ワテの場合、2014年にいんきんたむしに罹った(かかった)。
物凄く重症ないんきんたむしだった。
股間の太ももの内側や陰嚢(いんのう、俗に金玉袋、皮袋)の周囲、そしてヘソの辺りまで、兎に角痒い。
手で掻くと、その瞬間は痒みが和らぐのだが、掻くのをやめると直ぐに痒みが襲ってくる。
もうどうにもならん。
シャワーを浴びたり風呂に入ると痒みが緩和されるので、痒くてたまらん時にはシャワーを浴びた。
夏場は冷水シャワーを患部に掛けるなどで痒みを抑えた。
しかしながら、それらの対策で痒みが止まるのはほんの10分くらい。
10分くらい経つと、今まで通り、猛烈な痒みが襲ってくる。
もう、あかん。
爪でひっかくと皮膚に傷が付くので掻く訳には行かない。
その代わりに、痒い患部を指で抓る(つねる)などして痒みを誤魔化した。
しかしそんなのも焼け石に水で、数秒後には再び猛烈な痒みがぶり返す。
その結果、抓った箇所が内出血して紫色に変色。
特に太ももの内側には、どす黒い紫色のまだら模様の内出血痕が多数出来てしまった。
Google画像検索 いんきんたむし 太もも (注意:気持ち悪い画像が表示されます)
ワテの場合は、上記のGoogle画像検索で表示されるいんきんたむしの患部の画像でも、特に重症と言って良い部類だった。
兎に角、太ももの内側が至る所が赤紫色なのだ。
もう、これは絶対に治らないんじゃ無いかと思うくらい重症だった。
この記事では、そんなワテの経験を元に、市販の水虫改善薬・いんきんたむし改善薬の売れ筋商品を調査してみた。
なお、ワテは医者でも看護師でも医療関係者でも厚生労働省職員でも無い。
英検四級くらいしか資格を持っていない普通の日本人だ。
従って当記事で紹介している内容は、あくまでワテの個人的な調査結果であり、何らかの医療機関や医学界からお墨付きの情報などでは無い。その辺りを十分ご理解の上で当記事を参考にして下さい。
素人が薬に関して記事を書く場合には、迂闊な事を書くと薬事法と言うのに違反する可能性もある。ワテの場合は、そう言う法律に違反しないように書いているつもりであはあるが、もし何かお気付きの点がありましたら、末尾にあるコメント欄からお知らせ頂けると有難いです。
では、本題に入ろう。
その前に、水虫薬・いんきんたむし薬の紹介。
では、本当に本題に入ろう。
水虫・いんきんたむしの知識
皆さんと同じく、ワテの場合もいんきんたむしの治療薬で良く効く薬を探そうと思ってネット検索をしまくった。
ワテが迷った事が幾つかある。
それは、以下の通り。
- 「たむし」、「ぜにたむし」、「いんきんたむし」など「たむし」と言っても沢山種類があるが、何なの?
- 「水虫用の薬」と「いんきんたむしの用の薬」は同じなのか?違うのか?
- 薬はクリーム状のものと液状のものとどっちが良いのか?飲み薬もあるし。
- いろんな殺菌成分(テルビナフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩、ラノコナゾール、ミコナゾール硝酸塩など)があるがどれが良く効くの?
- 何ヶ月くらい薬を使う必要があるの?
などであった。
「たむし」、「ぜにたむし」、「いんきんたむし」など「たむし」と言っても沢山種類があるが、何なの?
まずは、「白癬」のWikipediaを参考にした。
水虫・たむしの原因である白癬菌による病型は以下のように分類されるらしい。
体部白癬(たむし、ぜにたむし)
被髪頭部・手・足・股以外に生じる白癬菌感染症。股部白癬(いんきん)
股に生じる白癬菌感染症。頑固な白癬菌という意味で「頑癬」とも呼ばれる。足白癬(水虫)
足底・足の指の間に生じる白癬菌感染症。また水疱型白癬とよく似た症状で痒みの伴わない掌蹠膿疱症がある、こちらは無菌性で白癬とは関係がない。爪白癬(爪水虫)
手の爪・足の爪を侵す白癬菌感染症。一般的に「爪水虫」と呼ばれる。頭部白癬(しらくも)・ケルズス禿瘡(ケルズスとくそう)
頭部に生じる白癬菌感染症。毛嚢を破壊し難治性の脱毛症を生じるものはケルズス禿瘡と呼ばれる。
引用元 白癬のWikipedia
つまりまあ、原因は白癬菌で、感染した場所に応じて病気の呼び方が異なるようだ。
ワテの場合は股間に生じた白癬菌感染症だったので、股部白癬(こぶはくせん)と呼び、俗に「いんきん」と呼ばれるようだ。
「水虫用の薬」と「いんきんたむしの用の薬」は同じなのか?違うのか?
