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【ワレコのDIY】マキタジグソー4350FCT(AC100V、オービタル付き、速度可変)を買った【木材135mm、アルミ20mm、軟鋼板10mm】

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ワレコ

遂に高性能なジグソーを買ったのだ!

ワテはリサイクルショップで買ったDIY用の安い中古ジグソーを長年使っていたのだが、刃の固定が六角レンチのネジ止め式と言う古いタイプなので交換作業が面倒。

それとパワーが無いので、針葉樹合板12ミリくらいなら切れるけど2×4材の38ミリ厚をカットしようとしても、なかなか切れない。

力を加えてジグソーを前に押しても切れないし、そんな切り方をすると切り口が曲がってしまい真っ直ぐ切れないし、場合によっては刃が折れ曲がるし、もう少しパワーのあるプロ用ジグソーが欲しいなあと前から思っていたのだ。

その購入資金を捻出するために今年に入ってから部屋の整理をしていて、不用品があれば躊躇する事なくヤフオクに出品している。

その結果、予想外に高値で売れた品物もあり、ジグソーの購入資金が確保できたのだ。

そして遂に買ってしまった。

では本題に入ろう。

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マキタジグソー4350FCTを買った

ワテが買ったのはマキタのジグソー4350FCTだ。

写真 マキタジグソー4350FCTのケース一式

ワテの場合、ケースは不要なのだがケース無しバージョンは売っていないので仕方なくケース入りを買った。

写真 マキタジグソー4350FCTのケースを開けた

マキタジグソー4350FCTの標準付属品一式は以下の通り。

• 六角棒レンチ(ベース収納)

• 刃口板 マキタ(Makita) カーフボード (刃口板) 415524-7

• ジグソーブレード(各 2 枚)

B-10(木工用):高速切断、仕上

B-22(鉄工用):軟鋼、非鉄金属、アングル・パイプ切断

BR-13(木工用):毛羽立ち防止

• カバープレート マキタ(Makita) カバープレート 417852-6

引用元 マキタ4350FCT商品説明

ジグソー買うなら100Vコード式か充電式コードレスか?

さて、ワテの場合、選択肢が沢山あると迷いに迷って決められないw

しかし、今回のジグソー購入に関しては、割と短時間で購入候補機種を決定出来た。

その理由はマキタ4350FCTのアマゾンでの評価が抜群に高かったからだ。

全部で500件くらいの評価があるが、それらの集計結果は5段階評価の5なのだ。

そんなに評価が高い電動工具は滅多にない。良くても4.5くらいだ。それが満点の5なので、これ買っとけば間違いないだろうと思って買ったのだ。

なお、コード式かコードレスかに関しては、ワテはコード式で十分なのだ。

なぜなら将来的にはこのジグソーにも集塵ホースを付けて自作サイクロン集塵システムに接続する予定なのだ。

ジグソーの電源コードはその集塵ホースと一緒にまとめる予定なので、コードの有無は殆ど操作性に影響しない。

それに100V式のほうが、常にフルパワーで動くのでそう言う点でも100V式が望ましいのだ。

ちなみに、このマキタ4350FCTはマキタ電子ジグソーの最上位機種なのだが、マキタとHiKOKIのジグソーの主な製品を一覧表にまとめてみた(下表)。

マキタ100V マキタ充電式 HiKOKI充電式 HiKOKI100V
マキタ(Makita) 電子ジグソー 4350FCT

4350FCT
マキタ(Makita) 充電式ジグソー 本体ケース付 JV182DZK

JV182DZK(18V)
HiKOKI(ハイコーキ) 36Vコードレスジグソー 木材・軟鋼板・ステンレス・プラスチック等切断用 蓄電池1個 充電器 ケース付き CJ36DA(XP)

CJ36DA(XP) (36V)
HiKOKI(ハイコーキ) ジグソー 木材135mm ステンレス3.2mm AC100V 無段変速タイプ 低振動 CJ160V

CJ160V
マキタ(Makita) ジグソー オービタル付 JV0600K

JV0600K
マキタ(Makita) 充電式ジグソー 14.4V 1.6mm ケース付・バッテリ・充電器別売 JV142DZK

JV142DZK(14.4V )
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 18V コードレスジグソー 充電式 グリーン 蓄電池・充電器別売り CJ18DSL(NN) 本体のみ

