ワレコ
先週末は木工作業部屋を少し改良した。
その内容を記事で紹介したい。
まあワテの備忘録だが。
では本題に入ろう。
木工作業部屋の改良作業 四カ所
下写真がワテの木工作業部屋の最新状態だ。当記事で紹介する改良を行った後の状態である。
図 2021年9月27日現在のワテの木工作業部屋のレイアウト
今回の改良では、以下の作業を行った。
- 部屋の奥にテーブルタップ(4口)を移動した(上図左端)
- サーキットプロテクタを使い易い位置に移動した(上図上部位置)
- フロアスイーパー(床のゴミを吸引する機構)を製作した(別記事で紹介予定)
- 自作サイクロン集塵機のブラストゲートが剥がれたので圧着し直した
などだ。
ブラストゲートが剥がれたので圧着し直した
まずは、下写真に示すワテ自作のサイクロン集塵システムに取り付けている3連のブラストゲートの一つが剥がれてしまったのでクランプで圧接し直した。
写真 ブラストゲートΦ65が剥がれたのでクランプで圧着する
このブラストゲートの貼り付けには、下写真のように黒いプチブルゴム製の防水両面テープを塗装コンパネ12mmの上に貼っている。
そのプチブルゴム製両面テープの上に下写真のようにΦ65ブラストゲートを2個、Φ100ブラストゲートを1個貼り付けている。
でも、貼り付け時には軽く手で押さえた程度だったので、重い透明パイプによる荷重が掛かって時間とともに徐々に浮き上がり、遂に剥がれてしまったようだ。
なので、先ほどの写真のようにF型クランプで圧着し直したので、たぶんこれで大丈夫だろう。
フロアスイーパー(床のゴミを吸引する機構)は別記事で紹介予定
フロアスイーパーを製作中なのだが、80パーセントくらい完成している。
後日、別の記事で紹介したい。
ちなみにフロアスイーパーとは下写真のような機構だ。
木工で発生した大鋸屑を箒(ほうき)で掃いてこのフロアスイーパーに押し込めば、サイクロン集塵機で吸引出来るのだ。
ワテの場合は、こんな感じのプラスチックパーツを買わずに木工で似たような構造の物を作った。
サーキットプロテクタを使い易い位置に移動
木工作業部屋では二個のサーキットプロテクタを壁面に固定していて、増設したテーブルタップの一括電源スイッチとして使っている。
サーキットプロテクタとは下写真のブレーカーみたいなやつだ。
この手の電材は新品で買うと高いけれど、リサイクルショップとかヤフオクなどで未使用新品が安く販売されている事もあるので、以前に数個入手していた。
まあこの手の電材はコンスタントに出品されるので、必要になったら時々ヤフオクなどで買うようにしている。
そのサーキットプロテクタは下写真のように卓上スライド丸ノコを載せている作業台の下に付けていたのだが、天板の下だとちょっと使い勝手が悪いので別の場所に移動した。
写真 作業台下に取り付けていたテーブルタップ(部屋奥へ移動する)とパイロットランプ
上写真ではサーキットプロテクタは写っていないがこの作業台の左側に取り付けていた。
元々この作業台天板は奥行が狭かったのだが、卓上スライド丸ノコを載せる為に奥行を20cmくらい増やしたのだ。その結果、最初に作業台を作った時に取り付けていたテーブルタップが天板の下奥に入ってしまったのだ。
上写真の卓上スライド丸ノコが欲しいワテである。
さて、そのサーキットプロテクタをONするとテーブルタップが通電すると同時に通電状態を視覚的に分かり易くするために、赤いパイロットランプが光るようにしていた。
そのサーキットプロテクタとパイロットランプをこの作業台の上にある棚の左端に移動した(下写真)。
ちょっとごちゃごちゃしているが、実用上はとても使い易くなったのだ。
写真 スライド丸ノコ用作業台の上に移動したサーキットプロテクタとパイロットランプ
このサーキットプロテクタをONすると、こちらの壁面にある二台のテーブルタップと、この後紹介する部屋奥に移動したテーブルタップの合計三台のタップの電源が通電する。
ちなみに上写真の目玉焼きのようなスイッチは、サイクロン集塵機の電源ON/OFFスイッチだ。
このサーキットプロテクタや目玉スイッチは作業部屋の丁度中央付近に取り付けたので、どの位置でDIY作業する場合でも、この目玉スイッチに手が届くのでサイクロン集塵機の電源ON/OFFがやり易いのだ。
でもやはり上写真ではごちゃごちゃなので見た目が悪いので、もう少しスッキリと改良したい。
3Dプリンタを活用してサーキットプロテクタやパイロットランプの固定ボックスを印刷するかな。
サーキットプロテクタやブレーカーを一括スイッチとして使っても良いのか?
