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【ワレコのカメラ】キヤノン EF-Sレンズを一律修理料金で修理した【CANON純正メンテナンス・安心】

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ワレコ

キヤノンのデジタル一眼レフのレンズを修理に出してみた。

結論としては、修理に出して大正解だった。

では本題に入ろう。

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デジタル一眼レフ Canon Kiss Digital X がエラー頻発で写せない

ワテが使っているデジカメは Canon Kiss Digital X と言う機種で、もう十数年前に買ったやつだ。

発売年月 2006年(平成18年)9月との事だ。

現在ではその十世代後の後継機種が出ている↴

もう十世代も進化しているのか!

ワテの Canon Kiss Digital X は最近まで全く問題無く使えていたのだが、この所、以下の問題が多発する。

  • シャッターを押すと頻繁にErr99と言うのが表示されて写せない
  • 偶に写せた場合でも何を撮ってもフォーカスがピンボケ気味
  • ズームレンズを下向きにすると鏡筒部分が自重で勝手に伸びる

などか。

Canon 標準ズームレンズ EF-S17-55mm F2.8 IS USMは実用性は高い

ワテが使っているのはこのズームレンズだ↴

IS(手振れ防止機能)が付いていて、USM(超音波モーター)なのでピント調整も素早いので使い易い。

このズームレンズはAPS-C用の設計なので焦点距離 17-55mmはフルサイズに換算すると1.5倍すれば良いらしい。

なのでフルサイズで言うと 25.5-82.5mm の焦点距離になる

その結果、接写(25.5)から標準(50)少し望遠(82.5)までをカバーするので、このレンズが一つ有れば応用範囲が広いのだ。

かつ、F2.8 と明るいので室内でもフラッシュ無しでもいい感じに写せるので実用性は高い。

実際、この十数年、このCanon Kiss Digital X と Canon EF-S17-55mm F2.8 IS USM の組み合わせで色んな写真を撮影した。

そんな便利なカメラが使えないのは困る。

と言う事で修理に出す事にしたのだ。

とは言ってもErr99の原因がレンズ側にあるのかカメラボディ側にあるのか分からない。

取り敢えずレンズの修理を依頼する事にしたのだ。ズームレンズが勝手に伸びるのは使い辛いし、ピンボケ気味になるのは恐らくレンズ側に何か不具合がある予感がするのだ。

それにボディ(Kiss Digital X)は製造終了から年月が経っていて現在では修理不能製品なのだ。なので取り敢えずレンズ修理が完了したらKiss Digital Xに取り付けてみる。それで正常動作すればそのまま使う。もしボディに不具合がある場合は、ボディの買い替えなど検討する予定だ。

キヤノン純正の修理に出す事にした

さて、カメラの修理は初めての経験だ。

そこでネット検索して調べてみたところ、カメラ販売業者さんや家電量販店のカメラ売り場などでも修理を受け付けているところもあるようだ。

一方、キヤノンさんのホームページを探してみたところ、修理の窓口を見付けた。

そこに修理料金に関する詳しい説明があった。

修理料金のご案内|キヤノン
修理料金に関する情報ページです。

キヤノンデジタルカメラ修理には一律料金が適用される

このサイトを見ると、ワテのカメラ(保証期間外)は当然だが有償となる。

引用元 https://cweb.canon.jp/e-support/repair/price.html

ここで気になるのは、有償と言ってもどれくらいの修理費用が掛かるのか目安が知りたい。

で、色々調べていたら下図に示すようにキヤノンのカメラ・プリンタ・スキャナなどの修理メンテナンスには一律料金が適用されるのだ。

引用元 https://cweb.canon.jp/e-support/repair/price.html

では、Canon EF-S17-55mm F2.8 IS USM の一律修理料金はいくらなのか気になる。

早速調べてみた。

Canon EF-S17-55mm F2.8 IS USM の一律修理料金は26950円(送料、税込)

