ワテの場合、学生時代にはジャケットなどは着た事が無かった。
例えばこんなジャケット。
こう言うのは、大人になったら着るのかなあ?と思っていた。
ちなみにこの商品は、
と言うやつだ。
HARRIS TWEED ( ハリスツイード )とは、 スコットランドで生産されている有名なウール生地だ。このラベルがあると、それは純正のハリスツイード生地を使って縫製されているジャケットという意味だ。
こう言うのを一着持っていると秋冬に着用する機会が多いので重宝する。
引用元 ハリスツイードのWikipedia
上のモデルさんの左腕の袖口のところにこのラベルが縫い付けてある。
初めてジャケットを買う人は、こんなジャケットを買ったらこのモデルさんのように袖口にこのハリスツイードのラベルを付けたまま着るのかなあ?などと勘違いする人も居るだろう。
そんな奴おらんだろ!と言っても、ワテは実際にそんな着かたをしている人を見た事がある。
まあ、ファッションの上級者の人は、
「ワテのジャケットはハリスツイードでっせ!」
みたいにアピールするそんな着こなしをする場合もあるのかも知れないが、一般の人は、袖口にデカいラベルを貼ったままジャケットを着るなんて言う真似はしないほうが良い。
お馬鹿さんだと思われるだろう。
そのお馬鹿さんは実はワテです!?
その後、ワテの場合には、社会人になってスーツを買って、ジャケットやブレザーも着るようになった。
初めてスーツやジャケットやネクタイなどを買う場合には、右も左も分からないので取り敢えず店員さんに勧められるままに買った記憶がある。
その後、色んな失敗を経験して最近では気に入ったものしか買わないようになった。
体形が大きく変わらない限り、スーツ、ジャケット、ブレザーなどは何年でも着られる。
この記事では、スーツ、ジャケットを初めて買う人向けにワテの失敗談を交えながらお勧めの方法を紹介したい。
なお、ワテの場合、服飾評論家でも無いし、ファッションデザイナーでも無いし、ファッションモデルでも無いし、単なる日本人なのでワテの解説が正しいかどうかは皆さんで判断して下さい。
いちおう、ワレコ関西とかドンワレコとか名乗ろうかな!?
では本題に入ろう。
スーツを買うなら濃紺が無難かな
最初にスーツを一着買うなら濃い目の紺色のスーツがお勧めだと思う。
黒に近いくらい濃い紺でも良いだろう。
例えばこんなやつ。
逆にあまり明るめの紺色だと、なんだか見た目が軽い感じがするし、カジュアルな印象になるだろう。
濃紺のスーツなら、卒業式、会社訪問、社会人スタート、何にでも使える。
中には灰色のスーツを着る人もいる。
まあ、紺色に飽きたら灰色もいいかも知れないが、その場合もワテとしては濃い目の灰色をお勧めしたい。
例えば下の商品写真は濃紺だが、色違いでチャコールグレー(黒に近い灰色)もある。
余り明るい灰色だと、夏場には涼しげに見えるのでいいかもしれないが、逆に言えば夏場以外に着用する機会が無いだろう。
日本の気候だと、夏場の暑い季節用に薄手の素材のスーツ、それ以外の秋冬春の三シーズン用に普通の厚さの生地のスーツを着ると良いだろう。
冬用だからと言って、アホみたいに分厚い素材のスーツはお勧めしない。
通勤通学時には暖かいかも知れないが、電車や建物の中に入れば暖房が効いているので、普通の厚さの生地でも十分暖かい。逆に分厚い素材のスーツだと動きづらいし汗をかき易いし。
それに真冬ならスーツの上にコートやダウンジャケトを羽織るので、普通のスリーシーズン用スーツくらいの素材でも十分だ。
スーツは何着必要か?