CJ18DSL(NN) (18V)
HiKOKI(ハイコーキ) ジグソー 改良型 木材90mm ステンレス3.2mm AC100V 無段変速タイプ CJ90VST2

CJ90VST2
マキタ(Makita) ジグソー M421

M421
マキタ(Makita) 充電式ジグソー JV101DSH

JV101DSH(10.8V )
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 14.4V コードレスジグソー 充電式 グリーン 蓄電池・充電器別売り CJ14DSL(NN) 本体のみ

CJ14DSL(NN) (14.4V)
HiKOKI(ハイコーキ) ジグソー 木材65mm 軟鋼板6mm AC100V 無段変速タイプ 集じん機接続可 FCJ65V3

FCJ65V3

表 マキタとHiKOKIのジグソー(100V式、充電式)の一覧表

上表において、上段が最上位機種、中段がミドルクラス、下段がDIY用だ。

もし皆さんもジグソーの購入を検討している場合には、この表を参考にして頂きたい。

なお、マキタのコード式ジグソー(上表左列)に関して前から一つ疑問があるのだが、型番が4350FCTとかJV0600KとかM421とか、全く関連性も規則性も無い型番なのだ。

一体全体なんでこんなヘンテコな型番を付けるのかな?

電動工具を購入した時にチェックするべき箇所

ワテも過去に色んな電化製品、電動工具を買った経験があるが、特に電動工具をネット通販で買う場合には注意が必要だ。

お店で買う場合なら現物を確認してから買えるが、ネット通販だとどんな品物が届くかは届いてみるまでは分からない。

中には、他のお客さんが返品した不良品がちゃんと整備もせずに送られて来るなんて事も時々有り得る。

なので、まずはジグソー本体を目視で入念にチェックした。

その結果、使用された痕跡は無いので一安心だ。

でも、念のために、下写真の電源コードが結束されている箇所をチェックすると良い。

写真 マキタジグソー4350FCTの電源ケーブルなどチェック

電源コードは束ねて結束されているので、その結束部分はコードの被覆に結束バンドが食い込んで凹んでいる。

もし一度でも結束バンドを外して再び結束した場合には、コードの凹み箇所がズレていたりするので、それを見れば一度開封済みかどうかの判定材料になるのだ。

上写真を見る限りは結束箇所はズレていないので、少なくともこのジグソーは結束バンドが外された形跡はない。

と言う事で、アマゾンで買ったマキタ4350FCTは新品未使用だろう。

ちなみに以前丸ノコをネット通販で買った時には、届いた丸ノコは明らかに一度誰かが使った痕跡があった。

金属製のベースプレートに手の指紋がベタベタと付いていたのだ。どう見ても製造組み立て時や梱包作業で付いた指紋には思えないくらい多数の指紋が付いていたのだ。それに組み立て作業なら手袋はするだろうし。

その時は、結局、気持ち悪かったのでその丸ノコは返品した。そして同じ製品を近所のホームセンターで買ったのだ。

写真 マキタジグソー4350FCTにB-10ブレードを付けてみた

ワテが使っていたDIY用の中古ジグソー

下写真がワテが今まで使っていた日立工機のジグソー(FCJ 55VA2)だ。

写真 ワテ使用中の日立工機ジグソーFCJ 55VA2

このジグソーは、リサイクルショップで中古で1800円くらいで買った記憶がある。

参考までに今回買ったマキタ4350FCTと日立工機FCJ 55VA2の主な仕様を比較してみる。

比較項目
  マキタ4350FCT HiKOKI FCJ 55VA2
ブレード種類  B タイプ(=ボッシュタイプ) ネジ貫通止めタイプ
ブレード固定方法 ワンタッチブレード交換(工具不要) ネジ固定(六角レンチ使用)
木材切断 135mm 55mm
アルミ切断 20mm 未確認
軟鋼板切断 10mm 5mm
傾斜切断 左右 0 ~ 45度(六角レンチ使用) 左右 0 ~ 45度(六角レンチ使用)
速度 可変(ダイヤル設定とトリガースイッチ引き量) 可変(トリガースイッチ引き量)
オービタル機能 有り(0, Ⅰ, Ⅱ, Ⅲの4段階) 無し
集塵機構 別売りダストノズル取り付けすると集塵ホース接続可能 無し
その他の機能 LED照明付き、ブロアー機能付き、定回転制御、ソフトスタート 無し