その点は良く知らない。
でも、ワテが幾つかの市販薬の説明書を見比べた限りでは、水虫用の薬であっても、用途としては、「水虫、たむし、いんきんたむし」と記載されている。
水虫もいんきんたむしも白癬菌が原因なので、どちらにも効くと思うのだが、あくまでワテの推測である。
もしかすると、「足の水虫専用」とか「股間のインキンタムシ専用」みたいな薬があるかもしれない。でもワテは見た事が無いが。
と言う事で、本件に関しては良く分からない。
薬はクリーム状のものと液状のものとどっちが良いのか?飲み薬もあるし。
ワテもこの件に関しては迷った。
水虫、インキンタムシ改善薬には、
- クリーム
- 液体
- 飲み薬
などがあるようだった。
たまたま見付けた以下のサイトが参考になる。
【佐久総合病院】| 佐久総合病院 | JA長野 厚生連 – 「高度医療と健康福祉の拠点を担う」地域に密着した長野県の総合病院 地域医療連携 救急
飲み薬だと、有効成分が効果的に爪に届くので、塗り薬の場合と比べ、治療期間がかなり短くなります。
引用元 佐久総合病院のサイト
なるほど。
ところが、飲み薬は良く効くらしいが以下の注意書きがある。
イトリゾールについては、副作用で肝機能障害があったり、相互作用(一緒に飲むと予期せぬ副作用がでたり、薬の作用が強まったり、弱まったりすること)を起こす薬が多いため次に示すようなメーカー作成の説明書をつけています。また、定期的な血液検査を行うことが義務付けられています。
引用元 佐久総合病院のサイト
ワテもインキンタムシ治療薬を探していて、飲み薬に関してはこんな記述をどこかのネット情報で見たので、飲み薬はちょっと怖くなりクリームを塗る事にしたのだ。
インキンタムシのクリーム状の薬なら薬局でも手軽に買えるし、ネット通販でも手軽に買えるからだ。
一方、液体タイプなら角質に浸透し易いと思うので、ワテが昔、足の水虫に罹った時には液体タイプを使っていた。
と言う訳で、飲み薬などの強力なやつを試したい人は、病院に行ってお医者さんに診察して貰うのが確実だと思う。
ワテは、取り敢えず自分でクリームを塗って治す事にしたのだ。
いろんな殺菌成分(テルビナフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩、ラノコナゾール、ミコナゾール硝酸塩など)があるがどれが良く効くの?
ワテの場合、こんなに沢山の選択肢があると迷いに迷って決められない性格だ。
白癬菌に対する殺菌成分の主な物。
- テルビナフィン塩酸塩
- ブテナフィン塩酸塩
- テルビナフィン塩酸塩
- ラノコナゾール
- ミコナゾール硝酸塩
ネットを必死で検索しまくってどの殺菌成分が一番効果がありそうなのか調査した。
医学の論文なども幾つか見た。
しかしながら、そんなもんをワテが見ても分るわけが無い。
と言う事で、ワテの場合は、アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピングなどのサイトで最も売れ筋の薬を選ぶ事にした。
その時にワテが選んだのはノバルティスファーマ社の「ラミシール」と言うやつだった。
ワテがインキンに罹った当時は、ラミシールは内容量が10グラムで実売価格が1000円くらいだったと思う(今も多分同じくらい価格かと思う)。いろいろ調べていると、そのラミシールと同じ成分で20グラムで1000円くらいの「ネクスト24クリーム(新生薬品)」と言うのがあったのでそれを買ったのだ(下図)。
図 ネクストクリーム24のチューブの大きさ見本
ネクストクリーム24は約10cmくらいのチューブ入りだ。中身は白いクリーム。
「ネクスト24クリーム(新生薬品)」を使ってみると、ワテの場合はインキンタムシに良く効いた。
でも、多分、他の殺菌成分を含む他社の薬でも効くとは思う。
なぜなら、各製薬メーカーが日夜研究して開発した医薬品だから、各種の実験で効能が有る事が確認されているはずだ。そう言う薬だから、どこのメーカーのものでも効くとは思う。
要するに試してみなくては分からない。
だったら、大勢の人が買っている人気商品を選んでおけば取り敢えずは良いだろうという感じだった。
何ヶ月くらい薬を使う必要があるの?