ローテーションを考えると、
三シーズン用 3~4着
夏用 2着くらい
が最低限必要だと思う。
スーツの場合、上着よりもパンツ(ズボン)のほうが劣化が速い。
- 例えば裾が擦り切れる。
- 尻が擦れて破れる。
- 脚の膝が当たってパンツの膝の部分が膨らむ
などかな。
スーツの場合、パンツが破れてしまうと上着だけを使い回すのは難しい。
似た様な色柄のパンツを買ってくるという人もいるかも知れないが、やはり上下で微妙に色が違うと違和感があるし。
そう言う場合には、替えズボンが二本付いているタイプのスーツを買うと、一本のパンツを毎日履くよりも倍以上長持ちさせる事が可能だ。
あるいは、そのお店の定番商品を買っておけば、数年着用してパンツが破れても同じ型番のパンツだけを単品で購入する事が可能な場合もある。
あるいはデザインにもよると思うが濃紺のスーツなら、上着の部分をブレザーみたいな感覚で着こなす事は可能な場合もあると思う。
あるいはボタンを金ボタンなどに変えて紺色のブレザーっぽく作り替えるなどでも良いだろう。
スーツの手入れ
まず、スーツを長持ちさせるコツだが、ワテの経験では以下の通り。
- 毎日同じスーツを着ない。同じスーツを着るなら最低限三日くらいの期間を開ける。
- なので、3~4着はスーツを買いたい。
- クリーニングに出す頻度は、上着はそのシーズンの終わりに一回くらいで良いと思う。
- つまり春に一回、夏に一回、秋に一回、冬に一回(ワテの場合)
- パンツは、アイロンの折り目が消えてきたらクリーニングに出すかな(1~2カ月に一回くらいか)
- ネクタイはクリーニングに出す必要は無い。居酒屋で酔っぱらって汚れた場合はクリーニングに出すが、ネクタイは汚さないように注意して使うのが基本だ。
- スーツはしっかりしたハンガーに掛ける。クリーニングに付いてくる針金ハンガーは形が崩れるので不可。
- 椅子に座ったり、しゃがんだりする場合に、パンツの膝が引っ張られるとパンツが劣化しやすいので、座る前にパンツの太ももの辺りを摘まんで上に引っ張ってから座る。
- そうすると生地の膝の部分が傷みにくいので長持ちする。
- ブラシ掛けはそんなにやらなくても良いと思う。ワテの場合は、埃や毛クズが付いた場合に軽く掛ける程度だ。
例えばこんなハンガーを買っておくとスーツが長持ちする。
素材はプラスチックで十分だ。木製の高級なハンガーもあるが、重要なのは材質ではなくて形だ。太目で肩幅が広く、丈夫そうな作りのハンガーがお勧めだ。かつ、ズボンを掛ける機構があるので、そう言う点でもこの製品はお勧めだ。
でも、ハンガー一個に数百円の出費を高く感じる人がいるかも知れない。
ワテの場合も最初はそんな気がしたが、ハンガーなんて普通に使っていれば壊れる事は無い。
一度買えば10年でも20年でも使えるだろう。なので、そう言う風に考えれば四個で2,000円くらいの価格ならそんなには高くは無いと思う。
スーツのボタンの数や位置
シンプルな男性用のシングルスーツ
スーツやジャケットにはボタンの数や位置が異なるものも多い。
例えば、三つボタンとか二つボタンなど。
同じ二つボタンでもそのボタンの位置が上に有る物、下に有る物など、いろんなデザインがある。
まあ、そう言うのは好き好きなので自分の好みで決めれば良いと思うが、ワテの場合には上のイラストのように三つ釦の上二つ掛けが好みだ。
理由は、二つボタンより三つボタンのほうが胸元のVゾーンが狭いので、カチッとした印象になる。逆に二つボタンでボタンが下のほうにあるデザインだとVゾーンが大きく開いているので、何だかだらしない感じと言うか、ラフな印象を受ける(ワテの勝手な印象だが)。
そう言う理由で三つボタンタイプが好きなのだ。
スリーピースはいつ着るのか?