まあサーキットプロテクタやブレーカーを電源スイッチとして利用するのはお勧めではない事は分かっているので、あくまで自己責任でやっている。
ワテの場合は、サーキットプロテクタの開閉時には、全ての機器のスイッチを切った状態でやっている。もしサーキットプロテクタが通電状態で何らかの電動工具が動いていて大電流が流れている時に開閉を行うと、接点にアークが発生して寿命を縮めると思うが、そう言う使い方はしないようにしている。
反対側の壁面にも同じサーキットプロテクタとパイロットランプを付けていて、それをONするとその壁面のテーブルタップが通電するのだ(下写真)。
写真 もう一つの壁面のサーキットプロテクタとパイロットランプ
なので、この木工作業部屋では二つのサーキットプロテクタの電源をOFFしておけば全ての機器の電源をOFFできるので分かり易い。
最近ならLEDタイプのパイロットランプも安いので例えば下写真のようなやつがお勧めだ。
ちなみに上写真のヒラヒラしているマスキングテープは何かと言うと、使おうと思って切ったけれど使わなかったので捨てるのは勿体ないので保管しているのだ。
物は大事に使わなくてはならないw
写真 先日RYOBI伸縮ホースを取り付けたサイクロン集塵システム
上写真のRYOBI伸縮ホースはネット通販で購入した。
単品状態時は約60cmで引き延ばすことにより約220cmまで伸び取り回しが向上。
収納時にスッキリまとまります。
引用元 モノタロウ
使わない時には60cmに縮むのでスッキリ。
部屋の奥にテーブルタップ(4口)を移動した
部屋の奥の棚に下写真のテーブルタップ4口を取り付けた。
このテーブルタップは元々は卓上スライド丸ノコのテーブルの下に取り付けていたやつだ。
写真 部屋奥の棚板に固定した四口のテーブルタップ
それを部屋の奥に移動して、冒頭で紹介したサーキットプロテクタ(場所を上に移動したやつ)に接続した。
もう少し広範囲に写したのが下写真だ。
写真 木工作業部屋の奥に追加した四口のテーブルタップ
ワテの場合、テーブルタップは抜け止め無しで接地付き三芯コンセントのみを使うようにしている。
抜け止め有りのテーブルタップは電動工具を使う時に抜き差しするのが面倒だし、差し込んでから捩じるのか、捩じってから挿し込むのか良く混乱するので嫌いなのだ。
ケーブルを固定するパーツを即席で自作
下写真のようにケーブルを固定するパーツを木工で作成した。
写真 自作木製サドルで固定したOAタップのケーブル
まあ、この手のケーブル固定には、例えば下写真のようなサドルを使うのが一般的だろう。
手持ちには無いし、ホームセンターに買いに行くのも面倒だし、使うのは数個だけなので木工で自作した。
写真 2×4材の端材を使って自作した木製サドル
ケーブルの太さはノギス実測で9ミリくらいなので下写真のように2×4材の端材にΦ10の穴を開ける。
写真 自作木製固定台に加工したい木片を載せる
小さな木片を手で持ってボール盤を使うのは危険なので、ワテの場合は上写真のような木製台座を作っている。
長さが異なる二本の2×4材を木工用ボンドで貼り合わせているのだ。
その木製台座の段々になっている場所に穴開けしたい木片をF型クランプで固定する(下写真)。
写真 自作木製固定台に被加工材をF型クランプで固定すると安定する
そうすると安定して穴開け作業が出来るのだ。
写真 自作木製固定台は素材が木なのでドリルが貫通しても刃先が傷まないのだ
完璧や!
完成した木製サドルを使って下写真のように電源ケーブルを固定した。
ああスッキリ。
まとめ
ワレコ
DIYは楽しい
当記事ではワテの狭い木工作業部屋の電源系統の改良作業を紹介した。
サーキットプロテクタ(あるいはブレーカーでも良い)をスイッチとして利用して、部屋に増設したテーブルタップを一括でオン・オフ出来るようにしているので、分かり易い。
テーブルタップは、部屋の四面の壁の全てに取り付けているので、コード式の電動工具を使う場合に作業性が物凄く良くなった。
例えばジグソーで板材を曲線カットしたい場合には、ジグソー本体の向きは色んな方向に回転移動する。
その時同時に自分自身の体もいろんな方向を向く。
そんな時には、場合によってはジグソーの電源コードが自分の体に絡まったり、あるいはジグソー本体に絡まったりする事がある。
そう言う時にはジグソーの電源コードをコンセントから抜いて、別のコンセントに挿せば作業がやり易くなるのだ。
部屋の四面の全壁面にテーブルタップがあると、そんな時にとても役立つ。
と言う事で、アホみたいに沢山のコンセント(OAタップ)を木工作業部屋の壁面に追加しているワテである。
この作業部屋の中のコンセントの差込口は全部で20個以上ある。
コンセントマニアのワテなのだ。
テーブルタップを買う
ワテが最も好きなタイプのタップが下写真のようなやつだ。挿し込み口が多くて、抜け止めではない普通のタイプが好きだ。
世の中の多くの人は、抜け止め付きの下写真のようなタップを使っているが。まあそれは好き好きだ。
下写真の個別スイッチ付、一括スイッチ付のタップはお勧めだ。
個別スイッチ付のタップは殆どが2Pプラグ用だが、上写真のやつは珍しく3Pプラグ版で個別スイッチ付なのだ。
かつ、一括スイッチ付なので、そのスイッチを切れば挿し込み口に刺さっている全ての機器の電源をON/OFF出来るので、安全だし節電効果も高い。
自称タップの達人ワテお勧めのタップだ。
(続く)
コメント