これは、症状の重さにもよるので何とも言えない。
一般には、水虫などは何ヶ月も薬を塗り続ける必要があると言われているし。
ワテの場合も、昔、水虫に罹った時には何ヶ月も薬を塗った記憶がある。
なので、ワテがインキンタムシに罹った時にも、最低でも三カ月くらいは薬を塗るつもりで、「ネクスト24クリーム(新生薬品)」を10本まとめ買いした。
たしか、2本、3本、4本、5本のセットがあったと思う。
まとめ買いすると送料も一回で済むのでお勧めだ。
以下では、市販の水虫・いんきんたむし改善薬の主なものを調べてみた。
市販の水虫・いんきんたむし改善薬の主な物
以下の表は、アマゾン、ヤフーショッピング、楽天市場などの大手ショッピングサイトで売れ筋の水虫・いんきんたむし改善薬の売れ筋のものをワテの独断で選んだものだ。
表 水虫・いんきんたむし改善薬の主な10製品
もちろん、上表に記載した薬品以外にも多数の製品がある。
ワテの場合は、表末尾の「ネクスト24クリーム」を購入して使った。
内容量も20グラムと、他の商品と比べて多目だったので、庶民派には嬉しい。
「第2類医薬品」と「指定第2類医薬品」の違い
薬には、「第2類医薬品」と「指定第2類医薬品」と言う分類があるようだ。
上表の多くのものは、「指定第2類医薬品」になっている。
で、一体全体「指定第2類医薬品」とは何かと言うと、ワテは全く知らない。
ネット検索でたまたま見付けた厚生労働省のサイトにあったPDFを引用する。
指定第2類医薬品について
1.定義等
平成25年2月27日資料1一般用医薬品のインターネット販売等の新たなルールに関する検討会(第2回)
(1)第2類医薬品※のうち、特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの(薬事法施行規則第210条第5号)
※ 第2類医薬品:その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生じるおそれがある医薬品
(2)指定第2類医薬品ができた経緯
○ 厚生科学審議会医薬品販売制度改正検討部会(平成16年5月~平成17年12月)において、
・第2類と相対的リスクの評価は同じだが、相互作用又は患者背景において特に注意すべき禁忌があり その要件に該当するものが服用した場合に 健康被害に至るリスクが高まるものや 使用があり、その要件に該当するものが服用した場合に、健康被害に至るリスクが高まるものや、使用方法に特に注意すべきもの
として、小児や妊婦が禁忌とされている成分、相互作用や過量投与により心停止のおそれのある成分、習慣性・依存性がある成分として、合わせて18成分(当初)が選択をされ、これらについては、陳列方法を工夫する等の対応が望ましいとされた。
○ これを踏まえて、医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会(平成20年2月~7月)においては、販売時の情報提供を行う機会をより確保できるような方法により陳列・販売されるよう、指定第薬陳情範陳第2類医薬品を陳列する場合には、情報を提供するための設備から、一定の距離の範囲内に陳列することとされた。
引用元 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002w4wd-att/2r9852000002w511_1.pdf
う~ん、良く分からんが、あくまでワテの解釈では、「第2類医薬品」よりもリスクの高い薬が「指定第2類医薬品」と言う事か?良く効くかも知れないが、何らかの危険性があるかも知れないと言う事かな?