スリーピースとは、スーツの上着、パンツ、そして、上着の下に着るベスト(チョッキ)だ。
スリーピースの歴史的背景などは知らない。
政治家とか公務員、銀行、警察官などの堅い職業の人がスリーピースを着ていると、カチッとした印象を与える事が出来ると思うので、そう言う目的で着る人も居るだろう。
あるいは、冬場なら重ね着する事で暖かいと言う、実用的な効果を求めてスリーピースを着る人も居ると思う。
ワテの場合、スリーピースは着ない。なぜなら、沢山のボタンを留めるのが面倒なので。
まあ、面倒な人は、全部のボタンを留める必要は無いと思うが。
コートについて
コートは種類が多い。
丈の長いロングコートや、短いショートコート、その中間くらいの丈のコートもある。
またデザインも多い。
- チェスターコート(ウール、カシミア、その他)
- ラグランコート(ウール、カシミア、綿、その他)
- ダウンジャケット(羽毛、綿、その他)
- レザーコート(牛革、豚革、羊革、その他)
チェスターコートとは上図のようにコートの肩に腕の部品が縫い付けられている部分が、スーツと同じような構造になっているタイプだ(とワテは理解している)。
なので、肩の部分が角ばっている。
それに対して、肩の部分が丸まっているタイプのコートもある。
こんなやつだ。
ステンカラーコートとかラグランコートとか言われるやつだ。
それ以外にも、下図のようなトレンチコートもある。
(バーバリー) BURBERRY トレンチコート/WESTMINSTER ウエストミンスター [並行輸入品]
と言う奴だ。これは女性物だが、男性物もある。バーバリーなどが有名だ。
でもワテの場合、トレンチコートは嫌い。理由は、ボタンが沢山あってごちゃごちゃしていて着るのがややこしそうなので。でも実際に着た事はないので、着てみると意外に良いのかも知れない。それにトレンチコートは世界的に有名だし。
まあ色んな種類のコートがあるが、この辺りは好みの問題なので自分の好きなスタイルや素材を選べば良いだろう。
要するに防寒着としての機能が有れば良い。必要ならそこに自分好みのデザイン性を求めれば良い。
でもまあワテのお勧めはダウンジャケットだな。
冬山登山用みたいなモコモコに膨らんでいるダウン(下図)だと、スーツの上に着ると見た目が変だけれど、そこまで分厚く無くても薄手のダウンジャケットタイプのコートでも十分暖かい。
図 ダウンジャケットで着ぶくれしている人
ワテのお勧めのコートはダウンコート
例えば、ワテお勧めのダウンジャケットタイプのコートはこんなやつ(下図)。
何と言ってもダウンジャケットは羽毛なので軽いのだ。
冬場は下着も着込むし、厚めの生地のスーツを着て、さらにその上に重厚なウール素材のロングコートを羽織ると物凄く肩が凝る。
そんなのは全く気にならないと言う人もいるかもしれないが、一般にはやはり肩が凝る人が多いと思う。
ワテもそんな感じ。
それで結局ワテの場合には、ハーフコートくらいの長さの薄手のダウンジャケットタイプのコートを着用する事が多い。
ダウンジャケットは、高いものだと何万円もするけれど、数千円台の製品でも十分暖かい。
まあ確かに高級な羽毛布団とか、高級なダウンジャケトには最高級の〇〇産の羽毛が99%以上みたいなキャッチフレーズで売られているのかも知れないが、ワテの場合そんな高級品は使った事は無いが、近所の量販店で売っている数千円台のダウンコートでも十分暖かい。
スーツのサイズの選択
スーツ売り場に行くと
A体、B体、AB体、YA体みたいな表示がある。
あるいはS、M、L、LLみたいな表示の場合もある。
スーツ初心者の人は、まず、このサイズ表記に付いて良く理解しておくと良い。
とは言っても、そんなには難しく無くて、とても簡単だ。
- A体とは標準体型 (平均的AverageのAかな?違うかな)
- B体とは太っている人向け (ぶっといのBか?)
- AB体はAとBの中間くらいの体形、なので若干太っている人向け (AとBの中間)
- YA体は、逆にA体よりも細目の人向け、なので少しやせ気味の人向けだ。 (痩せたのYにAか?)
