新しいWEBサービスを作ってみた。
プログラミングは学生時代から馴染んでいたのだが、唯一、Webプログラミングは全く未経験だったワテであるが、ふとWebプログラミングをやってみようと思って二年ほど熱中した時期があった。早いもので今から六~七年前の話だ。
その当時にワテが作成したヘンテコなWebサービスは今もwareko.netで公開している。
当記事では、表題に示すように新たなWebサービスを開発したので、皆さんに紹介したい。
まあそんなものに興味ある人は世界で10人以下くらいかも知れない。
では、本題に入ろう。
電子部品通販サイト同時検索サービス【秋月・共立エレ・マルツ】
電子部品通販サイト同時検索サービスの説明
ではワテが開発した「電子部品通販サイト同時検索サービス」を早速紹介しよう。
https://www.wareko.net/DenshiPartsSearch/
このサービスの機能としては、
- 秋月電子
- 共立エレショップ
- マルツパーツ
の三サイトに対して指定したキーワードで並列同時検索して、検索結果を価格の安い順に表示すると言う単純なものだ。
どんな時に使うかと言うと、以下のような状況を想定している。
例えばワテは現在「ぺるけ式トランジスタ式ミニワッターPart5 19V版」を製作中だ。
このパワーアンプには「3300uF 16V」の電解コンデンサを8個使うが、まず秋月を検索する。
無ければ共立エレショップを検索する。
さらにマルツを検索すると言うように、何度も各社のサイトで同じキーワードで検索しなくてはならない。
それがかなり面倒臭いのだ。
だったら、これら三サイトを同じキーワードで同時並列的に検索して、検索結果を一覧表示で見ることが出来れば物凄く便利でしょ。
そんな機能を持つのがこの電子部品同時検索サイトなのだ。
下図にその画面キャプチャーを示す。
図 ワレコの電子部品同時検索サイトのキャプチャ画面
https://www.wareko.net/DenshiPartsSearch/
このように一つの画面で秋月電子、共立エレショップ、マルツパーツの三社の通販サイトを同じキーワードで同時検索できるのだ。
その検索結果は、価格の安い順に昇順に並べているので、なるべく安いパーツを探しているワテみたいな自作派には使い易いと思う。
電子部品通販サイト同時検索サービスの使い方
使い方は説明しなくても分かると思うが、念の為に解説する。
キーワードは半角空白あるいは全角空白で区切って複数入力が可能だ。
この場合なら3300uF/16Vの電解コンデンサがヒットするはずだ。
なお、マイクロの記号は本来は μ であるが、英小文字 u で代替される事が多い。
秋月電子の場合には μ 表記のようだ。
なのでもし、以下のように
で検索すると、商品説明に英小文字 u を用いている通販サイトの場合にはヒットしない可能性がある。
この例以外にも、ワテがまだ遭遇していない色んな問題が起こり得る可能性がある。なので、利用者の皆さんが実際に使ってみた場合に、何かおかしな状況に遭遇する可能性もある。
例えば何らかのありふれたキーワードで検索したにも関わらず、秋月電子で全くヒットしなかったとしよう。「あれれ?このパーツが秋月に無いはずがない!?」と言うような状況だ。
そう言う場合には、ワテのプログラムに問題がある可能性もある。
もしそんな状況に遭遇した場合には、各社の名前をクリックして頂ければ、ブラウザーの新しいウインドウを開いてそのキーワードを使って各社のサイトで直接検索するようにしています。
その検索結果とワテの検索結果を見比べて頂ければ、ワテのプログラムの問題なのかどうかが判別出来ます。
ワテも色んなキーワードで検索してみて、そのような相違が出ないようにプログラムを工夫していますが、まだ完全では有りません。
もし「こんなキーワードで検索したら、ワレコのサイトの検索結果はおかしいぞ」と言う事例がありましたら、メールでお知らせ頂ければ可能な範囲で対応したいと思います。
電子部品通販サイト同時検索サービスの動作環境
参考までにこのWebサービスの環境を紹介しよう。
サーバーにはエックスサーバー社のWindows VPSを契約している。
サーバー |
Xserver VPS for Windows Server エックスサーバー社Windows VPS プラン2GB |
OS | Windows Server 2022 Datacenter |
表 ワテのサーバー環境
一方、開発に使っているのは未だにWindows10パソコンだ。Windows11へのアップグレードに対応していないので上げられない。
OS | Windows 10 Pro x64 |
開発ツール | Visual Studio 2022 |
フレームワーク | ASP.NET MVC Core 8.0 |
表 ワテの開発環境
最近のワテは、木工DIY、電子工作、車中泊など趣味にしている。プログラミングは最近では休止状態だったが、今年は久しぶりにプログラミングを再開した。
マイクロソフトのASP.NETはこの数年でかなり進化して、今はASP.NET Core8.0 と言うのが最新版だ。
ASP.NETの頃はWindowsサーバー上のIISウェブサーバーでしか動作させることが出来なかった。
ところが最近のCore8.0を使って作成したASP.NET CoreのサイトはWindowsServer上のIISはもちろん、Linux上のApacheなどでも動作するのだ。MacOSでも動作するらしい。
ASP.NET Coreの開発言語はC#やVB.NETを使う。
ワテは従来はVB.NET派だったのだが、C#を使い始めてからはVB.NETは一度も使っていない。
その理由はC#はC言語やC++の系統なので、Cをやっていた人なら馴染みやすいのだ。
ワテもC言語は大好き。ただし最近のC++は全く馴染めないどころか、全く文法が理解できなくなっている。
早いもので、JavaScript、jQuery、CSS、PHP、ASP.NETなどを必死で勉強した数年前が懐かしい。
ちなみに過去にはこんなサービスも作成した。
まとめ
数多くの革新的Webサービスを公開しているのに全く注目されないワテである。
Webプログラミング業界の鳴かず飛ばずと呼ばれている。
当記事では、電子部品通販の有名三サイト(秋月電子、共立エレショップ、マルツオンライン)を同時検索して、検索結果を価格の安い順に一覧出来るWebサービスを紹介した。
このサービスは秋月電子、共立エレショップ、マルツオンラインの各社さんとは関係がありません。
ワテが勝手に作成したWebサービスです。
お使い頂きまして何か改善案、気になる点などありましたらワテ宛にメールなどでお知らせ下さい。
なお、千石電商さん、RSコンポーネンツさん、樫木総業さん、若松通商さん、サトー電気さん、三栄電波さん、、、など数多くの電子部品ネット通販サイトはありますが、今のところ上記の三社しか対応していません。
マルツさんはDigiKey製品も扱っていますので、ワテのWebサービスでもDigiKey製品はヒットするはずです。
(続く)
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