以下のサイトを開くと、一律修理料金を調べる事が出来た。

修理・メンテナンスのお申し込み|サポート|キヤノン
修理・メンテナンスのお申し込み方法をご案内しています。

下図が開くのでまずはデジカメを選択する。

下図が開くのでEFレンズを選択する。

下図が開くのでEF-Sマウントを選択する。

下図が開くので EF-S 17-55mm F2.8 IS USMを選択。

下図のようにEF-S 17-55mm F2.8 IS USM を見付ける事が出来た。

さて、その修理・メンテナンス料金の目安を調べてみる(下図)。

下図のように「フォーカス関連不具合」を選択した。

その結果、「EF-S 17-55mm F2.8 IS USM」の一律修理料金は24,200円(税込)だ。

これに往復の運送費用(段ボールなどの梱包資材付)が2,750円加算される。

合計で26,950円(税込、運送費込み)でレンズのオーバーホールをやって貰えるのだ。

ちなみに、上図において「現象1」の選択肢を他のどんな項目を選択しても、料金表示は同じ24,200円だった。項目の中には「衝撃ダメージ」とか「冠水」などもある。

と言う事は、実際問題、レンズを落下させるなどして外観的に大きなダメージを受けていても、レンズが割れていない限りはどんな状態のレンズであったとしても24,200円なのかな?

あるいは、レンズが割れていても同じく24,200円なのかも知れない。

と言う訳で、兎に角、ワテの印象としては、このキヤノンさんの一律修理料金サービスは明朗会計だし、お得感は非常に高い。

 

さて、CANON純正のオーバーホール費用が三万円弱で依頼出来るんなら安心なので、早速WEB経由で修理を申し込んだ(下図)。

引き取り修理サービス(セルフ梱包)を選んだ。

この場合は、まずキヤノンさんからワテの自宅にダンボール(梱包資材付)が送付されて来る。

それを使ってレンズを梱包してクロネコヤマトの着払いでキヤノンさんの大分県の工場に発送すれば良い。

ワテは自分で梱包して、段ボール箱を近所のコンビニに持ち込んで発送手配した。

それ以外の選択肢(確かあんしんメンテ)を選ぶと、宅配業者さんが自宅に引き取りに来てくれて、梱包もやってくれて、全部お任せで出来るサービスもあるようだ。

まあそれでも良かったのだが、自分で梱包して自分でコンビニに持ち込むほうが手っ取り早かったのでそうしたのだ。

修理に関する手続きはキヤノンイメージゲートウェイにユーザー登録してやれば良い。

個人のお客さま|キヤノン
個人のお客さま向けサイトです。一眼レフカメラやインクジェットプリンターなどの商品情報、およびカメラに関する各種イベントや記事なども紹介しています。

キヤノン引き取り修理サービス(セルフ梱包)の実際の様子

では、実際にキヤノン引き取り修理サービス(セルフ梱包)の様子を写真で紹介しよう。

WEBで申し込んでニ日ほどで自宅に下写真のダンボール箱が宅急便で届いた。

写真 修理品を入れて送る空のダンボール箱がキヤノンから届いた

キヤノン引き取り修理サービス(セルフ梱包)の段ボール箱の内容物は以下の通り。

写真 梱包に必要な資材が全て入っている(キヤノン宛ての着払い伝票も付属)

下写真がワテのデジカメだ。

写真 十数年使っているCanon Digital X と EF-S 17-55mm F2.8 IS USMズームレンズ

上写真では、カメラボディもレンズもそんなに劣化していないように写っているが、実際は十数年使い込んだ年季の入ったカメラなので、実物は傷汚れ多数あって汚い。

カメラボディのゴムグリップはすり減っていて、レンズのゴムリングの辺りもすり減っている。

さらに、二年前から始めた木工DIYの過程をこのカメラで撮影する事も多いので、木工作業中に発生する丸ノコ切断の大鋸粉など降りかかる事も多いので、カメラやレンズの隙間に大鋸粉が入り込んでいると思われる。

と言う訳で、かなり雑に使い倒しているカメラなのだ。

ただし、レンズはこれ一つしか持っていないので、レンズをボディから外すことは滅多にない(今まで数回程度)ので、ボディ内部には埃などはそんなには入っていない。

 