まあカッコ内()のようにワテ流で覚えておくと良いだろう。
それぞれのスタイルに数字が付く。
具体的に言うと、A体の場合なら、
A3, A4, A5, A6, A7, A8, A9などか。
数字が大きくなるほど身長、胸周り、腰回りが増える事になる。
なので例えば標準体型の人の場合、自分のサイズがA3~A9のどれに該当するのか把握しておく必要がある。
サイズ | 身長[cm] |
A4 | 165 |
A5 | 170 |
A6 | 175 |
A7 | 180 |
A8 | 185 |
このA体、B体、AB体、YA体と言う表示はJIS規格で決まっているので、異なるメーカーのスーツでも例えば同じA6と言うサイズなら大体同じくらいのサイズとなる。
ただし、全く同じでは無いので、〇〇社のA6サイズのスーツを買ったら自分にピッタリだったので□□社のA6サイズのスーツも自分にピッタリに違いないと思うとそれは間違いだ。
つまり、スーツは店頭で試着して買うのが基本だ。試着せずにネット通販でスーツを買うのは失敗する可能性が高いと思う。
でも、いつも買っているブランドの定番商品なら、スタイルが大きく変わる事は無いだろうから、そういう場合にはネット通販でも良いかもしれない。
スーツを買いに行く時の注意
さて、初めてスーツを買う人は売り場に行って店員さんに自分のサイズをメジャーで測ってもらうと良い。
身長は自分で知っている訳なので、あとは胸周り(胸囲)、腰回り(ウェスト)、股下と、ワイシャツの首回りと袖丈だ。
それで自分が例えばA6体で首回り38㎝の袖丈82cmなどの寸法だと言うのが分るのでそれは覚えておくと良い。
上のシャツの場合、そのサイズが下図に示すように 39/80と記載されている。
首回り39cmで袖丈80cmと言う意味だ。
詳しい人に付いて来て貰うと良い
さていよいよスーツを買う訳だが、ワテの経験で言うと、初めて買いに行く人はスーツに詳しい友人に付いて来てもらうのが良い。
一人で買いに行くと、店員さんに勧められるままに適当に商品を選ばれてしまって、失敗する事も多い。
例えば、スーツを買うならサイズ表記がS、M、L、LLの四種類しか無いものよりも、A3~A9のように十種類くらいのサイズ違いがあるものから選ぶ方が自分の体形に合ったものに出会う確率が高い。
でも、そんな事を知らずにお店に買いに行って、Mサイズを着たらちょっと上着が小さめできついかなあ、それでLサイズを着たら余裕はあるのだが、逆にサイズが少し大き目かも知れない。でもその中間のサイズは無い。
ところが店員さんの立場なら、お客さんに商品を売るのが商売なので、多少サイズが大きめでもこのLサイズがお似合いですよって言う感じで商品を勧めるだろう。
それを信じて少し大き目のLサイズを買ってしまうと失敗する可能性が高い。
体形に合ったスーツの見分け方
スーツは着る人の体形にピッタリフィットしてこそ美しく見えるのだ。
サイズが大きめのダボダボのスーツを着ていると、美しく無いし。
なので、スーツを買うならJIS規格のA、AB、B、YA、BBと言った表記の製品の中から選ぶのが良い。
特に輸入物の外国ブランドの商品を買う場合には注意が必要だ。それらの多くはサイズ表記がS, M, L ,LLと言った四段階表示が多く、かつ、体型的にも外国人向けにデザインされているものが多い。つまり細身で背が高くて、手足が長い欧米人が着ると似合うのだが、日本人でそんなデザインが似合う人は少ない。なので、買うなら国産メーカーの製品から選ぶと失敗が少ない。
さて、サイズはピッタリなのだが、それだけでスーツの良し悪しを判定してはいけない。
直立して両手を下げている姿勢では違和感が無くても、実際の状況ではスーツを着て仕事をする訳なので体を動かすのだ。
なので、腕を上に上げてみるとか上体を前に倒してみるとか、逆に後ろに反ってみるなど、体を動かしてみる事が重要だ。
そう言う動きをした場合に、腕が動かし辛いとか、何か欠点に気付く場合がある。
そう言うスーツは買わない方が良い。
でも、そんな場合にワンサイズ上げれば動き易くなるんじゃないの?と早合点するのも間違いだ。
あるいはA6のスーツで少し動き辛いのでAB6にすると良いと早合点するのも良くない。
直立姿勢ではA6でピッタリなら、あなたに適しているサイズはA6の可能性が高い。
