GB) | プラン | 通常料金 | 実質料金※3 | |||
月額料金 | NTT東 | 戸建て | 2,800円 | 基本料+30円/10MB | 5,800円 | 一種類 | 5,700円 | 4,600円 |
マンション | 2,000円 | 基本料+30円/10MB | 4,300円 | プラン2 ※4 | 3,350円 | 2,950円 | ||
プラン1 ※5 | 3,750円 | 3,350円 | ||||||
ミニ ※6 |
4,350円 | 3,950円 | ||||||
NTT西 | 戸建て | 2,300円 | 基本料+28円/10MB | 5,100円 | 一種類 | 5,400円 | 3,810円 | |
マンション | 2,200円 | 基本料+28円/10MB | 4,500円 | プラン2 ※4 | 3,200円 | 2,530円 | ||
プラン1 ※5 | 3,700円 | 2,930円 | ||||||
ミニ ※6 |
4,500円 | 3,420円 | ||||||
にねん割 | 不可 ※7 | 可能 | ||||||
速度 |
最大100Mbps(下り) 最大100Mbps(上り) |
最大概ね1Gbps |
表 NTT東西のフレッツ光ライトとフレッツ 光ネクストの全プラン
※1 | NTT東のフレッツ 光ネクストのギガファミリー・スマートタイプかギガマンション・スマートタイプの場合 |
※2 | NTT西のフレッツ 光ネクストのファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼かマンション・スーパーハイスピードタイプ 隼の場合 |
※3 | 実質料金は基本料金から、にねん割、ギガ推し!割引(NTT東)、Web光もっと2割(NTT西)など適用後の料金 |
※4 | プラン2 (同じマンションで16契約以上のお申し込みが見込まれる場合) |
※5 | プラン1 (同じマンションで8契約以上のお申し込みが見込まれる場合) |
※6 | ミニ (同じマンションで4契約以上のお申し込みが見込まれる場合) |
※7 | キャンペーン期間中に申し込むとライトファミリータイプにも2年割が適応される場合あり。 |
NTT東西のフレッツ光プランの説明
上表で示したNTT東西のフレッツ光の全プランに付いて詳細を見てみよう。
まず、NTT東とNTT西とを比べると、同じプランでも月額料金が数百円程度異なるが、あまり大きな差は無い。
ライトの場合には一ケ月当たりのデータ転送量が200MB(西は320MB)までならば2,000円程度の基本料金の範囲で利用出来る。マンションか一戸建てかで若干の価格差はあるが、大きな違いは無い。
ライトではデータ転送量が1.2GB以上(西は1.32GB)になると、上限料金が適用されて5,000円前後の支払いとなる。
ライトの上限金額よりも、ネクストの定額料金のほうが割安であり、また、ネクストでは「にねん割」を利用出来るのでさらに割安になる。
どこかのホームページを閲覧するだけでも数百~数メガバイト程度のデータが転送されるので、毎日インターネット接続をする人であれば200MBの上限には数日で到達するだろう。
あるいはYouTubeの動画など再生したら、一回で200MB程度は受信する。
従って、日常的にインターネット接続する人はライトプランよりもネクストプランを選択するほうが月額利用料金が割安になる。
もう一つ重要な点は、上記表の料金はNTTのフレッツ光回線を利用するための料金である。
従って、インターネット接続を行う為には、これとは別にプロバイダー業者と契約する必要がある。
そのプロバイダー料金は、会社にもよるが月々500円くらいから加入出来る。
その辺りの解説は、プロバイダー業者の解説ページを参考にして頂きたい。
フレッツ光ライトとネクスト(隼)のどちらを契約すべきか?
こらからフレッツ光回線契約してインターネット接続を始めたいと思っている人が悩むのが、どのプランにするかと言う点だ。
今住んでいる住居が一戸建てか集合住宅かでまず選択肢が分れる。
次に決めるのが「ライト」プランか「ネクスト(隼)」プランかと言う選択肢だ。
フレッツ光 ライトが適している人
上で見たように、フレッツ光ライトは二段階定額制であり、基本料金の範囲内で利用するのが割安感がある。
一方、上限金額に達しても定額制なのでその点は安心ではあるが、料金的にはネクストの定額料金よりも高くなる。
従って、フレッツ光 ライトが適している人は、以下の通り。
- インターネットに接続するけれども、主な用途はメールを送受信する程度。
- 各社のホームページを毎日ネットサーフィンするような使い方はしない人。
- 滅多にインターネット接続はしないが、数日に一回くらいネットを利用する人。
- サイズの大きな画像や動画などは決して見ない。
と言う事になる。
フレッツ光 ライトのデータ転送速度は上り下り共に100Mbpsである。
フレッツ 光ネクスト(東)、ネクスト 隼(西)が適す人
一方、フレッツ 光ネクスト(NTT東)やフレッツ 光ネクスト 隼(NTT西)は料金体系が分かり易い。
つまり、月額5,000円程度の通常料金(固定料金)で、使い放題となる。データ転送量などには制限は無い。
さらに、「にねん割」その他の割引契約を結ぶと、割引料金が適用されるので、月額2千数百円から4千数百円くらいの実質料金となる(上表の黄色の料金)。
従って、日常的にインターネットを利用する人は、NTT東やNTT西のフレッツ光回線を契約するならば、
- フレッツ 光ネクスト(NTT東)
- フレッツ 光ネクスト 隼(NTT西)
がお勧めと言う事になる。
これらのプランでは、一戸建て(ファミリータイプ)と集合住宅(マンションタイプ)を比べると、マンションタイプのほうが割安となる。
さらにマンションの場合には、16戸以上の部屋でフレッツ光に加入している場合には、最も割安となる。プラン2と言うタイプだ。
フレッツ 光ネクストのデータ転送速度は上り下り共に概ね1Gbpsである。
実際の速度は1Gbpsは出ない場合もある
なお、フレッツ光 ライトもフレッツ 光ネクストもベストエフォート型のサービスになる。
例えば「最大概ね1Gbps」とは、技術規格上の最大値であり、必ずしも常時この速度で通信が出来ると言う訳ではない。
理論上の速度が1Gbpsと言うだけであって、現実的な実効速度は100MBps前後の場合が多いので、その点は注意しておく必要がある。あるいは回線が混んでいる時間帯には数Mbps程度の速度しか出ないと言う場合もあるだろう。
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