表 マキタ4350FCTと日立工機FCJ 55VA2の比較

まあやっぱりマキタ4350FCTは上位機種なので、木材なら135mmまで切断できる。それとオービタル機能付きなので、必要ならオービタル機能をONにすれば高速切断が可能だ。

ワテが4350FCTを選んだ理由はBタイプブレードが使える点と、135mmまで切断出来るパワフルな能力だ。

BタイプブレードはTシャンクとも呼ばれるが、要するにBOSCHのジグソーで採用されているブレード取り付け部分の形状だ。その形状がT字型に似ているのでTシャンクと呼ばれるらしい。

このBタイプブレード(Tシャンク)はワンタッチ固定式なので、ブレード刃の交換作業では工具を使わなくても出来るのだ。

それにBタイプブレードはブレードを手で持たなくても取り外せる。これは大きなメリットがある。

なぜなら使用直後のブレードは摩擦熱で物凄く熱い。うっかり手で持って交換しようとすると、アッチッチ!となるからだ。

マキタ4350FCTのベースプレートを傾斜させる

下写真ではマキタ4350FCTのベースプレートを45度傾斜させてみた。

写真 マキタ4350FCTのベースプレート傾斜は付属六角レンチを使う

下写真のベースプレート金属の中央付近にある六角キャップボルトを緩めると黒いベースプレートを動かす事が出来る。

写真 ベースプレートを前にスライドさせると水平になる

ベースプレートを少し後ろにずらすと傾斜させられる。

前に目一杯ずらすと水平になる。

その状態でも多少の遊びがあるので、下写真のようにスコヤで直角を確認しながら六角キャップボルトを固定する。

写真 マキタ4350FCTのベースプレートを完全スコヤで直角にして六角レンチでボルトを固定する

マキタ4350FCTの付属品やオプション品

下写真の透明な樹脂製のパーツは刃口板(カーフボード)と呼ばれる。標準付属している。

この刃口板(カーフボード)の役割は、切断時に毛羽立ちを防止するのだ。

もし切断中にカーフボード(刃口板)が外れる場合は、材料にジグソーのベースをしっかり当てて作業すると外れにくい。

下写真も標準付属品で、この樹脂製ベースカバープレートは、切断する部材に傷を付けないようにする為のものだ。必要に応じて、使えば良い。

以下の二点は、オプション品だ。

ワテの場合は、サイクロン集塵システムに接続したいので、まずはこのダストノズルを購入する予定だ。

あと、この円切り定規も買っておくかな。

マキタ4350FCTを使ってみる

ジグソーに付けるブレードの選択

ジグソーを使う場合には、ブレード刃の選択が重要だ。

切断する材料の材質、厚み、直線か曲線かなどを考慮して最適なブレード刃を選ぶのが、綺麗に切断する最も重要な作業になる。

マキア4350FCT付属ブレード刃(三種)やワテが追加購入したBOSCHブレード刃(二種)を下表に示す。

写真 名称 説明 ワテのコメント
マキタ(Makita) ジグソー・小型レシプロソー用ブレード B-10(5入) A-15768
マキタ純正Bブレード B-10 (木工用) 木材・合板の高速切断、仕上げ 2×4材はB-10が良く切れる
マキタ純正Bブレード BR-13(木工用) 5枚1組
マキタ純正Bブレード BR-13(木工用) 木材の毛羽立ち防止

針葉樹合板は切り口が毛羽立ち易いのでBR-13が良い

マキタ(Makita) ジグソー・小型レシプロソー用ブレード B-22(5入) A-15877
マキタ純正Bブレード B-22(鉄工用)

軟鋼、非鉄金属、
アングル・パイプ切断

まだ使っていないがアマゾン評価は高い
BOSCH(ボッシュ) 木工用ジグソーブレード5本組 T-308BO
BOSCH 木工用ジグソーブレード5本組 T-308BO 木材・合板 5~50mm
曲線切断向き
アマゾン評価が非常に高い
BOSCH(ボッシュ) 木工用ジグソーブレード5本組[T-308B]
BOSCH 木工用ジグソーブレード T-308B 木材・合板 5~50mm
直線切断向き
アマゾン評価が非常に高い