それを安易にAB6の幅広スタイルにすると、見た目がおかしい場合が多い。
確かにサイズが大きくなればゆとりが増えるので体は動かし易い。
でも、サイズが合わないスーツは見た目も変だから買わない方がよい。
じゃあどんなスーツが良いの?って言う疑問が湧くと思うが、ワテの経験で言うと、自分の体に合っているスーツの場合、サイズ的にもピッタリで、かつ、体を動かしても特に違和感なくいい感じで腕も動くし、どこかがキツく感じるなども無い。
そんなスーツが自分の体形に合っているスーツだ。
まあ、一軒目の店で合う商品が無くても、数軒~10軒くらいのお店を回れば、そんな感じでピッタリと自分の体形に合うものが見付かるだろう。
柄の入った生地のスーツ
ストライプとかグレンチェックとか色んな柄のスーツがある。
まあ、お洒落な人は色んな柄を試すと良いと思うが、ビジネスの場面では無地が無難だろう。
もし無地以外で選ぶとしても、薄目のストライプくらいが無難だろう。
あまり派手な柄のスーツはカジュアルな雰囲気になるので、そう言う目的で買うならそれはそれで良いと思う。
いいや、俺は他人と同じのは嫌だ。
そんな人は、思い切ってこんなストライプも良いかも知れない。
麻生太郎さんが着たら良く似合いそうな柄だ。
もちろん帽子はボルサリーノで。
なお、上の商品のスーツはダブルのデザインだ。
つまり上着の前身頃の重なる部分が多くてボタンが縦に二列になっている。
迫力のあるスタイルだと思う。
この辺りも好みの問題なので、好きな人は着てみると良いだろう。
会社訪問でストライプ柄でダブルのスーツで行けば、相手に強烈な印象を与える事が出来ると思う。ただし合否に関して効果があるかどうかはワテには分からない。
ジャケットを買う
ジャケットとは、スーツの上着みたいなものだが、上着だけを単品で売っている。
なので、パンツ(ズボン)は自分で好きに選んで合わせれば良い。
この辺りは着る人の好みの問題なのでどんなパンツを選ぶのかは自由だ。
特に決まりは無いと思う。
でもまあ、無難なのは
春、夏ならベージュ系のチノパンなどかな。
秋、冬なら濃い目のウール素材のパンツかな、例えばチャコールグレーとか濃い目の茶色とか。
あるいはジーンズでも良いかもしれない。
ジャケットの柄の関して
初めてジャケットを買うなら、あまり目立つ柄が入っていないほうが良いだろう。
無地とか目立たない柄が少しある程度のジャケットが無難だ。
例えばこんな感じ。
シップス(メンズ)(SHIPS) SC: ultrasuede(R) 2ボタン エアリージャケット
あるいはヘリンボーン柄のオーソドックスなツイードのジャケットならこんな感じ(下図)。
上の商品は(ビームス) BEAMS / BEAMS PLUS / ハリスツイード 3B ジャケット 11161163803
だ。
ワテの場合、例えば下図のような目立つ柄のジャケットは着こなす勇気がない。
上の商品はグレンチェックと言う柄だ。
もっと目立つ柄が好きな人は、こんな柄でも良さそう。
ウインドウペンと言う柄だ。
注意事項としては、こんなに目立つ柄のジャケットを着ていると大変目立つので、ジャケット以外のシャツとかパンツとか時計とか靴とかの身に付ける物を上手く組み合わせるテクニックが必要だ。
なので、そう言うのはファッション上級者になってから試すと良いだろう。
ジャケット初心者の人が行き成りこんな大胆な柄のジャケットを着て学校に行くと、友人に手品師とか漫才師とかに間違えられるかも知れない。
そう言う場合には、こんな小物をジャケットの内ポケットに隠しておいて、パッと取り出すと受ける事は間違い無い。
滑る危険性もあるが。
ジャケットの下に何を着るか?
ワテの場合には普通に襟付きのシャツを着る(下図)。
でも中には襟付きのシャツを着ない人もいる(下図)。
Tシャツやセーターの上に直接ジャケットを着る着こなしだ。
でもワテの場合には、襟付きのシャツを着て、その上にジャケットを羽織る普通の着かたしかしない。
何故なら、襟付きのシャツが無いとジャケットの襟が直接首に接するのだが、その感触が気持ち悪いから。それと、ジャケットの襟が汚れるので不潔だし。
まあ、その辺りは好き好きだが。
ブレザーを買う
ブレザーとは何か?