あくまでワテの解釈なので、皆さんは専門家の意見を参考にすると良いだろう。
市販の水虫・いんきんたむし改善薬に入っている成分の比較
ワテの調査では、市販の水虫・いんきんたむし改善薬に入っている水虫の原因菌(白癬菌)を殺菌する成分には以下のものが有った。
- テルビナフィン塩酸塩配合
- ブテナフィン塩酸塩
- テルビナフィン塩酸塩
- ラノコナゾール
- ミコナゾール硝酸塩
最初に紹介した10種類の市販薬に対して、これらの殺菌成分(表背景ピンク)の種類や分量、あるいはそれ以外の成分(表背景薄緑)も比較してみた。
表 水虫・いんきんたむし改善薬の10製品の成分・分量(引用元 それぞれの薬の商品説明)
上表に於いて、10番目にある「ネクスト24クリーム20g」はワテが使ったやつだが、殺菌成分はテルビナフィン塩酸塩だ。
テルビナフィン塩酸塩が入っている薬は他にも、
- ラミシールATクリーム 10g
- ラミシールDX 10g
- ラミシールプラスクリーム 10g
- メディータム水虫クリーム 20g
- ダマリングランデX 15g
など沢山あるので、ワテの場合には「テルビナフィン塩酸塩」が入っている薬は良く効くのかなあと素人判断だが考えた。
一方、上表の下部にある背景が黄緑の薬品はかゆみの鎮静成分などだと思う。
例えば、ラミシールは三製品がある。
そのうち「ラミシールATクリーム」は「殺菌成分」のみで、「かゆみ鎮静成分」は入っていない。それは上の表からも分る。
ラミシールの種類 | 成分 |
ラミシールATクリーム | 殺菌成分のみ |
ラミシールプラスクリーム ラミシールDXクリーム |
殺菌成分+かゆみ鎮静成分 |
表 ラミシールATと他のラミシールとの成分の違い(引用元 ラミシールの説明書)
まあ、兎に角、こんなに沢山の薬品名が出て来ても、化学や薬学の知識が乏しいワテにはサッパリ分からない。
気になる人は、自分で調べて下さい。
あるいは、薬の説明書に記載されている各製薬メーカーの問い合わせ先に質問するのが確実だ。
殺菌成分以外の添加物
水虫・いんきんたむし改善薬の説明書を見ると、これらの殺菌成分とは別に、多数の添加物が入っている。
下表は、それらの添加物を表にまとめたものだ。
データは各薬品の説明書から引用した。
慎重に値を転記したつもりではあるが、入力間違いなどあるかも知れないのでご注意下さい。
表 市販の水虫・いんきんたむし改善薬10種類の添加物の比較(引用元 各薬の説明書)
どの添加物がどんな効果があるのかは、ワテは全く知らない。
少し調べた限りでは痒み止めの成分が入っている場合が多いようだ。
でも、その他の成分も色々入っていると思うので気になる人は各自調査して下さい。
ここまでの結論としては、まあ、各社の水虫・いんきんたむし改善薬について詳しく調べれば調べるほど、訳分からんと言う事だ。
今現在、水虫やいんきんたむしで痒くてたまらん人は、どれでもいいから薬を買って試してみるのが良いだろう。
あるいは自分の症状が本当に水虫やいんきんたむしなのか疑問がある人は、病院に行って皮膚科などの専門医に診察して貰うのが良いだろう。
水虫・いんきんたむし改善薬を買う
アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピングで水虫・いんきんたむし改善薬を買おう。
「水虫 いんきんたむし」のキーワードで検索してみた。
ちなみにワテがインキンタムシ治療に使って三カ月塗り続けたら無事にインキンタムシが完治したのがこのネクスト24クリームだ。
これは5個セットだ。1個~5個までのセット販売もあるが、水虫やインキンタムシの治療には最低でも2~3カ月くらいは薬を塗り続けるのが良いと言われているので思い切って5個セットを買うのがお勧めだ。
ネクストクリーム24はこのアマゾンランキングには出て来ないかも知れないが、名前で検索すると見付かるだろう。
ワテの場合、ネクスト24クリームが良く効いて8本塗ったら三カ月で完治した。
でも、皆さんに効くかどうかは分からない。
まとめ
ワテの場合、2014年にいんきんたむしに感染した。
ワテの場合には、自分で薬を塗ったら三カ月くらいで完治した。
水虫やいんきんたむしは製薬メーカーが日夜研究して最新の医療技術に基づいて良い薬を沢山販売しているので、どこのメーカーの薬が一番良く効くなんてのは、たぶん無いだろう。
もし、どこか一社の薬のみが圧倒的に良く効くなら、ネットでも話題になっていると思うし。
そうではなくて、現実は、各社の製品がネットショッピングサイトなどの売れ筋ランキングでしのぎを削っている訳だから、どの薬でも効果はあるとワテは思う。
いずれにしても、薬を使う場合はその薬の取扱説明書に記載されている注意事項を良く読んで処方すべきだ。
また、何か異常を感じたら使用を中止してお医者さんに行くのが良いだろう。
水虫専用の薬(頭皮、股用もあり)
痒くてたまらない人は、迷っている場合では無いので、どの薬でもいいから塗りまくるといいかも。
でも、最もお勧めなのは専門医に診察して貰う事だろう。
いんきんたむしの場合には、患部(局部)をお医者さんや看護師さんに見せるのが恥ずかしいと思って病院に行くのを躊躇している人も多い。
そんな心配は無い。医療関係者はそんなのは毎日見ている訳だから、何とも思わない。
気にしているのは貴方だけだ。
では、皆さんの水虫やいんきんたむしが完治する事をお祈り申し上げます。
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