そのEF-S 17-55mm F2.8 IS USMズームレンズを取り外した(下写真)。

写真  修理に出す予定のEF-S 17-55mm F2.8 IS USMズームレンズ

付属のレンズキャップを付けておいた(下写真)。

下写真のように、ボディマウント側にも付属のキャップを付けておいた。

このズームレンズを下写真のように付属のエアーキャップ式の袋に入れた。

エアーキャップ袋に入れたズームレンズをグルグル巻く。

下写真のようにエアーキャップで巻いたレンズを段ボール箱に入れた。

上写真のように少し隙間があるので、その部分には新聞紙をクシャクシャにして詰めておいた。

あとは、下写真のように貼られていた宅急便の伝票を剥がす。とても剥がし易いように出来ている。

下写真のように付属してい封印テープを使ってダンボール箱に封をして、付属のキヤノン宛ての着払い伝票を貼り付けた。

そして近所のコンビニに持ち込んだ。確かセブンイレブン。

この段ボール箱は大分県にあるキヤノン修理センターに届けられるようだ。

約二週間でキヤノン純正の修理完了

約二週間で修理完了したレンズが自宅に届いた。

代金引換なので26,950円を支払って受取完了。

写真 修理完了したEF-S 17-55mm F2.8 IS USMレンズ

ダンボールを開封すると下写真のように伸縮性の良いビニール素材で固定されている。

下写真のようにレンズを取り出した。

下写真のようにレンズキャップも発送時に付けたやつが付いて戻って来た。

下写真のようにレンズキャップを外してみた。

写真 修理完了後のレンズには埃一つ無いぞ!

写真では伝えにくいのだが、上写真のレンズ内部には埃や塵が一つも無いのだ。

たぶんキヤノンさんの修理センター内のクリーンルームみたいな綺麗な部屋で完璧にクリーニングやメンテナンスがされたんだろうと思われる。

新品同様に蘇ったワテのCanon 標準ズームレンズ EF-S17-55mm F2.8 IS USM。

早速カメラボディに取り付けてみる。

写真 Kiss Digital Xボディに取り付ける前の修理済レンズ(Canon 標準ズームレンズ EF-S17-55mm F2.8 IS USM)

下写真のようにレンズをボディに取り付け完了した。

写真 修理後のレンズには塵も埃も全く入っていないぞ!

いや~、素晴らしい。

キヤノンさんに修理に出して大正解だった。

と言う訳で無事に修理が完了した。

ちなみにここまでの写真はスマホ(Rakuten BIG S)で撮影したものだ。

修理後のCanon 標準ズームレンズ EF-S17-55mm F2.8 IS USMで撮影してみる

今日は雨降りなので外出せずに室内で身近なものを撮影してみた。

ワテの好物のイオンの甘栗の袋だ。

写真 イオンのオーガニック割れちゃったむき甘栗の袋を撮影した

下写真は上写真の一部をパソコンで拡大したものだ。ピントもバッチリ合っているぞ。

下写真はさらにズームしてみた。それでも文字の輪郭もぼやける事なくいい感じでフォーカスが合っているぞ。

写真 修理後のレンズはピンボケ問題も完全に治っている

これは素晴らしい。

次は、下写真のように先日自作したぺるけ式ミニワッター 19V版の自作シャ-シを撮影してみた。

下写真はその一部をパソコンでズームしたもの。

写真 ぺるけ式ミニワッター19V版のフロントパネルもフォーカスがバチバチに合っている

 

今回のレンズ修理内容の詳細

交換部品は以下の通り。

部品名称 標準小売単価(税別) 個数
3群レンズユニット(絞り機構部含む) 0円  1
ズームゴムリング 0円  1
マニュアルフォーカスリング 0円 1
レンズマウント 0円 1
直進キー 0円

今回修理してもらったEF-S17-55mm F2.8 IS USMレンズはレンズ構成が 12群19枚 との事だ。

修理ではその中の「3群レンズユニット(絞り機構部含む)」が無償交換されている。これも一律修理料金に含まれているようだ。

と言う事で今回の修理費用は以下の通り。

お客さまご請求金額

(税込) 26,950円

まとめ

ワレコ

実はワテは写真は得意だと自負している。

ワテの独特の感性で、意外性のあるアングルで撮影するのを得意としているのだ。

自称、アラーキーワレコなのだ。

当記事ではワテが十数年以上使い込んで最近ではエラー多発して使えなくなったキヤノンの一眼デジカメ用のズームレンズをキヤノンさん純正の修理の過程を紹介した。

キヤノン製品の場合、一律修理料金という制度があり、今回修理したEF-S 17-55mm F2.8 IS USM標準ズームレンズもその対象となっていた。

その結果、税込・送料込みで総額26,950円で完全なオーバーホールをやって貰う事が出来たのだ。

故障していた「3群レンズユニット(絞り機構部含む)」交換、ゴムリングも交換、そして、レンズマウントも交換との事なので、かなりの部品が新品になったのだ。

その結果、外観的にも新品同様、機能的にも新品時の性能が蘇ったのだ。

と言う訳で、このレンズとデジカメを使って色んな写真を撮影したい。

(続く)

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