正式な定義は知らないが、ワテの理解では、主に紺色の生地に金ボタンが付いている上着だ。
紺ブレザー、略して俗に紺ブレとか言われるやつだ。
こんなやつかな。
この商品の場合にはボタンの色は銀色なので、金に比べれば落ち着いた感じに見える(と思う)。
ブレザーはどんな場面で着るのかと言うと、ワテの経験では、ビジネスの場面でも問題無いと思う。
あるいは、レストランなどで上着が必要なお店に行くなどの場面でも手軽にブレザーを着ても良いだろう。
ドレスコードとか言うやつかな。
ちなみに、上の商品のブレザーの場合、ポケットの形と数が左右で異なっている。
右側に大小二個のポケットがある。小さいほうのポケットはチェンジポケットと言うらしい。
チェンジポケットの本来の用途は、小銭を入れる為らしいが、そう言う本来の使い方をしている人も居るかも知れないが、多くの場合は単にデザイン上の好みだろう。
まあ、何も無いよりもこんな細工があるほうが遊び心が有ると言う感じかな。
節約派の人にはブレザーがお勧めかも
社会人の人で、スーツを買うとパンツが破れると上着の利用法が無いので、スーツは買わないと言う人がいる。
買うならブレザー、ジャケットなどの上着、そして、パンツは別に買って組み合わせるのだ。
まあ確かに、上着、パンツを別々に買えば、経済的ではある。どちらかが破損しても、もう一方は使えるので。
なので節約派の人はそう言う作戦も良いだろう。
でも、まあワテの経験で言うと、そんなに神経質になる必要は無いと思う。
ワテもスーツのズボンが擦り切れるくらい使い古したなんて言う経験は無いし。
出っ張っていた釘に引っ掛けて生地が破れたなんて言う事故のほうが多いと思う。
あるいは、箪笥や収納ボックスに入れていたら虫に食われたなんて言う方が多い。
ちなみに、虫食いや破れはカケハギと言う修理が可能だ。
数千円のスーツなら虫に食われても諦めて捨てるとか、虫食いいを気にせずに着ると言った選択肢もある。
でも、お気に入りの一張羅のスーツならもし虫に食われたらカケハギで修理してもらうのも良いだろう。
多分値段的には一万円くらいは掛ると思う。
ちなみに、防虫剤はタンスにゴンが有名だが、天然ハーブ入りのこんな製品がワテ好みだ。
あまり明るめの紺ブレは学生服に見るかも
学生服でブレザーを着ている人も居るだろう。
そう言う人は、ブレザーを着る事に慣れている訳なので、スーツ、ジャケットデビューも違和感が無いだろう。
でも、学生時代に一度もブレザーを着た事が無い人も多い。
普段はジャンパーとかブルゾンとか、そんなのばかり。
ワテもそうだった。
例えばこんな感じ。
まあ、暖かそうだけれど、作業服っていう感じだし。
ああ、この製品は元々作業服なのかな。
暖かそうで素材も丈夫そうなので実用性と言う観点では良さそう。
でも、この記事を読んだ皆さんはまず一着、ジャケットを買ってみるのが良いだろう。
まとめ
いつものプログラミング系の話題とは全く関係ないファッションの記事を書いてみた。
現在学生で、これからスーツやジャケットを初めて買ってみようと思っている人に少しでもワテのこの記事が参考になれば幸いである。
ただし、冒頭でも書いたように、ワテの場合にはファッションデザイナーでも無いし服飾評論家でも無いので、間違いや勘違いなども有るかも知れない。
今は季節は冬。
もしジャケットを一着買うなら、冒頭で紹介したハリスツイードのジャケットが無難でお勧めだ。丈夫な素材なので体型が変わらなければ何十年でも着られる。
あるいは古着屋さんに行くと英国から輸入した何十年も昔のハリスツイードの古着を売っている。それくらいに丈夫な素材なのだ。
では、これからスーツ、ジャケットデビューを予定している皆さん、ご健闘をお祈り申し上げます。
なお、ワテの記事を信用して、ヘンテコな買い物をしてしまい失敗しても、それは自己責任でお願いします。
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