表 マキタ4350FCT標準付属ブレードやワテ購入のBOSCHブレード

上表の上の三つがマキタ4350FCT標準付属のブレードで各二枚ずつ付属している。

一方、下の二つは今回マキタ4350FCTジグソーを買った時に一緒にBOSCHのブレードも買ってみたのだ。曲線用と直線用だ。

BOSCHのブレードを選んだ理由は、この二つのBOSCHブレードがアマゾンの評価が非常に高いので買ってみたのだ。

その後、DIYカミヤ先生の動画にワテが買ったBOSCH超仕上げ替刃T-308BOとMakita B-19の比較動画を発見した。

カミヤ先生の実験結果では、Makita B-19のほうが若干であるが切断面が綺麗との事。

かつBOSCH T-308BOは真っ直ぐ切ろうとしても曲がりたがるとの事だ。そして切るスピードも遅いらしい。

あかんがなBOSCH

そうか、Makita B-19を買うべきだったw

カミヤ先生お勧めのマキタ B-19はこちら↴

ワテが「超仕上げ用」と言うキャッチフレーズに釣られて買ったボッシュ T-308BOはこちら↴

とは言っても他人の評価を無条件に信じるのは失敗の元なので、ワテも今後自分でいろんなブレードの切れ味を調査するつもりだ。

そして「ワレコ先生のDIY教室(仮称)」として華麗にYouTubeデビューするのだ!

ラワン合板24ミリを曲線カットしてみた

下写真はワテが卓上ボール盤や卓上スライド丸ノコを載せている自作の作業台だ。

その作業台を曲線カットしたのだ。

写真 マキタジグソー4350FCTにB-10ブレードを付けてオービタルⅠで曲線カットした例

上写真の作業台は12ミリラワン合板二枚重ねなので24ミリ厚だ。

元々は長方形の天板だったのだが、通路が狭いので上写真のように曲線状にカットして通路を広げたのだ。

4350FCTにマキタB-10ブレードを付けて、最初はオービタル無しで20cmくらい切断した。

でもそれだと切断速度が遅かったので、オービタルⅠにセットして再び切断作業を再開した。

その結果、サクサクと切断出来た。

もし日立工機のFCJ 55VA2で切ったとすると、刃が折れるとか、切断予定の鉛筆線からズレて行くとか、恐らく上手く切れなくてイライラしたと思う。

4350FCTジグソーをフレンチクリート収納する

下写真が以前にワテが自作していた日立工機FCJ 55VA2用のフレンチクリート収納棚だ。

写真 以前にワテが自作していた日立工機FCJ 55VA2用のフレンチクリート収納棚

その製作過程は以下の記事で解説あり。

【ワレコのDIY】フレンチクリート式壁面収納【HiKOKI 無段変速ジグソー専用棚完成】
写真 金具で引っ掛けるタイプもフレンチクリートと言うようだ。今回は木工で作る。ワレコもうすぐ春ですね。自称フレンチクリートの達人のワテがジグソーを壁面収納する棚を製作した。自宅木工作業部屋にフレンチクリートシステムを製作して僅か一週間くらい...

今後はこの日立工機FCJ 55VA2を使う機会は無いと思うので、この収納棚を4350FCT用に改造した(下写真)。

写真 4350FCT用に改造したフレンチクリート収納棚(ブレード刃を付けたまま収納できる)

上写真を見ると、改造前と改造後の違いは良く分からないと思うが、4350FCTは刃が長いのでジグソーを載せている水平板の位置を上に3cmくらい上げたのだ。

まとめ

ワレコ

木工DIYをやるならまずは丸ノコかジグソーがお勧めだ。

いきなり丸ノコを使うのが怖い人には、ジグソーがお勧めだ。

もしジグソーを買うなら安いDIY用ではなくて、オービタル機能付きのミドルクラス以上の製品をお勧めする。

もちろんブレードはワンタッチ交換のBタイプ(Tシャンク)に限る。

当記事ではワテが遂に購入したマキタ電子ジグソー4350FCTの製品紹介を行った。

高性能なジグソーに良く切れるブレードを付けて切断作業を行えば、切断面も綺麗に仕上げる事が出来る。

ジグソーは丸ノコよりも安全性が高いし、直線も曲線もカット出来るので、ジグソーを使いこなせれば木工DIYの様々な加工に応用できるだろう。

いろいろ作ってみたい作品があるので、このジグソーや他の電動工具を使いこなしてドンドンと作品を作りたい。

(続く)

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